【SEO】おすすめの無料・有料版キーワードツール6選!選び方も併せて紹介
多くのサイト閲覧者を獲得するためには、検索エンジンで上位表示させる必要があります。
そこで、SEOに欠かせないといわれるキーワード選定です。
良いキーワードを選ぶことで、検索エンジンでの上位表示が期待できます。
しかし、適切なキーワードを見つけることは容易ではなく、多くのマーケターがツールを活用しています。
今回は、無料版・有料版を含めたおすすめのキーワードツール6選やメリットなどを紹介します。
SEOに取り組む方で、キーワード選定をしている方は、参考にしてみてください。
なお、テクロ株式会社では「SEOのキーワード選定マニュアル」を無料で配布しています。
オウンドメディアで上位表示を獲得したいBtoB企業様はぜひご確認ください。
目次
SEOに必要となるキーワードツールとは
キーワードツールとは、主にキーワードの競合性や検索ボリューム、関連キーワード、検索順位などがわかるSEOチェックツールのことです。
キーワードツールは、商品・サービスに関連したキーワードや見込み客が検索していそうなキーワードなどを探すことが可能です。
Google キーワードプランナーやラッコキーワード、Keyword Finderなどの無料・有料のさまざまなツールがあります。
また、有料ツールのなかには、自動で関連語を取得し、各キーワードの検索ボリュームや検索順位などをチェックするSEOに特化した強力なキーワードツールも存在します。
キーワードツールは、SEOにおいて非常に重要なツールです。
しかし、キーワードツールは、さまざまな種類があるため、目的にあった適切なキーワードツールを使用することが大切です。
キーワードツールでできること
SEOにおいて、適切なキーワード選定は非常に重要な要素の一つです。
そのため、多くの人がキーワードツールを活用し、SEOを講じています。
ここからは、キーワードツールでできることを紹介します。
検索ボリュームを調べられる
キーワードツールは、検索ボリュームを調べられます。
キーワードプランナーやKeyword Finderなどのツールを使用することで、簡単に調べられます。
検索ボリュームとは、あるキーワードに対してGoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンで検索された回数です。
検索ボリュームが多いほど多くのユーザーが、特定のキーワードを検索していることになります。
そのため、SEOを実施し、上位表示できれば、サイトへの流入増加が大幅に期待できます。
しかし、検索ボリュームが多ければ多いほど、同じキーワードで上位表示させる競合も多いです。
ボリュームが大きいキーワードを選ぶと、競合が強くSEOを講じても上位表示ができない可能性があります。
そのため、検索ボリュームに合わせて以下のように分類して優先順位を決めることが大切です。
関連キーワードを調べられる
キーワードツールを活用することで、関連キーワードを調べられます。
関連キーワードとは、検索エンジンで調べたキーワードに関連するキーワードのことです。
キーワード選定では、ボリュームが多いキーワードの複合キーワードを調べて執筆するワードを絞り込むときに使います。
検索した人のニーズを調べられるため、キーワード選定はもちろん、コンテンツ作成でも活用できます。
関連キーワードは、無料で使えるツールも多いのが特徴です。
有料のものであれば検索順位や被リンクを調べられる
ツールの中には、キーワード選定や検索順位の調査、被リンク調査などSEOに関する機能が揃っているものがあります。
それらを使うことで、メディアのSEOにも十分に対応できます。
多くのツールをまたいで使う必要がなくなるため、管理がしやすいのがメリットです。
ただし、さまざまな機能が揃ったツールは、有料であることがほとんどです。
キーワード調査の時間と労力を削減できる
SEOを考慮したキーワード選定には、検索ボリュームや競合度など調査する必要があります。
また検索順位を把握し、SEOを実施していかなければ改善点や効果検証ができません。
しかし、キーワード調査を手作業で調査すると大幅な時間と労力が必要です。
キーワードツールを使用すれば、対象のキーワードを入力するだけで知りたい情報を簡単に出力してくれます。
そのため、キーワード調査に必要な時間と労力を大幅に削減できるでしょう。
削減した調査する時間を自社サイトの改善に当てられます。
