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導入事例

本質的なコンテンツ作成でPV、CVアップに成功。担当者への丁寧な寄り添いと豊富な知見による支援とは | NTT印刷株式会社様

NTT印刷株式会社

NTT印刷様_テクロ導入事例
NTT印刷株式会社様は従来事業である印刷事業に加え、DX・BPOサービスを提供する企業です。

事業の一つであるバックオフィス業務代行サービスの新規顧客獲得にあたりオウンドメディアを構築しましたが、担当者は少数で一人マーケターに近い状態。また「社内に経験者がいない」など、リソースと知見面で課題がありました。

そこでテクロのオウンドメディア支援にご依頼いただき、認知拡大やリード獲得に成功しています。

その取り組みについて、自社オウンドメディアの担当・福田さんにお話をお伺いしました。

今回お話を聞いたのはこの方

NTT印刷_福田様
福田 眞佑子(ふくだ まゆこ)さん
NTT印刷株式会社 ビジネス開発部 ビジネス開発担当

2022年からNTT印刷株式会社のビジネス開発部(当時はデータビジネス部)でバックオフィス業務の代行サービス「カチアルサポート」のマーケティングを担当。展示会出展やオウンドメディア運営など、カチアルサポートのプロモーション全般を担当している。

バックオフィス業務の代行サービス「カチアルサポート」を提供するNTT印刷株式会社

カチアルサポートー御社の事業・サービスについて教えてください。

福田さん:「カチアルサポート」という、バックオフィス業務の代行サービスを提供しています。具体的には、経理や人事などの幅広い業務分野において、ノンコア業務と呼ばれる定型業務をカチアルサポートのスタッフが代行し、お客様にはコア業務に注力していただくことを目指しています。

ー利用企業の業種・業態に特に制限はないのでしょうか?

福田さん:特定の業種・業態に限ることなく、サービスをご提供させていただいています。バックオフィス業務はさまざまな業種・規模で発生するので、カチアルサポートも幅広い業種のお客様にご利用いただいています。企業規模についても、大規模企業から個人事業主まで、幅広くご活用いただいています。

カチアルサポート2

実はテクロも利用させていただいています

限られたリソースのなか試行錯誤する日々。戦略・実務面でパートナーがほしかった

ー2023年の2月にサービスが完成し、テクロにご相談をいただいたのが2023年の秋頃ですよね。それまではどのように新規顧客の獲得に取り組まれていたのでしょうか?

福田さん:まず初めにLPを制作し、その後Web広告施策、比較サイト活用、展示会出展などに取り組んでいました。

ー展示会に注力していたのはなにか理由があるんですか?

福田さん:サービスの本格販売を開始し、社内にインサイドセールス部隊を立ち上げたタイミングであったことが大きな要因です。 今後のマーケティング戦略を立てるにあたってお客様の反応を直接伺える機会でしたし、インサイドセールスの商談内容を洗練させていくためにも、直接対面で営業できる機会を重視していました。

ーなるほど。オウンドメディアに取り組まれたのはいつ頃でしょう?

福田さん:オウンドメディア自体はそれまでのLPから更改する形で、2023年の10月に完成しました。もともとコンテンツマーケティングに取り組むつもりで、SEO記事や導入事例インタビュー記事を掲載する想定でメディアを制作していたんです。

しかし、社内のリソースが限られるなかで月1~2回の展示会出展など他の施策も回しながら、オウンドメディアに各種コンテンツを用意しなければならなかったので、リソース面でも知見の面でもパートナーが必要だと考えていました。

カチアルサポートのオウンドメディア

カチアルサポートのオウンドメディア

ーちなみに、福田さんは別事業などでマーケティングのご経験はあったんですか?

福田さん:もともと私は公共営業や法人営業企画を経験してきて、カチアルサポートの担当になって初めてマーケティングに携わりました。SEOだけでなく、マーケティング業務自体が初めての経験で、社内にもマーケティングの機能・部署がない状態から、自身で情報収集しながら業務を進めてきました。

日々勉強し、周囲の力も借りながらオウンドメディアや展示会出展に取り組んでいましたが、客観的に「これでいいのか」と不安を抱きながらの部分もありました。そういったことから、専門性が高いSEO対策については知見の豊富な外部パートナーからの支援を考えていました。

本質的なコンテンツ作成をポリシーとするところを魅力に感じた

ーテクロとは展示会で、ブースが正面同士だったことがきっかけでご相談いただきましたよね。当時の第一印象はどのようなものでしたか?

福田さん:SEO対策を始め、マーケティング全般の知識が深く、精通している印象を受けました。オウンドメディア運営の進め方をご相談するなかで、カチアルサポートの市場やマーケティング状況に詳しいと感じ、短い時間ながら具体的なアドバイスをいただいたんです。その印象から「一度詳しくお話を聞いてみたい」と、後日あらためてご相談しました。

ー最終的に、テクロへの依頼は何が決め手だったのでしょうか?

