Webマーケティングにおすすめな本16選！内容別に一挙紹介

自社でWebマーケティングを実施するべく、本で学習しようと考えている方は多いです。

しかしWebマーケティングに関する書籍は多く、「どの本を読めば良いかわからない……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Webマーケティングを学ぶのにおすすめの本をジャンル別に16冊紹介します。

これからWebマーケティングを始める方はもちろん、すでに取り組んでいる方にもおすすめの本を選んでみました。

「Webマーケティングの中でも、どの部分を学びたいか」「現在の課題を解決できそうな本はないか」と考えながら、読み進めてみてください。

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Webマーケティングの本を選ぶポイント

おすすめの本をご紹介する前に、まずは選ぶ際のポイントを抑えておきましょう。

長く売れている本や常に人気のある本はもちろんおすすめですが、中でも押さえておきたいのが、どの分野を学ぶか決めておくことです。

• Webマーケティング
• SNS
• コンテンツマーケティング

など、Webマーケティングの中でも分野は多岐に渡ります。

あなたが学びたい対策の分野や社内で担当する分野はどれか。

もしくは総合的に知識を持ち合わせておくべきなのかは、あなたの状況や企業が検討している対策によって異なります。

まずはあなたの担当する業務や分野を把握し、それにあった本を選ぶのが最優先です。

Webマーケティングの概要をつかめる本3選

まずは、Webマーケティングの概要をつかめる本として、次の3冊を紹介します。

• マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 −Webマーケッター瞳の挑戦！
• 沈黙のWebライティング−Webマーケッター ボーンの逆襲−アップデート・エディション
• はじめてでもよくわかる！Webマーケティング集中講義

おすすめ1．マンガでわかるWebマーケティング 改訂版−Webマーケッター瞳の挑戦！

引用：マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦

Webマーケティングの本質や全体像がマンガで描かれており、活字が苦手な方でも読みやすい本です。

とある企業での Webマーケティング戦略のストーリーに沿って話が展開しているのが特徴。

実践ベースで知っておくべき知識から、問題発生時の切り返し、対応まで解説されています。

また、近年のデジタルマーケティングに対応したほか、著者の実体験やインタビュー取材に基づいているため、よりリアルな現場での実際に役立つノウハウを効率よく学べます。

短時間で業務に役立つWebマーケティングの習得が必要とされる方におすすめの1冊です。

おすすめ2．沈黙のWebマーケティング−Webマーケッター ボーンの逆襲− アップデート・エディション

引用：沈黙のWebマーケティング －Webマーケッター ボーンの逆襲－ ディレクターズ・エディション

Webマーケターが必ず押さえておくべき事柄を解説する実用入門書です。

2015年に刊行された書籍の改訂版です。

マンガと小説の間をとったような描写で、ストーリーに沿って学べます。

本の厚さや表紙からは感じられない読みやすさが特徴です。

内容も非常に充実しており、Webマーケティングで押さえておくべき事柄がわかりやすく解説されています。

また、SWOT分析（自社サイトや商品が他社に比べてどのような強み、弱みを持っているのかを分析する手法）を用いた Webマーケティングや、SNS運用の原則について解説されているのも特徴です。

通常、SNS運用や広告運用をする前に、SWOT分析を行ってWebサイトなどのコンテンツ作成の準備が必要です。

そのため、これからWebページを作ってマーケティングを始める方に向いています。

ストーリーを読み、解説記事を通して理解を深めることで、Webマーケティングの基本と本質を身につけられるでしょう。

おすすめ3．はじめてでもよくわかる！Webマーケティング集中講義

引用：はじめてでもよくわかる! Webマーケティング集中講義

Webマーケティングの基礎知識について、わかりやすく丁寧に解説している1冊です。

図やイラストを使いながら講義形式で解説されており、理解度をチェックするための穴埋め問題も組み込まれています。

「Webマーケティングとは？」のような初歩的な内容から始まり、講義が進むにつれてSNSやアプリ、動画などを活かしたWebマーケティングの仕組みを学習できるのが特徴です。

