【ツール別】マーケティングオートメーションの成功事例21選 | テクロ株式会社
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【ツール別】マーケティングオートメーションの成功事例21選

企業のマーケティング業務の自動化できる部分を自動化し、効率化を実現する「マーケティングオートメーション」。

マーケティングオートメーションは、マーケティング業務に時間と手間を取られすぎてしまっていると感じている企業ほど必要、かつ大きなメリットをもたらしてくれる取り組みです。

ただ、取り組みをスタートさせれば必ず成功するわけではなく、思うような成果をあげられていない企業も少なくありません。

そこで、ぜひ事前に確認してほしいのが、マーケティングオートメーションへの取り組みをおこなっている企業の成功事例について。

事前に成功事例を確認しておけば、MAへの取り組みが成功する可能性を高められます。

この記事では、ツール別にマーケティングオートメーションの成功事例をいくつか厳選し、紹介していきます。

業界でのシェアが高いツールの事例を中心に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、テクロ株式会社では、Webマーケティングの基本や必要な施策をまとめた資料「Webマーケティングの教科書」を無料で配布しています。

これからWebマーケティングに取り組みBtoB企業様は、ぜひ参考にしてください。

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マーケティングオートメーションの成功事例を事前にチェックするメリット

マーケティングオートメーションの成功事例を事前にチェックするメリット

マーケティングオートメーションの成功事例を事前に確認しておくメリットはいくつかあります。

中でも特に、影響の大きい3つのメリットを紹介していきます。

メリット1. 実現できることや取り組むメリットのイメージがわきやすくなる

MAツールを提供している企業はWebサイト上で導入事例や成功事例を掲載しており、それらの事例では、

  • 企業が抱えていた課題
  • 実現したかったこと
  • おこなった取り組み
  • 解消された課題や問題点
  • もたらされたメリット

などについて触れられています。

貴社が抱えている課題と同じような課題を抱えていた企業の事例をチェックしておけば、MAによって解消される課題や導入によって実現できること、もたらされるメリットなどが明確にイメージできるはずです。

実際に導入した後のシュミレーションができることで、自社の営業方法とのミスマッチも防げるでしょう。

メリット2. MAツール選びの参考になる

事前に、利用を検討している各ツールの事例を確認しておくことで、ツール選びの精度を高められます。

マーケティングオートメーションへの取り組みを進めるには、取り組みをサポートしてくれるMAツールの導入が欠かせません。

しかし、MAツールは種類が多く、

  • 備わっている機能
  • できること
  • 得意なこと
  • 価格
  • 向いている商材

など、異なる点が多いため、適したツールを選ぶのは困難を極めます。

自社のビジネスに最適なツールを選べるかどうかがMAの成功の鍵を握っていると言っても過言ではなく、ツール選びは慎重におこなわなくてはいけません。

事例を確認すれば、そのツールでできることや解決できる課題が明確になるため、より適したツールを導入できます。

メリット3. どのように取り組むべきかのヒントが得られる

各MAツールのWebサイトで紹介されている事例は、そのツールを導入した企業がおこなった取り組みについても触れられていると紹介してきました。

つまり、マーケティングオートメーションへの取り組みのヒントが得られます。

初めてMAへの取り組みをスタートさせる場合、ほとんどの企業が手探りの状態で進めていかなくてはいけません。

ツールによってはコンサルティングを受けられるサービスも用意されていますが、高額になるケースがほとんどのため、気軽に利用できる企業は多くないでしょう。

事例では具体的な取り組みの方法や細かな手順が掲載されているわけではありません。

しかし課題や、問題点を解決するためにどういった作業をおこなったかについて掲載されているため、取り組みのヒントが得られます。

なんとなく道筋が見えている状態とまったくの手探りでスタートさせる場合とでは、得られる成果やスピート感に大きな差が生じます。

導入前に事例をチェックしておくことは、非常に重要だと言えるでしょう。

【ツール別】マーケティングオートメーションの成功事例

【ツール別】マーケティングオートメーションの成功事例

ここからは、マーケティングオートメーションの成功事例をMAツールごとにいくつか紹介していきます。

それぞれのツールの特徴にも触れながら紹介していくので、ツール選びの参考にもなるはずです。

また、MAツールの主な機能や導入によってもたらされるメリット、おすすめのMAツールなどについては「徹底比較!おすすめのMAツール(マーケティングオートメーション)16選」の記事で詳しく紹介しています。

