メルマガは効果測定が重要!重要な指標や測定ツールを紹介
メルマガの効果測定を実施していますか?
メルマガで最も重要なことは、効果測定とそれに基づいた内容の改善です。
分析と改善を繰り返して読者との関係性を強化することで、ビジネスを成功へと近づけます。
しかし、メルマガを配信しただけで、効果測定をしていない企業も少なくありません、
そこで今回は、メルマガの効果測定について解説します。
具体的には、効果測定で重要な指標や効果測定を実施するツールを紹介します。
メルマガによる売上アップを狙っている方は、ぜひ参考にしてください。
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リード獲得やメルマガの開封率に課題を抱えているBtoB企業様はぜひ参考にしてください。
目次
メルマガで効果測定が重要な理由
メルマガの効果測定とは、配信したメルマガに対する読者の反応を数値化して、効果の有無を確かめることです。
効果測定をしないと以下のことが分からず、メルマガを”ただ配信しているだけ”になってしまいます。
- どのくらいの人がメルマガを読んでいるのか
- メルマガは読者に届いているのか
- メルマガ経由でどれくらい商品の購入・サービスの利用につながったのか
メルマガ配信には、販売促進や見込み顧客の確保などの目的があるはずです。
効果測定を実施することで、メルマガが目的をどの程度達成しているのか把握できます。
また、メルマガの課題も見つかり、内容や配信時間の改善につながります。
読者のニーズをつかんでメルマガ配信の目的を達成するためにも、メルマガの効果測定は重要なのです。
メルマガの効果測定で重要な7つの指標
メルマガの効果測定で重要な7つの指標について解説します。
開封率
開封率とは、配信したメルマガに対し、どれくらいの読者が開封したかを示す割合です。
開封率の平均値は15〜20%といわれています。
開封率を分析すると、ユーザーの嗜好やライフスタイルが分かります。
メルマガを受信すると、まず目に入るのがタイトルです。
読者の興味関心を引くタイトルであれば「おもしろそう」と思って開封する読者は増え、開封率は上がります。
また、読者はメルマガ以外にも多くのメールを受信しています。
すぐに開封できない時間帯に配信してしまうと、他のメールに埋もれてしまい、開封率は低下するでしょう。
そのため、ターゲットユーザーがどのようなライフスタイルを送っているか、イメージすることが重要です。
開封率を上げるには、読みやすい時間帯に、興味を引くタイトルを付けて配信しましょう。
以下の記事では、開封率を上げる方法について詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
関連記事:メルマガ開封率をあげるには?ベストな配信時間や曜日も解説
クリック率
クリック率とは、メルマガに掲載しているリンクをクリックした読者の割合です。
平均値は1.5〜3%です。
受信環境によっても異なり、一般的にPCよりスマホの方が高い傾向があります。
クリック率を分析すると、読者が興味を持つコンテンツが分かります。
一般的に、クリック率は開封率の1/10が目安です。
もし開封率に比べてクリック率が大きく落ち込んでいる場合、以下の原因が考えられます。
- メルマガのタイトルと内容が噛み合っていない
- リンクの設置場所や導線がクリックしにくいタイミングであった
- メルマガの内容が読者のニーズを満たしていない
リンクをクリックしてくれた読者は、大切な見込み顧客です。
セグメント配信などで、その後のフォローを入れられると理想的です。
リンク先の直帰率
リンク先の直帰率とは、メルマガに掲載したリンクをクリックしてサイトを表示した後、他のページに移動せず、すぐにサイトを離れたユーザーの割合です。
直帰率が増加する主な原因は以下の3つです。
- メルマガの内容とリンク先サイトの関連性が弱い
- リンク先サイトが見にくい
- サイトの読み込みに時間がかかる
直帰してしまう読者は「思っていたのと違った」と、ギャップを感じていることが多いです。
最終的なコンバージョンにつなげるためにも、ユーザーの意欲を削がない導線作り・サイト作りを意識しましょう。
コンバージョン率
コンバージョン率とは、メルマガ経由で商品の購入や問い合わせなどのアクションを起こしたユーザーの割合です。
目的に直結するため、メルマガで最も重要な指標です。
コンバージョン率が低いときは、以下のポイントをチェックしましょう。
- レイアウトやボタンなど、サイトデザインは適切か
- 訴求する商品は読者のニーズを満たしているか
- 商品やサービスの魅力を的確に伝えられているか
コンバージョン率の目安は、メルマガの目的によって異なります。
例えば「自社サービスの資料のダウンロード」が目的の場合と「高額な商品の購入」が目的の場合では、読者がアクションを起こすハードルが違います。
