デジタルシフトのおすすめ本7選!世界の事例やノウハウを学ぼう
デジタルシフトを企業の戦略に取り入れたいけれど、具体的な方法が分からない、なんてことはありませんか?
そんな方におすすめなのが、本を活用した勉強方法です。
本なら、権威ある専門家のアイデアを、様々な視点から気軽に知れます。
そこで今回は、デジタルシフトに関する本を7冊ご紹介。
デジタルシフト初心者でも読みやすい本を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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デジタルシフトを本で学ぶ3つのメリット
デジタルシフトとは、「マーケティングや人材採用など、あらゆる企業活動やビジネスモデルにおいて本質的なデジタル対応をすること」です。
デジタルシフトを学ぶ方法には、動画やセミナーなど、様々な手段がありますが、中でも本には以下の3つのメリットがあります。
- 知識やノウハウを得ることができる
- 専門的な知識を学ぶのに向いている
- 繰り返し読んで学び直せる
この章では、なぜデジタルシフトを本で学ぶべきなのか、そのメリットを解説していきます。
メリット①知識やノウハウを得ることができる
デジタルシフトに関する本の著者には、実際にデジタルシフト事業で成功している人や、IT業界の著名な専門家など、さまざまなプロがいます。
本を読むことで、デジタルシフトの普遍的な知識だけでなく、彼らが実際に経験したことや、具体的なノウハウも知れるのは、大きなメリット。
もし、ビジネスのお手本にしている企業や人物に関する本があるのであれば、ぜひ勉強に活用してみましょう。
メリット②専門的な知識を学ぶのに向いている
デジタルシフトについて学ぼうとすると、ソフトウェアや業界の構造など、専門的な知識が必要になることがあります。
しかし、多くの本では専門的な部分も分かりやすく説明してくれる上、もし不明点がでてきても、その場で調べながら読み進められます。
また、本はネットの情報よりも信頼性が高いため、なじみの無いジャンルでも安心して勉強できます。
メリット③繰り返し読んで学び直せる
本の最大のメリットといえば、手元に置いておいて、何度でも読み返せる点です。
仕事場や出かけ先に持って行って、空いた時間にさっと目を通すこともできます。
気になる章には付箋を付け、分からない箇所は調べながら、繰り返し読み進めていきましょう。
デジタルシフトに関するおすすめの本7選
この章では、デジタルシフトに関するおすすめの本を7冊紹介します。
- ソフトウェア・ファースト
- サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略
- アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る
- 一流ビジネススクールで教える デジタル・シフト戦略
- NOKIA 復活の軌跡
- GAFAに克つデジタルシフト 経営者のためのデジタル人材革命
- GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略
どれもデジタルシフトの概念や、他社の事例などをわかりやすく解説しています。
ぜひ自分に合った一冊を見つけてみてください。
①ソフトウェア・ファースト
引用:ソフトウェア・ファースト
AI活用、デジタル・トランスフォーメーション、SaaSをベースにしたサブスクリプションビジネスなど。
デジタルシフトが世界規模で進む中、どう日本は生き残るべきか?
本書ではその問いに、MicrosoftやGoogleで製品開発に携わってきた技術者が答えます。
筆者曰く、カギとなるのは、かつて日本を盛り上げた「製造業的ものづくり」からの脱却と、ソフトウェアを中心としたサービス志向の開発体制。
ソフトウェアを活かしたデジタルシフトに興味がある人におすすめの一冊です。
はじめに
1章:ソフトウェア・ファースト
2章: IT・ネットの“20年戦争”に負けた日本の課題と光明
3章:ソフトウェア・ファーストの実践に必要な変革
4章:これからの「強い開発組織」を考える
5章:ソフトウェア・ファーストなキャリアを築くには
おわりに
付録:モダンなプロダクト開発を行うための技術と手法
はじめに
1章:ソフトウェア・ファースト
2章: IT・ネットの“20年戦争”に負けた日本の課題と光明
3章:ソフトウェア・ファーストの実践に必要な変革
4章:これからの「強い開発組織」を考える
5章:ソフトウェア・ファーストなキャリアを築くには
おわりに
付録:モダンなプロダクト開発を行うための技術と手法
- 発行日:2019年10月15日
- 著者名:及川 卓也 著
- 発行元:日経BP
- ページ数:380ページ
②サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略
DXとは、「デジタルトランスフォーメーション」のことで、「IT技術の発達により、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」を意味します。
2018年に経済産業省が「DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」を発表して以降、DXやデジタルシフトがより注目されるようになりました。
本書では、そんなDXの時代を牽引するビジネス、SaaSやサブスクリプションを解説。
DXに必要な、新しいビジネスを生み出すための働き方、生産性や創造性についての考え方を紹介します。
特に、業務にSaaSやサブスクリプションの導入を考えている人は必見です。
目次
■第1部 デジタルトランスフォーメーション(DX)への構想
第1章 DXとサービス化
■第2部 SaaS/サブスクリプションの価値
第2章 SaaS/サブスクリプションとは何か
第3章 SaaS/サブスクリプションの事業開発
■第3部 DX時代の働き方・生産性・創造性
第4章 なぜ「働き方改革」のためにDXが必要なのか
第5章 DX時代の生産性の方程式
第6章 創造性とビジネスモデル
■第4部 チームスピリットの軌跡
第7章 すべては起業後の出会いから学んだ──チームスピリットのストーリー
- 発行日:2020年01月14日
- 著者名:荻島 浩司 著
- 発行元:翔泳社
- ページ数:248ページ
③アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る
本書での「アフターデジタル」が意味するのは、「オフラインがなくなる世界」
これから世界はますますオンライン化が進み、決済方法や、ID、人々の行動に至るまで、全てがオンラインデータ化すると言われています。
そんな完全オンライン化した世界には、もはやオフラインは存在しないのだとか。
アフターデジタルの世界を、どう生きるべきか教えてくれる一冊です。
≪目次≫
第1章 知らずには生き残れない、デジタル化する世界の本質
第2章 アフターデジタル時代のOMO型ビジネス~必要な視点転換~
第3章 アフターデジタル事例による思考訓練
第4章 アフターデジタルを見据えた日本式ビジネス変革
- 発行日:2019年3月25日
- 著者名:藤井 保文、尾原 和啓 著
- 発行元:日経BP
- ページ数:200ページ
④一流ビジネススクールで教える デジタル・シフト戦略
ITを本業としない企業が、既存ビジネスをデジタル化する際に立ちはだかる障害を乗り越えるにはどうすればよいのか?
