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DX検定とは?受験までの流れや勉強方法・難易度を徹底解説!

2021.04.30

DX検定とは?受験までの流れや勉強方法・難易度を徹底解説!

近年のDXへの関心の高まりを受けて、デジタルトランスフォーメーションへの知識を深めたいと考えている方は多いのではないでしょうか。

一方で、DXについて学びたいと考えているものの、「何を学べばよいのか分からない」方も多いです。

そのような背景から、注目を集めている資格が「DX検定」です。

本記事では、DX検定の概要や受験までの流れ、勉強方法について解説します。

DX検定の受験を検討中の方は、ぜひご覧ください。

DX検定とは?

DX検定とは?

DX検定は、DX用語に関する知識を問う試験で、日本イノベーション融合学会が認定する民間資格です。

DXを実現するためには、デジタル技術を活用したビジネスモデルを構築する必要があります。

そのためには、デジタル技術に関する用語や概念について知っておかなければなりません。

日常生活の中では聞きなれない用語も多いため、DXプロジェクトを進める上で、意味を正しく理解しておくことは必須条件です。

DX検定は、デジタルトランスフォーメーションに関連する用語の理解度を計ることが目的です。

受験すると、自身のDX用語対する理解度を確認でき、ビジネスに実践的に活かせる利点があります。

加えて、DX検定には認定制度が用意されているため、一定以上のスコアを獲得した場合、名刺やプロフィールに記載できるメリットも。

検定を受けることで、DXに対する知識の幅を広げられるほか、理解を深めるきっかけになるでしょう。

DX検定の概要

DX検定の概要

検定は創設されて間もないため、試験の概要についてあまり知られていません。

検定はオンラインで実施され、60分で選択問題120問が出題されます。

まずは、DX検定がどのような試験なのかを解説します。

出題領域

検定の出題領域は、大きくビジネスと技術の2種類の区分に分けられます。

さらに、それぞれの区分は大分類・中分類・小分類に分かれており、DXに関する広範な知識が問われます。

大分類・中分類の出題領域をご紹介しましょう。

ビジネス

ビジネスの出題領域は以下の通りです。

大分類 中分類
次世代ビジネストレンド 社会イノベーション、技術イノベーション
戦略・理論(経営を革新させるIT) ビジネスイノベーション
理論・方法論 業務(仕組みとしてのIT) プロセス・イノベーション
商品(商品としてのIT) プロダクト・イノベーション
サービス(サービスとしてのIT) ビジネスモデル・イノベーション
IT機器(道具としてのIT) IT機器・サービスのイノベーション

参考:DX検定の「DXシラバス」

ヘルスケアや金融など、分野別のイノベーションに関する問題が出題されます。

また、IT技術の活用事例を問う問題も出題されます。

技術

技術では、6つの領域から出題されます。

大分類 中分類
ロボットとスマートマシーン ロボットとロボット技術、スマートマシーン
AIとソフトウェア AI、ソフトウェア
IoTとハードウェア IoT、ハードウェア
ビッグデータとデータサイエンス ビッグデータ、データサイエンス
クラウドとIT開発/運用 クラウドコンピューティング、 IT開発/運用
サイバーセキュリティとネットワーク サイバーセキュリティ、ネットワーク

参考:DX検定の「DXシラバス」

技術では、DXに活用されている技術に関する基礎知識が問われます。

AIやIoTなど、ITシステムを支える技術や基礎知識から出題されます。

DX検定は、小分類でさらに詳細な出題範囲が規定されているため、受験前に「DXシラバス」を必ず確認しておきましょう。

検定が考えるDX人財とは?

DX検定では、DX人財を5種類に分類しています。

イノベーション経営人財 経営にITを活用する経営者・専門家
イノベーションリーダー人財 DXを推進できるプロジェクトリーダー
デジタル技術人財 デジタル技術で価値を生み出す技術者
ビジネス人財 デジタル技術を活用して問題を解決する担当者
IT人財 IT技術を実装する技術者

DXの推進には、IT分野スタッフはビジネスの重要性を理解すること。

ビジネス分野のスタッフは、ITの必要性を知ることが重要です。

DX検定には、ITと経営の両方への理解を深めながら、DX人財の能力を高めていく狙いがあります。

DX検定では、DX人財をITと経営の融合領域の中心として位置付けています。

DX検定の難易度

DX検定の難易度

DX検定の難易度が気になっている方も多いのではないでしょうか。

ここからは、平均点とレベル認定のスコアについて解説します。

平均点

第6回「DX検定」(日本イノベーション融合学会*ITBT検定)検定結果と検定概要について」によると、DX検定の平均点は、1,000点中520点前後とされています。