最新のWebマーケティング情報についても言及しているので、業界の動向も知れます。

Webマーケティングの全体像をつかむのには最適な入門書です。

これからWebマーケティングの学習を始める方には、この本からスタートすることをおすすめします。

コンテンツマーケティングを学べるおすすめの本3選

続いて、コンテンツマーケティングを学べる本として、次の3冊を紹介します。

• いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り
• Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書
• 商品を売るな

おすすめ4．いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り

引用：いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り

コンテンツマーケティングの大まかな概念から、具体的なプランに沿った実践方法までを網羅的に学べる1冊です。

インターネットやスマホを活用した販売手法が拡大していく中、膨大な情報の中からいかに興味をもってコンテンツを読んでもらえるかが、さまざまな視点からわかりやすく述べられています。

売り込みをしなくとも、自然と顧客が集まるノウハウがわかり、「読者→ファン→顧客」へと変わるメカニズムについても詳しく説明しています。

• 広告やSNSによる集客効果に疑問を感じている
• SEOの知識をビジネスに結びつける方法がわからない
• 最新のマーケティングトレンドを知りたい

といった考えや疑問、不安を感じている方におすすめです。

おすすめ5．Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書

引用：Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書

コンテンツの設計力が身に付く1冊です。

コンテンツの制作・拡散・改善について、以下の視点から解説しているのが特徴です。

• どのようなコンテンツが効果があるか
• コンテンツのアイデアはどう考えたら良いか
• 効果が上がらない時はどのように改善していくか

また、ビジネスの目標や商材に応じてコンテンツマーケティングの手法を分類し、方向性や戦略の違いをわかりやすく解説しています。

自社の環境に合わせて、適切な手法を選択できるよう工夫されていることもポイントです。

さらに、チェックシートなどのExcel表もダウンロードでき、実務ですぐに活用できる点も魅力です。

どのようなコンテンツを作れば良いかお悩みの方に向いています。

おすすめ6．商品を売るな

引用：商品を売るな

印象的なタイトルが目を引く1冊です。

「売る」のではなく「見つけてもらう」ことに重点をおいたコンテンツマーケティングのノウハウを解説しています。

情報が飽和している現在では、サイトに商材を載せるだけでは売れません。

顧客も多すぎる情報に疲弊しています。

だからこそ、顧客起点でコミュニケーションが発生する仕組み作りが大切だと説いています。

具体的には、サイトを通して商材を販売すべきではない理由を解説しながら、国内外の優良企業が取り組んでいるコンテンツマーケティングの事例を紹介。

事例を通して、ゴールやペルソナの設定方法、コンテンツ設計のポイントが学べます。

事例を通して実践力を身につけたい方におすすめです。

アクセス解析を学べるおすすめの本3選

続いて、アクセス解析を学べるおすすめの本として、次の3冊を紹介します。

• わかばちゃんと学ぶGoogleアナリティクス
• 現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書【改訂2版】
• 「やりたいこと」からパッと引けるGoogleアナリティクス分析・改善のすべてがわかる本 改訂版

おすすめ7．わかばちゃんと学ぶGoogleアナリティクス

引用：わかばちゃんと学ぶGoogleアナリティクス

Googleアナリティクスについてマンガと実践で学べる、初心者向けの1冊です。

Googleアナリティクスの基本的な操作から、アクセス解析の基本、理解が難しい概念までを、図解を使って網羅的に解説しています。

また、初心者がアクセス解析の際につまずきやすいポイントを紹介しているのも魅力。

Webマーケティングの基本も学べるので、「これからアクセス解析を学びたい」という方におすすめです。

Google Analyticsのデモアカウントを操作をしながら理解を深められる点も特徴です。

おすすめ8．現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書【改訂2版】

引用：現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書【改訂2版】

Webマーケティングの初心者向けに書かれており、特にWebサイトの分析や改善方法を学べるる1冊です。

基本的な知識をある程度身につけた後、実際にGoogleアナリティクスでどのようにサイトの分析や改善をしたら良いのかを、実際の企業の事例や数字を使って解説しています。

