おすすめの研修会社11選!選択する際のポイントも紹介
企業にとって人材育成は欠かせません。
しかし、研修会社に依頼したくてもどこがいいのかわからず、悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。
今回は、研修の種類や手法、おすすめの研修会社を11選紹介します。
研修会社を探している場合は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、テクロ株式会社では人材育成eラーニングサービス「マーケブル」を提供しています。
マーケティングができる人材の育成を考えている方は、無料で配布中の「BtoBマーケティング特化型eラーニング『マーケブル』サービス資料」をぜひチェックしてみてください。
目次
研修とは
研修は、一人ひとりの社員の生産性と能力を高めるために実施します。
さまざまな角度から知識をインプットし、問題解決や目的達成に貢献できる能力を養います。
企業が競争力を得るためには、従業員の基礎力向上が欠かせません。
自社の育成目的に合った人材を育成する必要があります。
研修の種類
研修の種類は、主に2つあります。
従業員のタイプに合わせて研修の種類を選びましょう。
1.OFF-JT
Off-JTとは「Off the Job Training」の略で職場外研修のことです。
専門性を持つプロの講師から体系的・理論的に学べ、汎用的なスキルが得られます。
型を学ぶことで、基礎力が身につけられます。
集合研修の他、eラーニングもOFF-JTに含まれる研修手法です。
2.OJT
OJTとは「On the Job Training」の略で、実務を通して人材育成する研修のことです。
主に新卒社員に対して、先輩や上司がマンツーマンでフォローしながら、知識やスキル、マインドの習得を目指します。
OJTの大きなメリットは、一人ひとりの対象者に合わせた柔軟な進め方ができることです。
継続的に実施することで効率の良い人材育成が望めるとともに、指導側の成長も見込めます。
Off-JTは、インプットメインに対し、OJTはアウトプットメインのため、組み合わせて教育を進めていくのがおすすめです。
研修の内容
研修は立場に応じた階層別の内容で実施すると効果的です。1.新入社員が対象の場合
若手社員は、基本的なスキルや考え方が定着しておらず、社会人としてのマインドも作れていない場合があります。
若手社員はビジネススキル研修をすることで、基本的な能力や対応力が身に付きます。
研修で学んでいくのは、以下の4つの項目です。
- コミュニケーションスキル
- ビジネスマナー
- ロジカルシンキング
- OAスキル
2.中堅社員が対象の場合
中堅社員が対象の場合は、コーチングやリーダーシップが大切となるので、問題解決能力を身に付けさせることを目的とした研修が中心です。
部下を抱えることが多くなる中堅社員にコーチング研修を実施することで、リーダーシップを発揮しながら、チームを率いて成果を出すためのスキルや考え方を学びます。
目標設定とヒアリング、達成の確認、フィードバックといった一連の流れに沿ったコーチングサイクルを中堅社員に理解してもらう研修が中心です。
3.管理職が対象の場合
管理職は将来的に経営層の候補でもあるため、部下となる若手社員や中堅社員の教育や、組織をより効率的にコントロールすることが求められます。
そこで必要となるのは、優秀な部下を育成して成長させるための人材育成スキルや、チームや会社全体を率いるためのマネジメントスキルなどです。
自分のマネジメントだけではなく、全体を見て生産力をあげる役割を担える人材を育成します。
それぞれの階層別に研修を考えている場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:階層別研修とは?具体例と共に分類方法やメリット・デメリットを解説
研修会社の選び方
研修を外部の専門会社に委託する場合、どのような研修会社を選ぶのかによって、効果が変わってきます。
ここからは、研修会社を選ぶポイントを4つ紹介します。
必要なカリキュラムやプログラムがある
研修会社が提供しているプログラムと社員に学ばせたい内容が合っているか確認しましょう。
研修会社には、さまざまなプログラムがあります。
まずは自社の目的を洗い出して、合ったカリキュラムやプログラムを提供している会社を選びましょう。
また、カリキュラムの変更希望や要望に、柔軟に対応してくれる会社なのかも確認しておくと安心です。
研修実績がある
研修会社を選ぶ際には、実績もチェックしておきましょう。