500~600点が約30%ともっとも多く、次いで400~500点の受験者が全体の約25%を占めます。

また、600~700点の受験者は約20%で、700点以上の受験者は全体の10%以下です。

700点以上からハードルが高くなると考えてよいでしょう。

レベル認定

DX検定では、スコアに応じてレベル認定証が発行されます。

・800点以上:DXプロフェッショナルレベル
・700点以上:DXエキスパートレベル
・600点以上:DXスタンダードレベル

引用:DX検定(ITBT検定)とは?

認定を受けるためには、平均以上のスコアを獲得する必要があります。

加えて、レベル認定の有効期間は2年間です。

認定を受け続けるためには、2年ごとに受験する必要があります。

DX検定の受験方法

DX検定の受験方法

DX検定の開催日程や申し込み方法について解説します。

開催日程

DX検定は、年2回実施されます。

2021年現在、試験は1月と7月に開催され、4か月程前から申し込みが始まります。

試験時間は、13:20~14:20の60分間です。

ただし、試験の日時については変更になる可能性もあるので、必ず公式サイトを確認しておきましょう。

申し込みから受験までの流れ

検定の申し込みの流れは、法人と個人で異なります。

それぞれの申し込み方法について解説します。

法人

法人で申し込む場合の流れは以下の通りです。

  1. 公式サイトの受験申し込みページにアクセスし、「法人の方のお申し込みはこちら」をクリック
  2. お問い合わせフォームに申し込み者の情報を入力する
  3. 「見積書」と「注文書」を確認・入力して手続きを済ませる
  4. 受験用IDとパスワードが納品される
  5. 受験

参考:日本イノベーション融合学会*ITBT検定2021

請求書は、受験後に送られてきます。

法人で申し込んだ場合、受験者数が50名以上であれば、試験日を指定することも可能です。

50名を超えている場合は、自社の都合に合わせて受験すると良いでしょう。

個人

個人の場合は、次のような流れで申し込みます。

  1. 公式サイトの受験申し込みページにアクセスし、「個人の方のお申し込みはこちら」をクリック
  2. 申し込み情報を入力し、支払い方法を選択
  3. 申し込みが完了すると確認メールが届く
  4. 試験日までに、受験用のIDがメールで届く
  5. 受験

