メルマガに必要な要素とは?読まれる件名や書き方のコツ、例文を紹介 | テクロ株式会社
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メルマガに必要な要素とは?読まれる件名や書き方のコツ、例文を紹介

メルマガはマーケティング手法として効果的ですが、書き方によってはユーザーの離脱を引き起こしてしまいます。

しかし「良いメルマガの書き方がわからない」と、お悩みの方も多いでしょう。

今回の記事ではメルマガを作成する際の必要な要素や、良いメルマガと悪いメルマガの特徴について解説していきます。

また書き方のコツや基本の構成、例文、件名も紹介していきます。

初心者でも書き方のコツや構成をおさえることで、読まれるメルマガをつくることが可能です。

ぜひ自社のメルマガ作成に、役立ててください。

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知ることで書き方のヒントになる!メルマガの役割とは?

メルマガ(メールマガジン)は、メールを使ったマーケティング手法です。

配信者側が知らせたい情報を配信し、読んでもらうことで読者と信頼関係を築いていきます。

配信者側はただメールを作ってだけではなく、自社の目的と読者のニーズに合う文章を作る必要があります。

そしてメルマガの役割は、主に以下の3つです。

  • ブランディング
  • ダイレクトメール
  • ステップメール

ブランディングとしてメルマガを利用する場合、ユーザーとの接触頻度を増やして、信頼関係を構築することが可能です。

継続することで、自社のファンを増やせます。

また販売促進を目的とし、メルマガをダイレクトメールとして活用できます。

特定のターゲットに向けて、商品を売り込める手段として効果的です。

ブランドへの理解を深めるための顧客育成として、ステップメールとして利用もできます。

メルマガ登録から、自社へのサービスと誘導できることがメリットです。

良いメルマガと悪いメルマガの特徴

良いメルマガと、悪いメルマガの特徴を知ることで、読まれるメルマガの作り方を知れます。

特に悪いメルマガについては、メルマガ担当者が知らないうちに陥ってしまっている場合もあるでしょう。

悪いメルマガになってしまう理由を知ることで、ユーザーの離脱を防げます。

双方の特徴について具体的に解説していくので、ぜひ参考にしてください。

良いメルマガの特徴

良いメルマガは、行間や改行などが適切に使用されており、読みやすいレイアウトとなっていることが条件です。

レイアウトが読みやすく整っていないと、読み手にストレスを与えてしまいます。

また読みやすさ以外にも、以下の要素が求められます。

  • コンテンツの質の高さ
  • 情報の質や量
  • 購買などのアクションにつながるきっかけ(URLなど)

