DXコンサルティングとは?メリットや活用方法、おすすめの企業30選も紹介

「2025年の崖」が間近に迫る今、自社のDX化について意識している企業は多いでしょう。
しかし、何から手をつければよいかわからない、DX人材が自社にいないため進められないなどの理由で困っている方も少なくないのではないでしょうか。
DX化を失敗したくない、うまくいかないという方は、DXコンサルティングに依頼するのがおすすめです。
今回は、DXコンサルティングを知りたい方のために
- DXコンサルティングについて
- DXコンサルティングのメリット
- おすすめのDXコンサルティング会社
などを紹介します。
また、DXを検討中の方は、無料配布中の「DX解説本」も併せてご確認ください。
目次
DXコンサルティングとは?
DXコンサルティングとは、企業がデジタル技術やデータを活用してDX推進する際のサポートを提供するサービスです。
その具体的な内容は、経営戦略の立案からツール導入、人材育成など多岐にわたります。
ここでは、DXコンサルティングの種類とその役割について詳しく解説します。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の概要や重要性をおさらいしたい方は、弊社の別記事「デジタルトランスフォーメーションとは?注目される理由を徹底解説」をご覧ください。
DXコンサルティングの種類
DXコンサルティングには、主に次の4種類があります。
- 戦略系
- IT系
- 総合系
- 特化型
戦略系コンサルティングは、経営戦略の策定やデジタル技術による新規事業の創出をサポートします。
一方で、IT系コンサルティングでは主にITツールの導入や運用がメインですが、ITの知見を活かしたデジタル戦略策定などもコンサルの範囲内です。
戦略系とIT系の領域の両方兼ね備えているのが、3つ目の総合系コンサルです。
戦略策定からツール導入、実際の運用や人材育成、人事まで幅広くサポートを提供し、DX施策を一括して支援します。
4つ目の特化型は、マーケティングや人材組織などの特定の業務領域や、AIやRPAなどの技術導入に特化したコンサルティングです。
DX人材が社内にいるかどうかや、自社でのDX化の進度によって選ぶべきコンサルティングの種類は異なります。
DX化を効率よく進めるには、自社の状況に適した種類のコンサルティングを選ぶことが重要です。
DXコンサルティングの役割
DXコンサルティングの具体的な役割には、大きく分けて次の6つがあります。
- DXのテーマ・戦略の策定
- 戦略の実行計画を策定
- システム・ツールのMVP開発やPoC実施
- システムやツールの本格的な実装や展開への支援
- DX人材育成支援
- 蓄積されたデータの利用・活用
DXは、デジタル技術の導入によって企業自体の変革を目指す取り組みです。
そのため、ビジョンや経営方針、新規事業の創出などの戦略策定から具体的にITツールやシステムの開発・導入・展開への支援、人材育成まで幅広くサポートする役割を持っています。
また、社内に蓄積されているものの、うまく利用されていない顧客データや社内データを収集・分析して経営へ利活用できるようにサポートするのもDXコンサルティングの役割の一つです。
DXコンサルティングを受けるメリット4つ
人材不足や経営課題などによって自社だけでDX化を進めるのが難しい場合、DXコンサルティングに依頼することで効率的に進められます。
ここでは、コンサルティングを受けることによって得られる具体的なメリットについて詳しく解説します。
1.客観的な視点からDX化を進められる
DXは、単なるITツールの導入やデジタル技術を利用した業務効率化の取り組みではありません。
デジタル技術の導入によって、自社ビジネスや組織形態を変革していくプロセスです。
そのため、DX化を進める時には社内での反発が少なからず出てくるでしょう。
例えば、DX推進で新しいプロジェクトを立ち上げるとなれば、既存のプロジェクトを縮小することもあるかもしれません。
業務が効率化されるのは現場にとっても喜ばしいことですが、新しいツールが導入されると慣れるまでかえって生産性が下がる場合もあるでしょう。
反対意見が多い場合、社内の人間だけでDXを進めるよりも、コンサルティングに依頼して社外の人間から客観的な意見を提案してもらう方が理解を得られやすいというメリットがあります。
また、DXを進める中で「何が課題になるかがわからない」といった場合、どこから手をつければ良いかわからないということもあるでしょう。
DXコンサルティングに相談することで、自社が今抱えている課題を客観的に可視化できます。
さらに、課題解決のためにはどのような技術や人材が必要になるのかなどのアドバイスを得られるのです。
2.コンサルに蓄積されたノウハウを活用できる
DXコンサルティング会社には、実績として様々な企業の事例が蓄積されています。
具体的には、
- 戦略を策定する際の項目や策定手順
- IT技術への最先端の知識
- プロジェクト管理方法
- 業務への知識
などのあらゆるノウハウを持っているため、自社にカスタマイズして効率的にDX化を進めていくことが可能です。
事業の内容によってもDX化の進め方は異なります。
