【2025年12月最新】Googleコアアップデートとは?概要と押さえるべき対策をSEOの専門家が徹底解説
Googleのコアアップデートが発生した際、
「なんだか不安だな。でも、アップデートが何かよくわかっていない」
「順位が下落したら、社内でどう報告しよう…」
と不安を感じているオウンドメディア担当者は多いのではないでしょうか。
Googleはユーザーにとって有益で信頼できる情報を届けるため、定期的に大規模なアルゴリズム更新、通称「Googleコアアップデート」を実施しています。
検索結果全体の記事順位が一部変動するもので、アルゴリズムを理解していないと順位が下がり、サイトへの流入・リード獲得数に影響を及ぼすことがあります。
そこでこの記事では、Googleコアアップデートの仕組みや歴史、過去・近年の動向、対策方法までを網羅的に解説。この記事でGoogleコアアップデートの全体像を理解し、突然の順位変動にも慌てず対応していきましょう。
なお、テクロ株式会社では「SEOのキーワード選定マニュアル」を無料で配布しています。
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目次
Googleコアアップデートとは?概要と役割、対応の必要性
まず、Googleコアアップデートの概要や頻度を簡単に解説します。
Googleコアアップデートとは? いつ起きる?
Googleコアアップデートとは「コアアルゴリズムアップデート」の略称で、Googleが検索結果の品質を改善するために行う大規模なアップデートを指します。
通常の小さな調整とは異なり、検索アルゴリズム全体に大規模な変更が加えられるため、記事の表示順位に大きな変動が見られやすいことが特徴です。
なお、Google Search Centralではコアアップデートの目的を以下のように説明しています(※1)。
|
コア アップデートは、全体として、有用で信頼できる結果を検索ユーザーに提供するという Google の使命を果たすことを目的としています。これらの変更は広範囲にわたるもので、特定のサイトや個々のウェブページを対象とするものではありません。ウェブ上のコンテンツが変化するのに合わせて、Googleは全体としてシステムを評価し、最新の状態に保つために更新を行います。 |
【引用元】
※1…Google Search Central「Google検索のコアアップデートとウェブサイト」
Gooogleコアアップデートは、これまで年に数回(およそ3か月に一度)の頻度で開催されていますが、そのタイミングは不定期です。2026年1月現在、直近では以下に実施が確認されています。
- 2025年12月
- 2025年6月
- 2025年3月
- 2024年12月
開始からおよそ3週間が完了までの目安ですが、それより短期間で完了することもあれば、3週間以上かかることもあります。過去にはコアアップデート完了後にも微調整が繰り返され、結果として数か月単位で調整が続いたケースもありました。
ただ、都度Googleから告知があり、進捗状況や実施内容は下記で確認できます。
- コアアップデートの進捗状況や実施内容:Google Search Status Dashboard
- コアアップデートの発生や完了:Google Search CentralのXアカウント
コアアップデートに対応しないとどうなる?