こちらもぜひ参考にしてみてください。

SATORIを導入した企業の事例

SATORI引用元:SATORI

1,000社以上が導入している国産のMAツール「SATORI」。

Webサイトに計測用のタグを埋め込むだけでツールの運用を即座に始められ、データベースの作成やプログラミングに関する知識がなくても扱えます。

BtoBとBtoCの両方に対応している点も魅力です。

SATORIを実際に導入し、成果をあげた企業の事例を3つピックアップしてみました。

事例1. 株式会社アスマーク

ビジネスをおこなう上で欠かせない市場調査。

オンラインで市場調査の対象を募集するオンラインリクルーティングと呼ばれる手法のパイオニアが、「株式会社アスマーク」です。

株式会社アスマークは営業活動に力を入れて成長してきた背景がありますが、営業主体の販促に限界を感じ、データを活用したマーケティングの実施に乗り出しました。

そこで導入したのが、SATORIです。

SATORIの導入後、自社で開発したツールとSFAツール「kintone」との連携に苦労しましたが、連携後はSATORIを確認すればすべてのデータの確認が可能になり、分析の効率が飛躍的に上がったそうです。

出典:SATORI「高確度のリード件数が1年で2倍以上に!MA活用で顧客管理からウェビナー施策までを成功させた裏側

事例2. 株式会社ジェイアール東日本企画

コミュニケーションデザインやデジタルソリューション、メディアなどの事業を展開している広告会社「株式会社ジェイアール東日本企画」。

株式会社ジェイアール東日本企画の事業には顧客とのコミュニケーションが欠かせません。

しかし新型コロナウイルスの影響によって、対面でのサポートが難しくなり、従来のサポートがおこないにくい状況でした。

その状況を打破するべく、本格的なWebマーケティングへの取り組みの一環で導入されたのがSATORIです。

株式会社ジェイアール東日本企画は、SATORIの導入により、今まで把握できていなかった細かな顧客のニーズの可視化が実現できたと回答しています。

今後は、SATORIの導入で明確になった顧客のニーズを参考に、新しいサービスやプロダクトを立ち上げることも計画しているそうです。

出典:SATORI「Web上での顧客との接点を強化。活動開始の第一歩として、MAツールの導入を検討

事例3. 株式会社ネオキャリア

人材事業やIT事業をおこない、国内外に100以上の拠点を設けている「株式会社ネオキャリア」。

株式会社ネオキャリアは、

  • 採用
  • 組織
  • 労務
  • テクノロジー

などに関連する情報を発信するメディア「HR NOTE」を運営しています。

このHR NOTEは100万人以上が閲覧する巨大メディアでしたが、リードの獲得に注力できていませんでした。

そこで、MAツールのSATORIを導入し、ただ情報を発信するだけでなくリードの獲得にも注力し始めたのです。

その結果、導入前はメルマガへの登録者数が月50人程度でしたが、月200人程度にまで増加したと言います。

コンバージョン率に表すと実に242%も向上したことになるため、SATORIの導入によって得られる効果は非常に大きいと言えるでしょう。

出典:SATORI「メルマガ会員登録者数がMA導入前後で242%増!人事メディアの成長に「SATORI」を活用

List Finderを導入した企業の事例

List Finder引用元:List Finder

上場企業に対してNo.1のシェアを誇るMAツール「List Finder」。

高機能ながらリーズナブルな価格が魅力で、最も安いプランであれば月額30,000円でマーケティングオートメーションが実現できます。

コンサルサービスを有料にしているツールが多い中、無料でコンサルを受けられるのもList Finderの強みです。

List FinderでMAに取り組んでいる企業の事例を3つピックアップし、紹介していきます。

