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BtoBのメルマガに最適な曜日・時間を徹底解説!配信のポイントとは?

「BtoBの顧客にメルマガを読んでもらうにはどうすれば良いのだろう」と、疑問を抱えていませんか?

実は、より多くのユーザーにメルマガを読んでもらうためには、配信する曜日と時間が重要です。

今回は、BtoBのメルマガ配信に最適な曜日・時間と、配信曜日と時間を決める方法を紹介します。

また、最適な配信時間を分析するツールや、配信時間を考えるときのポイントも解説。

メルマガでの実績アップを狙いたい方は、ぜひ参考にしてください。

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メルマガ配信におすすめの曜日

メルマガ配信におすすめの曜日
2022年にCampaign Monitor社が発表した調査結果によると、曜日別の開封率やクリック率は以下の通りです。

開封率 22.0% 21.8% 21.8% 21.7% 21.6% 20.5% 20.3%
クリック率 2.3% 2.4% 2.3% 2.3% 2.2% 2.1% 2.1%

参考:Campaign Monitor「Ulimate Email Marketing Benchmarks for 2022:By Industry and Day

割合がもっとも高くなるのは、開封率が月曜日、クリック率が火曜日という結果になりました。

平日の中で比較すると、金曜日は開封率、クリック率共に低くなっています。

また、土日になると開封率は低下する傾向にあります。

クリック率も週末に低下していますが、開封率に比べるとわずかな差です。

以上の傾向を踏まえると、メルマガは月・火・水のいずれかで配信すると、開封率やクリック率が向上する傾向にあるといえます。

メルマガの開封率を上げるための方法を知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:メルマガの開封率をあげるには?ベストな配信時間や曜日も解説

