2024年最新|おすすめSEOツールを目的別に18製品紹介!
SEO対策では、自社サイト・競合サイトを分析し、結果に基づいて施策を実施することが重要です。
とはいえ、
- どこから手をつけたら良いかわからない
- 分析・改善の必要性はわかるけど、社内リソースに余裕がない
とお悩みの方も多いでしょう。
そこでおすすめなのが「SEOツール」です。
SEOツールを活用すれば、効率的かつ的確にSEO対策を進められます。
今回は、おすすめのSEOツールを18個紹介します。
さらに、SEOツールを導入するメリットやSEOツールの選び方も解説。
効果的なSEO対策を実施してWeb集客を成功させたい方は、ぜひ参考にしてください。
なお、テクロ株式会社では「記事の効果測定方法と原因に合った改善策」の資料を無料で配布しています。
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目次
SEOツールの種類
SEOツールは、WebサイトにSEO対策を施すためのツールです。
SEO対策に必要なデータを集めて分析し、改善のポイントを提示してくれます。
SEOツールには、目的別に以下の5種類があります。
- 内部対策ツール
- 外部対策ツール
- コンテンツSEOツール
- キーワード調査ツール
- 検索順位チェックツール
一概にどれが優れているというわけではなく、目的に合ったSEOツールを導入することが重要です。
この記事では、おすすめのSEOツールを目的別に3つずつ紹介しています。
有料のSEOツールでも無料トライアルがある場合があるので、自社に合いそうなツールはないか、ぜひ探してみてください。
SEOツールを導入するメリット
SEOツールを導入するメリットは2点あります。
分析にかかる工数を削減できる
SEOツールを導入すれば、SEO対策に必要な作業を効率化し、分析にかかる工数を削減できます。
SEO対策では、競合分析やキーワード選定、検索順位のモニタリングなどに多くの時間と手間がかかります。
しかし、SEOツールを使えば、手間のかかる作業の自動化が可能です。
結果、SEO対策に必要な時間で、コンテンツ制作などの他の業務に力を入れられます。
また、「社内リソースが足りない」という課題解決にもつながるでしょう。
SEO対策の精度を上げられる
SEOツールを使えば、より細かい分析ができるようになります。
結果、ターゲットユーザーに合わせた対策を実現できます。
対策前後で検索順位の変動も比較できるため、対策の効果がわかりやすい点も特徴です。
分析→改善→実践のサイクルを繰り返すことで、有効な対策も見えてくるでしょう。
そして有効な対策に優先的に取り組めば、効率的に検索順位を上げることも期待できます。
SEOツールの選び方
続いて、SEOツールを選ぶポイントを3つ紹介します。
導入の目的を決めておく
SEOツールは種類が多いので、最初に導入の目的を決めておきましょう。
目的を決めてから比較検討に入ると、どのサービスにするか、スムーズに決められます。
内部対策が目的なら内部対策に特化したツールを、包括的なSEO対策を求めるなら、機能が充実したSEOツールを選ぶと良いでしょう。
無料ツール・有料ツール
SEOツールには、無料ツールと有料ツールがあります。
有料ツールの方が機能が充実しており、効率的で詳細な分析ができます。
そのため、予算に余裕があったり、細かい箇所まで分析が必要であれば、有料ツールを使うのがおすすめです。
一方の無料ツールは、個人や小規模サイトの運用など、費用を抑えたい場合に向いています。
迷ったときは、機能が揃っているGoogleの無料ツールを使うのがおすすめです。
使いやすさ
使いやすさも重要なポイントです。
いくら機能が充実していても、使いこなせなければツールを導入した意味がありません。
有料ツールでも無料トライアルが設定されている場合が多いので、積極的に試してみましょう。
ツールを使いこなせるか不安な場合は、サポートが充実しているかも導入前にチェックしてください。
最初に導入したいGoogleのSEOツール
ここからは、おすすめのSEOツールを紹介します。
まずは、Googleが提供する無料のSEOツールを3つ紹介します。
どれもSEO対策する上で、最低限導入しておきたいものです。