事例1. 株式会社ミズノ

企業の環境不祥事を未然に防ぐための廃棄物管理コンサルティングサービスを提供している、「株式会社ミズノ」。

株式会社ミズノでは以前からアナリティクスツールを導入していましたが、適切に取り扱える従業員がおらず、上手く活用しきれていませんでした。

そこで導入されたのが、操作性が良く、各種設定を簡単におこなえるList Finderです。

List Finderの導入によってWebサイト上でのユーザー行動が可視化され、そのデータを元に見込み顧客の育成(ナーチャリング)を実現。

現在はナーチャリングの土台を整えられた程度ですが、今後もList Finderで取得できるデータを活用し、受注につなげていきたいと話しています。

出典:List Finder「見込み顧客の動きを把握し、ナーチャリングの基盤づくりに成功

事例2. 株式会社JBMコンサルタント

人材育成サービスや各種調査に関連するサービスを提供している「株式会社JBMコンサルタント」。

株式会社JBMコンサルタントは、提供しているサービスの特性上、飛び込み営業がおこなえず、経営トップ層からの紹介による人脈を活かした営業で顧客を獲得していました。

しかし、その方法だと新規顧客が枯渇してしまうことに危機感を覚え、List Finderの導入を決めました。

List Finderを導入したことで、

  • メルマガやスポットメールの開封率
  • Webサイトへの訪問状況

などが可視化され、以前は見えていなかった見込み顧客の動向がハッキリと確認できるよう変化したと言います。

これにより、マーケティングや営業活動の精度が向上し、問い合わせの数と商談数の急増につながりました。

出典:List Finder「「見込み顧客との距離が縮まる」問い合わせ数と商談数が急増、ニーズを把握した営業で売上が3倍に

事例3. 株式会社テリロジーサービスウェア

情報テクノロジーを活かした製品やソリューションを提供している「株式会社テリロジーサービスウェア」。

株式会社テリロジーサービスウェアは、提供している製品やサービスの特性上、インバウンド型の営業を中心におこなっています。

しかし、インバウンド型の営業をおこなう上で必要不可欠な戦略を立てるためのデータが不足していました。

その課題を解決するために導入されたのが、List Finderです。

UIが優れていて直感的に操作しやすい点がList Finderの魅力の一つですが、株式会社テリロジーサービスウェアではそのList Finderの特性を活かし、営業の担当者がList Finderを活用していると言います。

あえてマーケティングの担当者を立てずに営業の担当者が個別にList Finderのデータを扱うことで、営業の精度の向上とスピーディーな営業の展開が可能になりました。

出典:List Finder「見えない顧客を可視化し、インバウンド営業の精度向上に貢献

Pardotを導入した企業の事例

Pardot引用元:Pardot

株式会社セールスフォース・ドットコムが提供しているMAツール、「Pardot」。

Pardotは国内でNo,1のシェアを誇るMAツールで、多くの企業がPardotでMAに取り組んでいます。(参考:DataSign「国内約15万Webサイトで利用されているWebサービス調査」)

Pardotの最大の強みは、同社のツールとの連携が用意におこなえる点です。

Pardotを導入し、MAに成功した企業の事例を3つ紹介していきます。

事例1. 日本経済新聞社

日経テレコン」や「日経バリューサーチ」などの情報サービスを提供している、「日本経済新聞社」。

日本経済新聞社ではMAツールにPardotを導入していますが、導入する以前はサービスごとに営業チームとマーケティングチームが存在し、営業活動やマーケティング活動の効率化が図れていませんでした。