研修会社が、過去にどのような業種で研修した実績があるのかを調べ、プログラムの口コミなどを参考にして研修のクオリティを確認します。
研修会社のホームページや資料請求などで比較してみてください。
多くの実績がある研修会社の方がノウハウも持っており、効率的な研修ができると判断してもいいでしょう。
レベルの高い講師がいる
研修の質は講師が左右するため、在籍している講師のレベルが高いかどうかも忘れずに確認しておきましょう。
講師のプロフィールを確認することで資格や実績をはかれるため、専門性と実績を重視することが大切です。
他にも質問の対応や専門用語を多用しないかなども打ち合わせ時にチェックしておくと、わかりやすい講義をしてもらえるか確認できます。
また、講師が研修の中で何を重視して教えるのか、どのような学習スタイルなのかなども、あらかじめ知っておくこともおすすめです。
研修後のフォローなどがしっかりしている
社員が研修で学んだことをそのままにしていると、スキルは身につきません。
そのため、研修で学んだことをフォローしてくれる研修会社を選びましょう。
研修後のフォローは研修会社によって異なりますが、研修後に課題やレポートを提出させたり、テストをしてくれたりする会社があります。
結果集計を行ってくれるサービスもあるので、うまく使うことで効果的なものにできます。
マーケティング関連研修におすすめの研修会社2選
ここからは、おすすめの研修会社を11社紹介します。
まずは、マーケティング・経営に強いおすすめの研修会社です。
マーケティング人材を育てたいと考えている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
1.BtoBマーケティング人材を12ヶ月で育成する「テクロ株式会社」
引用:マーケブル
テクロ株式会社が提供するマーケブルは、BtoBマーケティング人材を短期間で育成できるeラーニングサービスです。
教育体制が整っていない会社にも必要なポイントを要約したカリキュラムを提供して、効率的な人材育成を実現します。
現場目線でレッスン用のコンテンツを設計しているので、学んだ知識をすぐに現場で実践が可能です。
また、マーケブルのコンサルタントが手厚くサポートしながら、知識やスキルを言語化して理解を深めていきます。
気になる方は資料請求をしてみてください。
2.外国での研修を考えているなら「株式会社グロービス」
引用:株式会社グロービズ
累計受講者数約112万人、取引累計企業数約5,200社の研修を行ってきた経験を持ち、会社にマッチした企業内研修プログラムを提案してくれます。
研修は
- 日本語
- 英語
- 中国語
教育とビジネスの両方の経験を兼ね備えた知識豊富な講師が研修にあたり、人材育成と組織開発を兼ね備えた授業で人を育てていきます。
参加者全員が疑似体験できるディスカッションやグループワーク中心なので、仕事の現場へ出てすぐにスキルを活かせるでしょう。
専門スキルを身につけるのにおすすめの研修会社2選
専門スキルを身に着けたい会社におすすめの研修をしてくれる企業は、以下の2社です。
1.eラーニング形式で研修を行う「株式会社日立アカデミー」
引用:株式会社日立アカデミー
日立グループを対象とした幅広い育成実績と知見をもとに、デジタル時代に即した人材育成を展開しています。
主にITやものづくりなどのスキルの習得が可能です。
提供コース数は1,300あり、年間1,200件の研修を開催しています。
「高度な専門性を生かし、優れた人財の育成を通じて社会に貢献する」というミッションのもとで、プロフェッショナル講師陣が中心となって運営しているのが特徴です。
研修会社の実績を重視している場合におすすめです。
2.プログラミングを中心に50コースを提供する「キラメックス株式会社」
実践的なデジタルスキルを学べるのが、キラメックス株式会社が運営するTechAcademy ビジネスです。
900社で導入した実績があり、特にIT人材の育成に強みを持っています。
プログラミングをはじめ、データサイエンスや機械学習、DXマネジメントなど50種類を超えるコースを展開しています。
研修によっては、週2回のマンツーマンメンタリングもあり、手厚いサポートが魅力です。
中堅社員の研修におすすめの研修会社4選
中堅社員の育成におすすめの会社を4社紹介します。
1.中堅社員研修に強く実績が豊富な「株式会社インソース」
引用:株式会社インソース
インソースの研修は、eラーニングや派遣講師の研修、公開講座などさまざまな手法で受けられるのが特徴です。
中堅社員研修の種類も多岐にわたり、部下の指導方法やチームマネジメント研修、コミュニケーションスキル研修などさまざまです。