コンテンツの質は、ストーリー性があるか、書き手の意図が明確に伝わるかなどがポイントです。

他では得られない情報や、情報自体の正確さ・新鮮さも求められるでしょう。

さらにユーザーが、購買や次のステップにつながるアクションを起こせるメルマガになっているかも重要です。

またメルマガの趣旨によりますが、文章自体が固すぎると読まれにくいケースもあるため、親しみやすさもあると良いでしょう。

悪いメルマガの特徴

質が悪く読まれないメルマガは、以下の例が挙げられます。

  • 内容がセールストークに偏っている
  • 内容が希薄
  • 配信の時間帯や量が不適切

例えば「お申し込みは○○まで!」という、セールスがメインのメルマガを発行し続けると「また、宣伝だ」と思われてしまいいずれ開かなくなります

ユーザーの役に立つ内容に改善したとしても、宣伝と思われ続けているため開封されにくくなります。

また配信するメルマガの内容自体が薄い場合も、ユーザー離れの原因となるでしょう。

配信の時間帯や量も、重要な要素です。

例えば朝の通勤時間に配信するメルマガが、通勤時間内(30分~1時間程度)に読み切れない量感の場合も、ユーザー離脱の原因となります。

上記の要素以外にも、改行がなく、行間が詰まりすぎているメルマガは読まれにくいでしょう。

関連記事:メルマガ配信に最適な曜日・時間をターゲット別に徹底解説

メルマガ書き方の基本となる構成要素7つ

メルマガを作成する上で、以下で紹介する7つの構成要素を参考にしてください。

  1. 件名
  2. ヘッダー
  3. リード文
  4. 目次
  5. 本文
  6. あとがき
  7. フッター

必ず7つの構成要素を全て取り入れる必要はありませんが、メルマガ作成について初心者の方にはおすすめできる基本構成です。

基本をおさえることで、読みやすいメルマガが完成します。

各要素について、順に解説していきます。

要素1.件名

メルマガで一番重要といえるのが、件名です。

開封前に目に触れるものであり、件名が開封率を左右します。

数多くのメールの中から開封してもらうためには、まずは読みたくなる件名が必要です。

件名の作成には、読まれるための工夫をしましょう。

読まれる件名のつくり方については「クリックされるメルマガの件名とは?書き方のポイントと例」で紹介していきます。

要素2.ヘッダー

メルマガのヘッダーとは、開封時に目にするメルマガの最上部のことです。

ヘッダーはメルマガを開いた後のファーストビューであり、通常は毎回同じデザインが使われています。

なぜなら「どこから届いたメルマガなのか」を瞬時に知らせるために設置しているからです。

会社名やメルマガ名が表記され、記号などを使い装飾されているのが一般的です。

件名の次に、メルマガの顔として大切な役割を果たします。

要素3.リード文

メルマガの冒頭部分の文章を、リード文といいます。

リード文の役割は、読者に「本文を読みたい」と思わせることです。

関節に記事の内容を伝える場合もあれば、季節や時事ネタなどを挟むケースもあります。

興味・関心を高め、本文に誘導するリード文の作成が、読者の離脱を防ぐ鍵といえるでしょう。

リード文を魅力的にすると、読者を引き込むメルマガをつくるこが可能です。

要素4.目次 

メルマガが複数の内容を含んでいる場合は、目次を入れて読みやすくすることもあります。

目次を作成すると、ユーザーが興味のある情報だけをピックアップすることが可能です。

目次は簡潔に、箇条書きで書くことをおすすめします。

なるべく、ユーザーの興味を引く言葉を使った目次をつくりましょう。

ユーザーが読み返す際にも活用できるのが、目次をつけるメリットです。

要素5.本文

メルマガで最も訴求したいコンテンツについて記載されているのが、本文です。

ひとつのメルマガにつき、1つのテーマがベストですが、サブコンテンツも設置できます。

しかし長すぎるメルマガは読まれないため、注意しましょう。

基本的には1つのテーマに訴求し、読者の理解度が高まる質の高い本文作成を目指してください。

質の高い本文をつくることで、読者に満足感を与えられます。

要素6.あとがき

メルマガのまとめや、ユーザーへの感謝の言葉などで締めくくる部分が、あとがきです。

次回のメルマガの告知を記載しても、良いでしょう。

あとがきで、あえて親しみのある話題を入れると、好感度アップにつながります。

書き手の遊び心を挟めるのも、あとがきの特徴です。

メルマガの方向性などにより、工夫してみてください。

要素7.フッター

ヘッダーではじまり、フッターでメルマガは終わります。

メルマガの発行元の情報や、連絡先、ホームページのURLを掲載しましょう。

メルマガを通して自社サービスに興味を持ったユーザーが、次のステップに進む導線となります。

またメルマガは「特定電子メール法」で、メルマガ解除方法の掲載が義務づけられています。

フッターでは、メルマガ登録解除の方法なども明記してください。

読まれやすいメルマガの書き方とコツ

読まれるメルマガには、法則があります。

人にストレスを与えず、引き込まれる文章をつくることで、質の高いメルマガが作成できます。

またメルマガの書き方とコツを知ることで、担当者がメルマガを継続するうえでのストレスも軽減します。

法則やコツについて、見ていきましょう。

ベネフィットを伝えるBEAFの法則

セールストークが強すぎるメルマガは、ユーザー離れを引き起こします。

しかし商品やサービスの情報、またメルマガを読むにあたってのメリットを伝えることで読者に価値を伝えることはとても大切です。

価値を伝えることで、ファンの獲得と、企業の売り上げにつながります。

文章作成では「BEAFの法則」を利用することで、効果的にサービスの価値を伝えられます

BEAFの法則とは、以下の順で文章を構成することです。

  1. Benefit(得られるメリット)
  2. Evidence(証拠)
  3. Advantage(競合性優位)
  4. Feature(特徴)

Benefit(得られるメリット)では、該当のサービスを利用することで得られる利点を紹介します。

Evidence(証拠)では、メリットを裏付ける証拠を伝えることで、説得力を増すことが可能です。

Advantage(競合性優位)では、自社ならではの強みや他社との違いを紹介します。

Feature(特徴)では、その他の詳細など、より具体的な情報を記載してください。

最初に商品の特徴などを解説しても、自分ごとに捉えてもらえません。

しかし初めにメリットを入れることで、読む価値がある情報と判断され読まれやすくなります。

BEAFの法則を使った例文

BEAFの法則を利用すると、以下のように文章を構成できます。

当社の鍋やフライパンは、洗い物の手間が省けます。(得られるメリット)
フッ素加工のため、油が必要ないからです。(証拠)
また鍋とフライパンをセットでご購入の方は、10%割引が適用になります。(競合性優位)
軽い使い心地が特徴で、長時間の料理も疲れません。(特徴)

