ウェビナーの意味とは?メリット・デメリットや便利なツール6選を解説! | テクロ株式会社
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ウェビナーの意味とは?メリット・デメリットや便利なツール6選を解説!

最近はオフラインでのセミナーやイベントが減り、オンライン上でセミナーを開催する「ウェビナー」が主流です。

ただし、ウェビナーを開催するにも、実際に何を準備するべきか、また気を付けるべきポイントが分からない方も多いのではないでしょうか。

今回はウェビナーについて、基礎知識やメリット・デメリット、ウェビナーが開催できるおすすめなツールを6つ紹介していきます。

この記事を通して、ウェビナーが自社と相性がいい集客方法か判断してみてください。

なお、テクロ株式会社では「初めてのウェビナー開催マニュアル」を無料で配布しています。

ウェビナーの開催手順が知りたい、ウェビナーの成果を上げたいと考えているBtoB企業様はぜひご確認ください。

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ウェビナーの意味とは

ウェビナー(Webinar)とは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた言葉です。

セミナーをオンライン会議ツールなどを使いインターネット上で配信します。

別名、

  • インターネットセミナー
  • オンラインセミナー
  • Webセミナー

と呼ばれます。

会社説明会や製品・サービスの説明などで使われていることが多い手法です。

ウェビナーの配信方法

ウェビナーは「リアルタイム配信」と「録画配信」の2つに配信タイプに分けられます。

以下でそれぞれ解説していきます。

リアルタイム配信

リアルタイム配信とは、予め配信時間を決めて、リアルタイムでセミナー配信を実施することを指します。

別名、ライブ配信と呼ばれます。

配信中でもコンテンツ内容を調整したり、参加者の質問で内容が変化したりできるため、主催者・参加者共にコミュニケーションが取りやすい方法です。

リアルタイム配信でも「一方向配信」と「双方向配信」の2つが存在します。

一方向配信のウェビナー

リアルタイム配信でありながらも、主催者が一方的に配信し、参加者とのコミュニケーションを取らない方法です。

限られた時間でリアルタイム配信を実施する際に取り入れます。

しかし参加者とコミュニケーションが取れず、録画配信との差別化が難しいため、あまり使われません。

双方向配信のウェビナー

双方向配信とは、主催者と参加者が対話式のコミュニケーションをとりながら進行するウェビナーです。

参加者から質疑応答を受けたり、チャットやアンケート機能を使い、参加者の反応を見ながら進行できます。

双方向配信では参加者も情報交換ができるため、オフラインに近いリアルなセミナーを開催できるメリットがあります。

録画配信

事前に主催者が録画しておいたセミナー動画を予め告知した日時に配信する方法です。

オンデマンド配信とも呼ばれています。

リアルタイム配信との大きな違いは、参加者が時間に縛られることなく、ウェビナー視聴ができる点です。

プラットフォームによってはダウンロード視聴ができるウェビナーもあるため、繰り返し動画の視聴ができ、よりウェビナー内容の理解を深められるでしょう。

また録画配信の魅力は、リアルタイム配信では集客できない層にもアプローチができることです。

リアルタイムで配信した動画を後日配信できるため、リアルタイム配信と併せて実施するウェビナーもあります。

ウェビナーのメリット3つ

今までのセミナーは、会場を使ったオフラインでのセミナーが主要でした。

ウェビナーは、オフラインにはない手軽さやメリットがいくつも存在します。

ここからは、ウェビナーを活用して得られるメリットを3つ紹介していきます。

メリット1.コスト削減

ウェビナーは、オフラインのセミナーと異なり会場のレンタル費用・交通費・宿泊費といった費用が発生しません。

場所を移動せず、自社の会議室や自宅でも配信でき、大幅なコスト削減につながります。

またコスト削減のメリットは主催者のみならず、参加者側にも大きなメリットです。

参加したいセミナーが遠方だった場合、参加を断念するか時間とお金をかけて現地まで言っていました。

ウェビナーだとネット環境さえあれば参加できるため、コスト削減につながります。

メリット2.新規顧客にアプローチができる

今までオフラインでのセミナー開催は、大きめな会場をレンタルしても200〜300人が限度です。

それ以上多くなると都市での開催が難しいことや、費用がかかってしまう問題がありました。

しかし、今までにあった人数や場所の制約がなくなったことで、現在ではより参加しやすい環境になっています。

ウェビナーの開催は、今までオフラインで対面できなかった新規層の顧客とつながる可能性が高くなります

国内外問わずアプローチできるため、営業先の場所も広がるでしょう。

メリット3.場所や時間を選ばずに視聴が可能

ウェビナーは、オフラインでのセミナーのように、会場へ足を運ぶ必要がありません。