BtoBマーケティングでメルマガが使用される理由

BtoBマーケティングにおいて、メルマガが活用されている理由は以下の3つです。

  • BtoBのコミュニケーションではメールが使われている
  • 顧客の育成に効果がある
  • 既存の顧客にアプローチできる

BtoBマーケティングでは、コミュニケーションの取り方の一つに、メールが今でも使われています。

馴染みあるツールのため、基本的に興味のあるメルマガであれば開封する可能性があるのです。

さらに検討段階の顧客に合わせてメルマガを配信することで、見込み顧客を商談化に結びつけられます。

継続的なアプローチができるため、見込み顧客を取りこぼす可能性を減らせるのです。

また既存の顧客に再度アプローチをして、関係を維持し、他の製品やサービスの案内を続けることで、ファン化やさらなる契約につなげられます

BtoBのメルマガ配信におすすめの時間帯

メルマガ配信におすすめの時間帯

メルマガを配信する曜日と時間を決めるときは、ターゲットとなる顧客の生活パターンを考えることが重要です。

ここからは、BtoBのメルマガ配信におすすめの時間帯を、

  • 経営者
  • 企業担当者

に分けて紹介します。

ターゲットがどのように生活しているのか考え、読んでもらえそうな時間帯を選んで配信しましょう。

経営者

経営者にメルマガを配信する場合、おすすめの時間帯は以下の通りです。

  • 平日の朝(就業前の時間帯)
  • 月曜日は避ける

経営者の多くは、朝早くから活動しています。

就業前から業界動向や新聞をチェックしている方も多いので、平日の朝、就業前の時間帯を狙ってみましょう。

ただし、月曜日はメール対応や定例会議などで忙しいことが予想されるため、配信を避けた方が無難です。

企業担当者

企業の担当者にメルマガを配信する場合、おすすめの時間帯は以下の通りです。

  • 通勤・帰宅時間帯
  • 昼休み
  • 月曜日は避ける

担当者の場合、通勤時間に情報収集している場合があるため、就業前や帰宅時間を狙うと良いでしょう。

少し余裕のできる昼休みを狙うのもおすすめです。

また、月曜日はメール対応や定例会議などが入ることがあります。

そのため、火・水・木曜日に配信するのが良いでしょう

BtoBのメルマガの配信曜日と時間を決める方法

BtoBのメルマガの配信曜日と時間を決める方法

BtoBのメルマガを配信する曜日と時間を決めるときは、以下の手順で進めるのがおすすめです。

  1. 読み手の行動を考える
  2. 配信時間の候補をピックアップする
  3. 検証する
それぞれについて、詳しく解説します。

1.読み手の行動を考える

配信曜日・時間を決める基本的な考え方は、「読み手の行動を考える」です。

メルマガでは読み手の行動を予測し、読んでもらいやすい曜日・時間に合わせて配信するのが鉄則です。

もし読み手が忙しい時間に配信してしまうと、せっかく配信したのに読んでもらえません。

逆に、時間に余裕のあるタイミングで配信することで、読んでもらえる確率が高まります。

Webサイトへのアクセス状況を分析するなどして、読み手の行動を把握しましょう。

アンケート調査などから、おすすめの時間帯を狙うのもおすすめです。

2.配信時間の候補をピックアップする

読み手の行動をある程度予測できたら、次に配信時間の候補をピックアップします

例えば、企業担当者をターゲットにしたメルマガで、火曜日から水曜日にかけてホームページへのアクセスが多い場合は、以下のように候補を絞ります。

  • 配信曜日:火曜日か水曜日
  • 配信時間:出社時間帯にあたる8時か、帰宅時間帯にあたる19時
候補が決まったら、A/Bテストで検証します。

3.検証する

最後にA/Bテストを行い、どの時間帯がより効果的であったかを検証します。

A/Bテストを実施する際の注意点は以下の通りです。

  • 基準する指標を決めておく(開封率・クリック率・コンバージョン率など)
  • 比較する項目は1つに絞る
  • 同じ内容のメルマガを配信する
  • 複数回実施する

複数回A/Bテストを行って、もっとも顧客に読んでもらいやすい時間帯が分かったら、次回から曜日と時間を統一して配信しましょう。

1回のA/Bテストでは適切な結果を得られないので、必ず複数回行ってください。

関連記事:メルマガは効果測定が重要!重要な指標や測定ツールを紹介

最適な配信時間を分析するツール

最適な配信時間を分析するツール

メルマガの配信曜日と時間を決めるには、分析ツールが欠かせません。

ここからは、メルマガの最適な配信時間を分析するツールを2つ紹介します。

分析ツールを使って、開封率やクリック率を測定しながら、配信時間や内容を改善していくと、より多くの人に読んでもらえるようになります。

ぜひ、分析ツールを活用してみてください。

Google Analytics

Google Analyticsは、Googleが提供している無料の分析ツールです。

開封率やクリック率の測定はもちろん、

  • メルマガ本文中のどのリンクがクリックされたか
  • ユーザーがリンク先のサイトに流入してからどのように行動したか

などの分析も可能です。

ただし、Google Analyticsにそのままメルマガのアドレスを登録すると、エラー表示が出てしまいます。

メルマガのURLにダミーパラメーターを入れて、正確な分析ができるようにする必要があります。

ダミーパラメーターとは、分析に不要な値を除外する機能です。

URLの末尾につける「?」以降の部分を指します。

Google Analyticsでは、以下の5種類があります。

  • utm_source
  • utm_medium
  • utm_campaign
  • utm_term
  • utm_content

Googleが提供しているURL生成ツールを使えば、ダミーパラメーター付きのURLを簡単に作成できます。

Google Analyticsでメルマガの効果測定を実施する場合は、ぜひ活用してください。

メルマガ配信サービス

メルマガ配信サービスの中には、開封率やクリック率などを確認できるサービスがあります

データを確認しながら、配信に適した時間を分析してみましょう。

また、アンケート分析や、配信エラーの原因を探すことも可能です。

メルマガ配信に特化したサービスのため、メルマガで成果を上げたい方は、使うことをおすすめします。

なお、以下の記事では無料のメルマガ配信サービスを紹介しています。

分析機能が備わっているサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:無料のメルマガ配信サービス7選!選び方や注意点も解説

メルマガ配信の効果を高める6つのポイント

メルマガ配信の効果を高める方法

最後に、メルマガ配信の効果を高める方法として、以下の6つを紹介します。

  • 配信時間と曜日を固定化する
  • 魅力あるコンテンツを配信する
  • コンテンツ内容はターゲットに合わせる
  • タイトルを最適化する
  • メルマガの頻度を調整する
  • メルマガの種類別に効果測定する

それぞれ解説します。

1.配信時間と曜日を固定化する

自身のメルマガ配信に最適な曜日・時間が分かったら、配信時間と曜日を固定化しましょう。

メルマガを参考にしていたり、楽しみにしていたりする顧客にとって、配信時間と曜日がわからないのはストレスです。

なぜなら、頻繁にメールをチェックする必要があるからです。

一方で、配信時間と曜日が固定化されると、顧客はメルマガを読むのが習慣化されやすくなります。

配信時間と曜日を固定化して、ユーザーに読んでもらいやすい状況を整えましょう。

2.魅力あるコンテンツを配信する

メルマガを読んでもらうためには、魅力あるコンテンツを配信することが大前提です。

配信時間と曜日を固定化しても、内容が薄いと効果は見込めません。

ユーザーのニーズに合う、有益な情報を提供できるメルマガを作成してください。

宣伝や広告ばかり詰め込むのもNGです。

見やすく、ためになるメルマガを配信しましょう。

なお、見やすいメルマガ作りについては、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:成果が出るメルマガテンプレートの作り方とは?作成のポイントを解説