読者が自然に納得できる構成をつくれるのが、「BEAFの法則」を使うメリットです。

ストーリーを組み立てて、ユーザーの興味を引き、コンバージョン率の向上につなげましょう。

説得力が増すPREP法

PREP法は結論を最初に述べて、最後も結論で締める文章の構成方法です。

読み手に説得力を与え、理解しやすい文章を作れます

PREP法では、以下の順で文章を作成します。

  1. Point(結論)
  2. Reason(理由)
  3. Example(実例・具体例)
  4. Point(結論)

最初に「Point(結論)」を述べ「Reason(理由)」を記載します。

次に「Example(実例・具体例)」をあげて、理由を裏付けします。

そして最後に「Point(結論)」を再度、述べる方法です。

PREP法を使った例文

PREP法を使った文章の例を、あげてみます。

企業の成長には、マーケティングは欠かせません。(結論)
なぜなら売上アップのためには、多くの競合が存在する中で、自社の製品を選んでもらう必要があるからです。(理由)
例えばSNSマーケティングを有効に活用することで、消費者との接点を増やすことが可能です。(実例・具体例)
消費者と企業をつなぐマーケティング施策は、企業にとって必要不可欠といえるでしょう。(結論)

PREP法では最初に結論を伝えることで、読み手の関心の強い状態を最後までます。

読み手の集中力が高めることで、読むことに対して不必要なストレスを与えません。

改行や余白の使い方

メルマガの文章は、一見読みやすそうなレイアウトであることが重要です。

文章を見た瞬間に「読みにくい」とユーザーに思われてしまったら、メルマガは読まれることはありません

改行や行間は、適切に使いましょう。

  1. 1行の文字数は、25~40文字程度にする。
  2. 文章のブロックは、4行程度までにする。
  3. 長くなった文章では、余白を挟む。

上記に気を付けながらレイアウトをすることで、文章が格段に読みやすくなります。

クリックされるメルマガの件名とは?書き方のポイントと例

件名はメルマガが読まれるか、読まれないかを決定する一番重要な要素です。

件名はメールの第一印象であり、ユーザーが最初に目にします。

思わず「読みたい」と思わせる件名をつくり、読まれるメルマガを配信しましょう。

瞬時に見てユーザーが「読みたい」と思わせる件名を作る、ポイントを紹介していきます。

30字以内で簡潔に

メルマガの件名を作成するうえで重要なのは、ユーザーが「一瞬で内容が理解できるか」どうかです。

日々メールユーザーは多くのメールを受信しており、開封するべきメールを瞬時に判断しています。

特に、最初の15文字に重要なキーワードを含めるようにしてください。

人が瞬時に理解できる文字の長さは、13~15文字程度だといわれています。

30文字以内で作成した件名の例

30文字以内で作成する場合、以下のように作ってみましょう。

  • 【マーケター必見】Webマーケ最新の手法を多数紹介!
  • 30日でマイナス5キロ!1食置き換えダイエットで美ボディをつくる秘訣

必要な情報が一目で伝わる件名にすることで、開封される確率が格段に上がります。

興味を引きつつ、メリットが一緒でわかる件名をつくりましょう。

4Uの原則

「4Uの原則」とは、効果的な件名・見出しをつくる上で利用され、以下の4つの要素を指します。

  1. Useful(有益性)
  2. Urgent(緊急性)
  3. Ultra specific(超具体性)
  4. Unique(独自性)

「Useful(有益性)」で、受け手にとっての利益を伝えます。

また急いで読まなくては、と思わせる要素が「Urgent(緊急性)」です。

「Ultra-Specific(超具体性)」は、具体的な数値やデータの伝達を指します。

さらに「Unique(独自性)」で、独自性の高い表現を使うことが推奨されています。

4Uの原則を使った例

4Uの原則を使って作成する場合、以下のように作ってみましょう。

  • 【限定50席】最新マーケティング成功例が学べる緊急セミナー(緊急性)
  • 生産性50%アップ!テレワークで利用すべきWebツールとは?(超具体性)

4U全てを件名に含めることは、必須ではありません。

必要に応じて、効果的に必要な要素を選び、魅力的な件名を作成しましょう。

まとめ:メルマガの書き方はコツをおさえるだけで格段に変わる

良いメルマガの特徴は、コンテンツや情報の質が高いことが条件です。

さらにユーザーが購買などのアクションを起こせる導線の設置をすることで、マーケティングツールとしての効果を発揮します。

まずメルマガを読んでもらう第一歩として、件名を簡潔に、メッセージが伝わりやすい30文字以内で決めてください。

基本の構成である7つの要素を参考にすることで、初心者でもスムーズにメルマガを作成できます。

本文では、BEAFの法則やPREP法で読者を引き込む文章を作成してください。

弊社テクロでも、メルマガを含むBtoBマーケティングに関するお役立ち情報を、メルマガで配信しています。

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