キーワードツールの選び方
キーワードツールを選ぶ際には、複数のツールを比較して、メディアに合ったものを選ぶことが大切です。
しかし、キーワードツールとしてサービスを提供する企業はいくつかあるため、悩む人も多いでしょう。
ここからは、キーワードツールの選び方のポイントを紹介していきます。
データの信頼性で選ぶ
キーワードツールの選び方について、データの信頼性で選ぶことが重要です。
基本的に、キーワードツールで表示される結果や表示方法がツールによって異なります。
データの信頼性がもっとも高いのは、Googleで提供しているツールです。
機能などの問題で、別会社のツールを使う場合は、Googleのツールと併用して使うのがおすすめです。
操作のしやすさ・見やすさで選ぶ
キーワードツールは、サービスにより操作性や表示方法が異なります。
操作がしやすいツールの場合、情報を入力したり閲覧したりする際のストレスが少なく、効率的にキーワード分析ができます。
見やすさは、さまざまな指標やグラフなどをわかりやすく表示してくれるか確認しましょう。
実際に使用し、操作性や見やすさを確認してみるのがおすすめです。
自分にあったキーワードツールを使用することで、効率的なSEOに取り組めます。
予算で選ぶ
キーワードツールを選ぶ際には、予算重要な要素です。
予算合わないキーワードツールを選ぶと、継続的に導入が難しくなり、SEOも中途半端になってしまいます。
一般的には、有料のキーワードツールのほうがデータの詳細度や精度が高い傾向にあります。
SEOにおいてキーワード選定や検索順位の確認など特に重要視する場合には、有料のキーワードツールがおすすめです。
無料あっても操作性やデータ表示がシンプルなものであれば初心者は使いやすいでしょう。
予算を考慮してキーワードツールを選んでみてください。
無料のおすすめキーワードツール
キーワードツールの無料版は、操作が簡単で見やすいものが多く、初心者でも使いやすい特徴があります。
無料のキーワードツールは、予算が限られている場合や、キーワード分析の頻度が低い場合にコストパフォーマンスが高くおすすめです。
そこで無料で使用できるおすすめのキーワードツールを3つ紹介していきます。
Googleキーワードプランナー
Googleが提供しているのが、Googleキーワードプランナーです。
本来はWeb広告のために提供されているツールですが、SEOのキーワード選定にも活用できます。
Googleの検索エンジンを対象としているキーワードを入力するだけで、関連するキーワードや月間のキーワードボリュームを表示してくれます。
また、過去の月間検索数も無料で調べられるため、以下のような方におすすめです。
- 人気度が急上昇となっているキーワードを知りたい
- 毎月、安定した検索数のあるキーワードを選定したい
- 検索数が毎月上昇しているような需要の高いキーワードを選定したい
このような悩みがある場合は、過去の月間検索数を確認できるGoogleプランナーを試してみましょう。
ただし、広告を出稿していない場合は、おおまかな数値しか出てこないため注意してください。
ラッコキーワード
引用:ラッコキーワード
ラッコキーワードは、サジェスト(関連)キーワードを簡単に習得できる無料ツールです。
例えば、「SEO」というキーワードを入力すると、SEO対策やSEOツール、SEO初心者などの関連キーワードが表示できます。
サジェストだけでなく、共起語や見出し抽出、ヤフー知恵袋など記事作りに役立つ情報も調べられます。
調べた結果は、ExcelやCSV形式でデータとして出力も可能です。
他の誰かとラッコキーワードで調べたデータを共有したい場面で役立ちます。
ラッコキーワードは、読者や視聴者が求めているコンテンツやニーズを把握したり、記事のタイトルや内容を考えたりするのにおすすめのツールです。
Keyword Tool
引用:Keyword Tool
Keyword Toolは、Googleのデータを活用して、関連キーワードを抽出してくれるツールです。
無料版でも、最大750件のキーワードを見つけられます。
Googleの検索エンジンだけでなく、BingやYouTubeなどの媒体からキーワード調査が可能です。
また、Keyword Toolは有料版があります。
有料版は、検索ボリュームが習得可能になり、ロングテールキーワードの生成もできます。