すべてのサイトがコアアップデート発生時に大きな影響を受ける訳ではありません。アルゴリズムの見直しによって記事順位が安定する、上昇するサイトもあります。
その中で評価基準の変化によって、品質が低いと判断されたサイトは結果的に順位が下がります。また、コアアップデート発生後に記事順位が下落しているにもかかわらず対応しないと、流入数が減少し、結果としてCV数などが減少する可能性もあります。
BtoB企業の場合、オウンドメディアへの流入は新規リード獲得口の一つであり、検索順位の下落は機会損失になります。
影響を最小限に抑えるためにも、コアアップデートの仕組みや対策について把握しておくと安心です。
近年のGoogleコアアップデート履歴と傾向・内容
コアアップデート発生時、過去の変更内容を把握しておくと傾向が掴みやすくなります。そこで次は、2024〜2025年に実施された一部のGoogleコアアップデートの傾向と内容をまとめました。
2025年12月
2025年12月11日(日本時間では12月12日)、コアアップデートの開始が発表され、同年12月29日(日本時間では12月30日)には完了しました。約18日と予定の3週間以内には完了しましたが、2025年に発生した中では一番長い時間を要しました。
なお、前回のアップデートから6か月ぶりとなります。
ここでは、100社以上の企業メディアを支援したテクロが独自データを活用しながら、今回の傾向を分析します。
※以下はあくまで2026年1月9日時点の見解です
ツールで見る2025年12月のコアアップデート
アップデートによる記事順位の変動平均値をグラフ化したSERP変動(※)を見ると、Google全体における順位変動は次の通りです。
※SERP変動とは…アップデートによる記事順位の変動平均値をグラフ化したもの。青は変動が低い、緑は通常、オレンジは高い、赤は非常に高いとなります。なお、アメリカのデータのため、各日付はアメリカ時間となります
【2025年12月26日時点のデータ】
・デスクトップ
・モバイル
引用:similarweb
アップデート発生時の11日は緑の「普通」で、むしろ発生前の6〜10日(日本時間では7〜11日)がオレンジの「高い」となっています。そこからデスクトップでは15日以降、モバイルでは17日以降に青の「低い」と比較的落ち着いていました。
アップデート完了後の変動は次の通りです。
【2025年12月31日時点のデータ】
・デスクトップ
・モバイル
引用:similarweb
29日(日本時間では30日)のアップデート完了後も青の「低い」の状態。順位変動の平均数値も55〜56と落ち着いています。
独自データで見る2025年12月のコアアップデート
ここからは、テクロが所持しているデータを元に、業界別の順位変動をまとめました。
まず、業界別の平均順位と変動幅の平均値は次の通りです。SERP変動が大きかった日本時間の12月7〜11日と、アップデート完了後の12月30〜31日を主に比較していきます。
※テクロはBtoB企業様のオウンドメディア運用に特化しているため、BtoBジャンルが中心となります。また、データは日本時間に合わせて取得しています
|
アップデート前(12/8〜9) |
アップデート中(12/12) |
アップデート完了後(12/30〜31) |
変動 ※アップデート前と完了後で比較 |
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|
マーケティング |
36 |
36 |
37 |
−1 |
|
IT/ソフトウェア/開発 |
34 |
34 |
38 |
−4 |
|
広告 |
37 |
38 |
39 |
−2 |
|
コンサルティング |
51 |
53 |
49 |
+2 |
|
財務・金融・法律 |
27 |
26 |
25 |
+2 |
|
その他 |
26 |
27 |
27 |
−1 |
|
合計 |
36 |
36 |
38 |
−2 |
今回は特定領域での大きな順位変動はなく、コンサルティングや財務・金融・法律では順位が上がる結果となりました。
また、デジタルマーケティング事業を展開する海外のALM株式会社の見解によると、特に変動が大きかったのは、次のようなコンテンツです(※2)。
- アフィリエイトサイト:71%が悪影響を報告
- 健康やYMYL領域:67%が影響を受けたと報告
同時に、「実証された経験(理論的な知識だけでなく)、測定可能な専門知識のシグナル、そして検索エンジンではなくユーザーに役立つ本物のコンテンツという3つの柱を中心に精査が強化」と報告されています。
テクロの見解
YMYL領域で影響がある一方で、テクロが観測したYMYL領域のメディア内で影響を受けたものは少なかったことから、以下が考えられます。
- ユーザーが満足し、役立つコンテンツやサイトがより評価された
