BtoBを対象としたおすすめ営業代行会社7選!選び方と併せて解説
BtoB営業は検討期間が長く、成約までの承認フローも複雑なため「契約が取れない……」と悩む方がたくさんいます。
営業を代行できれば大幅なコスト削減となり、本来注力すべき業務にリソースを割くことも可能です。
そこで当記事では、BtoBを対象としたおすすめ営業代行会社7選を紹介します。
営業代行会社にもそれぞれ得意とした分野があり、目的や業種によって使い分けるべきです。
各会社の特徴や強みを解説するため、自社の商品やサービス内容との相性を比較して、導入を検討してください。
目次
BtoBに営業代行を導入するメリット・デメリット
まずはBtoBに営業代行を導入するメリット・デメリットを把握しておきましょう。
BtoBとBtoCの営業代行の活動内容は大きく異なり、営業をかけるターゲットも当然異なります。
BtoB営業代行の特性について理解しておくと、依頼会社を探す時のヒントにもなるでしょう。
BtoB営業代行のメリット
BtoB営業代行のメリットは、以下の2つです。
- 営業にかかる人的コストをカットできる
- 新たなルートを開拓できる
顧客は1年間に2〜3割くらい自然減少するといわれており、BtoBも例外ではありません。
BtoBでは継続的な取引が重視されていますが、新規開拓に取り組むことも大事です。
営業代行では、営業リストなど必要な情報を伝えれば、手間なく営業をかけてもらえるため、新規開拓に手間をさけない企業にもおすすめです。
さらに代行会社の営業マンは、経験を活かした独自のルートを持っていることもあります。
独自のルートの活用で、自社ではアプローチしきれなかった企業にも営業ができます。
BtoB営業代行のデメリット
営業代行のデメリットは、以下の2つです。
- 専門的な知識が必要な商品には向かない
- 営業活動が見えにくい
BtoBの商品やサービスは専門性が高く、理解が難しい場合も多いです。
営業を代行する側が「専門性の高すぎる商材は対応が難しい」と判断し、依頼できなくなる可能性もあります。
複雑なサービス内容でも正しく理解してもらうために、難しい商材を販売した実績のある営業代行会社に依頼するのが安心です。
また営業代行では、営業活動の細かい部分が見えにくいデメリットも含まれています。
強引な営業をしていた場合、会社の信用を落としかねません。
信頼できる会社か、事前に公式サイトなどをよく調べてから依頼してください。
BtoBの営業代行会社を選ぶ3つのポイント
優れたBtoBの営業代行会社を選ぶには、これから紹介する3つのポイントを知っておくと安心です。
ポイント1.サービス内容
一口に営業代行会社と言ってもさまざまなサービス内容があります。
- 市場リサーチ
- マーケティング戦略
- 広告作成
- 顧客開拓
- 商談
- カスタマーサポート
市場のリサーチやマーケティング戦略を自社でまかなえるのであれば、費用も削減できます。
営業代行会社を探す前に、どこまでを代行してもらうかの作業範囲をあらかじめ決めておくとスムーズに選定が進むはずです。
また
- テレアポに強い
- オンライン営業に強い
といった、代行会社独自の強みも確認しておきましょう。
代行会社の強みは、自社の商品やサービスとの相性を見て判断するのがポイントです。
抱えている人材の豊富さはもちろん、希望するサービスやエリアに対応しているかどうかにも注目しましょう。
ポイント2.実績
営業代行会社を選ぶ際の重要な指標の1つに実績があります。
営業代行会社のホームページ等で紹介されている実績が、数字を使った具体的なものであればより信頼性が高まります。
まだ実績のない若い代行会社でも優秀なケースはありますが、確実性を求めるのであれば、実績の豊富な営業代行会社に依頼するといいでしょう。
お客様の声として、導入後のより詳細な成果や効果を公開しているところもあります。
実際にBtoB営業代行を導入した企業の声を確認できれば、自社への導入後のイメージもしやすいでしょう。
導入後の成果だけでなく、企業が持っていた課題と照らし合わせるとより違いがわかります。
ポイント3.料金
営業代行にかかる料金はサービス内容によって変動します。
料金の形態は、
- 成果報酬型
- 固定報酬型
の2通りが主流です。
成果報酬型は、営業代行が挙げた成約ごとに費用が加算されるタイプです。
内容によっては費用が予算オーバーしてしまう可能性もありますが、成約しなければ報酬を支払う必要がありません。
固定報酬型は、毎月一定額の報酬を営業代行会社に支払うタイプです。
決まった予算内で運営できますが、取り扱う商材によっては固定費が上がります。
BtoBで営業リストが多い企業の場合は、1件あたりの単価が安くなり、コストが抑えられる固定報酬がおすすめです。
販路を大きく開拓したり、獲得した分の報酬のみ支払ってコストをできるだけカットしたりしたい方は成果報酬型がおすすめです。
中には複合報酬型や独自の料金形態を取り入れている会社もあるため、料金は必ず目を通しておきましょう。
BtoBを対象としたおすすめ営業代行会社7選
BtoB営業はフリーランスに代行してもらう方法もありますが、今回は会社に依頼する場合に絞って、おすすめ営業代行会社を紹介します。
