BtoB向けマーケティング支援企業17選と失敗しない選び方
情報のデジタル化が進みビジネルモデルが急速に変化している今、改めて注目されているBtoBマーケティング。
「従来の営業活動に限界を感じている」「顧客へのアプローチの幅を広げたい」といった理由で、BtoBマーケティングに取り組み始める企業が増えています。
しかしいざBtoBマーケティングに注力しようとしても、何からどう始めていいのかわからなからず、アウトソーシングを検討する企業も多いのではないでしょうか。
今回はBtoBに強いマーケティング支援企業おすすめ17選や依頼時の注意点などを解説します。
まだアウトソーシングするかどうか決めていない場合でも、知っておいて損はない情報ですので、ぜひご一読ください。
目次
BtoBマーケティングとは
BtoBマーケティングとは、企業間取引に特化したマーケティング活動のことです。
顧客企業から成約を得るまでに発生する一連のプロセス、特にその戦略やしくみを指します。
BtoBとBtoCマーケティングの違い
BtoBマーケティングに取り組むにあたってまず理解しておきたいのは、BtoC(企業対消費者取引)のマーケティングとは特徴が大きく異なる点です。
たとえばBtoCでは、基本的に「購買者=ユーザー」なのに対して、BtoBでは購買者とユーザーが異なるケースが多々あります。
さらに、BtoCでの商材は完成品としての消費財がほとんどですが、BtoBの場合は資本財や生産材である場合も少なくありません。
ターゲットの意思決定プロセスも、個人か企業かではかなり変わってきます。
一般的に、BtoCよりBtoBの方が意思決定までの期間が長くなる傾向です。
両者には他にもさまざまな違いがあります。
このように特徴が異なるため、BtoCマーケティングを長く実施しノウハウを培ってきた企業でも、その手法をそのままBtoBマーケティングに応用できるとは限りません。
BtoBマーケティングが効果的な理由
インターネットの普及によって、企業の情報が簡単に手に入るようになった現代では、営業からの情報提供で商談が始まる機会が減ってきています。
そして営業担当者と商談をする際にはすでに、企業の情報やサービスの特徴をある程度認識している顧客が多いです。
そのような理由から営業で賄える範囲がどんどん狭くなっています。
その時代の流れに適応するためにも、Webを活用したマーケティングがBtoBで求められています。
顧客と直接対話する営業とインターネット上でのマーケティングでは大きな差があるため、それぞれの手法に適した正しい施策を理解しておきましょう。
BtoBマーケティングの傾向
インターネットの普及により、企業は自力での情報収集や競合他社の比較がしやすくなっており、現在のBtoBマーケティングはいかに早く正確に情報を潜在顧客の目に入れられるかが肝になっています。
この背景から、近年は営業担当による対人アプローチに限界を感じ、SEO対策やインターネット広告などのWeb施策に注力し始める企業が飛躍的に増えています。
Web施策は専門性が高い分野でもあり、かつ社内リソースでは対応に限界があることから、BtoBマーケティングのアウトソーシングの需要が高まっているのです。
また、自社内で未経験の担当者がゼロから学んで取り組むよりも、初めからプロに依頼して進めた方が早く成果が出やすいメリットもあります。
BtoBマーケティングについては以下の記事で詳しく解説しています。
参考記事:BtoBマーケティングとは?施策の流れや手法を徹底解説!