そういった点でも、近い業態の企業へのコンサル経験が豊富な会社に依頼すればスムーズに進められるでしょう。
3.最先端の技術を導入できる
デジタル技術は日進月歩であり、新しい技術が日々開発されています。
自社ビジネスやサービスに適した最先端の技術をいち早く取り入れるには、自社だけで進めている場合には限界があります。
常に市場の動向や技術開発の情報にアンテナを張っているコンサルティング会社に依頼するほうが、最先端を取り入れる際には有利です。
AIやloTなどを利用した、新しい事業や業務効率化へのアイディアが生まれやすくなります。
4.DXに必要な人材育成をサポートしてくれる
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の2022年度調査によると、国内企業の約8〜9割弱がIT人材の量・質ともに不足していると回答しています。
参考:DX白書2023/IPA
DX人材育成のためにOJTの実施に取り組む企業は増えていますが、多くの企業で人材不足に悩まされているのが実情です。
DXコンサルタントには、IT人材の育成サポートにも対応している会社があります。
社員へのITリテラシー教育の実施だけでなく、DXを推進する人物像の設定やスキル定義、IT人材への評価方法といった社内制度の整備もサポートしてくれるのです。
社内だけではDX人材育成が難しい場合にも、DXコンサルティングに依頼することで解決します。
DXコンサルティングを上手に活用するポイント3つ
DXコンサルティングさえ依頼すれば、DX化は問題なく進められるというものではありません。
まずは自社でDX化に向けてプロジェクトを立ち上げたり、DX人材育成の風土を醸成していくことで、DXコンサルティングを活用できるようになるのです。
ここでは、DXコンサルティングを上手に活用するためにどのようなことに留意すべきか解説します。
【ポイント1】DXコンサルティングに依頼する目的を明確にする
はじめに、DXコンサルティングを受けることによってどこまで支援してもらうのかを明確にしましょう。
ただ漠然とDX化について相談するだけでは、コンサルティングの範囲や期間が広がってしまい、費用もそのぶん必要になります。
なぜ自社でDX化を進められないのか、その理由を洗い出すことで自社の課題がはっきりします。
課題に応じて、その分野が得意領域にあるDXコンサルティングに絞ると会社選びもしやすくなりますよ。
そもそもDX化に関して何が課題になるのかわからないという場合にも、コンサルティングを受けることは有効です。
しかし、あらかじめコンサルティングにかける費用と期間は決めておきましょう。
コンサルティングによって課題が明確になってから、改めてコンサル契約を延長するか別の会社に依頼するかを検討すれば無駄がありません。
【ポイント2】社内の基本情報やサービスの概要をまとめておく
DXコンサルティングに依頼する前には、できるだけ社内の基本情報や製品・サービスの概要をまとめた資料を作成しておきましょう。
DXコンサルティングでまず時間とコストが必要になるのが、コンサルティング会社がクライアント企業を理解することです。
製品・サービス内容だけでなく業務プロセス、物流・商流、企業理念、組織形態までありとあらゆる情報を理解する必要があります。
前述の通り、DX化は企業のサービスや組織の変革を目指す取り組みです。
そのため、クライアント企業の現在の状態を適切に理解していなければ、DX化への適切な提案が難しくなります。
DXコンサルティングから企業理念や風土に外れた提案を受けないためにも、社内の情報をまとめて提供することは重要なポイントです。
【ポイント3】社内でDX化への意識を醸成する
DXへの取り組みはDXコンサルティングに任せきりにせず、社員が主導して進めることが大切です。
まずは経営層からDXに向けての意識を高め、社内全体でDX化への意識を醸成していくことを目指しましょう。
社内でプロジェクトを立ち上げ、コンサルティングにはあくまで支援を依頼する形にすることで、自社に適したDXを進められます。
また、社内でDX人材を育成する風土も合わせて醸成していきましょう。
プロジェクトの立ち上げ段階ではコンサルティング会社からの外部人材で進められたとしても、契約期間が終わった後は自社でプロジェクトを継続していかなければなりません。
その時にプロジェクトを担える人材を確保しておけるように、DX化の推進とともに人材育成や採用も並行して進めていく必要があります。
おすすめのDXコンサルティング会社30選
ここからは、おすすめのDXコンサルティング会社を紹介します。
それぞれの会社の特徴や強み、実績などを挙げていますので、比較検討する材料にしてください。
おすすめ1.テクロ株式会社
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引用元:テクロ株式会社
テクロ株式会社は、WebやITを利用した事業の組み換えや既存事業のオンライン化が得意です。
特にWebマーケティングの導入支援に長け、実装から本格展開まで伴走型でサポート。
KPMGコンサルティング株式会社などの大手BtoB企業への支援を行っており、1年で1万PVから132万PVに増加した事例やお問い合わせが10倍になった事例もあります。
