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数百名参加のピッチイベントから学ぶオンラインピッチ成功の5つのコツとは?

2020.08.25

当記事ではイベント運営の経験をもとに、限られた時間や環境でのオンラインピッチ成功の5つのコツについてご紹介していきます。

今後更に増えていくオンラインイベント・オンラインピッチを活用していきたい方はぜひご覧ください。

今回のピッチイベントについて

オンラインイベント運営_TOP

7月28日にJSSA(一般社団法人日本スタートアップ支援協会)主催の元、The JAAS Online MeetUp&Awardが開催されました。

約10時間にも及ぶイベントは、次世代のビジネスに精通した50名もの有識者や実務者、そして300名もの参加者により質の高いものとなりました。

当イベント内ではJSSAの顧問や会員の方によるトークセッションのコンテンツのほか、スタートアップ数社によるオンラインピッチイベント(The JSSA Award)が同時開催され、ここではVC・CVC、上場会社の代表が審査員となり、優勝者にはJSSAから最大1000万円の出資金を、「スポンサー賞」受賞者には協会スポンサーから豪華な賞品が贈呈されました。

イベント当日には、事前の審査を通過した以下のファイナリスト4社による当日5分間のピッチと1分間のデモ・イメージ動画放映、15分間の質疑応答、そして審査会を経て各賞の発表がありました。

ファイナリスト4社

株式会社Tsunagu.AI 代表取締役/CEO 森 隆晃氏
 ⇒法人向けWebサイト開発業務自動化サービスの開発、 運営

Miniique株式会社 代表取締役 藤田雄介氏
 ⇒ペットの往診をデジタル化する獣医師向けソフトウェア

株式会社I’mbesideyou 代表取締役社長 神谷渉三氏
 ⇒オンラインコミュニケーションの表情・音声を解析しアドバイスするサービス

パートナーサクセス株式会社 代表取締役 永田雅裕氏
 ⇒メーカーと営業代理店の連携を自動化する代理店管理クラウドの開発と運用

コツ①話す内容はコンパクトにまとめる

多くの情報を瞬時に示すことのできるスライドですが、実はスライド上の文字はなかなか頭に入ってきません。通常の対面式ピッチではもちろん、オンラインピッチでは尚更のことなのです。

そこで意識すべきポイントは

  • 読ませるピッチではなく、話すピッチ
  • 1スライド1メッセージ

になります。

簡潔にまとまったメインメッセージのみをスライドに記載し、残りの補足事項は口頭で伝えることで分かりやすく聞きやすいピッチになります。

コツ②スライドの文字は大きく

こちらも対面式ピッチと同様の注意事項となりますが、忘れやすいポイントになっています。

コツ①で述べたように、スライドに記載する情報は簡潔にまとめ、画面いっぱいの大きな文字を使用することで視認性が高く視聴者にとっても分かりやすいスライドになります。

オンラインイベント運営_スライド例

上の画像では質問事項を見出しとして見やすくまとめ、詳細を口頭で伝えています。
小さな注意点ですが、良いピッチになるための大きなコツです。

コツ③ZOOMで練習(画面をシェアして練習)

オンラインピッチはやはり対面式ピッチと違い、話す速度や画面のシェアなど気を付けなければならない点が多くあります。

トラブルを未然に防ぐため、本番同様にZOOMで練習をしておくことがマストになります。

その際に、動画や画面の共有方法や音声のズレ、背景設定などオンラインならではの注意点に気を付けながら実施するとより効果的でしょう。

オンラインイベント運営_スクリーンショット

実際にピッチに参加したスタートアップの中にもスクリプトを用意して、50回以上ZOOMでの練習を重ねた方もいらっしゃいました。

当日と同じ環境で試してみることは重要な準備の一つになりますのでぜひ実践してみてください。

コツ④動画を流す際はビットレートに注意

オンラインイベント運営_動画共有

オンラインピッチならではの注意点ですが、ZOOMでは通信速度を落とさないために動画の動きが遅く、荒くなるように設定されています。

そのため高解像度・コマの速い動画を共有するとカクカクと見辛いものになってしまいます。

そこで動画のコマ数を24FPS(フレームレート)未満に設定することでZOOMに対応することができます。

動画を制作する際はコマ数の多すぎるものや解像度が高すぎるものを作らないようにしましょう。

とはいえオンラインや画面共有という環境において動画はより集中して視聴してもらうことができるため、限られたピッチの時間で非常に有効な手段になります。

魅力の詰まったオリジナルの動画を用意しておくと良いでしょう。

また、当日に突然動画のシェアができなくなる・映像が流れないなどのトラブルが起きる可能性もゼロではありませんので、その場合のトラブル対処法や口頭での説明方法を事前に用意しておきましょう。

コツ⑤質疑応答の際には話の間に注意

オンラインイベントだけではなく、Web会議やウェビナーなどオンラインコミュニケーション全般で気を付けるべきこととして会話の間の取り方というものがあります。

通信環境やコミュケーションアプリにもよりますが、画面越しに若干の時差が発生し、発言が被ってしまうことが多々起きてしまいます。

そのため、相手の発言を聞き終わってから1秒ほど間を置いて発言をすることでそのようなトラブルを防ぐことができます。

まとめ

当記事では、オンラインピッチの成功のコツについてご紹介してきました。

現在、withコロナの時代においてスタートアップ各社は、資金調達の際オンラインピッチの技術が必須になっていくでしょう。

限られた条件下では、ピッチ自体の内容や人柄が良くてもオンラインピッチが上手くいかなければ減点式に評価されてしまうこともあります。

事業そのものの魅力が最大限伝わるように、ぜひ当記事を参考にオンラインピッチの準備をしてみて下さい。

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