自社のニーズに合わせて、適切な研修が選択できるでしょう。
2.中堅社員のスキルアップに最適な「株式会社PHP研究所」
引用:株式会社PHP研究所
PHP研究所では、中堅社員が リーダー予備軍として、主体性を発揮しながら仕事に臨んでいくための考え方を学び、中堅社員の役割を確認するとともに実務能力の強化を図ります。
意識改革や仕事力アップなどの公開型の研修セミナーを通じて、
- 信頼感の獲得
- 仕事の意味の理解
- 自らのビジョンの明確化
3.多彩なスキルを学べる「グリーンサン企画株式会社」
引用:グリーンサン企画株式会社
グリーンサン企画の研修では、意識の向上、行動力の強化、経営理念の浸透、組織の活性化、コミュニケーションの円滑化などを目指します。
研修は講師参加者と徹底的に向き合い、OJTとOFF‐JTを組み合わせた内容を提供してくれるのが特徴です。
さらにニーズに徹底的にこだわった研修プランを提供することで、会社が求めている理想とする人材像、組織像を明確にしながら現在の問題点を具体的にしていきます。
新入社員研修やビジネスマナー研修、モチベーションアップ研修など多彩な研修が用意されているため、会社の目的にあった研修を選べるでしょう。
4.顧客との共創・協働を大切にして研修を提供する「アーティエンス」
引用:アーティエンス株式会社
アーティエンス株式会社は、パッケージの研修サービスを押し付けるのではなく、お客様との対話を通して、お客様毎に適した社員研修・組織開発サービスを提供しています。
新入社員研修におすすめの研修会社3選
新入社員の育成に向いている研修会社を3社紹介します。
1.廉価ながら講師陣の質が高い「株式会社Schoo」
引用:株式会社Schoo
株式会社Schooが運営しているSchoo for Businessは、「オンライン研修」と「自己啓発学習」を並行させながら学ぶスタイルです。
オンライン研修実務に直結した学びを行い、自己啓発学習では学びのマインドを醸成する仕組みです。
講師には業界の最前で働くトップランナーを起用し、実際の仕事にすぐに活かせる授業をラインナップしています。
新入社員をはじめ中堅社員などの階層別・職種別に200種類以上のパッケージを用意しています。
リーズナブルな価格設定で効率良く、社員研修を実施できるでしょう。
2.豊富な研修メニューが揃う「株式会社リクルートマネジメントソリューションズ」
リクルートマネジメントスクールは、一人ひとりに最適な学びを提供するのが特徴です。
- 新入社員研修
- 若手社員研修
- 中堅社員研修
- リーダー研修
- 管理職研修
新入社員研修は、1名から参加が可能で、新卒社員の特性を見極めた上で教育してもらえます。
上司の育成研修もできるため、新卒社員と育成する側の研修をしていきたいと考える会社におすすめです。
3.人材育成を専門とした老舗企業「トレノケート株式会社」
引用:トレノケート株式会社
トレノケートは27年以上の歴史を持つ人材育成の専門企業で、社員研修の受講者は年間約5.3万人、取引企業は約1,200社、提供しているコースは1,400以上です。
研修メニューは、新入社員から経営層までの全階層をカバーし、豊富なトレーニングをラインナップして最先端のメソッドやテクノロージーに対応しています。
新入社員研修は、専任の研修プロジェクトマネージャーが担当してくれます。
目的に合わせて研修設計してもらえるため、自社にあった研修を探している担当者におすすめです。
研修を成功させるポイント
研修を成功させるために、以下のポイントを念頭に置いておきましょう。
- 目的を明確にする
- 参加者の能力のレベルを把握する
- 研修設計を丸投げしない
目的や不足しているスキルを明確にすることで、適切なプログラムを提供してもらえます。
研修設計を会社に丸投げしてしまうと、担当者に断られたり、自分たちの希望と実際の研修に乖離が生まれます。
目的や習得させたいスキルなど細かく会社とすり合わせすることが大切です。
まとめ:研修会社を選ぶ際には強みや特色をよく確認しよう
研修会社が提供しているサービスは多岐にわたっていて、内容はもとより期間や目標などの詳細が異なります。
研修を検討する際には、自社の社員をどのように成長させるのか、どのようなスキルが必要なのかなどを考慮して、会社にとって相性の良い研修会社を選びましょう。
また、会社が目指している方向性に合致した研修を行うことも重要となってくるので、研修を実施する際にはこの記事を参考にしてみてください。
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