自社の商品やサービス、予算などから希望の営業代行会社を検討しましょう。
おすすめ1:株式会社セカツク
株式会社セカツクはBtoBに特化した営業代行サービスを販売しており、
- ターゲット抽出から商談機会獲得まで対応しているサービス
- 商談機会の獲得から商談代行まで対応しているサービス
の2種類があるため、目的によって柔軟に使い分けられます。
最短10営業日で商談追加ができ、早めに顧客を獲得したい会社に最適です。
またターゲットの抽出から営業戦略を立案してくれるため、営業力に自信がなく、複雑な承認までのフローをすべて任せたい企業にもおすすめです。
おすすめ2:合同会社MONONOFU
合同会社MONONOFUは、ターゲットリストやトークスリプトの作成など、テレアポマーケティングのみの小規模パッケージが用意されています。
新規事業営業支援にも対応しており「新規サービス作ったけど売り方がわからない」方でも依頼が可能です。
さらに既存のサービスに付加価値を付け加え、新たな価値の創造などの提案もしてもらえます。
より新しい視点で、BtoBの営業に取り組みたい企業におすすめです。
おすすめ3:アズ株式会社
アズ株式会社の営業代行は、成果報酬型アポ獲得代行サービス「アポハンター」を提供しています。
アポハンターは、BtoBの新規開拓であるプロに営業を代行してもらえる完全成果報酬型のサービスです。
また新規顧客の獲得だけでなく、疎かになりがちな既存顧客へのフォローも実施しています。
細かなフォローで、さらなる売上向上も期待できるでしょう。
1,800社以上の営業代行の実績もあり、信頼性も文句ありません。
おすすめ4:日本営業代行株式会社
- 東京
- 大阪
- 福岡
をはじめとした全国各地でのBtoB営業代行に対応しており、現在もエリアを拡大中です。
営業活動の最前線で活躍してきた40〜50代のベテランを中心に構成されているため、現場のノウハウを駆使し成果を挙げてくれます。
初期費用不要や利用期間の縛りがなく、依頼日数ごとに契約できるため、予算の少ない企業でも導入しやすい料金形態です。
特に自社サービスへの集客や法人さまとの新規取引開始での実績が豊富です。
おすすめ5:株式会社セレブリックス
株式会社セレブリックスは1998年に設立しており、20年以上の歴史を誇る老舗のBtoB営業代行会社です。
一般的テレマーケティングでは難しいとされているBtoB向け商材に対応しており、営業代行のなかでも独自のポジションを確立しています。
営業担当も全員がBtoBセールスの経験者であり、営業ノウハウを熟知しています。
営業ターゲットが明確な場合は、すぐに営業をかけてもらうこともできるため、スピード重視の企業におすすめです。
おすすめ6:株式会社ambient(アンビエント)
株式会社ambientは、BtoBのテレアポを得意とした営業代行会社です。
テレアポ営業1件につき3コール250円からと、コール単価で分割された料金形態となっているため、固定報酬で発生しがちな無駄なコストを省けます。
他の営業代行会社での対応が少ない、太陽光発電や不動産分譲販売などの複雑な商材でも確かな実績を持っています。
BtoBでは大きな武器となる決裁者へのアプローチも得意としており、営業の効率化も得意です。
量より質を重視したBtoB向け営業代行会社と言えます。
おすすめ7:株式会社soraプロジェクト
株式会社soraプロジェクトは、テレアポ代行だけでなく、Webマーケティングやインサイドセールスにも精通した会社です。
マーケティング全般に対応していますが、BtoBテレアポでは業歴14年の代行実績と250万件のコールデータを詰め込んでおり、営業力も申し分ありません。
有望なリストを800万社以上抱えており、目的から逆算して営業リストを作成するため、平均アポ率も4.6%と圧倒的な獲得率を実現しています。
継続的な新規顧客の開拓も得意なため、リード獲得に悩むBtoB企業に最適です。
BtoB営業代行以外で顧客を獲得する方法も検討しよう
BtoBの営業を代行してもらう方法は、会社に依頼する以外にも複数あります。
例えば、Webマーケティング施策のSEOや広告、ウェビナー開催などです。
また営業の方法がメールのみであれば、代行を依頼せずともツールを導入して解決できる場合もあります。
営業代行よりコストを抑えて新規顧客を獲得できる方法もあるため、自社にとってどれが最適か改めて検討してみましょう。
Webマーケティングについて詳しく知りたい場合は『Webマーケティングとは?基本の知識、施策の方法を詳しく解説』をご覧ください。
BtoBの営業メールの作成方法を知りたい方は『BtoB営業メールを配信する3ステップと成約率を上げるポイント』を参考にしてください。
まとめ:BtoB営業代行を効果的に利用しよう!
BtoB営業を代行してもらえれば、クロージングなど注力すべき重要な箇所にリソースがさけます。
営業のコストを削減したい方におすすめです。
マーケティング戦略からすべての営業を代行してしまうと費用も高くなるため、自社の営業で賄えない工程のみを依頼するとより効果的に利用できます。
もしもどの会社に依頼するべきか迷った方は、今回紹介した7つの企業を参考にしてください。