日本経済新聞社では元々同じ株式会社セールスフォース・ドットコムの「Sales Cloud」を導入していました。

Pardotを導入してSales Cloudと連携させたことで、一貫性のある顧客へのアプローチの土台を整えられたと言います。

これにより課題だった営業とマーケティングの効率化が実現されてより迅速にPDCAが回せるよう変化し、案件創出数が今までの2倍以上に増大しました。

出典:Pardot「複数の情報サービスを横断できるMAツールとしてPardotを採用

事例2. NECマネジメントパートナー

NECグループにおける働き方改革を担うために創設された「NECマネジメントパートナー」。

NECマネジメントパートナーでは外販も積極的におこなっており、

  • 営業支援
  • リアルプロモーション
  • 映像制作

などのサービスをBtoBで提供しています。

NECマネジメントパートナーはもともとMAへの取り組みを積極的に進めていましたが、既存のマーケティングはメールマーケティングが中心で、やりたいことのほとんどを実現できていませんでした。

Pardotの導入によってこれまでExcelで手作業でおこなっていた煩雑な業務が自動化されたり、スコアリング機能によってマーケティングの精度が高まったりしました。

年間1,600件もの新規リードの獲得と2倍の案件数の増加につながっています。

出典:Pardot「外勤営業が追わないリードはMAとインサイドセールスでナーチャリング最適なマーケティングのエコシステムを実現

事例3. コーセル株式会社

国内だけでなく世界の市場でパワーエレクトロニクス分野を牽引するリーディングカンパニー「コーセル株式会社」。

コーセル株式会社はさらなる成長のためにアジア市場への注力に乗り出しましたが、浮き彫りになったのが、新たな営業体制の確立の必要性です。

当時インターネットや携帯電話の技術が急速な発展を遂げていたアジアでは、今までのアウトバウンド型の営業が通用しづらくなっていました。

そのため、ユーザーに寄り添う形の営業へと変化させる必要があったわけです。

Pardotの導入によって顧客が求める情報を可視化したことで、Webサイトに掲載するコンテンツの内容や構成を大きく変更。

顧客にとってのベネフィットと実現できる理由を述べて、問い合わせフォームへの誘導導線を整えました。

そこから得た情報で、メールマガジンの配信を実施し、問い合わせの件数を約10倍に増加させています。

出典:Pardot「自らリードを獲得する仕組みの確立で問い合わせ件数が約10倍にまで増加

SHANON MARKETING PLATFORMを導入した企業の事例

SHANON MARKETING PLATFORM引用元;SHANON MARKETING PLATFORM

株式会社シャノンが提供している国産のMAツール「SHANON MARKETING PLATFORM」。

洗練されたUIが魅力のツールで、MAツールを触ったことがない方でも直感的に操作できる点がSHANON MARKETING PLATFORMの最大の特徴です。

表記ゆれを直し、データの抽出や参照、閲覧をしやすくするユニークなツールも搭載されています。

SHANON MARKETING PLATFORMによってマーケティングオートメーションを実現した企業の事例を3つ紹介していきます。

事例1. 株式会社早稲田アカデミー

首都圏で進学塾を運営している「株式会社早稲田アカデミー」。

高い合格実績で事業を拡大し続けている株式会社早稲田アカデミーですが、イベントの申込みの対応が未だに手作業になってしまっている点に課題を感じていました。

アナログな方法で作業をおこなうと、どうしても発生してしまうのが人為的なミスです。

また、手作業でおこなう関係上、申し込みを早めに締め切らなくてはならない点も大きな問題でした。

そこで導入されたのが、SHANON MARKETING PLATFORMです。

SHANON MARKETING PLATFORMの導入によって、今まで手作業でおこなわれていた部分がすべてペーパーレス化されて作業が大幅に軽減されました。

さらにリアルタイムでのアクセス状況の確認も可能に。

アクセス状況をリアルタイムに確認できることで、今まで実現できなかったニーズに合わせた集客施策の展開が可能になったと言います。

出典:SHANON MARKETING PLATFORM「早稲田アカデミーの業務・集客効率を改善したイベント業務の新・オペレーション

事例2. 株式会社ベンカン

70年以上の歴史を持つ配管メーカー、「株式会社ベンカン」。

株式会社ベンカンは、新型コロナウイルスの影響で従来の営業がおこなえなくなったタイミングで、SHANON MARKETING PLATFORMの導入に踏み切りました。