自宅・会社・移動中どこでもセミナーに参加できます。

パソコンを持っていない方でもスマートフォンやタブレットで参加できるため、参加ハードルも下がり、セミナーよりも参加人数を伸ばせる可能性があります。

ウェビナーのデメリット3つ

ウェビナーのメリットを3つ紹介しましたが、オンラインだからこそ生じるデメリットも存在します。

デメリットもしっかり認識して対策をしていきましょう。

デメリット1.通信環境が悪いとウェビナー自体の質が下がる

ウェビナーのデメリットは、通信環境が悪いとウェビナー自体の質が下がることです。

天気や何かしらの原因でインターネットに接続できないトラブルが生じると、音声が途中で途切れたり、動画が止まってしまったりします。

すると、ウェビナー全体の質が低下してしまい参加者離脱につながるでしょう。

主催側は事前にウェビナー配信場所のネット環境をしっかりチェックしておくことが必須です。

インターネットの接続は、有線の方が安定する傾向にあるため、活用の検討をおすすめします。

参加者にも、ネット環境の良い場所で視聴するよう、事前にアナウンスすることも重要です。

デメリット2.参加者の表情が読み取りづらい

オフラインでのセミナーと異なり、ウェビナーでは参加者の表情や雰囲気を確認することは難しいのが現状です。

参加者側は、カメラをオンにして参加することはほとんどありません。

そのため、主催者が発信する情報を参加者がコンテンツ内容に納得しているのか、不満があるのかを感じ取れず、コミュニケーションが取りにくいと感じます。

双方向でコミュニケーションを上手く取るには、前述にもありましたが、チャットやアンケート機能を利用しましょう。

主催側が質問を投げかけたり、クイズ形式でコメントの書き込みを促したりすることで、自然に参加してもらえます。

デメリット3.参加者が離脱しやすい

ウェビナーは手軽に参加できる反面、参加者の離脱がしやすい傾向にあります。

コンテンツの質が高いものでないと、参加後もすぐに退室してしまうのです。

参加者が興味のあるウェビナーの内容にしておくのはもちろん、開催中も参加者から寄せられる質問やコメントに返答して実りあるものになるよう工夫しましょう。

また話し方にも注意してください。

早口になったり、小声で話したりすると内容が伝わらず、参加者がストレスを感じます。

事前の準備や練習は必ず実施して伝わりやすいウェビナーにしましょう。

ウェビナーを実施する際のポイント6つ

ウェビナーのメリット・デメリットを抑えたところで、次にウェビナーを開催する際のポイントを6つ紹介します。

ポイント1.ターゲットを絞り、コンテンツを考える

ウェビナーを成功させるためには、参加者のターゲットを絞り、コンテンツ内容を選定しましょう。

ターゲットによって、配信するコンテンツは変わります。

抱えている悩みを具体化して、コンテンツに反映してみましょう。

さらにコンテンツ内容は主催側が提供でき、ターゲットの悩みを解決できるかを検討する必要があります。

正しい情報を提供できず、ターゲットが決まっていないまま開催しても、参加者が見込み顧客になる可能性は低いです。

ターゲットの選定とコンテンツ内容の設定は、慎重に実施しましょう。

ポイント2.ウェビナーに適した周辺機器の準備をする

ウェビナーはスクリーン越しに音声と映像を配信する形式なので、以下の機材が必須です。

  • インターネットに繋がる端末機器(パソコン・スマートフォン・タブレット)
  • カメラ
  • マイク

配信場所のネット環境も確認しておきましょう。

カメラやマイクが既に備わっている端端末機器も多いですが、より質の高いコンテンツを配信するには、カメラとマイクを別に用意します。

当日はスムーズな運営ができるように、あらかじめ配信テストしましょう。

ポイント3.参加するメリットをわかりやすく伝える

ウェビナーへ参加するユーザーへの参加メリットを明確にしましょう。

ただウェビナーの開催を周知するけでは、参加を検討しているユーザーの興味を引くことはできません。

今回のウェビナーに参加することで、得られる情報やメリットを予め明確にしておくことで、参加を決断する手助けとなります。

例えば、

  • 得られる情報を記載する
  • スピーカーに質問できる
  • ウェビナー参加者限定の割引特典
  • 資料の無料ダウンロード配布
  • スピーカーとの面談を申し込める

など得られるメリットを打ち出すことで、ターゲットに合った顧客を集められるでしょう。

ウェビナー専用のウェブページやLP(ランディングページ)を作成する場合は、参加するメリットが伝わるように工夫してみてください。

ポイント4.参加までのステップをできるだけ簡略化する

ウェビナー参加者の情報を入力してもらうために必要な申し込みフォームは、できるだけ簡略化しておきましょう。

フォームの項目が多すぎるとユーザーは、面倒に思い参加を辞めてしまう可能性が高くなります。

申し込みフォームの項目は、以下のようにシンプルにまとめておきましょう。

  • 氏名
  • 会社名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 質問(自由記述)