日本企業でも多いこの悩みに、本書では世界的に有名な企業の例を挙げながら答えます。
書籍内には、世界400社以上におよぶリサーチから導き出したフレームワークを収録。
世界レベルのデジタルシフト施策を学びたい人におすすめの一冊です。
目次
はじめに ── デジタルマスターを目指す準備はできていますか?
序章 デジタルマスターとは何か?
第1章 心をつかむ顧客体験を創造する
第2章 核となるオペレーションを活かす
第3章 ビジネスモデルを改革する
第4章 デジタルビジョンを創造する
第5章 組織を大々的に巻き込む
第6章 変革をガバナンスする
第7章 テクノロジー・リーダーシップ能力を築く
第8章 デジタル変革の課題を定義し設定する
第9章 投資の焦点を絞る
第10章 組織を動かす
第11章 デジタル変革を継続する
おわりに ── さあ、本番はこれからだ
付録 デジタルマスター・チェックリスト
- 発行日:2018年09月
- 著者名:ジョージ・ウェスターマン、ディディエ・ボネ、アンドリュー・マカフィー
- 発行元:ダイヤモンド社
- ページ数:328ページ
⑤NOKIA 復活の軌跡
引用:NOKIA 復活の軌跡
NOKIAといえば、1990年代から2000年代初頭にかけて、携帯電話のブランドとして世界的に成功を収めたフィンランドの企業。
しかし、2010年以降は激化する競争に敗退し、一時は倒産まで噂されるほど経営が悪化しました。
そんなNOKIAが、今奇跡の復活を遂げ、再び世界中から注目されています。
復活のカギとなったのは、5Gワイヤレス分野への事業の移行。
デジタル界のトップランナーとして返り咲いたNOKIAの経営手法を、会長が明かします。
- 発行日:2019年7月4日
- 著者名:リスト・シラスマ
- 発行元:早川書房
- ページ数:-
⑥GAFAに克つデジタルシフト 経営者のためのデジタル人材革命
GAFAとは、
- Apple
- Amazon
そんなGAFAの影響が、日本企業にも及びつつあります。
本書では、全ての日本企業が一刻も早くデジタルシフトしない限り、自社存亡の危機にあると主張。
実際にデジタルシフトの支援をしてきた著者が、デジタルシフトの失敗例と最良の方法を紹介します。
デジタルシフトに悩む経営者に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
目次
第1章 デジタルシフトしない企業は消え去る第2章 デジタルシフトを成功に導く方法
第3章 まずは経営者のデジタルシフトから始めよ
第4章 デジタルシフトに必須の「デジタル人材」4職種
第5章 実践デジタルシフト人材育成プログラム
- 発行日:2019年09月25日
- 著者名:鉢嶺登 著
- 発行元:日本経済新聞出版社
- ページ数:276ページ
⑦GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略
BATHとは、
- バイドゥ
- アリババ
- テンセント
- ファーウェイ
GAFAが全てアメリカの企業であるのに対し、BATHは全て中国のトップIT企業です。
しかしいくら有名とはいえ、これら8社は具体的にどう凄いのか?
そもそもどんな事業を展開しているのか?
8社の分類、比較、分析をした筆者が、いまさら聞けない基礎知識から、知られざる深層までわかりやすく解説します。
目次
序 章「5ファクターメソッド」でメガテックを分析する
~全体像の把握に最適なアプローチ第1章 アマゾン×アリババ
~アマゾン経済圏とアリババ経済圏の戦い第2章 アップル×ファーウェイ
~プラットフォーマーとハードウエアメーカー。「ショック」をどう越えるか第3章 フェイスブック×テンセント
~目的としてのSNSか、手段としてのSNSか第4章 グーグル×バイドゥ
~検索サービスから事業を拡大。狙うはAIの社会実装第5章 GAFA×BATHの総合分析と米中の新冷戦
終 章 GAFA×BATH時代、日本への示唆
- 発行日:2019年04月11日
- 著者名:田中道昭 著
- 発行元:日経BP
- ページ数:320ページ
まとめ:デジタルシフトを本で学んで戦略に活かそう
デジタルシフトに関するおすすめの本を7冊紹介しました。
- ソフトウェア・ファースト
- サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略
- アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る
- 一流ビジネススクールで教える デジタル・シフト戦略
- NOKIA 復活の軌跡
- GAFAに克つデジタルシフト 経営者のためのデジタル人材革命
- GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略
ぜひこれらの本で紹介されているノウハウを活かして、デジタル時代を生き抜く戦略を立てましょう。
Webマーケティングについてより詳しく知りたい方は、無料配布中のWebマーケティングの教科書も併せてご確認ください。