BtoBマーケティングの7つの手法
BtoBでよく利用されているマーケティング手法は以下の7つです。
- コンテンツマーケティング
- ホワイトペーパー
- セミナー・ウェビナー
- メルマガ
- Web広告
- テレアポ
- SNS
達成しようとしている目的や企業の予算状況によっても選ぶべき手法はことなります。
それぞれのマーケティングを理解したうえで、自社に適切な手法を選ぶようにしましょう。
手法①コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングとは、広告ではなく価値のあるコンテンツ・情報を利用したマーケティング手法です。
例として挙げられるのが自社のWebサイトやオウンドメディアで、ターゲットに対して有益な情報を発信します。
SEOなどを利用すれば商品に対して関心度の高い顧客を集客できる点が特徴です。
また、一度作成してしまえば長期的にリード獲得に貢献してくれます。
コンテンツマーケティングの配信方法やコンテンツSEOとの違いは以下の記事でより詳しく解説しています。
参考記事:コンテンツマーケティングとは?進め方を4つのステップで解説
手法②ホワイトペーパー
ホワイトペーパーとは、見込み顧客が求めている市場調査やノウハウなどの情報をPDFやeBookとして提供する手法です。
ただ配布するだけではなく、ダウンロード時に個人情報を入力してもらうことで潜在的なリード情報を手に入れます。
個人の貴重な情報を渡してまでノウハウを手に入れたいと考えている関心度の高い顧客を集められます。
登録したメールアドレス宛に役立つ情報や商品の情報を提供することで、信頼関係の構築も可能です。
潜在顧客にもアピールできるホワイトペーパーはコンテンツマーケティングとも相性が良く、うまく組み合わせることで獲得件数を大きく増やせます。
手法③セミナー・ウェビナー
セミナーやウェビナーは、ターゲットが興味を持って参加しそうなテーマを用意し参加してもらう方法です。
セミナー・ウェビナー参加時に、メールアドレスなどの個人商法が手に入るため、見込み客化が図れます。
開催時には明確な目的なテーマを設定するため、関心度の高い顧客を1度に大勢の顧客を集めることが可能です。
在宅が増えるにつれてオフラインでのセミナーは減ってきていますが、代わりにZoomなどのオンラインで実施するウェビナーの注目度が高まっています。
ウェビナーであれば開催に必要な会場費や人権コストも削減できる利点もあります。
手法④メルマガ
メルマガとは、Emailを使って顧客に役立つノウハウや自社の商品情報を配信するマーケティングで、低コストで実施できる手法の1つです。
他のマーケティング手法に比べて物理的な制限が少なく、多数の顧客に配信するほど1件あたりの獲得コストも抑えられます。
自社の商品やサービスをダイレクトに訴求できるうえ、定期的に配信すれば、顧客と継続的な接点を持てる点も強みです。
顧客を項目ごとに分類して、最適化された内容を配信するセグメント配信を取り入れられれば、より効果的に成果を上げられるでしょう。
手法⑤Web広告
Web広告は、インターネット上に存在する広告枠で自社の商品やサービスを掲載するマーケティング手法です。
Web広告には、リスティング広告やディスプレイ広告など配信形式がさまざまで、広告を掲載できる大手のサービスも充実しています。
- Yahoo!
インターネット広告市場はこれからも成長が予測されており、年々需要が増加しています。
設定次第では低予算で広告出稿できるうえ、コンテンツさえ用意できれば、成果が出るまでの期間が比較的短い点が強みです。
また、配信の開始や停止を柔軟にコントロールできるため、成果を見ながら細かい調整も可能になります。
手法⑥テレアポ
テレアポとは、営業リストをもとに電話をかけて商談を獲得するマーケティング手法です。
よく混同されがちなテレマは、電話を利用したマーケティングであり、テレアポはより多くのアポイントを獲得を目的としています。
電話と営業リストさえあれば、すぐに始められるうえ、インターネットの専門的な知識も必要ありません。
ただし電話で飛び込みで電話をかけるため、なかなか取り次いでもらえないことが多く、アポイントを獲得できる確率が低くなりがちです。
テレアポを成功させるには法則とコツを把握しておきましょう。
手法⑦SNS
情報収集ツールとして利用されているSNSをマーケティング目的で利用する手法も存在します。
マーケティング目的では主に以下のSNSが利用されます。
- Line公式アカウント
BtoBであってもSNSで情報収集している企業は多く、自社の分野で影響力を持てるようになれば、ブランドや商品の認知度のアップが期待できます。
特に10代〜40代の世代でのSNS利用率が8割を超えており、リード獲得の目的で運用を始める企業も増えています。
(参考:令和2年通信利用動向調査の結果|総務省)
BtoB向けマーケティング支援企業17選
ここからは、BtoB向けのマーケティング支援企業を「コンサルティング・運用代行両方型」「コンサルティング型」の2つに分けて、それぞれおすすめの企業を紹介しています。
ぜひ依頼先選びの参考にしてみてください。