初めてウェビナーに参加するユーザーも考慮して、参加案内メールはツールの操作方法も記載しておきましょう。

また手軽に参加できる分、申し込みしたことを忘れてしまう参加者もいます。

開催日の前日や開催の数時間前に、ウェビナーのURLを貼ったリマインドメールを送り、アピールしてください。

参加者にリマインドメールを、一斉送信できる機能があるツールを使うのもおすすめです。

ポイント5.開始前にビジュアルバナーや音楽を配信する

ウェビナー開催前の開場時間は開始時刻の約15〜30分前に設定しておきましょう。

開場時間中は、音楽とビジュアルバナーを流しておいてください。

事前に配信することで、参加者が問題なくウェビナーに入室できていると、確認が取れる安心感にも繋がります。

また視聴が可能か事前に確認してもらうことで、開始前にトラブルを解消できるでしょう。

ポイント6.アンケートはウェビナーが終わる前に取る

実際にアンケートを取るタイミングでおすすめなのは、ウェビナーが終わる前です。

ウェビナー終了後、後日改めてアンケート調査のメールを送るとメールが埋もれてしまったり、後回しにされたりして回答を忘れられてしまう可能性があります。

ウェビナーの終了前にアンケートを取り、高い回答率を得ることで、次回以降の問題点や改善点をより把握しやすくなります。

アンケート内容はわかりやすさを意識して、選択方式でコンテンツ内容や音声・映像の評価ができるように工夫しましょう。

おすすめウェビナーツール6選

ここからは、ウェビナー開催においておすすめのツールを6つ紹介します。

他社と比較して自社に見合うツールを見つけましょう。

ツール1.Zoom

 

「Zoom」はビデオ通話・ウェブ会議・ウェビナーに適したオンラインミーティングツールの一つです。

ここ数年で1番メジャーとも言われているビデオ通話ツールではないでしょうか。

Zoomビデオウェビナー」プランは、ライセンスごとに最大人数が変わり、一番参加人数が多いプランに申し込むと、1回最大10,000人で30時間使えます。

ウェビナー開催へのサポートのみならず、SNSの共有ボタンの設置やアンケート結果の分析まで実施できます。

ツール2.Google Meet

Googleが提供している「Google Meet」はビデオ会議のツールとして知られておりますが、最近ではウェビナーでも活用されるシーンが増えています。

Google Meetでウェビナーを開催するには、主催者、参加者共にGoogleのアカウントがあることが必須です。

1回あたり人数制限100人までで60分間が制限時間ですが、有料プランに契約した場合、最大250人、300時間まで利用可能です。

Googleフォームと連携させて、ウェビナーでアンケート調査を実施・分析もできます。

ツール3.Skype

Microsoft社が運営する「Skype」はオンライン電話の先駆けとして長い実績のあるサービスで知られています。

サインアップやアプリのダウンロードが不要なため、URLを共有するだけで誰でもすぐに参加が可能です。

最大100人で最長24時間のオンライン通話を無料で実施でき、小規模でウェビナーを検討している方におすすめです。

ツール4.V-CUBE

 

V-CUBE」は、インストール不要で安定した動作が魅力の配信ツールです。

最大26,000拠点に配信できるため、大規模向けのウェビナーを開催したい方におすすめです。

他にも以下の機能があります。

  • 配信ツールに対応している
  • URL共有のみで参加可能
  • パスワード設定
  • 視聴ログでデータ分析ができる

手厚いサポートがあるため、多くの企業で導入されています。

途中参加した参加者が、見逃した動画を追うタイムシフト再生が可能です。

ツール5.YouTube

世界最大の動画配信サイトとして有名な「YouTube」を利用した、ライブストリーミング配信です。

利用時間や参加人数の制限が設けられていないため、大人数でのウェビナー開催も可能なのが大きな特徴です。

また、巻き戻し再生モードがあるため、オンライン配信中でも問題なくコンテンツを追えることから、ウェビナーでも活用されるようになりました。

オンライン配信を実施するにあたって、登録者1,000人以上必要などの条件があるため注意が必要です。

ツール6.コクリポ

コクリポ」は簡単にウェビナーを実施できるツールです。

コンテンツのタイトルや開催予定日時を入力するだけでウェビナーの集客・予約募集用のページが完成します。

2種類の有料月額プランに分かれていますが、初めて利用する方限定で初月無料のサービスがついてきます。

データ管理もまかせられサポート体制も万全です。

ウェビナー開催に不安が多い方は、コクリポを検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ:コツを押さえて効率よくウェビナーを開催しよう!

今回はウェビナーのメリット・デメリットや開催するポイントなどを紹介しました。

今まで莫大な費用をかけて開催していたオフラインのセミナーに比べ、コストが削減でき、手軽に開催にできるウェビナーは今後も活用する企業が増えていくでしょう。

自社でも積極的に活用したいと考えた方は、コツをしっかり押さえて効率的にウェビナーを開催してみてください。

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