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【BtoB・BtoC】インバウンドマーケティングの成功事例6選

2021.05.26

インバウンドマーケティングの成功事例6選【BtoB・BtoC】

アウトバウンドマーケティングとは異なり、積極的に売り込む必要がない点で注目を集めているインバウンドマーケティング。

自社のマーケティングに取り入れたいと考えている企業の担当者の方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、インバウンドマーケティングの成功事例について紹介します。

BtoBの事例とBtoCの事例に分けて紹介していくので、インバウンドマーケティングに興味を持たれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

インバウンドマーケティングとは?

インバウンドマーケティングとは?

インバウンドマーケティングは、ユーザーが興味を持っている事柄や役に立つ情報を発信し、顧客を獲得するマーケティング手法です。

情報を発信する媒体は、

  • Webサイト
  • ブログ
  • SNS
  • 動画配信プラットフォーム

など、多岐に渡ります。

情報を発信してユーザー集めるマーケティング手法と言えばコンテンツマーケティングが有名ですが、コンテンツマーケティングはインバウンドマーケティングの手法の一つです。

インバウンドマーケティングには、

  • 興味を持ってもらう(ATTRACT)
  • リード化する(CONVERT)
  • 顧客になってもらう(CLOSE)
  • ファンになってもらう(DELIGHT)

といった4つのプロセスがありますが、コンテンツマーケティングは「興味を持ってもらう(ATTRACT)」の段階で用いられる手法です。

詳しく知りたい方は「インバウンドマーケティングにおけるコンテンツマーケティングの位置づけとは?」をご覧ください。

インバウンドマーケティングが注目される背景

インバウンドマーケティングが注目される背景

インバウンドマーケティングが注目されるようになった背景には、アウトバウンドマーケティングの手法が通用しづらくなった点が関係しています。

インターネットのインフラが整備され、スマートフォンなどの端末が登場したことで、ユーザーは時間や場所を選ばず情報を探して得られるようになりました。

つまり、広告によっておすすめされなくても、自分で商品やサービスを探せます。

これまでマーケティングと言えば広告を配信して顧客にアプローチするアウトバウンドマーケティングのような手法が一般的でした。

しかし、時代や消費者行動の変化により、

  • ユーザーに敬遠されてしまう
  • 費用がかかる
  • 資産性がない

など、アウトバウンドマーケティングのようなプッシュ型のアプローチはデメリットの要素が強くなりました。

デメリットを払拭するインバウンドマーケティングが誕生し、注目されるようになったのです。

インバウンドマーケティングの活用に適している企業と適していない企業

インバウンドマーケティングの活用に適している企業と適していない企業

非常に魅力的なマーケティング手法であるインバウンドマーケティングですが、活用に適している企業と適していない企業があるため注意が必要です。

インバウンドマーケティングの活用に適している企業と適していない企業の特徴についてみていきましょう。

インバウンドマーケティングの活用に適している企業

インバウンドマーケティングの活用に適している企業は以下の2つです。

  • 高額な製品やサービスを扱っている企業
  • ユニークな製品やサービスを扱っている企業

インバウンドマーケティングはコンテンツを入り口として、より質の高いebookなどの資料で信頼性を獲得し、ユーザーを教育して顧客化させる側面のあるマーケティング手法です。

そのため、高額な製品やサービスなど、購入や導入を決めるのに時間のかかる製品やサービスを取り扱っている企業に向いています。

また、ユニークな製品やサービスを取り扱っている企業も、コンテンツでユーザーにインパクトをあたえやすいため、インバウンドマーケティングの活用に適している企業でしょう。

インバウンドマーケティングの活用が適していない企業

インバウンドマーケティングの活用が適していない企業は以下の2つです。

  • 低価格帯の製品やサービスを扱っている企業
  • インパクトをあたえにくい製品やサービスを扱っている企業

低価格帯の製品やサービスはコンテンツでユーザーを教育する必要性が低いため、インバウンドマーケティングの活用には向いていません。

また、コンテンツでユーザーにインパクトをあたえにくい製品やサービスの場合は、見込み客に気づいてもらえる可能性が低いため向いていないでしょう。

そういった製品やサービスを取り扱っている企業は、広告を主体としたアウトバウンドマーケティングを活用するべきです。

【BtoB】インバウンドマーケティングの3つの事例

【BtoB】インバウンドマーケティングの6つの事例

ここからは、インバウンドマーケティングを上手く活用している事例について紹介していきます。

まずは、3つのBtoBの事例についてみていきましょう。

1. 経営ハッカー(freee株式会社)

経営ハッカー(freee株式会社)クラウド会計ソフトのパイオニア企業、「freee株式会社」。

freee株式会社はオウンドメディア「経営ハッカー」を運営し、同社のメイン顧客層である中小企業や個人事業主に向け、経理や会計に関するコンテンツを発信しています。

中小企業向けには、

  • 会社設立
  • 経営・戦略
  • 経理・財務
  • 人事・労務
  • 上場準備
  • 働き方改革

などに関連した情報を発信し、個人事業主向けには、

  • 開業
  • 確定申告
  • 経理の基礎知識
  • フリーランスの働き方

などに関する情報を発信しています。

無料のebookなどの資料はほとんど用意されていませんが、発信されているコンテンツは、いずれも詳しくてわかりやすい良質なコンテンツばかりです。

良質なコンテンツをユーザーの獲得やファンの獲得につなげている、非常に参考になる事例の一つです。

【参考】freee株式会社「経営ハッカー

2. バズ部(株式会社ルーシー)

バズ部(株式会社ルーシー)

