天野 央登 | テクロ株式会社
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天野 央登

代表取締役

お客さまと従業員に成長パワーを送り続けられる会社でありたい

大学時代に経験したインターンシップをきっかけに起業し、Webメディアの立ち上げやSEOコンサルティングに携わった天野央登。

「お客さまも従業員も、共に大切にしたい」と語る天野は、「弊社が成長し続けると共に、弊社と関わりのある人や企業(ステークホルダー)の成長と幸せを創出し続ける」というビジョンのもと、社会に新たな価値を生むことを目指す。

経営者との関わりの中で会社の立ち上げを決意し、創意工夫をもって成果を追い求める現在。

テクロの代表としての思いや、これからの歩みについて話を聞いた。

天野央登のプロフィール

テクロ株式会社CEO。⼤学2年⽣時に起業。留学メディア「交換留学ドットコム」を1年半ほど運⽤し事業売却。その後はコンテンツマーケティングの知⾒を活かして、Webマーケティングの顧問事業を開始。BtoBマーケティングを中心にSEO・MAツールに詳しい。

テクロの創業を決めた経緯を教えてください。

創業は2016年で、当初は「交換留学.com」という海外大学に留学したい学生を支援するWebメディアを運用していました。

最初は大学生のサークルのような感じで始まりました。

創業のきっかけは、大学2年生のときのインターンシップです。

その会社はコワーキングスペースを運営していて、私はコミュニティマネージャーをしていました。

この間に経営のイロハを勉強させてもらいました。

経営者の人とも触れ合う中で、自分でも事業を行いたいと思い起業を決意します。

最初は収益性だけを重視して事業をしていましたが、それだとあまり会社がスケールしないなと思い、とあるインキュベーションプログラムに参加しました。

ここで生まれたのが先ほどお話した「交換留学.com」というサイトです。

大学の友人たちに手伝ってもらいながら少しずつスケールアップし、やがて月間10万PVに到達しました。

しかし売上の天井は見えており、学生だからこそできている事業だったことから、売却して新たにマーケティングのBPO事業を始めます。

2018年から2020年初頭くらいまではメディアの立ち上げを3つと、SEOコンサルティングをしていました。

2020年4月以降は、新型コロナウイルス感染症の影響で、留学系事業がうまくいかなくなり、今後10年間は回復は難しいと感じていました。

そこで、当時うまく行き始めていたSEOコンサルティングから切り取って、BtoBマーケティング支援事業を進めていきます。

当時は「BtoBマーケティング」のような言葉自体が生まれたばかりだったので、この領域で自社がプレイヤーとなることで、お客さまの課題解決ができるのではないかと感じました。

SEOコンサルティングをしていたとき、BtoBのお客さまのほうが多かったこともありますね。

そこから、取締役や正社員、業務委託を増やしていきます。

大学生のサークルの状態から、取締役会のある管理体制が整った会社に変革していったのが現在までの状況です。

事業を行う上で、経営者として大切にされていることを教えてください。

テクロのミッション・ビジョン・バリューは大事にしています。

僕らの目指すべきミッションは、「テクノロジーを使って企業間がスムーズにつながる共創社会を作る」ことです。

企業と企業がスムーズにコミュニケーションを取り合える場、共創社会を作るというところで、BtoBの領域を支援していくことは会社の方針として変わらないかなと思っています。

また、僕らのビジョンは、さまざまな人に成長のパワーを送り続けられるような会社であり続けることです。

取引先はもちろん、テクロで働いてくれる従業員にも成長のパワーを送り続けていきたいです。

バリューというのは、会社としてこれらの世界観を作っていくにあたり、どのような行動をすべきかを言語化しています。

そうしたことから、ミッション・ビジョン・バリューは経営者としてかなり大切かなと思っています。

バリューの中では、特に「ユーモラスであろう」が気に入っていますね。

40社以上の企業のBtoBマーケティングを支援してきましたが、どのようなことを意識してプロジェクトを進めていますか。

先ほどのミッション・ビジョン・バリューの中からお伝えすると、「揺るぎない納得度を届ける」「型にはまることなく創意工夫して取り組む」ことです。

「揺るぎない納得度を届ける」ためにはデータで確かな根拠を示して、お客さまに納得していただかなければいけないと思います。

また、型にはまらずお客さまの課題を一緒に解決したいという思いを持ち、工夫して前に進んでいくことが、プロジェクトにおける基本的な動き方の姿勢です。

そのために僕がしている具体的な仕事は、事業開発と営業です。

さらに、各部門長と話をしながら、今後6ヶ月から数年単位の長いスパンで何をやっていきたいか、展望を考えていろいろな調整もしています。

どのようなときにやりがい、喜びを感じますか。

お客さまや従業員が喜んでくれたときにやりがいを感じ、それが仕事をしていく上でのドライブにもなります。

例えば、他社さまのオウンドメディア施策でなかなか結果が出ていなかったお客さまが、テクロに切り替えてから実際に数字が上がったときです。

僕らの目標達成でもあり、お客さまも手応えを感じてくださるので、そういうときにプロジェクトを進めてよかったなと思います。

今後どのような事業を構想していますか。

現在は既存事業とプラスアルファで、eラーニングのBtoBマーケティング教育事業を立ち上げています。

2つの事業が立ち上がったあとは、日本のマーケットは縮小していくと思うので、海外での取引を増やしていきたいです。

例えば、海外向けにマーケティングをしている日本企業を支援することで、国内外で事業展開をしていきたいかなと思っています。

そのために、信頼できるパートナーを探したいですね。

テクロを今後どのような会社にしていきたいですか。

グロースハックカンパニーであり続けたいです。

まずはテクロが存在し続けるために、僕がいないと会社が回らない状態をなくして体制を整えます。

そして、従業員がテクロを使って自分のスキルを伸ばしたり、やりたいことを叶えたりできる環境にしたいです。

会社のメンバーに期待していることはありますか。

「自分は人生の中でこういうことがしたい。だからテクロをこう使う」という意識を持って、仕事をしてほしいです。

個人の人生を豊かにするために、会社をうまく使ってほしいなと思っています。

もちろん、ずっとテクロにいてくれることは幸せです。

しかし「自分は人生の中でこういうことをしたいから、テクロではこうしたいし、そのためにテクロにはこういう会社になってほしい」といった、そういう意見が通る会社であってほしいなと思っています。

会社としてではなく、天野さん自身が今後やっていきたいことはありますか。

海外の経営者とは、もっとコネクションを作りたいなと思います。

そういう意味では視座を高く持ち、諦めずに成長し続けたいです。

僕が視座を失ってしまったら会社も視座を失ってしまうと思うので、引き続き頑張っていこうと思っています。

弊社のBtoBに特化したコンテンツマーケティング支援サービスにつきましては「お問い合わせ」からご相談ください。

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