オウンドメディアに運用代行や支援は必要?選び方やおすすめ企業を紹介
「オウンドメディアを運用するにあたって、運用を代行会社に頼む必要性はあるのか」
「自社のリソースのみで運用できないものか」
経営者やメディア運用担当者がまず悩む問題かもしれません。
オウンドメディアの運用代行会社に依頼するか否か、まずは見極める必要があります。
本記事では、
- オウンドメディアの運用代行や運用支援を依頼する基準
- どのような運用代行会社を選ぶべきか
を紹介します。
この記事を参考に、今後のメディア戦略に役立ててください。
なお、テクロ株式会社では「オウンドメディア運用代行サービス」資料を無料で配布しています。
法人リード獲得に課題を持つ BtoB企業様はぜひご確認ください。
目次
オウンドメディアの運用代行や支援が必要な会社とは
オウンドメディアの運用代行や支援を必要とするか否かは、主に以下の3つの基準で判断できます。
- すでにオウンドメディアを運用しているが、成果が出ない
- 新たにオウンドメディアを制作するための社内リソースが不足している
- そもそもメディアの作り方や、作る意味がよくわかっていない
すでにオウンドメディアを運用していて、リソースも割いているにもかかわらず、なかなか成果が出ない時は、外部に支援を求めるのは有効手段です。
順位やアクセスが思うように伸びない状態を続けるよりは、コストをかけてでも改善していく必要性は十分にあります。
またこれからオウンドメディアを制作する場合は、マーケティング、コンテンツの企画・制作・編集・ライティング、広報・広告などの業務が増えます。
人材が余っている状態であれば解決できますが、規模によっては10名以上のリソースが必要です。
リソース不足の場合は、運用代行の依頼を検討すると良いでしょう。
メディアの作り方や、作る意味・目的がよくわからない場合も相談するのがおすすめです。
オウンドメディアの意味について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:オウンドメディアの意味とは?役割とスムーズな運用方法を紹介
オウンドメディア運用代行のサービス内容
オウンドメディア運用代行に依頼すると具体的にどのようなサービスを提供してもらえるのか解説します。
運用代行業者のプランにもよって違いはありますが、主に以下の施策を実行します。
- 調査・戦略設計
- オウンドメディア企画・制作
- メディアの運用代行
- 分析・改善
- コンサルティング・内製化支援
調査・戦略設計
オウンドメディアを作る際、いきなりWebサイトや記事を作り始めるわけではありません。
まずは競合の調査し、ターゲット・コンセプト・ペルソナ設定などを決めます。
その後どのような戦略で上位を狙っていくかを調査し、マーケティング戦略を組み立てます。
マーケティングリサーチが不十分な状態でオウンドメディアを作り始めると、成果につながらず失敗してしまう恐れがあるため注意しましょう。
競合調査や戦略設計は大切な骨組みの部分です。
オウンドメディア企画・制作
戦略が固まれば、オウンドメディアのコンテンツを企画、制作していきます。
企画・制作で実施される部分は、主に以下です。
- 記事の種類の決定
- テーマ・キーワードの選定
- 記事執筆
- 編集・校閲
記事の種類はSEOだけではなく、インタビュー記事や取材記事などを提案されることもあります。
運用代行会社によって、得意分野が変わってくるため事前に実績をチェックしておくと安心です。
記事のクオリティなどに不安を感じている方は、運用代行会社が担当しているWebメディアも確認しましょう。
メディアの運用代行
コンテンツが完成したら、メディアを公開し、運用していきます。
毎月、記事を何本入稿していくのか、記事の文字数はどれくらいを想定するのかなどを、事前に話し合って決めておく必要があります。
運用代行会社の多くは編集者やライターを抱えているため、途中でコンテンツが入稿できなくなるといった心配はほぼありません。
分析・改善
オウンドメディア運用代行会社では、記事の入稿をしたら終わりではなく、その後のアクセス数やコンバージョン数、検索順位などの分析をします。
分析した結果がよくない場合は