SEO対策に特化したツールを入れる前に、まずはここで紹介する3つのツールを導入しましょう。
Google Analytics
Google Analyticsは、Webサイトの分析に必須のアクセス解析ツールです。
主に以下の項目を分析できます。
- セッション数
- PV数
- 流入経路
- 利用端末
- サイト内でのユーザーの行動
SEO対策においては、次に紹介するGoogle Search Consoleと併用すると効果的です。
他にも、Google広告など、Googleが提供するさまざまなサービスと連携できます。
SEO対策はもちろん、Webサイトのパフォーマンスを把握するのに便利なので、導入しておきましょう。
Google Search Console
Google Search Consoleは、SEO対策に役立つ機能が備わっている無料のサービスです。
具体的には、以下の項目を分析できます。
- クリック数
- インプレッション数
- 流入キーワード
- 検索順位のモニタリング
また、サイト上で何らかの問題が発生したときに、メールで知らせる機能があることも特徴です。
エラーやペナルティが発生した際でも素早く対応できます。
他にも、内部対策や外部対策に活用できる機能も搭載しています。
無料ツールの中では、必ず導入しておいた方が良いツールです。
キーワードプランナー
引用:キーワードプランナー
キーワードプランナーは、キーワード調査ができるGoogleの無料ツールです。
主に以下の項目を調査できます。
- 検索ボリューム
- 関連キーワード
- 競合性
ただし、利用にはGoogle広告への登録が必要なので注意してください。
おすすめの内部対策ツール3選
内部対策ツールは、Webサイトの内部構造を分析できるツールです。
SEO対策の中でも、内部対策は基本といわれています。
そのため、優先的に導入することをおすすめします。
Lighthouse
引用:Lighthouse
Lighthouseは、Google Chromeの拡張機能です。
分析したいページで使うと、そのページの内部状況を分析し、数値で表示してくれます。
さらに問題の箇所も提示してくれるので、修正しやすいのも嬉しいポイント。
ただし、英語で書かれており、SEOに詳しい方でないと理解が難しいのがデメリットです。
リンク | Lighthouse |
価格 | 無料 |
パスカル
引用:パスカル
パスカルは、使いやすさと作業効率の上昇を追求して開発されたSEOツールです。
検索順位に影響する内部SEO要因を網羅しており、約50項目を一括で分析できます。
分析項目はタイトルやメタディスクリプションなどの基礎的なものから、サイト内部のリンク構造の最適化といった高度なものまで、幅広いのが特徴。
また、わずか1分で競合サイトを分析し、自社サイトに足りない要素を抽出してくれる点も魅力です。
他にもさまざまな機能を搭載しており、コンテンツSEOにも活用できます。
リンク | パスカル |
価格 | 有料 |
無料トライアル | あり(4日 ※土日を含まない) |
Deep Crawl
引用:Deep Crawl
Deep Crawlは、世界中で使われているSEOツールです。
自動化されたクローラーがサイト内のデータを定期的に集め、高度な分析を短時間で実施します。
調査する項目は250個以上です。
ページ数やリンク切れなど、細部まで丁寧に調査して可視化してくれるので、内部対策の見直しをしやすいのが特徴です。
海外のアワードで多くの受賞歴があるなど、その実績は十分といえます。
オウンドメディアやECサイトなどの大規模サイトを運営している方におすすめです。
リンク | Deep Crawl |
価格 | 有料 |
無料トライアル | あり(期間は要問い合わせ) |
おすすめの外部対策ツール3選
外部対策ツールは、
- 良質な被リンクをどれだけ獲得できているか
- 悪質は被リンクはないか
など、被リンクの状況を確認できるツールです。
Ahrefs
引用:Ahrefs
Ahrefsは、世界中で60万人が利用しているSEOツールです。
26.9兆という世界最大級の被リンクデータを有しているのが特徴。
対象サイトを登録しておけば、被リンクの増減をリアルタイムで把握できます。
自社サイトだけでなく、競合サイトの被リンク分析も可能です。
また、データ更新頻度が非常に速いこともポイント。