今までは、メールを配信してWebサイトへのアクセスが増えればそれで良しと考えていましたが、導入をきっかけにメールの配信による効果にも目を向け始めました。

結果、数万件のリードの獲得に成功し、今では運用が難しいとされるスコアリングにも挑戦していると言います。

出典:SHANON MARKETING PLATFORM「必要だったのはマーケティングの社内浸透。老舗メーカー、ベンカンが2度目のシャノン導入

事例3. 株式会社日本ビジネスプレス

複数のオンラインメディア運営のサポートと展示会の実施などをおこなっている「株式会社日本ビジネスプレス」。

しかし、新型コロナウイルスの影響によって展示会が実施できなくなり、展示会に参加する予定だった企業のマーケターにも大きな痛手となっていました。

その問題を解決するためにオンラインイベントの開催を計画し、オンラインイベントの管理ツールにSHANON MARKETING PLATFORMを導入しました。

導入によってイベントへの登録者の管理が可能になり、それぞれの属性に合わせたメールの配信も実現できたと言います。

展示会は、参加率81%とかなり高い数字を出しており、成功を収めています。

出典:SHANON MARKETING PLATFORM「「JBpress」初の大規模オンライン展示会。シャノンを活用した来場率80%超えの秘訣とは

Marketo Engageを導入した企業の事例

Marketo Engage

引用元:Marketo Engage

クリエイター向けのツールに定評があるアドビ株式会社のMAツール「Marketo Engage」。

Marketo Engageも非常に高いシェアを誇る人気のMAツールで、他のクリエイター向けのツールと同様に、操作画面が洗練されていて扱いやすいのが特徴です。

Marketo Engageを導入してMAに取り組んでいる企業の事例を3つピックアップしてみました。

事例1. 株式会社コラボスタイル

誰でも簡単に利用できるワークフローシステム「コラボフロー」の開発会社「株式会社コラボスタイル」。

株式会社コラボスタイルではもともと別のMAツールを導入して活用してしましたが、ちょっとした変更をおこなうのに数時間かかるツールを使っており、さまざまな課題を抱えていました。

その既存ツールの代わりに採用されたのが、Marketo Engageです。

導入後はもともと導入していたkintoneと連携し、マーケティングの基盤を整え、すべての施策をオンラインへとシフトしていきました。

その結果、顧客との接点が増え、商談の創出数が約150%増えたと言います。

出典:Marketo Engage「全施策オンラインシフトで顧客接点を増やし商談創出数約150%増

事例2. 株式会社ヤプリ

企業向けのアプリの開発をおこなうソフトウェア企業「株式会社ヤプリ」。

株式会社ヤプリでは、営業のプロセスのナーチャリングにあたる段階で離脱したリードをそのまま放置してしまっている状態でした。

放置した結果、新規リード獲得ばかりに追われているメンバーに疲れが見え始めていたため、離脱したリードの再育成に力を入れるようになったのです。

導入する決め手となったのは、Salesforceと連携がしやすい点と信頼性の厚さでした。

Marketo Engageの導入とSalesforceの連携で、マーケティングとインサイドセールスの一体運営が実現できた結果、商談の獲得件数が約1.8倍に向上したと言います。

出典:Marketo Engage「インサイドセールスとともに挑む、放置されていたリードの再育成

事例3. LINE Pay株式会社

LINEのモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を提供している「LINE Pay株式会社」。

LINE Pay株式会社では、LINE Payを立ち上げて業界のシェアを獲得する際のMAツールに、前の事業モデル時代から利用していたMarketo Engageを導入しました。

Marketo EngageとSalesforceを連動させ、

  • 資料請求をおこなったユーザーのナーチャリング
  • Marketo Engageで確認できる資料請求や申し込みなどの行動に合わせたスピーディーな架電
  • 分散していたイベント管理ツールのMarketo Engageへの集約