- どんなジャンルのサイト・記事なのか、またどんな人物の経験や知見なのかが不明瞭な場合、評価されづらい
- 類似テーマの記事が多く、整理しきれていないものも評価されづらい(カニバリゼーションの発生しているサイトや記事)
同時に、法律や特定領域のコンサルティングなど詳しい知識を書かざるを得ない専門ジャンルにおいて、下記を満たしているオウンドメディアには追い風だったと予想されます。
- サイトとコンテンツの関連性・発信ジャンルが明確
- 執筆者情報の記載などE-E-A-T対策がしっかりしている
これまでと同様「役に立つコンテンツ」、特に専門性や信頼性という部分がより強化されたように感じます。
あくまで完了直後の結果であることから、テクロでは引き続き定点観測を実施し、データを取得する予定です。
【参照】
※2…ALMCORP「Google December 2025 Core Update: The Complete Analysis and Recovery Guide for SEO Professionals」
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2025年6月
2025年6月のGoogleコアアップデートは日本時間の6月30日に発表され、7月17日に完了しました。完了まで16日と、通常より早かったアップデートです。
Googleの検索結果におけるランキングの変動幅を見ると、6月は3.97%でした。この後解説する2025年3月のアップデートはランキングの変動幅が3.71%だったため、やや変動が大きくなりました(※3)。
ちなみに、Similarwebのダレル・モーデカイ氏によると、特に健康業界における上位5記事への影響が大きかったそうです。さらに、このアップデート時に上位10位以内にランクインしたコンテンツの内16%が、アップデート前は上位20位以内にすらランクインしていなかったことも報告されています(※3)。それだけ順位変動が大きかったことが伺えます。
またAI Overviewsへの影響も大きく、AI Overviewsの表示がアップデートを通して以下のように変化しました(※3)。
- アップデート前:キーワード全体の約10%
- アップデート後:キーワード全体の約20%まで上昇
- 最終:キーワード全体の15%前後に着地
順位変動はありますが、これまで通りYMYL領域やE-E-A-Tが重視されることは変わりません。ただ、その中でより一層「質の高いコンテンツ」が重視され、同時にAI Overviewsが表示されるクエリが増加したアップデートでした。
【参照】
※3…Search Engine Land「Data providers: Google June 2025 core update was a big update」
2025年3月
2025年3月のGoogleコアアップデートは、3月13日から27日の2週間にかけて実施されました。ただ、SimilarWeb のダレル・モーデカイ氏によると、過去の大規模アップデートに比べて落ち着いた内容であり、実際のランキング変動幅も一つ前のアップデートとほぼ同じです(※4)。
- 2025年3月:3.71%
- 2024年12月:3.72%
ただその中で、金融系の5位までの記事の変動は大きかったようです。
加えて、AIによる検索結果の要約「AI Overviews」の影響がより明確になったアップデートでもあります。特に、「知りたい」という検索意図を持つKnowクエリでは、記事の前にAI Overviewsが表示されるケースが大幅に増加しました。
SEO系メディア「Search Engine Land」のダニー・グッドウィン氏による分析では、以下のカテゴリーでAI Overviewsの出現数が特に増加したと報告されています(※5)。
- エンターテインメント系:528%増
- 飲食(レストラン)系:387%増
- 旅行系:381%増
このように、記事の表示順位に変動はなくてもAI Overviewsへの表示で流入数などは変動する可能性があります。
AI Overviewsへの表示(AIO)は、新たな流入経路に繋がる可能性があるため、企業として対策しておきましょう。
同時に、生成AI検索の回答においては、「自社が何者であるか」「どんなジャンルのどのようなサービスを提供しているか」が明確なほうが引用されやすいです。生成AIに引用されやすいテクニカルSEOの対策と同時に、自社商材ジャンルにおける認知・ブランディング強化もより必要となったアップデートでした。
AI Overviewsについてはこちらで概要と対策を解説しています。
関連記事:「AIO対策とは?SEOとの違いから具体的な方法まで専門家が徹底解説」
【参照】
※4…Search Engine Land「Data providers: Google March 2025 core update had similar volatility to the previous update」