Keyword Toolは、キーワード分析や新しいキーワードの発掘したい人におすすめのツールです。
有料のおすすめキーワードツール
有料のキーワードツールは、無料のものと比べてキーワード選定やSEOに役立つ機能が豊富な特徴があります。
ただし、ツールによって提供される機能や価格は異なるため、使用頻度に応じた予算を計算をして利用しましょう。
ここからは、おすすめな有料版キーワードツールを紹介していきます。
Keyword Finder
Keyword Finderは、月額5万円から利用できるキーワードツールです。
月額5万円のスタンダードプランでは、3サイト・2,000件のキーワードを登録できます。
登録したサイトや登録したキーワードを元に、
- 月間検索数
- SEO難易度
- 関連キーワード
などを自動習得してくれます。
関連キーワードや検索ボリュームは、グラフで表示するため、ユーザーが求めているキーワードが視覚的に見やすいことも特徴です。
さらにGoogleやYahoo! JAPANの検索順位を毎日習得するため、他社サイトの順位やコンテンツなど競合サイトの動向を分析できます。
Keyword Finderを利用すれば、SEOに必要とされる情報が網羅的に習得できます。
Ahrefs
引用:Ahrefs
Ahrefsは、世界で60万人が導入する有料のキーワードツールです。
Ahrefsは、SEOに関するさまざまな機能が整っています。
例えば、
- 対象サイトのSEO調査ができる「サイトエクスプローラー」
- 人気の高い記事を検索できる「コンテンツエクスプローラー」
- キーワードの検索ボリュームや難易度を調査する「キーワードエクスプローラー」
- 対象サイトの被リンク情報を獲得できる「Ahrefs API」
料金プランは4つあり、最も安いライトプランは月額$99です。
サイトエクスプローラーやコンテンツエクスプローラーなど基本的な機能を利用できます。
キーワードリサーチやバックリンク分析、コンテンツ調査、合分析などを活用することで、より効果的なSEO戦略を立案できます。
Ahrefsは検索エンジン最適化に向け、網羅的な対策ができるツールとして人気です。
Keywordmap
引用:Keywordmap
Keywordmapは、SEOやコンテンツ制作を支援する分析ツールです。
競合サイト比較や共起語分析など、SEOに役立つ機能が搭載されています。
また、競合サイトのキーワード分析やランキングチェックも可能です。
「10時間かかっていた競合分析が2分で」と伝えているように、SEOにおける分析時間を短縮できる特徴があります。
さらにサイトへのセッション数が前年より3,209%増加した実績や1年間でPV数が70倍にアップするなど実績を公開しています。
Keywordmapの料金プランは、ライト・スタンダード・エキスパートの3つです。
7日間の無料トライアル期間も利用できるため、まずは使いやすさや見やすさなど比較してみることがおすすめです。
SEOを実施するにあたっての注意点
キーワードツールは、検索ボリュームや競合度合いなどの数値を提供する重要なツールです。
しかし、キーワードのボリュームなどの数値だけで、選定してはいけません。
実際に検索しているユーザーの意図や競合サイトのコンテンツを分析も大切です。
適切なキーワードで記事を執筆したとしても、ユーザーニーズが汲み取れておらず、SEOに最適化されていなければ、上位表示は難しいでしょう。
そのため、キーワードだけではなく、コンテンツ作成自体もSEOを意識する必要があります。
SEOを意識したコンテンツの作り方を知りたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:コンテンツSEOの効率的な取り組み方を7つのステップを徹底解説
まとめ:キーワードツールを利用してSEOに取り組もう
SEOにおいて適切なキーワード選定やキーワード調査は重要な項目です。
そして、適切なキーワードを見つけるためには、キーワードツールを活用がおすすめです。
最適なキーワードツールを使用することで、調査に関わる作業時間の短縮ができます。
キーワードツールの導入を考えている方は、おすすめの無料・有料版のキーワードツール6選を参考にしてみてください。
自分の目的に合わせた適切なキーワードツールを使用し、効果的なSEOを実施しましょう。
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