などの対応や施策を進めていきました。

その結果、Webサイトからの加入申し込みが増加し、約110%~140%で推移していると言います。

出典:Marketo Engage「新たな決済手段「キャッシュレス決済」普及に挑むために選んだマーケティングパートナーMarketo Engage

Kairos3を導入した企業の事例

Kairos3
引用元:Kairos3

SFAツール(営業支援ツール)の機能も備えているMAツール「Kairos3」。

両方の機能が利用可能でありながら、初期費用含め25,000円から始められるコストパフォーマンスの高いツールです。

Kairos3でマーケティングオートメーションを成功させた3つの事例を紹介していきます。

事例1. 株式会社ビーライズ

最新のデジタルテクノロジーを活用したサービスの提供をしているIT企業「株式会社ビーライズ」。

株式会社ビーライズは、

  • 展示会で出会った見込み顧客への積極的なアプローチを実現したい
  • 請求フォームを作成し、見込み顧客を獲得したい

などの目標を実現するためにKairos3を導入しました。

導入の決め手は、利用状況に応じて価格が変わる料金体系です。

Kairos3の導入によって、

  • 新規顧客からの商談の増加
  • 安定した新規顧客の獲得の実現
  • 代理店を希望する企業からの引き合いの増加

などの効果が得られたと言います。

出典:Kairos3「メルマガと資料請求フォームの活用で、紹介案件に頼ることなく、新規商談数がアップ

事例2. 東海テクノ株式会社

プラント事業や、工業用機械の製造をおこなっている「東海テクノ株式会社」。

東海テクノ株式会社は、

  • 営業担当者がそれぞれの顧客情報をファイルで管理
  • 商談の内容は手書きによるメモで保存
  • 顧客への案内が十分でにできていない

などの問題を抱えていました。

Kairos3の導入により、メルマガをきっかけとした既存の顧客からのさらなる問い合わせの獲得が実現できたと言います。

出典:Kairos3「既存のお客さまから、メルマガをきっかけに追加案件のお問い合わせを獲得

事例3. HeaR株式会社

企業の採用活動を支援するサービスの提供をおこなっている「HeaR株式会社」。

HeaR株式会社では、資料のダウンロードによってリードを獲得し、メルマガでアプローチしていました。

しかし、獲得したリードが新規か既存か把握できておらず、リードの管理がスプレッドシートでおこなわれていた課題がありました。

それらの問題を解決するためにKairos3を導入した結果、

  • リードの管理にかかる工数の削減
  • スコアリング機能の活用による新規アポイントの獲得
  • ウェビナーの参加者に対するフォローアップメールの送信

などが、実現できたと言います。

出典:Kairos3「スコアリングから新規アポイントを獲得。少ないリソースでも最大限の営業活動を実施できるように

BowNowを導入した企業の事例

BowNow

引用元:BowNow

Pardotに続き、国内No.2のシェアを誇るMAツール、「BowNow」。

BowNowは、ずっと無料で使い続けられる点が強みのMAツールです。

無料プランは機能が制限されてしまいますが、MAへの取り組みをスタートさせるには十分すぎるほどの機能が備わっています。

もちろん、途中で有料プランに切り替えて、取り組みの強化も可能です。

BowNowを導入してMAを実現させた企業の事例を3つ紹介していきます。

事例1. 株式会社ウインディーネットワーク

海洋調査などの研究事業と、オフィスまわりのITサービス事業をおこなう「株式会社ウインディーネットワーク」。

株式会社ウインディーネットワークは製品やサービスの開発に力を入れ、マーケティングの部分を代理店に委託していました。

しかし、製品やサービスの開発をおこなっている担当者が売り込むわけではないため熱量が伝わらず、イマイチ案件化につながらない点に課題を感じていました。

そんな中、展示会で見かけて導入したのが、BowNowです。

導入後、企業リストや各営業担当が持っていた名刺の情報をBowNowに入れてアプローチしたところ、商談の発生につながったと言います。

