伊藤芳菜
メディア編集
現在の仕事について
ー現在はどういった仕事をされていますか?
フリーランスとしてWebライティング、ディレクション、PR、あとは海外サーチャーや翻訳など、英語を使った仕事もしています。
メインはBtoBメディアのWebライティングとディレクション業務です。
テクロでは、複数のビジネス系メディアのライティングやディレクションを担当しています。
PR業務では、夫が運営しているホテルとカフェのSNS更新やウェブ関連、イベント企画といったお手伝いをしています。
今は日本語と英語が半分ずつくらいで仕事をしていて、英語の業務としては、海外論文の翻訳や、外国企業のリサーチとレポート作成など、興味のある分野でコツコツ続けています。
ーその仕事をするに至った経緯を教えてください。
ずっと英語が好きで、外国語大学を卒業した後、翻訳や通訳の仕事をしていました。
その中で、「誰かの言葉を訳すだけでなく、自分でも文章を書きたい」と思うようになり、副業としてライティングを始めました。
それが想像していたより楽しく、どんどんハマっていった経緯があります。
その後は、しばらくまったく違うジャンルの仕事でフリーランスで働いたり、アジアやヨーロッパに住んでいろんな国を回ったりしながら、割と自由なノマド生活を送っていました。
結婚をきっかけに家でオンラインで働こうと決めて、また言葉の世界に戻り今に至ります。
ー 仕事で楽しい瞬間はありますか?
ライティングやリサーチを通して、自分の知らなかった世界が広がるのが楽しいです。
テクロではいろいろなメディアのご依頼をいただき、次はどんなメディアだろう?どんなキーワードだろう?と毎回ワクワクしています。
最近始めたディレクション業務では、ライターさんとのやり取りも楽しんでいます。
皆さんとても丁寧で仕事が早く、同じライターとして刺激をもらえます。
人とコミュニケーションを取ることも、一人で黙々と仕事をすることも、どちらも好きなので、ライターやエディターという仕事が合っていると感じています。
ー 逆に仕事が苦しい・辛いという瞬間はありますか?
あらかじめ立てたスケジュール通りに執筆できなかったり、気分が乗らなかったりすると、落ち込んでしまうことがあります。
そんなときは、一旦仕事から離れて家事や趣味などで、気分転換するようにしています。
フリーランスでライターを始めたばかりの頃は、思うように進まないことが辛かったのですが、今は自分の性格も理解できるようになり、上手くスケジュール管理できるようになってきました。
テクロについて
ー テクロではバリューの一つに『揺るぎない納得度を届ける』と掲げていますが、そのために意識していることはありますか?
Webライティング業務において、2点意識していることがあります。
まずは、リサーチを徹底的に行うこと。
漏れや抜けが起こらないよう、キーワードに関連した情報を調べ上げます。
その上で情報を取捨選択し、論理的に組み立ててから、執筆に取り組むよう心がけています。
もうひとつは、執筆後の確認です。
書いた記事を音読し、日本語として不自然な個所がないか、誤字脱字がないかチェックします。
難しいですが、初見で読んだ人がわかりやすいか確認してから、納品するよう意識しています。
ー テクロのもう一つのバリューとして掲げている『型にハマることなく、創意工夫して取り組む』ためにしていることはありますか?
どんな仕事にもルールがありますが、すべての場面で当てはまるわけではないと思うので、柔軟性を持つよう意識しています。
例えば、「記事に挿入する画像は横向きのみ」と決まっていたとしても、どうしても「縦の画像をこの記事には載せたい」とライターさんから意見をいただいた場合、納得できる理由があればOKとしています。
これは小さな例ですが、どんな場面でもルールに縛られすぎず、柔軟に対応できる人でありたいと思っています。
そのために、お互い意見を伝えやすい心理的安全性を担保した環境づくりを意識しています。
ー テクロを一言で表すならば?
「誠実」です。
テクロの業務で関わる方々に一貫して感じるのが、誠実性です。
何か質問をしても、スピード感を持って丁寧に対応してもらえる点が、いつもすごいなと思っています。
【伊藤芳菜のSNS・ブログ】
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