DX支援の一つとして、テクロでは自社でWebマーケティングチームを育成できるeラーニングシステム「マーケブル」を提供しています。
BtoB向けWebマーケティングを内製化したい、社内全体でWebマーケティングの知識を底上げしたいという方は、ぜひ以下の資料をご参考ください。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都渋谷区神宮前1-5-8神宮前タワービルディング12階 |
おすすめ2.株式会社DXコンサルティング
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引用元:株式会社DXコンサルティング
「株式会社DXコンサルティング」は、組織の目的を理解した上で、業務プロセスの設計をしてくれる会社です。
金融や物流などあらゆる業種のコンサルティングをしてきたプロが担当してくれます。
研修サービスも提供しており、従業員のDX関連の試験合格を狙っている企業の方にもおすすめです。
主なサービス |
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実績・受賞歴など | − |
所在地 | 東京都千代田区五番町12番地1 番町会館 |
おすすめ3.株式会社オロ
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引用元:株式会社オロ
「株式会社オロ」は、DXによるブランド価値の最大化と新たな顧客の体験を作ることを目的に運営している会社です。
デジタル技術を最大限に活かし、開発・運用まで丁寧に並走してもらえるため、コンサルティングが終了しても安定して事業を展開できます。
大企業のDX化も実施している点も強みといえるでしょう。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都目黒区目黒3-9-1 目黒須田ビル |
おすすめ4.株式会社日立コンサルティング
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引用元:株式会社日立コンサルティング
「株式会社日立コンサルティング」は、新たな時代に合わせてテクノロジーをビジネスに生かして、競争力強化を目指している企業です。
あらゆるデジタル技術を駆使して、シームレスに現実世界と仮想空間で情報をやり取りできる空間を作ります。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都千代田区麹町二丁目4番地1 麹町大通りビル(受付:11F) |
おすすめ5.NCDC株式会社
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引用元:NCDC株式会社
「NCDC株式会社」は、デザインとテクノロジーの力でDX化を推進していく企業です。
デザイン思考を取り入れて、より顧客に刺さる製品を開発できるようにサポートしてくれます。
製品づくりだけでなく、業務の効率化も依頼できます。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都港区新橋3丁目9-10 天翔オフィス602 |
おすすめ6.TDSE株式会社
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引用元:TDSE株式会社
「TDSE株式会社」は、自社でDXを取り組んでいる状況に合わせたサービスを提供しています。
- DX組織組成支援
- プロジェクト創出支援
- DX推進支援
DXについてあまり知らない企業はもちろん、運用がうまく行っていない会社まで丁寧にサポートします。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー27階 |
おすすめ7.株式会社 エル・ティー・エス
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引用元:株式会社 エル・ティー・エス
「株式会社 エル・ティー・エス」は、単なるデジタル活用ではなく、企業変革を通じた新たな価値の創出をしてくれる企業です。
業務の改変や人材開発などをサポートしてもらえます。
問題点の洗い出しはもちろん課題解決まで、ただ指示するだけでなく伴走するコンサルティングです。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都新宿区新宿2-8-6 KDX新宿286ビル 2F |
おすすめ8.株式会社クロス・コミュニケーション
「株式会社クロス・コミュニケーション」は、企画の立案・開発制作・運用改善を通して、ビジネスパートナーとして活躍してくれる企業です。
データの活用方法のレクチャーやwebサイトの構築、アプリ開発まで幅広く実施してくれます。
無料のノウハウ資料も配布しているため、DXについてよく知らない方にもおすすめの企業です。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 24F |
おすすめ9.ユナイテッド株式会社