そのため、コンバージョン率を把握するには、データを蓄積することが重要です。
また、開封率やクリック率との因果関係も分析しましょう。
メルマガ配信の目的に直結する指標のため、必ず確認してください。
エラーメール率
エラーメール率とは、読者に届かなかったメルマガの割合です。
読者に届いたメルマガの割合を示す「到達率」で示すこともあります。
メルマガが配信エラーとなる主な原因は以下の通りです。
- 受信側のメールサーバーのエラー
- 受信側のメールボックスの容量オーバー
- 読者のメールアドレスの入力ミス
- 受信拒否されている
- 部署移動や退職で登録メールアドレスを使わなくなった
エラーメール率は1.5〜2%が目安です。
もしエラーメールが発生したら、そのアドレスは削除しましょう。
顧客管理が容易になります。
エラーメールは、定期的にチェックするのがおすすめです。
解約率
解約率とは、メルマガ登録を解約した割合です。
メルマガは、読者が簡単に解約できるよう、解約方法を掲載することが、特定電子メール法によって義務付けられています。
一般的なメルマガではメルマガの一番下に記載されることが多く、解約率の目安は0.2%〜0.3%程度です。
解約率を調査することで、ユーザーニーズや率直な感想を知れます。
メルマガ解約時にアンケートをとるなどして、解約の理由を調査しましょう。
登録者数の変化
登録者数の変化を見る場合は、登録者の変化を意識しましょう。
例えば、2週続けて1,000人にメルマガを配信する場合、10人が解約し10人が新規登録していると、登録者数は同じでも読者の反応が変わってくるからです。
新しく登録してくれた読者の興味関心を分析することは、ユーザーニーズの把握につながります。
登録者数を見るときは、入れ替わりを意識してください。
メルマガの効果測定ができるツール
紹介した7つの指標は、ツールを用いて分析できます。
ここからは、メルマガの効果測定ができるツールを2つ紹介します。
Google Analytics
Google Analyticsは、Googleが提供する無料の分析ツールです。
開封率やクリック率に加え、「読者がメルマガのリンクをクリックした後、サイト内でどのように行動したか」まで計測できます。
ただし、正確に効果測定を実施するためには、メルマガのURLにダミーパラメーターを入れる必要があります。
Googleが提供しているURL生成ツールを使えば、ダミーパラメーター付きのURLを簡単に作成可能です。
メルマガ配信サービス
多くのメルマガ配信サービスには、効果測定機能が付いています。
有料のものが多いですが、上手く活用すれば、費用に見合うリターンを得られます。
メルマガ配信に特化したサービスなので、メルマガに本気で取り組みたい方は、活用することのがおすすめです。
無料のメルマガ配信サービスについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:無料のメルマガ配信サービス7選!選び方や注意点も解説
ROI(投資対効果)も把握しよう
先ほど紹介した7つの指標の他に、ROI(投資対効果)も重要な指標です。
ROIとは、メルマガへの投資によってどれだけ利益を得られたかを示す指標です。
下記の計算式で算出されます。
ROI={(売上-売上原価)-投資コスト}÷投資コスト×100 (%)
また、メルマガにおける主な投資は以下の通りです。
- メルマガ配信サービスの利用料
- メルマガ運用にかかる人件費
- 配信リスト作成にかかる費用
メルマガは低コストで運用できるマーケティング手法です。
しかし、結果を出すには継続的な取り組みが必要です。
ぜひ定期的にROIをチェックして、メルマガがどれほど成果を上げているか、確認してください。
メルマガの効果測定の期間の目安
メルマガの効果を正確に把握するためには、一定期間、データを蓄積する必要があります。
業界や内容によりますが、一般的に同じ内容のメルマガを1〜3ヶ月間配信してから効果測定をするのが目安といわれています。
キャンペーンやイベントの告知など、内容の異なるメルマガは別で管理しましょう。
メルマガは中長期的なマーケティング施策で、継続的に効果測定・分析を実施することが重要です。
メルマガ配信→効果測定→次回配信内容の改善するサイクルを繰り返しましょう。
まとめ:効果測定を繰り返してメルマガの効果を上げよう
今回はメルマガの効果測定について解説しました。
メルマガ配信では、効果測定と分析を繰り返して、より読者のニーズに合ったメルマガを作成することが重要です。
メールマーケティングで成果を上げたい方は、ぜひ今回の内容を参考にしてください。
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