戦略立案から運用代行まで対応する企業
まずは戦略立案から運用代行までを対応している、おすすめの企業を12選厳選し紹介します。
会社名 | 特徴 |
テクロ株式会社 | ファン作りを大切にしたコンテンツ内容が魅力 |
株式会社才流 | 業界歴10年以上の着実なコンサルティングが強み |
シンフォニーマーケティング株式会社 | 30年・500社以上の実績を持つ企業マーケティングの大手老舗企業 |
株式会社リーディング・ソリューション | 高度なデジタルマーケティング活動を短期間で実現可能 |
株式会社イノーバ | コンテンツマーケティングをサポートするツールが充実 |
イントリックス株式会社 | グローバル視点の戦略や上流からのシステム企画構築が強み |
ワンマーケティング株式会社 | 「売上」として測れる実質的な成功にこだわる |
株式会社タービン・インタラクティブ | BtoBマーケティングでのCV改善実績が豊富 |
インパクトM株式会社 | マーケティングとシステム開発の2つの軸でサポート |
キオミル株式会社 | マーケティングプランの立案からツール運用代行まで |
株式会社MOLTS | 予算に合わせた提案をが得意 |
2BC株式会社 | 細かく丁寧なフレームワークで成果を上げてくれる |
おすすめ①:テクロ株式会社
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(引用:テクロ株式会社)
伴走型のWebマーケティングを得意としている企業です。
テクロ株式会社では、
- オウンドメディアの運用やコンテンツマーケティングを中心にリードの獲得を目指す「伴走型Webマーケティングプラン」
- 企業のWebチームとテクロ株式会社の担当者が寄り添って課題の解決に取り組む「伴走型Webチーム育成プラン」
の、2つで企業のBtoBマーケティングを支援しています。
オウンドメディアの運用を得意としており、ファン作りを大切にしたコンテンツ内容が魅力です。
主なサービス | 【伴走型Webマーケティングプラン】
【伴走型Webチーム育成プラン】
|
実績 |
ほか多数 |
所在地 | 東京都渋谷区松濤1-28-2ワークコート渋谷松濤 |
テクロ株式会社の公式サイトはこちら
おすすめ②:株式会社才流
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(引用:株式会社才流)
BtoBマーケティングのデジタル化支援企業として圧倒的知名度を持ち、代表取締役の栗原康太氏は業界の第一人者としてカンファレンス登壇や執筆活動も積極的に実施しています。
戦略立案・実務代行・内製化支援まで一気通貫での支援と、業界歴10年以上のコンサルタントたちによる着実なコンサルティングが強みです。
広範な外部パートナーを保有し、広告運用・システム導入・コンテンツ制作などの運用実務もスムーズに実行します。
主なサービス |
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実績 |
ほか多数 |
所在地 | 東京都千代田区平河町2丁目5−3 Nagatacho GRiD |
株式会社才流の公式サイトはこちら
おすすめ③:シンフォニーマーケティング株式会社
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(引用:シンフォニーマーケティング株式会社)
BtoB領域に特化して30年・500社以上の実績を持つ、企業マーケティング支援の大手老舗企業です。
主要5つのマーケティングオートメーションの正規パートナーで、企業ごとに最適なマーケティングツールを選定・導入・運用支援します。
BtoBマーケティングの第一人者としてセミナーなども多数開催しているほか、マーケティングスキルを客観的に計測できるアセスメントサービスや研修プログラムも提供しています。
主なサービス |
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実績 |
ほか多数 |
所在地 | 東京都千代田区神田鍛冶町3-3 神田大木ビル4F |
シンフォニーマーケティング株式会社の公式サイトはこちら
おすすめ④:株式会社リーディング・ソリューション
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(引用:株式会社リーディング・ソリューション)
デジタルマーケティングを中心に15年以上の豊富な実績を持つ有名老舗企業です。
戦略策定から実行まで一括請負する「KPO(ナレッジ・プロセス・アウトソーシング)」という支援スタイルを採用しています。
そのため、高度なデジタルマーケティング活動を短期間で実現するのが特徴です。
ワンストップサービスのため施策にブレがなく、マーケティング活動の全体最適を志向することで費用対効果も最大化できます。
主なサービス |
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実績 |
ほか多数 |
所在地 | 東京都中央区銀座1-13-7 木挽ビル3階・6階 |