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引用元:ユナイテッド株式会社
「ユナイテッド株式会社」は、日本最大級のオンラインスクール「TechAcademy(テックアカデミー)」の企画・開発をした企業です。
企業のDX化において最適なコンサルティングとソリューションの提供を徹底化しています。
アプリの開発や運営を通じて培ったノウハウを提供してくれます。
主なサービス |
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実績・受賞歴など | − |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル B1F・10F |
おすすめ10.株式会社エスキュービズム
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引用元:株式会社エスキュービズム
「株式会社エスキュービズム」は、クライアントとの対話を重視し、サービスや業務への理解を深めた上でDX支援をする企業です。
BtoC向けのビジネスに強く、テクノロジーの力で事業の拡大を促進させます。
また、システム開発も実施しているため、テクノロジーの導入に迷っている方にもおすすめです。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 |
東京都港区芝公園2-4-1芝パークビル A館 4階 |
おすすめ11.株式会社リブ・コンサルティング
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引用元:株式会社リブ・コンサルティング
「株式会社リブ・コンサルティング」は、伴走型コンサルティングにより、100年後の世界を良くする会社を増やすことを目的とした企業です。
コンサルティングを生業としてきた企業だけあって、幅広い業界・業種に実績があります。
経営や営業、マーケティングのコンサルティングなども提供しており、DX以外にも課題がある場合にもおすすめです。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 |
東京都千代田区大手町1丁目5-1 大手町ファーストスクエア ウエストタワー 19階/20階 |
おすすめ12.株式会社電通デジタル
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引用元:株式会社電通デジタル
「株式会社電通デジタル」は、電通グループのデジタルマーケティング専門会社です。
デジタルマーケティングの全領域に対し、コンサルティング〜開発・実装、運用・実行までを提供する、統合的なサービスです。
DX領域では顧客と従業員、組織マネジメントの人の動きに注目しています。
変革することで課題を解決する「ピープルドリブントランスフォーメーション」という理念を掲げており、机上の理論ではない、活きた仕組みの構築が可能です。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 |
東京都港区東新橋1-8-1 |
おすすめ13.株式会社ヘッドウォータース
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引用元:株式会社ヘッドウォータース
顧客のビジネスを熟知した上で、実用的なサービスを提供している企業が「株式会社ヘッドウォータース」です。
AIソリューションに強みを持つ企業で、DX領域においても単なるシステム化ではなく、その先のAI技術活用を見越したシステム開発をしています。
DXという大きなビジネス変革が、さらに価値のあるものに変わるはずです。
主なサービス |
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実績・受賞歴など | − |
所在地 |
東京都新宿区新宿2-16-6 新宿イーストスクエアビル7階 |
おすすめ14.モンスター・ラボ
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引用元:モンスター・ラボ
「モンスター・ラボ」は、世界18ヵ国・30都市に拠点を構えるグローバル企業です。
ユーザーを中心とするデザイン思考に専門性の高いエンジニアリングを組み合わせ、デジタルソリューションの最適解を示してくれます。
DX領域では、ビジネスの設計段階からグロースまでの全工程をワンストップで提供するのが最大の特徴となっています。
またグローバル企業らしく国内外ともに実績豊富。
海外市場に参入している、またはこれからする予定の企業にもおすすめです。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 |
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー 4F |
おすすめ15.株式会社コウウェル
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引用元:株式会社コウウェル