そのため、自分で作業するイメージを持ちながら本書を読み進めることが可能です。

また、以下の内容についてもわかりやすく記載されています。

• KPIやコンバージョンを意識した施策の設計
• PDCAの回し方
• Googleアナリティクスを活用した分析手法の重要なポイント
• 業態やジャンルごとの改善方法

Googleアナリティクスを用いたアクセス解析の流れが身につきます。

効果測定を実施し、分析・改善を繰り返していく技術を身に付けたい方におすすめです。

おすすめ9．「やりたいこと」からパッと引ける Googleアナリティクス分析・改善のすべてがわかる本 改訂版

引用：「やりたいこと」からパッと引ける Googleアナリティクス分析・改善のすべてがわかる本 改訂版

Googleアナリティクスでアクセス解析をする際の考え方やアプローチ方法を学べる1冊です。

アクセス解析のプロである著者が、自ら手掛けた事例に基づき、さまざまな改善方法を紹介しています。

実践的なテクニックに加え、「どうすればデータから気づきを得られるか」「データをどのように考えれば改善できるか」など、市場心理やユーザー心理を学べます。

ここまで具体的な考え方を紹介した本は少ないため、初心者はもちろん、Webマーケターとして活動している方にもおすすめできる1冊です。

SEOを学べるおすすめの本3選

続いて、SEOを学べるおすすめの本として、次の3冊を紹介します。

• 沈黙のWebライティング−Webマーケッター ボーンの激闘−アップデート・エディション
• いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方
• 10年使えるSEOの教本