- 狙ったキーワードに対して適切な記事が入稿できているか
- 誤った情報を記載していないか
- 発リンクは適正か
- ユーザーがコンテンツ内のどこで離脱しているか
など、記事がネット上に露出してから、ユーザーの行動まで分析します。
分析の結果次第で、効果が出ていない記事のリライトや削除、競合の再調査やキーワードの再設定・追加などをしていきます。
コンサルティング・内製化支援
オウンドメディアの運用が安定してくれば、代行業者に依頼せず、自社で運用したいと思う経営者は多いでしょう。
とはいえ、運用を全て引き継ぐなるとリソース面も考えなければなりません。
リソースが不十分の場合は一部の業務を代行業者に任せるなり、定期的にコンサル・サポートしてもらう契約も視野にいれてみてください。
オウンドメディアを運用している場合は、コンサル・支援のみ依頼するのも一つの手です。
【種類別】オウンドメディア運用代行業者の選び方と注意点
オウンドメディアを運用代行してもらえる業者は、以下の基準から選ぶのがおすすめです。
- Web制作会社
- SEOコンサルティングの会社
- オウンドメディアの運用代行がメインの会社
運用代行会社のどの部分を見ればいいのか、それぞれ解説します。
Web制作会社
Web制作会社はWebに特化した人材を多く抱えているため、オウンドメディアを制作するのは容易です。
しかしWeb制作会社がWebマーケティングにも強くないと、最初の戦略設計や競合調査が不十分になってしまう可能性があります。
Web制作会社でオウンドメディアの運用代行を請け負っている場合は、マーケティングにも精通しているかを見ましょう。
SEOコンサルティングの会社
SEOコンサルティング会社に依頼する場合、自社の目的と会社の対応範囲が合っているかチェックしましょう。
特にSEOコンサルティング会社の場合、検索エンジンの最適化のみに特化しているパターンもあります。
SEOからのリード獲得施策などは、対応してもらえない可能性もあります。
さらにコンサルティングは、ノウハウの共有がメインで、作業の代行は対応範囲できないこともあります。
自社の目的や対応範囲は事前に確認しておきましょう。
オウンドメディアの運用代行がメインの会社
オウンドメディアの運用代行をメイン業務としている会社に依頼することで、戦略、サイト構築、キーワード選定、記事入稿、運用後の分析や改善まですべて行ってもらえます。
メディア運用に必要なノウハウやリソースが整っていることが多いので、理想のメディアを作り上げてくれる期待値は高いでしょう。
しかし、競合調査〜分析・改善、その後のサポートまですべてを一任すると、その分コストがかかる点には留意しておく必要があります。
オウンドメディア運用代行の相場と内容
オウンドメディアの運用代行の料金プランやサービス内容はさまざまです。
10万円以下のプランもあれば、30万円前後、50万円以上といった高額のものまであります。
プランの料金や内容は、
- 会社規模
- 業務の範囲
- ジャンル
10万円以下
10万円以下で戦略設計〜分析まで代行してくれる会社はないと言ってもいいでしょう。
キーワードの選定や記事の入稿もしくは、コンテンツ制作・運用以外の分析やコンサルといったシーンで選ばれることが多いです。
ライターや編集者が不足している場合や、細かい分析や改善案が欲しい場合に、10万円以下のプランを検討してみてはいかがでしょうか。
30万円前後
オウンドメディア代行で多い価格帯が、30万円前後です。
本記事で紹介したオウンドメディアの運用に関わるすべての業務を一任します。
コンテンツの数や規模、記事数などによっても価格は変動します。
SEOの結果が表れるのに最低3ヶ月はみておく必要があるので、予算は少なくとも90万円前後〜と考えておくのが無難です。
50万円以上
Webメディアの規模や品質にこだわる場合は、50万円以上かかることがあります。
例えば、
- コンテンツ制作に定期的な取材やインタビューが必要
- 調査費用、監修費用などの、記事執筆以外のコストがかかる
- 高品質・高パフォーマンスを求める
などです。
コンテンツの規模やコンセプトにもよるため、制作したいオウンドメディアに合わせて、担当者に相談してみてください。