「株式会社コウウェル」は、ソフトウェアの開発〜人材紹介までをトータルサポートしてくれる企業です。
日本のエンジニアが上流工程を担当する独自の開発モデルにより、オフショア開発でありながら、品質の高いソフトウェア開発が可能です。
DX推進では、ソフトウェア開発やテストの面で、力強いサポートを得られるでしょう。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 |
東京都品川区東品川二丁目2番28号 Tビル8F |
おすすめ16.FPTソフトウェアジャパン
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引用元:FPTソフトウェアジャパン
「FPTソフトウェアジャパン」は、ベトナム・ハノイに本社を置く「FPTソフトウェア」の日本法人です。
幅広いサービスを展開するなかDX支援も実施しており、コーチングから開発運用、スケールアップまでをトータルでコンサルティングしてくれます。
こちらもグローバル企業らしく海外での実績が豊富。
海外市場に参入されている方やこれから参入予定の方にはおすすめです。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 |
東京都港区芝公園1-7-6 KDX浜松町プレイス 6F |
おすすめ17.株式会社Alice
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引用元:株式会社Alice
「株式会社Alice」は、豊富な統計学知識と最新のAI技術を利用したITサービスを提供している企業です。
研究機関水準のAI技術を用いてDXを力強く支援してくれるだけでなく、自走するためのチーム構築支援、人材教育も実施します。
製造や建築、不動産業など、業種に合わせて最適なAIの活用法を提案します。
主なサービス |
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実績・受賞歴など | – |
所在地 |
東京都港区虎ノ門1-1-21新虎ノ門実業会館5F |
おすすめ18.アクセンチュア
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引用元:アクセンチュア
「アクセンチュア」は、経営サイドでの戦略立案から現場へのシステム導入まで「一気貫通」してDX化を推進するコンサルティング会社です。
企業における各部門の横のつながりを大事にしながら、DXにともなう企業変革を支援してくれます。
参考:BUSINESS INSIDER/なぜアクセンチュアはDX推進に強いのか。キーワードは「一気通貫」
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR(受付: 8階) |
おすすめ19.マッキンゼー・デジタル(マッキンゼー・アンド・カンパニージャパン)
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引用元:マッキンゼー・デジタル
「マッキンゼー・デジタル」は世界44か所に80社以上の支社を持つマッキンゼーグループのDX部門です。
日本の失われた30年を取り戻し、DXによって世界での競争性優位を高めるのを企業目的としています。
企業が抱える課題をまず洗い出し、解決のためにデジタルを導入するというプロセスを重視するのが特徴です。
DX化を約2年で道筋をつけ、後はクライアント企業が自走するのを見守るスタイルをとっています。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都港区六本木1-9-10アークヒルズ仙石山 森タワー |
おすすめ20.デロイトトーマツコンサルティング
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引用元:デロイトトーマツコンサルティング
「デロイトトーマツコンサルティング」は世界4大会計事務所の一つである「デロイト・トーシュ・トーマツ」のグループ企業であり、企業のグローバル化支援を得意としているコンサルティング会社です。
世界を見据えたDX化の鍵は「戦略・プロセス・リソース・組織体制」の4つという考えをもとに、戦略立案からツール導入、人材育成まで幅広い領域のコンサルティングを担当します。
また、日本企業がDX推進するにあたってネックになっているレガシーシステムからの基幹システム移行も支援しています。
DX化を目指しているものの、既存のシステムからの移行に悩む企業にもおすすめです。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング |
おすすめ21.ボストンコンサルティンググループ
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引用元:ボストンコンサルティンググループ
「ボストンコンサルティンググループ」は1960年代から日本で活動しており、日本のコンサルティング業界の基礎ともいわれるほど歴史のあるコンサルティング会社です。
経済産業省からの委託でデジタル人材育成プラットフォーム「マナビDXクエスト」を提供しており、受講者や採用企業から高い満足度を獲得しています。