24時間ごとに約3,000万のWebページをクロールし、15分おきに新しいインデックスを更新しています。
世界中で使われているSEOツールなので、価格はドルで設定されています。
リンク | Ahrefs |
価格 | 有料 |
無料トライアル | あり(7日) |
Link Explorer
Link Explorerは、Mozアカウントを作れば無料で被リンク調査ができるSEOツールです。
被リンクの数はもちろん、被リンクの質や信頼性も把握できます。
まずはお試しで外部対策ツールを使いたい方におすすめです。
リンク | Link Explorer |
価格 | 無料 |
Majestic SEO
引用:Majestic SEO
Majestic SEOは、日本国内で人気のあるSEOツールです。
リンクの質やパワーを「TF(トラストフロー)」という独自の指標で示しているのが特徴。
0〜100の数値で、被リンク先のサイトの信頼性を確認できます。
また、被リンクの
- 数
- 内訳
- 参照元ドメイン
など、被リンクに関するさまざまなデータを調査できる点も魅力。
価格設定も控えめなので、費用を抑えたい方におすすめです。
リンク | Majestic SEO |
価格 | 有料 |
無料トライアル | トップページにて被リンクの無料検索可能 |
おすすめのコンテンツSEOツール3選
続いて、おすすめのコンテンツSEOツールを3つ紹介します。
コンテンツSEOを行う際は他のSEO対策も必須のため、多くのツールは内部対策やキーワード調査といった機能を兼ね備えています。
SEARCH WRITE
引用:SEARCH WRITE
SEARCH WRITEは、初心者でも使いやすいように設計されたSEOツールです。
特徴は以下の通りです。
- インターフェースがシンプルでわかりやすい
- 競合サイトを分析し、対策すべきキーワードと対策方針を提案してくれる
- 実施した施策や得られた成果を一元的に管理できる
課題抽出・分析・施策立案といった一連の流れをAIが担ってくれるため、複雑な作業を大幅に効率化できる点が魅力です。
導入から運用までをサポートするプランもあるため、初心者でも安心して利用できます。
初めてSEO対策に取り組む方はもちろん、SEO対策に割く社内リソースが足りない場合にもおすすめです。
リンク | SEARCH WRITE |
料金 | 有料 |
無料トライアル | サンプルデータを用いた体験が可能 |
ミエルカSEO
引用:ミエルカSEO
ミエルカSEOは、ユーザーニーズの分析に優れたSEOツールです。
キーワード分析機能が非常に優秀なのが特徴です。
AI分析によって、潜在的なユーザーニーズを把握できます。
他にも、自社サイトと競合サイトの流入キーワードを可視化して、比較することも可能です。
また、SEOの基礎やデジタルマーケティングに関する動画を視聴できます。
キーワード対策に力を入れたい、SEO担当者のレベルを上げたいと考えている場合におすすめです。
リンク | ミエルカSEO |
料金 | 有料 |
無料トライアル | あり |
TACT SEO
引用:TACT SEO
TACT SEOは、分析業務を大幅に効率化できるコンテンツSEOツールです。
具体的には、以下の分析が可能です。
- 競合サイトの流入キーワードや関連キーワードの自動抽出
- 自社サイトの課題点の自動抽出
- 同じページに出現しているキーワードのグループ化と分析
また、SEOの専門的な知識がなくても、ツールの指示に従って作業を進めるだけで、SEO対策ができることもポイント。
レクチャーなどのサポートも充実しているので、ツールを通してSEO対策のレベルを上げたい場合におすすめです。
リンク | TACT SEO |
料金 | 有料 |
無料トライアル | あり |
おすすめのキーワード調査ツール3選
キーワード調査ツールは、対策すべきキーワードを調査できるSEOツールです。
競合や市場全体の動向を調査する際に役立ちます。
ラッコキーワード
引用:ラッコキーワード
ラッコキーワードは、無料のキーワード調査ツールです。
対策キーワードを入力するだけで、関連キーワードを一括で取得できます。
例えば、「マーケティング」と入力すると、924もの関連キーワードを50音順で表示してくれます。