参考:日本イノベーション融合学会*ITBT検定2021

支払い方法は、クレジットカードや銀行振込のほか、コンビニ払いが選べます。

試験当日は、送られてきたIDでログインして受験します。

インターネットに接続されたPC・タブレットを用意

DX検定は、オンラインで受験します。

そのため、インターネットに接続されたパソコンやタブレットが必要です。

パソコンで受験する場合、Internet Explorer11やChrome、FireFoxなどのブラウザが推奨されています。

タブレットやスマートフォンで受験する場合は、iOS・Androidともに標準ブラウザが推奨されています。

受験前に、動作環境をしっかり確認しておきましょう。

DX検定の勉強方法

DX検定の勉強方法

DX検定の勉強方法は、大きく4通りに分けられます。

自身の状況に合わせた勉強方法を選択しましょう。

学習シラバスを参照する

DX検定を受験するにあたって、最初に確認すべきは「DXシラバス」です。

DXシラバスには、検定で出題される分野やトピックが記載されています。

DX検定は、DX用語への理解度をはかることを目的としています。

まずは、シラバスに記載されているトピックを一通りチェックし、知らないキーワードはインターネットなどを活用して調べておきましょう。

用語の意味と利用例を覚えることが、DX検定の基本的な勉強方法です。

DX Study

DX Study」は、DX検定完全準拠のeラーニング教材です。

DXにおける必須用語が網羅されています。

DX Studyには、1セット30分程度で解ける60問の問題が20時間分入っています。

回答した問題の解説をその場で確認できるため、効率よく学習したい場合は、利用を検討しましょう。

また、検定とセットで申し込むと割引を受けられるため、受験の日程がすでに決まっている場合は、セットパックを申し込んだ方がお得です。

推奨書籍を読む

日本イノベーション融合学会の推薦図書で勉強する方法もあります。

  • DX検定を初めて受験する人向けの本3選
  • DXについて深く理解したい人向けの本5選

それぞれ紹介します。

DX検定を初めて受験する人向けの本3選

初心者向けに以下の3冊が推薦されています。

1.いちばんやさしいDXの教本 人気講師が教えるビジネスを変革する攻めのIT戦略

いちばんやさしいDXの教本 人気講師が教えるビジネスを変革する攻めのIT戦略

引用:いちばんやさしいDXの教本 人気講師が教えるビジネスを変革する攻めのIT戦略

DX推進に必要な基礎知識と実行手順を、図解を用いながら現場目線で解説しています。

専門知識のない方でも読みやすい解説書です。

2.図解コレ1枚でわかる最新ITトレンド新装改訂3版

図解コレ1枚でわかる最新ITトレンド新装改訂3版

引用:図解コレ1枚でわかる最新ITトレンド新装改訂3版

図版を用いて、ITのトレンドとその本質を解説。

DXについても触れており、価値や手法について事例を交えながら紹介しています。

さらに、書籍のなかで使用されている図版はダウンロード可能で、ロイヤリティフリーで利用できます。

3.イラスト&図解でわかるDX 業界別!AI活用地図8業界36業種の導入事例が一目でわかる!

イラスト&図解でわかるDX 業界別!AI活用地図8業界36業種の導入事例が一目でわかる!

引用:イラスト&図解でわかるDX 業界別!AI活用地図8業界36業種の導入事例が一目でわかる!

AIの活用事例を解説した書籍です。

AIの実用性や将来性について解説しており、どのように業務に活用するべきか学べます。

DX検定をはじめて受験する場合は、上記の3冊に目を通しておくことをおすすめします。

DXについて深く理解したい人向けの本5選

DXについて、より知識を得たい方やレベル認定を受けたい方は、以下の参考書も読んでおきましょう。

1.インターネット白書2021

インターネット白書2021

引用:インターネット白書2021

ITテクノロジーが世の中に与えた影響をまとめたレポートです。

2021年版は、新型コロナウイルスが流行する中で、インターネットがどのように活用されたのかについて焦点が当てられています。

2.この一冊で全部わかる ビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる

この一冊で全部わかる ビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる

引用:この一冊で全部わかる ビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる

ビジネスモデルに関する基礎知識と成功パターンを学べる書籍です。

また、構築する方法についても解説。

3.AI白書2020

AI白書2020

引用:AI白書2020

AIをめぐる国内外の動向をまとめたレポート。

AIに関連する技術や利用動向、制度・政策について学べます。

4.DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる

DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる

引用:DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる

DXを実践する方法を解説した書籍です。

「何からはじめればよいのか」「どこにゴールを設定すべきか」など、DXを進める際の課題と解決方法を学べます。

5.プロセスで解き明かすイノベーション

プロセスで解き明かすイノベーション

引用:プロセスで解き明かすイノベーション

イノベーションを実践したい方や経営者向けの書籍です。

イノベーションを起こす基本姿勢と具体的な過程について解説されています。

DXについての理解を深めたい方や、初心者向けの書籍では物足りない方は、上記の5冊を読んでおくと良いでしょう。

定期的な情報収集

DX検定のレベル認定の有効期間は2年間です。

IT分野はトレンドの変化が速いため、常に自身の知識をアップデートしなければなりません。

受験後も定期的に情報を収集して、最新のトレンドについて理解しておくことが大切です。

弊社テクロ株式会社のブログでは、デジタルトランスフォーメーションに関する情報を発信しています。

デジタルトランスフォーメーションを学べる本を知りたい方は、「デジタルトランスフォーメーション(DX)を勉強するためにおすすめの本20選」をご覧ください。

また、DXについて詳しく知りたい場合は、「デジタルトランスフォーメーションとは?注目される理由を徹底解説」で解説しています。

まとめ:DX検定で自身の実力を確認しよう!

まとめ:DX検定で自身の実力を確認しよう!

DX検定の勉強方法や難易度について解説しました。

DX検定は、デジタルトランスフォーメーションへの理解度を把握するために適した検定です。

これからDXに取り組もうと考えている方は、受験を検討してみてはいかがでしょうか。

しかし、「ITに強い社員が在籍していない」「DXに人員を割く余裕がない」という企業は多いです。

テクロ株式会社では、DXの導入を支援しています。

デジタルトランスフォーメーションを検討中の方は、 お気軽にお問い合わせください。