DXコンサルティングに対応する業種は幅広く、経営コンサルティングとしてリスクマネジメントや社会貢献など様々な領域も担当しているため、広い分野に精通した専門スタッフによる的確な意見を得られます。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号日本橋室町三井タワー25階 |
おすすめ22.PwCコンサルティング
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引用元:PwCコンサルティング
「PwCコンサルティング」はイギリスに本拠地がある会計事務所、PwCグループの日本支店です。
世界中に広がるPwCのネットワークを活かしたグローバル市場での競争優位を目指すコンサルティングが特徴で、戦略立案からDX実行までの幅広い支援が可能です。
また、教育現場からスポーツチームまで幅広い業種に対応しています。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー |
おすすめ23.ガートナー ジャパン
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引用元:ガートナージャパン
「ガートナージャパン」は、客観的に実行可能な施策を提供してくれるDXコンサルティング会社です。
専門スタッフが市場の最新知見を提供するベンチマーク・アナリティクスや、ツール導入にあたって最適なサービスの選定や契約条件を割り出すコンサルティングが特徴です。
自社にとって必要なものは何かを第三者の視点から示唆してくれるため、外部から客観的な視点でDX化による変革を進めたい場合におすすめします。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー 5階(受付) |
おすすめ24.スカイライト コンサルティング株式会社
「スカイライトコンサルティング株式会社」は、経営理念として「顧客の成功を想像し、顧客と成功体験を共有する」ことを掲げています。
DXコンサルティングにおいても、経営課題や新規事業の立ち上げを伴走型で支援します。
2020年からモンスターラボと業務提携しており、具体的なシステム開発やツール導入にも対応可能です。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー(12F) |
おすすめ25.アビームコンサルティング株式会社
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引用元:アビームコンサルティング株式会社
「アビームコンサルティング株式会社」は、企業が達成したいビジョンを実現するためのDX推進を支援しているDXコンサルティング会社です。
ホームページには、企業のDX化のポイントをまとめたABeam DX Frameworkを掲載しています。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー |
おすすめ26.シグマクシス
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引用元:株式会社シグマクシス
「シグマクシス」は、伊藤忠商事をはじめとする大手企業の出資によって経営されている事業支援・経営管理サービスです。
MX(経営プラットフォーム変革)・SX(新サービス開発)・DX(生産性革命)の3つの変革が実現してこそ、企業のデジタル化による変革が達成できるという考えでコンサルティングを行っています。
同グループの投資会社であるシグマクシス・インベストメントとも連携しており、自ら出資して事業運営にも踏み込むコンサルタントが特徴です。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都港区虎ノ門 4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス9F |
おすすめ27.株式会社チェンジホールディングス
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引用元:株式会社チェンジホールディングス
「株式会社チェンジホールディングス」はITソリューションの提供が中心になるいわゆるIT型のコンサルティング企業です。
クライアントの問題意識を分析し、あるべき姿を構築した上で企画から導入、定着まで一貫したサービスを提供してくれます。
また、人材育成サービスにも力を入れており、他ではあまり見かけない営業向けのDX教育プログラムを提供しています。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都港区虎ノ門3-17-1 TOKYU REIT 虎ノ門ビル6階 |
おすすめ28.BIPROGY
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引用元:BIPROGY
「BIPROGY」は大日本印刷グループのDXコンサルティング会社です。
日本ユニシス株式会社から、2022年に改名しました。