多くの関連キーワードを取得できるため、ユーザーニーズを漏れなく把握できることが特徴です。
リンク | ラッコキーワード |
料金 | 無料 |
Gyro-n SEO
引用:Gyro-n SEO
Gyro-n SEOは、キーワード調査だけでなく、検索順位のチェックやアクセス解析などもできるSEOツールです。
重要な関連キーワードに加え、出現頻度からキーワードを取り巻く環境や検索トレンドも把握できます。
また、競合サイトを登録しておけば、指定キーワードに対する検索順位の推移や自社サイトとの比較も可能です。
無料トライアル期間が3ヶ月と、他のSEOツールに比べて長いこともポイントです。
SEO対策に必要な機能を網羅しているため、使いこなせば毎日の作業が大幅に効率化されるでしょう。
リンク | Gyro-n SEO |
料金 | 有料 |
無料トライアル | あり(3ヶ月) |
Ubersuggest
引用:Ubersuggest
Ubersuggestは、イギリスの有名なマーケター、Neil・Patel氏が提供するキーワード調査ツールです。
キーワードを入力すると
- 上位表示の可能性
- 競合の多さ
- 検索ボリューム
を確認できます。
上位表示しやすいキーワードを絞り込めるため、より効率的にコンテンツ制作を進められますよ。
リンク | Ubersuggest |
料金 | 有料 |
無料トライアル | 無料プランあり |
キーワードの選定方法を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:SEO対策におけるキーワードの選定方法 | 手順やおすすめツールを紹介
おすすめの検索順位チェックツール3選
検索順位チェックツールは、自社サイトの検索順位を確認できるSEOツールです。
毎日の順位変動を可視化してくれるので、対策が立てやすくなります。
Nobilista
引用:Nobilista
Nobilistaは、検索順位を毎日自動でチェックしてくれるクラウド型の検索順位チェックツールです。
特徴は以下の3点です。
- インストール不要で、ブラウザ上で使える
- 検索順位が変動したときはメールで通知が届くため、順位変動をすぐに把握できる
- 前日比や検索ボリュームなど、必要なデータのレポートを作成してくれる
PC以外にスマートフォンやタブレットでも閲覧できるため、複数人で共有したい場合におすすめです。
リンク | Nobilista |
料金 | 有料 |
無料トライアル | あり(7日) |
GMO順位チェッカー
引用:GMO順位チェッカー
GMO順位チェッカーは、クラウド型の検索順位チェックツールです。URLとキーワードを登録すると毎日自動的に検索順位を取得し、スマホやタブレットでも使用可能です。
順位変動アラート、AI KWアドバイザーの機能もあり、二次利用除外申請も可能なので安心です。
機能も充実しておりさらにコストパフォーマンスの高さが魅力で、無料トライアル期間が1ヶ月と長めに設定されています。また、順位取得速度が非常に速いことで定評があります。
リンク | GMO順位チェッカー |
料金 | 有料 |
無料トライアル | あり(1ヶ月) |
SE Ranking
引用:SE Ranking
SE Rankingは、さまざまな機能を搭載したオールインワンのSEOツールです。
キーワードの検索順位の取得制度100%を誇る点が魅力。
対策キーワードにおける自社サイトの順位はもちろん、エリアを指定した場合の検索順位まで細かく調査してくれます。
Google以外にも、Yahoo!JAPANやYouTubeの検索順位の調査もできます。
リンク | SE Ranking |
料金 | 有料 |
無料トライアル | あり(14日) |
まとめ:SEOツールを活用してWeb集客を成功させよう
おすすめのSEOツールを18個紹介しました。
ツールを導入することで、効率的かつ高精度でSEO対策ができます。
SEO対策を実施してWeb集客を成功させたいとお考えの場合は、ぜひSEOツールの導入を検討してみてください。
なお、弊社テクロでは、記事コンテンツの効果測定に関する資料「記事の効果測定方法と原因に合った改善策」を無料で配布しています。
記事への流入増加を目指すWeb担当者必見の内容となっていますので、ぜひご活用ください。