福田さん:一気通貫で依頼できる点です。戦略立案はもちろん、記事の執筆やライターさんのディレクションから効果測定まで、まとめて対応してもらえる点が魅力的でした。

ー業務が複数あるなか、オウンドメディアの実働部分まで担うとなると大変ですもんね。

福田さん:カチアルサポートのマーケティング全般を担当していたので、SEOにも取り組むとなると、一人マーケターである自分にはリソースと知見が足りない。私たちの意向を汲み取りながら、主に稼働面でサポートしてくれるパートナーが必要だと感じていたところに、テクロさんのプランが最適だと感じました。

また、テクロさんのSEOの取り組みに関する考え方が本質的であったことも、決め手の一つになりました。

ー本質的……?

福田さん:SEO対策にはさまざまな取り組み方があると思いますが、それまで提案をいただいていた企業のなかには、「とりあえず被リンクをたくさんもらいましょう」といった、テクニック寄りの施策を重要視する企業もありました。

ー何年か前まではそういうテクニックが良いと言われた時期もありましたよね(※)。

※…検索エンジンの評価に被リンクがあり、検索順位の上位表示を目的に良質な被リンクを増やす施策がある。ただ効果があるのは関連性の高いサイトからのリンクに限られ、関連性の薄い低品質なリンクは逆にサイトや記事の評価を下げる恐れがある。関連性の低いリンクをむやみに増やす施策は「ブラックハットSEO」と言われ、その対策としてGoogleは2012年に「ペンギンアップデート」を実施。これを機に外部リンクのむやみな増加や購入を行ったサイトは順位が低下した。 現在Googleは「ユーザーファースト」を第一とし、検索する人のニーズを汲んだ記事制作や施策が求められるため、いま同じことを実施すると上位表示されないどころか、ペナルティを受ける可能性もある。

福田さん:テクロさんの方針はそういったテクニック施策ではなく、「ユーザーファースト」を意識したコンテンツ制作を重要視している点が、私たちの方針とも合致する印象を持ちました。ユーザーが検索するときに知りたいことをベースに記事を書いて、記事を読んだ人の役に立ってGoogleに評価される。ご提案をいただくなかで本質的な取り組みを重視する信念が見えたので、「私たちのやりたいことと合う」と感じて依頼を決めましたね。

▶テクロのオウンドメディア支援サービスはこちら

テクロは私たちの事情に寄り添いながら誠実に対応してくれる

テクロのメンバーーオウンドメディアの運用支援を受けて一年弱、PMとGM(※)にはそれぞれどのような印象がありますか?
※テクロではお客様ごとにプロジェクトの戦略立案や進行管理を担当するPM(プロジェクトマネージャー)と、その上長としてGM(ジェネラルマネージャー)を配置しています

福田さん:PMの方は第一印象から優しそうで、物腰柔らか。私がSEO対策について「これは聞いても良いのかな」と感じることでも相談しやすい雰囲気がありました。

GMの方もオウンドメディアやSEOに造詣が深く、頼りにしていました。何よりも言いづらいことやデメリットも包み隠さずに伝えてくれる、実直で信頼できる方という印象があります。

ーちなみに、どのようなことを質問されたんですか?

福田さん:SEOでわからないことや施策の意図ですね。例えば「おすすめのバックオフィス業務代行会社10選」といった記事を作ることってありますよね。

ー顕在層に届きやすいキーワードのため、割とどんなオウンドメディアでも作ることが多いですね。

福田さん:初期の頃、競合サービスよりも当社サービスが目立たない形で紹介されている記事の納品を受け、「カチアルサポートを全面に押し出したほうが良いのではないか」といった疑問を抱きました。その際に、「これにはどういう意図があるのでしょうか?」と質問することがありました。

ーできれば自社を全面に出したいですし、そのほうが結果的に認知されるように感じますよね。

福田さん:その際にお二人から「中立的な記事でなければ、Googleにとって良い記事になりません」「Googleに評価されて上位表示されるにはこの中立性が必要。でもこれで上位表示されれば、カチアルサポートが多くの人の目に留まり、結果として認知も高まります」と丁寧に説明してもらいました。

些細な質問にもしっかりと背景を踏まえて回答してくれるので私も徐々にSEO対策について理解を深めることができましたし、わからないことがあっても解決できるという心強さがありました。

そうして一緒にSEO対策や記事・ホワイトペーパー制作に取り組むなかで一定の成果が出たときに、あらためて「依頼して良かった」とも感じました。PV、CVともに立ち上げから少しずつ伸び、数値として成果が得られたことは嬉しかったです。

初期の動き出しこそ外部パートナーに頼ると安心

テクロのサービスー最後に、現在オウンドメディア運営に取り組もうか悩んでいる方に向けて、メッセージをお願いします。

福田さん:マーケティング全般を自社で運用できるとベストですが、リソースや知識面で難しい場合もあるかと思います。そのようなときに知見のある人と一緒に取り組めることは心強いですし、最初の動きだしこそ専門家とタッグを組んでスタートダッシュを切ることができると、事業を加速させることができます。

テクロさんは一気通貫したサポートをしてもらえる上に、相手の事情や希望にも寄り添いながら、本質的で的確なアドバイスを率直にしてくれる、頼りになる企業です。パートナー探しに悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてください。

ー福田さん、ありがとうございました!

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