長年SI事業に携わってきた経験から、企業課題に対応したITソリューションの提供には強みがあります。
また、データ利活用システムを大手企業に提供した実績も多数です。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都江東区豊洲1-1-1 |
おすすめ29.Ridgelinez(リッジラインズ)
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引用元:Ridgelinez
Ridgelinez(リッジラインズ)は、富士通が100%出資して設立された日本初のDXコンサルティング会社です。
戦略策定からシステム導入、企業変革までワンストップで任せられる総合型コンサルティングで、富士通との連携で質の高いソリューションを提供してもらえるメリットがあります。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 丸の内パークビルディング |
おすすめ30.ワークスアイディ株式会社
「ワークスアイディ」は人とテクノロジーが協働するDXを目指すコンサルティング企業です。
ITソリューションの提供だけでなく、「『働く』をデザインする」をコンセプトとした職場環境改善・業務効率化も得意としています。
特徴的なのは、サイボウズと提携して同社のクラウドソフト「kintone」を活用したアプリ開発・運用コンサルティングを行っていること。
顧客・案件やプロジェクト、売上、問い合わせなどの管理をアプリ化するのを支援してくれます。
主なサービス |
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実績・受賞歴など |
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所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー23F |
DXコンサルティングを導入すべき企業の特徴5つ
自社のDXをどのように進めればよいかわからないという企業以外にも、DXコンサルティングは次のような場合に有効です。
- DX化に必要なシステムを実装・運用できない
- DX人材が不足している
- DX人材育成のノウハウが足りない
- データ活用ができていない
- 社内でDX化への大きな反発が予想される
以下で、それぞれの詳しい内容について解説します。
特徴1.DX化に必要なシステムを実装・運用できない
DXに向けて戦略を立ててもそれに必要なシステムを設計・実装するのが難しい場合は、DXコンサルティングに依頼する必要があります。
また、システムやツールは導入したら終わりではなく、定期的なメンテナンスやアップデートなどの保守作業や運用を継続しなければなりません。
導入・保守作業を外注しつつ、社内で徐々に内製化へシフトできるように人材育成を進めていくのも一つの方法です。
特徴2.DX人材が不足している
DX化を進めるには、既存の事業をデジタル事業へ変革するための人材が必要です。
ITツールやシステムについて専門の知識を持った人材が社内に不足していれば、スムーズな設計・導入や継続した運用だけでなく、自社にあった戦略立案からして難しいでしょう。
社内にDX人材がいない、スキルが足りない場合にはDXコンサルティングに依頼して外注でDXを進めましょう。
同時進行で、自社のデジタル事業に必要な人材を育成・採用していけば効率的に進められます。
特徴3.DX人材育成のノウハウが足りない
DX人材はある程度自社で確保しており、戦略やシステム導入などを内製化できても、人材育成のノウハウが少ない場合もあります。
あるいは、DX推進に手を取られて育成にまで手が回らないという場合もあるでしょう。
これでは、近い将来にDX人材不足に陥る可能性があります。
このような場合にも、DXコンサルティングでDX人材育成を請け負っている会社に依頼すれば教育を行ってもらえるだけでなく、育成ノウハウの蓄積にも有効です。
特徴4.データ活用ができていない
自社で保有しているデータがうまく活用できていない場合も、DXコンサルティングを導入すべきです。
業務を第三者の視点から俯瞰的に捉えた上で、データ分析に適するツールを提案してもらえます。
また、データ分析に関するノウハウの提供や人材育成も合わせて支援してくれる会社もあるため、データ活用に関するDX化を大きく前進させられるでしょう。
特徴5.社内でDX化への大きな反発が予想される
社内全体のITリテラシーが低く、DX化による業務変革に反対意見が多くなりそうな場合にもDXコンサルティングは有効です。
DX化を外注することで、自社にとって必要なデジタル化や事業の選別を客観的に行ってもらえるため、社内だけで進めるよりも納得感が得られやすくなります。
また、社内政治に左右されずに進められるのもメリットです。
DXコンサルティングの事例3つ
ここからは、DXコンサルティングの事例3つを紹介していきます。
DXコンサルティングを自社に導入して成功するのかイメージできない方もいるかもしれません。
以下の事例を参考にしながら、DXコンサルティングの導入を検討してみましょう。