※5…Search Engine Land「Google AI Overviews spiked during March 2025 core update」
2024年12月
2024年12月に実施されたGoogleコアアップデートは、前回のアップデート(2024年11月)から間もなく行われた、やや異例のタイミング。また12月12日に開始し、12月18日の6日後には完了とスピーディーなアップデートでした。
また、その前の11月や8月のアップデートに比べると変動もやや小さめです(※6)。
- 2024年12月:3.72%
- 2024年11月:3.12%
- 2024年8月:4.48%
ただ、コンテンツのランク変動を見るとどの業界も、上下ともに約2.8位のランク変動を起こしており、特定の業界というよりは検索結果全体で変動が発生していました。
さらにその後、同月にスパムアップデートも発生し、不安定な状態が続いていました。
今回は検索結果全体で変動が大きかったことから、これまで通り専門性や信頼性の高いコンテンツが評価される傾向が強く、ユーザーに有益な情報を提供しているサイトほど検索順位への影響は少なく済んだと考えています。
【参照】
※6…Search Engine Land「Data providers: Google December 2024 core update was more volatile than last」
これまでのGoogleコアアップデートの歴史
続いては、過去に実施された主要なGoogleコアアップデートから、代表的なものの特徴や影響を簡単に紹介します。
主要なコアアップデートからどのようなコンテンツが評価されやすいかを理解し、今後のSEO施策に役立てましょう。
パンダアップデート(Panda Update)
パンダアップデートとは検索結果に表示される情報の質を高めるために、低品質なコンテンツを掲載するサイトの順位を下げ、良質なコンテンツを掲載しているサイトを上位表示するよう調整されたアップデートです。アメリカで2011年2月に実施後、日本でも2012年7月から適用されました。
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背景 |
・コピーコンテンツや自動生成された記事、広告ばかりのページなど、内容・質が薄くユーザーに役立たない情報が上位に表示されることが多々あった |
|
目的・効果 |
・本当に高品質なサイト・コンテンツが埋もれ、ユーザーの利便性を低下させると判断され、改善のために導入 |
アップデートは2013年7月まで、何度も調整が繰り返されました。これにより他社サイトのコピーや自動生成で作られたコンテンツ、ユーザーの読了に悪い影響を及ぼすコンテンツは低品質と判断されるようになりました。
フレッシュネスアップデート(Freshness Update)
フレッシュネスアップデートとは最新の情報が記載されているコンテンツが上位表示されるように改善した、Googleのアルゴリズム更新です。2011年11月に導入され、情報のなかでも「最新でなければ意味がない情報」にはフレッシュネスアルゴリズムが適用されました。
例えば以下です。
- ニュース性の高い、最新の出来事や注目のトピック:「東京 都知事選」など
- 定期的に発生するイベント:「東京マラソン 2026」「ミッドタウン クリスマスマーケット」
- 繰り返し更新される情報:「大河ドラマ 視聴率」「スマートフォン 日本 市場規模」
また情報の最新性に加え、「該当コンテンツをどれだけ更新しているか」も重視していると言われています。
フレッシュネスアップデートは検索結果全体の約35%に影響を与えたとされており(※7)、このおかげでユーザーは正確で新しい情報を得られるようになりました。
【参照】
※7…Google Japan Blog「検索結果がよりタイムリーに」
なお、フレッシュネスアルゴリズムについてはこちらにもまとめました。
関連記事:【2026年版】Googleフレッシュネスアルゴリズムとは?SEOへの影響とAI時代の最新対策を徹底解説
ペンギンアップデート
ペンギンアップデートとは、ブラックハットSEOや不自然なリンク構築を行うサイトに焦点を当て、2012年4月に実施されたアップデートです。
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背景 |
・順位操作を目的としたリンクの売買や自作自演といった関連性のないリンクをむやみに増やす「ブラックハットSEO」が横行 ・このままでは有益なコンテンツを提供しているサイトが正しく評価されず、低品質なサイトが上位に表示される可能性があった ・Googleはこの行動をガイドライン違反と判断し、改善するために実施 |