株式会社リーディング・ソリューションの公式サイトはこちら
おすすめ⑤:株式会社イノーバ
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(引用:株式会社イノーバ)
500社以上の実績をもつ、Webマーケティングのなかでも特にコンテンツマーケティングに強みを持つ大手企業です。
戦略立案からリード獲得、ナーチャリングまでを伴奏して支援してくれます。
また、コンテンツマーケティングに特化した「Cloud CMO」は、コンテンツの投稿・更新、効果分析の劇的な工数削減を実現してくれるツールです。
運営しているWebメディアも有名で、メルマガの登録者数は25,000件以上にのぼります。
主なサービス |
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実績 |
ほか多数 |
所在地 | 東京都文京区後楽2丁目2番23号 住友不動産飯田橋ビル2号館5階 |
株式会社イノーバの公式サイトはこちら
おすすめ⑥:イントリックス株式会社
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(引用:イントリックス株式会社)
イントリックス株式会社は、デジタルマーケティングを中心に幅広い実績を持つ有名企業です。
グローバルな視点、戦略からサイト構築までワンストップでのサービス提供、上流からのシステム企画構築を強みとしています。
また、インターネット活用には
- 戦略
- クリエイティブ
- テクノロジー
の3つの視点をバランスよく組み合わせることが不可欠という基本理念があります。
プロジェクトの進行にあたっては、3分野それぞれの知識・技術・経験をもつスペシャリストが、シームレスに協力し合う体制を組むことも特徴的です。
主なサービス |
など |
実績 |
ほか多数 |
所在地 | 東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー9F |
イントリックス株式会社の公式サイトはこちら
おすすめ⑦:ワンマーケティング株式会社
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(引用:ワンマーケティング株式会社)
会社名が示す通り、法人営業・BtoBマーケターが抱える課題に対しワンストップのマーケティング支援を提供して、成功に導くことを理念とする企業です。
概念的な成功ではなく、あくまで「売上」として測れる実質的な成功にこだわり、売上と連動したマーケティングの仕組みを提案・構築します。
また、BtoBマーケティングに不足しがちな三要素である「リソース」「ノウハウ」「スキル」をしっかりと補完する「大きな受け皿」の役割を果たすことを重視しています。
主なサービス |
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実績 |
ほか多数 |
所在地 |
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ワンマーケティング株式会社の公式サイトはこちら
おすすめ⑧:株式会社タービン・インタラクティブ
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(引用:株式会社タービン・インタラクティブ)
Web戦略を中心に20年以上にわたってBtoBマーケティングを支援してきた実績を持つ有名企業です。
特に大手・中堅メーカーのWebサイト構築、CRM・MAを核としたBtoBマーケティングの支援の評価が高く、問い合わせやコンバージョンの大幅アップといった着実な成果を上げています。
日本では数少ないマーケティングプラットフォーム「HubSpot」のプラチナパートナー企業です。
また多くのスタッフが、HubSpot認定資格であるインバウンド資格を取得しているのも特徴です。
主なサービス |
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実績 |
ほか多数 |
所在地 |
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株式会社タービン・インタラクティブの公式サイトはこちら
おすすめ⑨:インパクトM株式会社
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(引用:インパクトM株式会社)
クオリティの高いサービスと、スピード感のある施策への取り組みで有名なマーケティング会社です。
マーケティングとシステム開発の2つの軸で包括的に企業のマーケティング活動をサポートしています。
顧客の悩みに合わせて、プランをカスタマイズしてもらえるため、無駄な費用がかかりにくいでしょう。
主なサービス |
など |
実績 |
など |
所在地 | 東京都中央区銀座8-10-6 銀座MEビル4F |
インパクトM株式会社の公式サイトはこちら
おすすめ⑩:キオミル株式会社
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(引用:キオミル株式会社)