3.コンテンツ内容はターゲットに合わせる

メールの内容はターゲットのニーズに合わせることが重要です。

どれだけ良い内容でも、ターゲットの求めていない内容を配信してしまうと、メルマガが読まれることはありません。

その結果、メルマガ内のリンクをクリックしてもらえず、コンバージョンにつながりません。

ビジネスの基本ですが、メルマガも「顧客第一」で考えましょう。

コンテンツ内容に困っている場合は、よくある質問やサービス導入事例などを活用してみましょう。

メルマガのネタ探しに迷っている場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:メルマガネタに困ったときに使えるネタ12選|考え方やNG例も紹介

4.タイトルを最適化する

メルマガをより多くの人に開封してもらうには、思わず読みたくなるタイトルを付けるのがポイントです。

タイトルを読むだけで内容がわかるようにしておくと、顧客は自分に有益なメルマガかどうか判断できます。

数字を入れたり、「メルマガ会員限定」「速報」などの興味を引くワードを入れて、タイトルを工夫してみましょう。

過激なタイトルは内容との乖離につながるため、避けるのがおすすめです。

なお、タイトルの付け方は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:開封率UP!メルマガのタイトルの決め方と参考になる例文3つを紹介

5.メルマガの頻度を調整する

配信頻度を調整することも、メルマガの効果を高めるために重要です。

適切な配信頻度を知るためには、

  • 解除数
  • コンバージョン数

の2つを見ます。

解除数は、メルマガを配信しているうちに読者登録を解除してしまった人の数です。

解除数が多い場合は、配信頻度が高すぎる可能性があります

何通も送られてくるメルマガに対して、顧客はしつこいまたは、情報に希少性がないと感じているかもしれません。

そのため、解除数が多いときは、配信頻度を減らしてみましょう。

一方で、コンバージョン数は、メルマガから商品購入やお問い合わせなどの行動につながった数のことです。

コンバージョン数の増加はメルマガの最終的な目的であり、ビジネス成功のために必要不可欠です。

コンバージョン数が少ない場合は、配信頻度が少ない可能性があります

より有益な情報発信ができるよう、配信頻度を増やしてみてください。

なお、配信頻度の決定には、配信テストで開封率を確認したり、アンケートを実施したりすることも有効です。

関連記事:メルマガの開封率をあげるには?ベストな配信時間や曜日も解説

メルマガの種類別に効果測定する

複数のメルマガを配信している場合は、メルマガの種類別に効果測定をしましょう。

メルマガの種類には、以下があります。

  • ブランディングメール:信頼を高め、ブランドイメージを醸成する
  • ステップメール:見込み顧客を育成し、行動を促す(メルマガではないが、メールマーケティングの一種として効果測定が重要)
  • ターゲティングメール:一定の条件に絞った顧客に対してメールを配信してアクション率を高める
  • リターゲティングメール:特定のタイミングで顧客に配信して、行動を促す

種類ごとに効果測定を行う理由は、同じ顧客に配信しても、メルマガの種類によって、開封率やクリック率が異なるためです。

メルマガの種類ごとに、最適な配信時間が見つかるように分析しましょう。

まとめ:メルマガはターゲットが読みやすい時間に配信しよう

メルマガはターゲットが読みやすい時間に配信しよう

今回はメルマガ配信に適切な曜日と時間について解説しました。

最後に、BtoBのメルマガ配信におすすめの時間帯をまとめておきます。

ターゲット おすすめの時間帯
経営者
  • 平日の朝(就業前の時間帯)
  • 月曜日は避ける
企業担当者
  • 通勤・帰宅時間帯
  • 昼休み
  • 月曜日は避ける

メルマガの開封率・クリック率を上げるポイントは、ターゲットの行動を想像して、読みやすい時間帯に配信することです。

今後は自社の顧客はどのような人が多いのか想像して、メルマガを配信してください。

なお、弊社テクロでも、メルマガを含むBtoBマーケティングに関する情報を、メルマガで配信しています。

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