事例1.株式会社 ワコール
株式会社ワコールは、「世の女性に美しくなってもらう」を企業理念として、インナーウェアを軸に販売している企業です。
ワコールは、2019年5月に日本IBM株式会社の支援のもと、実店舗でAIを活用した接客サービスを導入しました。
接客サービスとは、3Dボディースキャナーを使ってお客様のサイズを測定。
その後、お客様に合ったインナーを提案するものです。
お客様から「採寸してもらう恥ずかしさが無くなった」などの意見をもらえる、接客サービスになりました。
【参考】IBM THINK Business 「テクノロジーでお客様と寄り添う未来」に向けたワコールのデジタル変革」
事例2.法務・会計梅谷事務所
司法書士や公認会計士、行政書士が集まり、どんな問題も解決できる総合事務所として営業しているのが、法務・会計梅谷事務所です。
船井総研の支援を受ける前までは、紙や口頭でのやり取りが基本で、情報の共有が曖昧になっている問題がありました。
支援を受けることで、デジタルへの移行ができ、ペーパーレス化に成功。
やり取りなどは、メッセージアプリを介することで、ラグが発生しにくくなり、情報も正しく共有できるようになりました。
結果的に業務スピードが上がり、生産性は1.4倍にアップしています。
事例3.東京ガス株式会社
日々の暮らしを豊かにすることを掲げている東京ガス株式会社。
東京ガス株式会社も、NTT DATAの支援を受けて新しいCRM基盤の導入をしました。
CRMとは、顧客を中心にビジネスを展開させ、利益の最大化を目指すことです。
新たなCRM基盤を作ることで、顧客単位でのデータの分析を素早くして、従業員も分析できる環境が整いました。
今までは、システムを導入してもうまく活用できていなかったため、データ処理にかなりの時間がかかっていました。
新たなCRM基盤を構築することで、スピーディーに業務を進められます。
【参考】NTT DATA お客様事例「東京ガス株式会社様」
デジタルトランスフォーメーションの成功事例については、弊社別記事「日本と海外のデジタルトランスフォーメーション(DX)成功事例40選!」でも詳しく解説しています。
こちらも合わせて、ぜひご覧ください。
DXコンサルティング企業を選ぶ際の注意点3つ
ここでは、DXコンサルティング企業を選ぶ上での注意点について解説します。
企業選びの際に注意したいのは、次の3点です。
- 実績を見て得意領域を見極める
- 現場の現状を把握し寄り添った提案をしている
- デジタル化した先の目的を提示してくれる
コンサルティング企業選びを間違うと、全く成果が出ないばかりか現場の負担も増え、金銭・業務の両面でコストがかかってしまいます。
そのようなことにならないよう、しっかり確認しておきましょう。
注意点1.実績を見て得意領域を見極める
DXコンサルティング会社を選ぶ上でまず大事なのが、その会社の「得意領域」です。
自社のDXのビジョンとマッチする企業を選びましょう。
得意領域は大きく分けると、「基幹」と「プロダクト」のどちらかに分けられます。
「基幹」は自社の生産効率や業務効率などを改善することを指し、「プロダクト」は新商品やサービスの創生によって新たな価値を生みだすことを指します。
自社の目的によって、依頼するコンサルティング企業を選ぶのがおすすめです。
企業のコンサルティング事例などを見て、どのような領域が得意なのかを判断しましょう。
そもそも事例が掲載されていない場合は、実績が乏しい可能性もあります。
注意点2.現場の現状を把握し寄り添った提案をしてくれる
DXコンサルタントは、机上の理論ではなく、現場の状況を加味した上で実現可能な提案をしてくれる企業を選びましょう。
DXを達成するには、組織のひとりひとりがデジタル技術を活用できる環境づくりが不可欠です。
コンサルタントの思い描くビジョンがどんなに素晴らしいものであっても、それが現場の現状と合っておらず、使われなければ意味がありません。
現場に寄り添い、現状とあるべき姿のバランスをとりながら、共に歩んでいけるコンサルティング企業を選びましょう。
注意点3.デジタル化した先の目的を提示してくれる
DXを進める上では、デジタル化の過程よりも「デジタル化した後にどうしていきたいのか」その先の目的が非常に重要になります。
コンサルティング企業を選ぶ際は、その目的はもちろん、KPIなども明確に提示してくれる会社を選ぶようにしましょう。
DXコンサルティングを導入して、業務変革を進めよう
今回はDXコンサルティングについて紹介しました。
DX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティングとは、最先端のテクノロジーを駆使して、新しいサービスや業務を変革するのをサポートしてもらうことです。
DX推進の度合いによって、依頼する領域は異なります。
まず自社におけるDXへの目的とゴールを明確にしてから、依頼するDXコンサルティング会社を選定しましょう。
DXコンサルティングの導入を検討している方は、今回紹介したDXコンサルティング会社30選も参考にしてください。
自社に合ったDXコンサルティングを導入して、業務の変革を進めていきましょう。
「DX解説本」を無料配布中ですので、こちらもぜひご確認ください。