中小・中堅企業のBtoBマーケティング支援を得意としています。
現状分析や環境分析からスタートし、マーケティングプランの立案・実践、効果検証までワンストップのサービスを提供しています。
ツール運用代行サービスも提供しているため、初めてマーケティングを実施する企業でも安心です。
主なサービス |
など |
実績 |
など |
所在地 | 東京都豊島区南大塚2丁目34-2 YONEYA BLD202 |
キオミル株式会社の公式サイトはこちら
おすすめ⑪:株式会社MOLTS
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(引用:株式会社MOLTS)
帝人株式会社や株式会社Gunosyなどの大企業から中小企業まで、さまざまな業界のマーケティング支援を実施している会社です。
コンサルティングから運用代行まで予算に合わせた提案が得意な会社で、事業開発までサポートしてくれるケースもあります。
状況に合わせて適切なコンサルタントをアサインしてもらえるため、最適な施策を立案してもらえます。
主なサービス |
など |
実績 |
など |
所在地 | 東京都目黒区平町2-13-5 |
株式会社MOLTSの公式サイトはこちら
おすすめ⑫:2BC株式会社
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(引用:2BC株式会社)
ICT企業を中心とするBtoBマーケットの領域において、新しいビジネスモデル作りや売上の最大化を支援しています。
クライアントのビジネスからポジション、マーケットの規模の把握など、細かで丁寧なフレームワークによって成果を上げてくれるマーケティング会社です。
統合的にマーケティングができるよう、運用支援もしています。
主なサービス |
など |
実績 | ー |
所在地 | 東京都渋谷区神南1-10-6 Barbizon98 5F |
2BC株式会社株式会社の公式サイトはこちら
コンサルティングに特化した企業
まずはコンサルティングに特化したおすすめの企業を5つ紹介します。
会社 | 特徴 |
株式会社Nexal | 戦略策定から現場レベルの課題まで手厚く対応 |
株式会社プリンシプル | データ解析を軸に業界トップクラスのコンサルタントが一貫して対応 |
ターゲットメディア株式会社 | サポートによってマーケティングの内製化も目指せる |
株式会社LEAPT | イベントや展示会などオフラインのマーケティングもサポート |
博報堂コンサルティング | 日本企業のアジア進出も支援 |
おすすめ①:株式会社Nexal
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(引用:株式会社Nexal)
依頼企業の個別の課題ごとにオーダーメイドのコンサルティングを提供し、戦略策定から現場レベルの課題まで手厚く対応するコンサルティング企業です。
特にデジタルマーケティング戦略策定に豊富な実績を持ち、依頼企業の立場での最適なソリューションを導き出します。
現状分析・課題抽出フェーズでは、依頼企業のあるべき姿(to be)と現状・実態(as is)のギャップを見失わないことをコンサルティングの原点としています。
主なサービス |
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実績 |
ほか多数 |
所在地 | 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービルディング4F |
株式会社Nexalの公式サイトはこちら
おすすめ②:株式会社プリンシプル
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(引用:株式会社プリンシプル)
デジタルマーケティングに特化した創業7年の大手コンサルティング企業で、Web解析の実績は300社以上。
日本で数少ない「Googleアナリティクス 認定パートナー」企業でもあり、データ解析を軸に、Webマーケティング戦略策定からWeb広告運用支援・SEO対策支援まで実施します。
資格を有し、経験・実力ともに業界トップクラスのコンサルタントが一貫して対応する点も特徴です。
主なサービス |
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実績 |
ほか多数 |
所在地 | 東京都千代田区神田駿河台4-2-5 トライエッジ御茶ノ水10階 |
株式会社プリンシプルの公式サイトはこちら
おすすめ③:ターゲットメディア株式会社
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(引用:ターゲットメディア株式会社)
BtoBマーケティングで成果が出るまでの期間を以下の4つのステップで支援してくれる会社です。
- 現状分析
- マーケティング戦略立案
- 施策の実行支援
- 評価・改善
単純に支援してくれるだけでなく、自走できるところまでサポートしてくれるため、マーケティングの内製化も目指せます。
主なサービス |