オウンドメディアの運用代行におすすめの会社3選
オウンドメディアの運用代行におすすめの会社を3社、紹介いたします。
おすすめ1.テクロ株式会社
引用:テクロ株式会社
テクロ株式会社では、Webマーケティング支援をメインのサービスとしており、オウンドメディアの運用代行も実施しています。
BtoBマーケティングに強く、リード獲得に悩んでいる企業様の支援をいたします。
オウンドメディア運用代行業務だけではなく、Webチーム内製化プランも提供。
二人三脚で寄り添って課題を解決してくれる企業を探している方におすすめです。
初期費用 | − |
月額 | 60万円〜 |
期間 | 6ヶ月〜 |
業務内容 |
|
おすすめ2.株式会社ZERO
引用:株式会社ZERO
株式会社ZEROはオウンドメディアの運用実績が豊富で、月間1,200記事を作成しています。
美容系・医療系・食品系・不動産系など幅広いジャンルの記事に対応。
さらにLPの制作にも力を入れており、オウンドメディアとの組み合わせでPV増加の仕組みを作っています。
初期費用 |
|
月額 | 40万円〜 |
期間 | 3ヶ月〜 |
業務内容 |
※その他、投稿代行・アイキャッチ画像制作・漫画制作などオプションで別途費用がかかります。 |
おすすめ3.株式会社MOLTS
引用:株式会社MOLTS
サービスのプランをパッケージ化せず、一社ごとに合わせカスタマイズするマーケティング会社。
BtoB、BtoC問わず、幅広いジャンルでの支援実績があります。
運用代行は1年契約と、他社に比べると長期契約ですが、高品質のコンテンツ制作を目指すのであれば相談してみる価値はあるでしょう。
内製化支援も行っているため、将来的に自社で運用をしたいといった場合にもおすすめです。
初期費用 | 要問い合わせ |
月額 |
|
期間 |
|
業務内容 | 必要に応じてカスタマイズ |
避けたほうがいいオウンドメディア運用代行業者の特徴
Web上でおすすめや比較されているオウンドメディア代行業者は多数ありますが、避けた方がいい代行業者の基準もいくつかあります。
以下で解説する会社への依頼は、避けましょう。
知識のない人物が営業をしている
顧客獲得に力を入れるあまり、営業パーソン自身の知識が劣っているケースがあります。
話術や表現力などの営業力に任せて仕事を取る営業パーソンもおり、そういった企業は肝心のメディア運用がうまくいきません。
実際にオウンドメディアの不明点や仕事の受注経路について質問して、知識があるか見ていきましょう。
営業メールに誤字脱字がある
Webマーケティングを依頼したいのに、営業メールに誤字脱字があっては信用できません。
営業メールの構成がわかりやすく作られているか、言葉選びは適正かなどを見て判断しましょう。
営業メールは、運用代行会社の文章力を見る際の材料になります。
SEOに弱い
SEOに弱い会社に依頼してしまうと、思うように結果が得られません。
コンテンツへの流入方法として、SNSマーケティングや広告流入などもありますが、今でも多くのオウンドメディアは検索エンジンからの流入がメインです。
検索流入の増加が目的の場合は、SEOの知識が豊富にある代行業者を選んだほうがよりよい成果を得られます。
実績が少なすぎる
実績があまりにも少なかったり、自社よりも規模の小さい実績ばかりだと、満足できるクオリティの記事を納品してもらえない可能性があります。
中には実際にオウンドメディア構築・運用の実績がないにもかかわらず、サービスを提供している企業も。
過去の実績を調べ、成果物を実際に見てから判断しましょう。
まとめ:リソース不足で悩むならオウンドメディア運用代行会社に依頼しよう
オウンドメディアの運用には多くのリソースが必要で、結果もすぐに出るわけではありません。
運用代行業者に依頼するのであれば、まとまった期間・費用を捻出する必要があるため、よく調べて検討してください。
もしもオウンドメディア運用代行会社に依頼を検討している場合は、今回紹介した3社がおすすめです。
テクロ株式会社はBtoBマーケティング向けのコンテンツマーケティングを得意としており、「オウンドメディア運用代行サービス」資料を無料で配布しています。
法人リード獲得に課題を持つ BtoB企業様はぜひご確認ください。