おすすめ10．沈黙のWebライティング−Webマーケッター ボーンの激闘− アップデート・エディション

引用：沈黙のWebライティング−Webマーケッター ボーンの激闘−アップデート・エディション

SEOのためのWebライティングについて解説している実用入門書です。

全7話のストーリーをマンガ形式で展開しているため、非常に読みやすいのが特徴。

各話の最後には内容解説パートが盛り込まれているため、物語を楽しみながらも、Webライティングをしっかり学習できます。

また、以下の内容を網羅している点も特徴です。

• 読者の感情を動かすエモーショナル・ライティング
• 取材で気を付けるべきポイント
• SEOライターの育成方法

ライターはもちろん、編集者やサイト運営者まで、SEOに関わる方にはまず読んでもらいたい1冊です。

おすすめ11．いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方

引用：いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方

SEOについて、辞書的に使える1冊です。

3人のSEOコンサルタントが、それぞれの得意なジャンルごとに、意識すべきSEOのポイントを解説しているのが特徴。

• ECサイト
• ブログ
• ニュースサイト
• 美容・健康
• BtoB

と、幅広いジャンルについて解説しているのは、他の本にない強みです。

ノウハウというよりも、アルゴリズムのアップデートにも対応できるように「考え方」を中心に紹介しています。

また、SEOに必要な75個の項目が網羅的に記載されているのも特徴。

一度読んだ後も辞書的に使えるため、手元に1冊あると安心できる本です。

おすすめ12．10年つかえるSEOの基本

引用：10年つかえるSEOの基本

SEOの目的や検索エンジンの仕組みなどに重点を置いた入門書です。

「そもそもSEOとは何か」といった基本的な内容から丁寧に解説されているので、SEOの本質や目的意識がしっかり学べます。

また、専門用語をわかりやすく説明していたり、対話形式の内容で書かれていたりするため、非常に理解しやすいのも特徴です。

最初に読む1冊としておすすめです。

もちろん、SEO対策についてにある程度学習した方や技術寄りの方でも、SEOの本質を振り返りに役立ちます。

トレンドや検索エンジンの仕様変更はあるものの、基本的なSEOは短期的な対策ではなく、長期的な目線での対策という考え方は変わりません。

そうした基礎をしっかり理解しておくことで、今後の変化にも柔軟に対応できるため、一度知識をブラッシュアップして、10年後も使える知識にしていきましょう。

SNS運用を学べるおすすめの本2選

次に、SNS運用を学べるおすすめの本として、以下の2冊を紹介します。

• SNSマーケティングのやさしい教科書。Facebook・Twitter・Instagram－つながりでビジネスを加速する技術
• 僕らはSNSでモノを買う

おすすめ13．SNSマーケティングのやさしい教科書。Facebook・Twitter・Instagram−つながりでビジネスを加速する技術

引用：SNSマーケティングのやさしい教科書。改訂新版 Facebook・Twitter・Instagram─つながりでビジネスを加速する最新技術

ビジネス用としてFacebook、Twitter、Instagramをはじめとした主要SNSアカウントを運用する際のWebマーケティングのノウハウがまとめられた本です。

それぞれのSNSの特徴を捉えながら、どのサービスが自社や商品と適合するかを導き出すための手法が解説されています。

専門用語についても解説してくれているので、SNSやマーケティングの初心者にも分かりやすい内容です。

SNSアカウントの運用方法、マーケティングへの活用方法は、身近なようで意外と分かりません。

• SNS運用は何をすればいいのか
• SNSをどう活用すれば効果的なマーケティングができるのか

という本質的な疑問や不安を抱く方におすすめの1冊です。

おすすめ14．僕らはSNSでモノを買う

引用：僕らはSNSでモノを買う

「UGC」と「ULSSAS」という、SNSマーケティングにおける新法則を提唱している本です。

SNSの登場によって、誰もがコンテンツを作り、発信できる時代に即した運用方法について解説。

小手先のテクニックではなく、「本当に良いものを、本当に必要としている人に届けるために」という視点で書かれています。

また、SNS運用の初心者がプロに質問を投げかける対談形式で話が展開するため、非常に読みやすいこと特徴です。

初心者はもちろん、SNS運用をすでに始めている方にもおすすめの1冊です。

Web広告を学べるおすすめの本2選

最後に、Web広告を学べるおすすめの本として、以下の2冊を紹介します。

• 木曽から学ぶWeb広告の成功法則 Web広告を成功に導く考え方から、明日使える運用テクニックまで
• スピードマスター 1時間でわかるネット広告超入門

おすすめ15．基礎から学ぶWeb広告の成功法則 Web広告を成功に導く考え方から、明日使える運用テクニックまで

引用：基礎から学ぶWeb広告の成功法則 Web広告を成功に導く考え方から、明日使えるテクニックまで

Web広告の運用について、実践的な内容を学べる1冊です。

基礎的な部分に加え、実際の運用方法や分析手法など、Web広告の運用に必要な知識が記載されています。

ユーザーの気持ちを動かすテクニックなど、実践的な内容が書かれているのも強みです。

また、クリエイティブやランディングページのポイントなど、細かい部分も解説しています。

後半では実践向けのトレーニングも紹介されているので、本で学びつつアウトプットを図りたい方におすすめです。

おすすめ16．スピードマスター 1時間でわかるネット広告超入門

引用：スピードマスター 1時間でわかるネット広告超入門

Web広告運用の全体像が書かれた1冊です。

Web広告の基礎知識はもちろん、広告の種類や効果的な出稿のポイントも記載されています。

各媒体の特徴や運用方法まで網羅されているため、Web広告の基礎を一通り学べます。

また、Web広告を集客に活かすためのテクニックも解説されているのもポイント。

Web広告の入門書としておすすめなので、これからWeb広告の運用をしようと考えている方におすすめです。

まとめ：Webマーケティングはジャンルに分けて本で学ぼう

Webマーケティングに関するおすすめの本を、ジャンル別に16冊紹介しました。

一言で「Webマーケティング」といっても、幅広いジャンルが存在します。

そのため「Webマーケティングの全体像を学びたい」「SNS運用について学びたい」など、自分の中でテーマを設定して本を選びましょう。

本は構成がしっかりしているため、体系的に学ぶには最適です。

自分に必要なスキルや役割を見出し、本記事で紹介した本をぜひ参考にしてみてください。

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