など |
実績 |
など |
所在地 | 東京都新宿区四谷4-1 細井ビル2F |
ターゲットメディア株式会社の公式サイトはこちら
おすすめ④:株式会社LEAPT
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(引用:株式会社LEAPT)
包括的なマーケティング支援が魅力のマーケティング会社です。
デジタルマーケティングに欠かせないSEOやSNSの活用支援はもちろん、イベントや展示会などオフラインのマーケティングもサポートします。
LEAPTの支援は、BtoBマーケティングの領域のほとんどをカバーし、順を追って取り組みを進めます。
適切なタイミングで施策を実施してもらえるため、成果を実感しやすいのが魅力です。
主なサービス |
など |
実績 |
など |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3丁目1−9 矢沢ビル 3階 |
株式会社LEAPTの公式サイトはこちら
おすすめ⑤:博報堂コンサルティング
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(引用:博報堂コンサルティング)
博報堂コンサルティングは、1999年に博報堂内でブランド戦略構築を支援するコンサルティング業務を担う組織として設立され、2011年にM&Aや海外進出を事業とする部門と結合して独立しました。
マーケティングの企画や計画のサポートだけでなく、実行する組織や業務・プロセスの設計まで支援しています。
中国やASEAN各国での海外進出を考えている日本企業や、グローバル展開するサービスの日本市場への参入の支援も実施しています。
営業活動を改革したい企業に対しては、属人化した営業ノウハウの共有や営業活動の標準化の仕組みづくりも可能です。
主なサービス |
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実績 |
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所在地 |
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博報堂コンサルティングの公式サイトはこちら
BtoB向けマーケティング支援企業の失敗しない選び方
BtoBマーケティングをアウトソーシングしてみたものの、
「プロジェクトがなかなか進まない」
「出てくるアウトプットが想定していたものと違っていた」
「走り始めてだいぶ経つのに結果が出ない」
といった失敗談も多く聞かれます。
ここでは、こういった失敗を避けるために知っておきたい、BtoBマーケティング企業を選ぶ際のポイント3つを紹介します。
ポイント1.自社に適した種類の企業を選ぶ
BtoBマーケティングと一口に言っても、その戦略や手法は多岐に渡り、企業によって得意分野が異なります。
依頼先を選ぶ上では、大きく以下の3つの種類があることを知っておきましょう。
1.コンサルティング型
BtoBマーケティングのなかでも特に戦略立案のフェーズに特化した企業です。
具体的には、現状調査・分析、課題抽出、マーケティング活動設計などを実施します。
今後BtoBマーケティングを実行していくにあたっての、詳細な設計書をつくってくれるようなイメージです。
コンサルティング型の企業に依頼した場合、マーケティング活動の実作業(システム導入・Webサイト制作・コンテンツ作成・運用など)は、自社もしくは別の企業に発注します。
また、BtoBマーケティング企業から最適なパートナー企業を提案してもらえる場合もあります。
2.運用代行型
BtoBマーケティングの活動設計に従って、システム導入・Webサイト制作・コンテンツ制作などの運用実務を代行するタイプの企業です。
特にコンテンツづくりが重要なWeb施策・SEO対策を実施する場合は、多数のライターを抱えている運用代行企業が力を発揮します。
3.コンサルティング・運用代行両方型
コンサルティングから運用代行まで、BtoBマーケティングを包括的に依頼できるタイプの企業です。
フェーズごとに発注先が変わることがないため、情報の引き継ぎ漏れの心配がなく、プロジェクトをシームレスに進められるのが大きなメリットです。
まずは上記3タイプのなかから、自社にはどのタイプの企業が適していそうかを検討してみましょう。
- 何から手をつけていいかわからない場合はコンサルティング型
- すでに戦略ができていて実務リソースが欲しい場合は運用代行型
- どちらもまるっと依頼したい場合はコンサルティング・運用代行両方型
がおすすめです。
Webコンテンツを制作してほしいにもかかわらず、コンサルティング型の企業を選んでしまったり、プロに現状分析からお願いしたかったのに、運用代行型の企業を選んでしまったりすると良い結果に繋がりにくくなります。
ポイント2.担当者が信頼できる企業を選ぶ
BtoBマーケティングは都度短期目標を定めつつも、全体としては長期にわたって実施していく活動です。
そのため依頼先は、単発のアウトソーシング先としてではなく、企業の将来をともに考え伴走してくれるパートナーとして検討することをおすすめします。