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目的・効果 |
・むやみな外部リンクの購入・増加を行っていたサイトは順位が低下し、自然なリンク構築が促された |
なお、最初に紹介した「パンダアップデート」との違いは「改善の重きをどこに置いているか」です。
- パンダアップデート:コンテンツ
- ペンギンアップデート:リンク
パンダアップデートでコンテンツの中身の質が、ペンギンアップデートで被リンクの関連性がより高められました。
医療健康アップデート(YMYL)
医療健康アップデートとは、医療や健康に関連する情報の精度を高めることを目的に、Googleが2017年12月6日に実施したアップデートです。
このアップデートの影響を受けやすいのが、YMYL(Your Money or Your Life)に関連する情報です。YMYLとは「お金」や「医療・健康」に関する情報で、間違った情報提供による影響が大きい分野のこと。特に医療や健康領域では、ユーザーの生命に悪影響をもたらす可能性もあります。
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背景 |
・2016年以前は多くのページが掲載されているWebサイトが評価される傾向にあった ・その影響でページ数の多さを優先して低品質なコンテンツを制作するサイトが増加し、信ぴょう性のないコンテンツが大量生産された ・日本では2016年、誤った情報提供による「WELQ問題」が発生し、問題となっていた |
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目的・効果 |
・医療機関や専門資格保有者が運営するサイトは順位が上昇 ・反対に、まとめサイトや根拠に乏しいコンテンツは順位が下落 |
なお、医療健康アップデートは、日本語検索における医療・健康関連の検索結果の約60%に影響すると公式で発表されており、現在もGoogleが提供する「検索品質評価ガイドライン」の項目の一つとなっています(※8)。
【参照】
※8…Google Search Central Blog「医療や健康に関連する検索結果の改善について」
以上、過去に発生した代表的なアップデートでした。
Googleコアアップデートで順位が下落したら? 基本的な対策
Googleコアアップデートは、完了後の順位変動への対応が重要です。ここでは、数多くのアップデート・サイトに対応してきたテクロがおすすめする基本的な対策をまとめました。
アップデート発生時、確認すべきこと・流れ
Googleコアアップデートが発生したら、下記の流れで自社メディアの数値を確認しましょう。
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手順 |
詳細 |
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1.公式発表を確認 |
公式であるGoogle Search Status Dashboardで、アップデート開始時に告知がされます。 |
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2.アップデートが完了するまで待機 |
ロールアウト完了までも順位変動が発生しますが、一時的な下落で完了間近に再度上昇することもあります。 途中の変動に一喜一憂せず、すぐに対応することも避け、待ちましょう。 |
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3.アクセス数や順位変動を確認し、順位変動の影響を受けたページを特定 |
Google Search Status Dashboardで完了が報告されたら、自社メディアをチェック。 「Google Search Console」または「SE Ranking」「Ahrefs」などのSEOツールを活用し、掲載順位や表示回数、クリック率(CTR)の変動をチェックします。 |
記事順位の下落後にまずやるべきこと・やってはいけないこと
順位が下落した直後は、冷静な初動がその後の回復スピードを左右します。
焦って間違った行動を取らないように、以下の点を心がけてください。
| 項目 | 具体的な内容 |
|---|---|
| やるべきこと | 1. Google公式アナウンスの確認:アップデートの有無と内容を把握する。 2. Search Consoleでの影響範囲の特定:どのページ・クエリが下落したかをデータで確認する。 3. 上位表示されている競合サイトの分析:順位が上がったサイトがE-E-A-Tをどう満たしているか研究する。 4. 自サイトの弱点の仮説立て:E-E-A-Tの観点から、自サイトに何が足りないか仮説を立てる。 |