出典:BowNow「眠っていた優良顧客を発掘。熱量の高いリードを獲得し、商談化へ|株式会社ウインディーネットワーク様

事例2. 株式会社日本ディスプレイセンター

店舗への什器の導入や看板の設置、デジタルサイネージ事業をおこなっている「株式会社日本ディスプレイセンター」。

株式会社日本ディスプレイセンターでは、

  • Webサイトからの問い合わせを増やしたい
  • 保有している名刺を有効的に活用したい
  • アクセス解析をおこないたい
  • 営業活動を効率化したい

などの課題を抱えていました。

それらの課題を解決するために導入したのが、BowNowです。

BowNowを導入した後におこなった具体的な施策には、

  • 名刺情報を元にした見込み顧客へのメールの配信
  • 問い合わせフォームの設置
  • 資料のダウンロードページの設置
  • アクセス情報を元にした見込み顧客へのアプローチ

などがあげられます。

これらの施策によって営業任せのアプローチから脱却できたことで、反応が良くなり、案件獲得につながることが増えたと言います。

出典:BowNow「営業の経験と勘に任せた手法から、メール配信やアクセス情報を活用した営業活動へ転換|株式会社日本ディスプレイセンター様

事例3. 株式会社エデュコ

約50年近く語学学校・研修を運営している「株式会社エデュコ」。

以前からMAツールの導入を考えていましたが、新型コロナウイルスの影響によって営業活動がおこないにくくなったことが導入の決め手となりました。

Webの活用や営業活動の効率化を目標に、マーケティングオートメーションに取り組んでいます。

BowNow導入後におこなった具体的な施策には、

  • アクセス解析
  • 解析したデータを元にしたアプローチ活動
  • メールの配信
  • 問い合わせフォームの設置
  • ホワイトペーパーの設置

などがあげられます。

また、アプローチによって顕在化した顧客に対してのみ営業の担当者をつけてアプローチするなど、営業活動の効率化にも取り組みました。

BowNowの導入によって保有しているリストのアクセス状況がリアルタイムで把握できるため、検討期間も把握可能になったと言います。

出典:BowNow「保有リストのアクセス状況をリアルタイムで把握!顧客の検討時期を掴めるように|ジェイムズ英会話(株式会社エデュコ様)

まとめ:成功事例を参考にマーケティングオートメーションへの取り組みをスタートさせよう

成功事例を参考にマーケティングオートメーションへの取り組みをスタートさせよう

今回紹介してきたとおり、マーケティングオートメーションへの取り組みをスタートさせ、成果を出している企業はたくさんあります。

各MAツールのWebサイトでは、MAへの取り組みを成功させた企業の事例が掲載されているため、これから取り組みをスタートさせたいと考えている企業は積極的に参考にするべきです。

これらの事例では、

  • 抱えていた課題
  • 実現したかったこと
  • おこなった取り組み
  • 解消された課題や問題点
  • もたらされたメリット

などが語られているため、MAへの取り組み方や導入するツールを選ぶ上でのヒントが得られるはずです。

自社の課題と似た企業の事例を参考に、参考になりそうな部分やマネできそうな部分は、ぜひ積極的に取り入れてみてください。

ツール選びで迷ったら、「徹底比較!おすすめのMAツール(マーケティングオートメーション)16選」の記事が参考になるはずです。

また、MAツールの導入を含めWebマーケティングの実施を支援してもらいたいと考えているのであれば、ぜひ弊社にサポートさせてください。

私たちテクロ株式会社は、伴走型のWebマーケティングに強い会社です。

MAツールの導入や効果的なWebマーケティング施策の実施など、企業のWebマーケティングをトータルでサポートしておりますので、ぜひ一度「お問い合わせ」からご相談ください。

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これからWebマーケティングに取り組みBtoB企業様は、ぜひ参考にしてください。

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