半年単位や年単位で密にやりとりしていくからこそ、担当者とのコミュニケーションがとても重要になります。
少しでも「話が通じにくいな」「説明がよくわからないな」と感じたら、その担当者の企業はあまりおすすめできません。
「自分が知識が乏しいから説明を理解できないのかも」と感じるかもしれませんが、プロのコンサルタントであれば、相手の知識レベルに合わせて噛み砕いた説明ができるはずです。
むしろ専門用語ばかりを使って自分本位な説明に終始する担当者は、プロジェクトの進行においても依頼主の都合を無視してしまう懸念があります。
適切なコミュニケーションを取ってくれて、レスポンスが速いかもしっかりチェックしてください。
ポイント3.求めるゴールと近い実績を持つ企業を選ぶ
やはり実績の多い企業は一般的に信頼性が高く、ノウハウも多く持っているため良い結果に結びつきやすい傾向があります。
依頼する前に実績は必ず確認するようにしましょう。
しかし実績の多さだけで選ぶと大手に偏り、費用も高額になっていきます。
そこで数以外の部分では、自社の目指すゴールと近い成功事例を持っているかどうかをチェックしてみるのがおすすめです。
具体的には取引先企業名だけでなく、そのプロジェクトでの課題・ソリューション・もたらした結果などを確認してみてください。
目的に沿った成功事例があれば、実績数が少ない企業であってもプロジェクト成功の確率が高まるはずです。
BtoB向けマーケティング支援企業に依頼するときの注意点
依頼先を決めたらいよいよ発注ですが、ここでも気をつけたいポイントが3つあります。
ポイント1.依頼の範囲と費用算出基準を明確にしておく
BtoBマーケティングの手法は多岐に渡り、複数のフェーズを長期に渡って実施していくケースも少なくありません。
そこで問題になりがちなのが、どこまでをマーケティング支援企業に代行してもらうのかです。
ここが曖昧なままだと、プロジェクトを進めるうちに
- 想定していたよりも少しのことしかやってもらえなかった
- 自分たちでやろうと思っていたところまで勝手にやられて費用が嵩んでしまった
といった事態を招きかねません。
優良な支援企業であれば、請負範囲についても必ず明確な提案があるため、しっかり合意を取っておければ大丈夫です。
もちろん、依頼範囲と同時にその費用についてもしっかり説明してもらうようにしてください。
コンサルティングの場合はプロジェクトによって費用が変わるため、費用算出の基準が明確かどうかを確認しましょう。
基準の合意がお互いにしっかり取れていれば、後々費用で揉めるリスクも少なくなります。
ポイント2.情報提供にしっかり労力を割く
BtoBマーケティングを支援するには、依頼主企業の提供サービスや営業フローだけでなく、ビジョン・リソース状況・業界トレンド・競合他社など包括的な情報が必要です。
優良な支援企業であるほど、依頼主とその周りの状況を深く知ろうとしますので、依頼する側もぜひしっかりと情報提供してあげてください。
最初に支援企業に自社を深く理解してもらうことが、より早く着実な目標達成につながります。
ポイント3.進捗共有の頻度と方法を約束しておく
BtoBマーケティングではプロジェクトが長期に渡るため、最初はしっかり進んでいた物事が、時間が経つにつれ徐々に曖昧になり、進行が鈍化していく傾向があります。
そういった事態を防ぐために、進捗共有の方法と頻度は必ず最初に決めておきましょう。
これも優良な支援企業であれば最初にしっかりと提案があるので、両者にとって最適な方法で決めておければ大丈夫です。
まとめ:自社に最適なパートナー企業を見つけてBtoBマーケティングを成功させよう!
最後にもう一度、本記事で解説してきたポイントをまとめます。
BtoCとは特徴が異なるため、手法をそのまま当てはめて実施することはできません。
特にWeb施策は専門性が高くリソースも割くため、プロへのアウトソーシングによってより早く成果が出やすいといえます。
アウトソーシングを検討している方は、以下を参考にしてみてください。
<BtoB向けマーケティング支援企業17選>
- テクロ株式会社
- 株式会社才流
- シンフォニーマーケティング株式会社
- 株式会社リーディング・ソリューション
- 株式会社イノーバ
- イントリックス株式会社
- ワンマーケティング株式会社
- 株式会社タービン・インタラクティブ
- インパクトM株式会社
- キオミル株式会社
- 株式会社MOLTS
- 2BC株式会社
- 株式会社Nexal
- 株式会社プリンシプル
- ターゲットメディア株式会社
- 株式会社LEAPT
- 博報堂コンサルティング
BtoBマーケティングは依頼側と支援企業が長期にわたってともに取り組んでいく活動です。
だからこそ、依頼側と同じ目線に立ち、将来のビジョンに向かってしっかり伴走してくれる支援企業を選ぶことが重要です。
決して妥協せず、パートナーとして最適な支援企業を見つけて、BtoBマーケティングを成功させてください!
テクロ株式会社では、BtoBマーケティングについて解説した「BtoBマーケティングの入門書」もご用意しています。
ぜひご活用ください。