| やってはいけないこと | 1. コンテンツの大量削除・書き換え:原因分析 をせずに慌ててコンテンツを編集すると、状況を悪化させる可能性がある。 2. 怪しいSEOサービスへの依頼:順位回復を謳う安易なサービスは、ペナルティの原因となる低品質な施策を行うリスクがある。 3. 低品質な被リンクの購入:Googleのガイドラインに違反する行為であり、さらなる評価下落を招く。 |
最低限押さえておきたい対策
対策はアップデート内容や順位下落の原因によって異なりますが、迷ったら基本的な対策に立ち返って見直すのがおすすめです。
1.検索ニーズに沿った、ユーザーに価値のあるコンテンツの提供
読者が知りたい情報や悩みを解決できる内容を中心に、独自性や具体性のある情報を盛り込む。そのためにも、検索ニーズを理解する。
2.E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)によるサイト全体の向上
執筆者情報の明記、専門家監修、一次情報や実体験の追加など。
3.内部リンク・サイト構造の最適化によるUXの向上
ユーザーが迷わず目的の情報にアクセスできるようナビゲーションを設置したり、適宜内部リンクを配置することで、サイト内の回遊率を高める。
4.モバイルフレンドリーと表示速度の改善でCore Web Vitalsを最適化
ページ表示速度やレスポンシブ対応も重要。PageSpeed Insightsで現在のスピードを確認し、ページの表示速度、操作性、視覚的な安定性を示すCore Web Vitals のスコアを改善。
5.定期的なコンテンツのリライト
情報の鮮度を保つために、古くなった情報は適宜リライトし、ユーザーにとって価値のある状態を維持する。
6.AI時代への最適化(GEO/AEO)の取り入れ
今後のSEOでは、AIに情報を引用されやすくすることも重要。構造化データを用いてコンテンツの内容をAIに正しく伝えたり(GEO)、ユーザーの質問に端的に答える「回答」をページ上部に設置したりする(AEO)といった施策が有効。また、結論ファーストな文章を心がけることもAIには効果的。
これらはコアアップデートの影響だけでなく、日々のSEO運用においても押さえておきたい対策です。地道な改善と運用が検索順位の安定や向上に繋がるので、迷ったらここに立ち返りましょう。
その他、Googleの検索順位を上げるためのSEO対策はこちらにもまとめました。
関連記事:「Google検索順位を上げる方法【2025年最新】初心者でもわかるSEO完全ガイド」
Googleコアアップデートに関するよくある質問(FAQ)
最後に、コアアップデートでよくある質問に回答しました。
Q. Googleコアアップデートはいつ起きますか? 頻度は?
A.厳密なスケジュールはわからず、その都度Googleから告知されます。ただ、通常は3ヶ月から半年に一度くらいの頻度で行われており、近年は特に頻度が高まっている印象です。
Q. Googleコアアップデートに対応しないとどうなりますか?
A. Googleコアアップデートに対応しないと、オウンドメディアの記事順位の低下により流入が減ります。BtoBのオウンドメディアにおいては、リード獲得の機会損失が起きる可能性が考えられます。回復には時間と工数がかかるため、日常的な品質改善とアップデート後の早期対策が重要です。
Q. 改善したら、どのくらいの期間で順位は回復しますか?
A.一概にこれくらいと断言はできません。
しかし、前述の記事順位が下落した際のリライトなどを地道に継続すれば、改善後、数週間から数ヶ月で評価が回復する可能性も十分にあります。時期を待つのではなく、継続的にサイトを改善し続けることを愚直に続けましょう。
Q. Googleコアアップデートの発生・情報はどこで知ることができますか?
A. 下記がおすすめです。
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まとめ Googleコアアップデートへの対応で記事順位下落を防ごう
本記事では、Googleコアアップデートについて以下を解説しました。
- Googleコアアップデートの概要
- 近年のアップデートの傾向・内容
- 過去に行われた主要なアップデートと歴史
- 順位が下落した場合の対策
Googleコアアップデートは、検索結果の順位に大きな影響を与えるアルゴリズムアップデートです。アップデート発生時に内容や傾向を把握し、適宜対応することは、SEO担当者として成果を出すために欠かせません。
アップデートが発生した際は、焦らずにオウンドメディアの状況を把握しましょう。同時に日々の運用でサイトの信頼性や品質を高めていくことが、長期的な検索順位の向上には必須。今回の記事を参考に、アップデートに関する情報収集と記事のリライトなどを行ってみてくださいね。
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