コンテンツマーケティング関連の情報を発信している有名なサイト、「バズ部」。

コンテンツマーケティングやSEOについてリサーチしていると、必ずといっていいほどバズ部が運営するサイトを目にします。

有名なサイトで、かゆいところに手が届く丁寧な発信をしています。

バズ部では、自社でコンテンツマーケティングに取り組みたいと考えている企業向けに情報を発信していますが、より興味を持ってくれたユーザーに対し「バズ部式コンテンツマーケティング」と題した無料のebookを提供することで顧客の獲得やファンの獲得につなげています。

【参考】株式会社ルーシー「バズ部

3. LISKUL(ソウルドアウト株式会社)

LISKUL(ソウルドアウト株式会社)

デジタルマーケティング事業をおこなっているソウルドアウト株式会社がインバウンドマーケティングに活用しているオウンドメディア、「LISKUL」。

LISKULでは、企業のマーケティングをサポートする中で得た、

  • SEM
  • SEO
  • SNS

に関するノウハウを、それらを自社のマーケティングに活用したいと考えている企業に向けて配信しています。

とにかく中身が濃く、配信されているコンテンツだけでも勉強になりますが、資料もかなり数用意されていて無料でダウンロード可能です。

コンテンツや資料のダウンロードを入り口に顧客を獲得しています。

【参考】ソウルドアウト株式会社「LISKUL

【BtoC】インバウンドマーケティングの3つの事例

【BtoC】インバウンドマーケティングの3つの事例

次に、BtoCの事例を3つ紹介していきます。

1. 北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)

北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)

ECサイトにブログ形式でインテリアに関するコンテンツを掲載し、大勢のファンの獲得に成功したのが、「北欧、暮らしの道具店」の事例です。

「北欧、暮らしの道具店」は株式会社クラシコムが運営する北欧雑貨をテーマにしたECサイトで、もともと個人が運営している小規模なECサイトでした。

インバウンドマーケティングを取り入れている企業がほとんどない時期からコンテンツの発信に力を入れ、今では国内で有数のインテリア通販サイトにまで成長しています。

コンテンツの内容としては商品紹介がほとんどですが、具体的な活用方法を素敵な写真を添えて紹介してくれているため、読者が真似してみたいと思うメディア作りをしています。

【参考】株式会社クラシコム「北欧、暮らしの道具店

2. リスタチャンネル(株式会社RESTA)

リスタチャンネル(株式会社RESTA)

これまで主流だったWebサイトやSNSではなく、動画配信プラットフォームを活用した事例が、「リスタチャンネル」の事例です。

リスタチャンネルは神戸に店舗を構えているDIYショップが運営しているYouTubeチャンネルで、DIYに関する動画が多数アップされています。

どれも動画の作りが凝っていてとても見やすく、詳しく手順を紹介しながら動画が展開されていくため、初心者の方が参考にできる質の高いコンテンツです。

動画内では自社で取り扱っている製品を中心に紹介しており、ほとんどの製品が概要欄からアクセスでき、ECサイトでの購入ができます。

そのため、ユーザーはわざわざ必要なアイテムを検索する必要がありません。

マネタイズの方法やユーザーの誘導の仕方、コンテンツの作り方など、非常に参考になる点が多い事例です。

また、情報を発信する媒体としてYouTubeを活用したいと考えている方にとっても参考になるでしょう。

【参考】株式会社RESTA「リスタチャンネル

3. 土屋鞄製造所(株式会社土屋鞄製造所)

土屋鞄製造所(株式会社土屋鞄製造所)

日本有数のレザーブランドとして人気の土屋鞄製作所。

土屋鞄製作所もインバウンドマーケティングの事例として取り上げられることが多い会社で、SNSとWebサイトを活用してコンテンツの発信をおこなっています。

土屋鞄製作所はコンテンツを発信する場としてFacebookを活用していて、テキストはもちろん、製品の魅力を伝える画像や動画もまじえながら発信しています。

発信されているコンテンツはバラエティ豊かで、新製品の紹介などの商品紹介系コンテンツはもちろん、鞄作りに対するブランドとしての思いやレザーを手入れする方法といったお役立ち系のコンテンツも。

一方、「土屋鞄製造所」のWebサイトで発信されているものはコラム系のコンテンツで、すでに土屋鞄製作所のファンになっているユーザー向けに作られています。

ユーザーを見込み顧客にするためのコンテンツを発信する場と、すでにファンになってくれているユーザー向けのコンテンツを発信する場と分けた、珍しい事例だと言えるでしょう。

【参考】株式会社土屋鞄製造所「土屋鞄製造所

まとめ:事例を参考にインバウンドマーケティングに取り組もう

事例を参考にインバウンドマーケティングに取り組もう

一部向いていない企業もあるものの、アウトバウンドマーケティングの効果が弱まりつつある今、インバウンドマーケティングへの取り組みはマストでおこなうべきだと言えるでしょう。

インターネット広告に関する規制はどんどん厳しくなりつつありますし、ユーザーのリテラシーも向上しているため、インバウンドマーケティングの重要性はさらに増していくと予想されます。

コンテンツなどで情報を発信してユーザーに見つけてもらう「待ち」のマーケティング手法であるインバウンドマーケティングは効果を実感できるようになるまでに時間がかかってしまうため、なるべく早いタイミングで取り組みを始めるべきです。

今回紹介させていただいた6つの事例はいずれも参考になるものばかりですので、分析して参考にしながら、ぜひインバウンドマーケティングに取り組まれてみてはいかがでしょうか?

テクロ株式会社では、伴走型Webマーケティングのサービスを提供させていただいております。

コンテンツの発信でユーザーを集めるインバウンドマーケティングも得意としておりますので、ぜひ一度「お問い合わせ」からご相談ください。