オウンドメディア集客を効果的にする8つの方法と5つのステップを解説
オウンドメディアとは、自社のWebサイトやブログ、SNSなど、自社が管理・運営するメディアのことです。
このようなメディアを運営することで、情報発信やブランドイメージの向上、そして集客を行う方法が注目されています。
特にオウンドメディアによる集客は、検索エンジンからの自然なユーザーの流入が長期的に見込めるというメリットがあります。
一方でオウンドメディアの実施には、メディアを整備する時間や記事などを制作するコストを要するため、戦略的な運営が重要です。
そこで今回は、オウンドメディア集客を効果的にする8つの方法と5つのステップについて解説します。
以下の記事では、オウンドメディアの基本的な役割などについて詳しく解説しています。
関連記事:オウンドメディアの意味とは?役割とスムーズな運用方法を紹介
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目次
オウンドメディアでの集客とは?
オウンドメディアの集客とは、企業が持つWebサイトやブログ、SNSなどのメディアを活用して、自社の商品やサービスを宣伝し、ブランド認知を広げ、顧客獲得につなげる取り組みのことです。
例えば、自社で運営するブログにSEO記事を掲載することで、検索エンジンを利用したユーザーが自然な形で自社のWebサイトへたどり着くようになります。
また、ブログの記事に自社商品やサービスに関する情報を掲載し、記事をSNSでシェアすることで、自社のWebサイトへの集客も可能です。
オウンドメディアでの集客は費用対効果が高く、顧客獲得にもつながりやすいため、多くの企業や個人が取り組んでいます。
ただし、専門的な知識や技術が必要となるため、外部の専門家の協力が必要な場合もあります。
オウンドメディアに取り組む際は、中長期的な目線で戦略を立て、計画的に取り組むようにしましょう。
オウンドメディアでの集客が注目される背景
オウンドメディアでの集客が注目される背景として、消費行動の変化が挙げられます。
理由は、SNSの発達などでより多くの情報が発信されるなか、消費者が自分の好きな情報を自由に選択できるようになったことが影響しています。
そこで、ユーザーが求める情報に対して適切に応えられるメディアを運営することで、自然に自社の商品やサービスを紹介できるオウンドメディアが注目を集めるようになりました。
オウンドメディアは、企業が自由にコンテンツを発信できるため、自社のブランドイメージや理念を伝えられます。
今後も、マーケティングの手段の1つとして、オウンドメディアへ注力する起業が増えていくことが予想されます。
オウンドメディアで集客をする5つのメリット
オウンドメディアを利用した集客には、以下のようなメリットがあります。
- ユーザーのファン化が狙える
- 自然なユーザーの流入が見込める
- 継続的な集客が見込める
- 広告などに比べて費用対効果が高い
- 作成した記事が資産になる
オウンドメディアの活用は、企業にとって優秀なマーケティング手段の一つです。
その理由となるメリットについて、それぞれ詳しく解説します。
1.ユーザーのファン化が狙える
検索エンジンを使った集客とあわせて、顧客育成ができる点はオウンドメディアの大きなメリットです。
検索結果からオウンドメディアに流入してきたユーザーに対して、ニーズに合った質の高い情報を提供することで、自社の商品・サービスを認知してもらいファンに育てられます。
ユーザーからの信頼が得られれば、商品やサービスの購入につなげられる可能性もあり、集客から顧客化までの一連の流れが構築可能です。
そこで、オウンドメディアを構築する際は、ユーザーの訪問から顧客までを意識して、導線を意識したサイト設計が求められます。
2.自然なユーザーの流入が見込める
検索エンジンから自然なユーザーの流入が見込める点もオウンドメディアのメリットです。
例えば、国内旅行のパッケージツアーを販売する会社が、国内の観光地を紹介するオウンドメディアを展開することで、旅行に行きたいというニーズを持ったユーザーを集客できます。
検索エンジンから流入するユーザーは、なんらかのニーズを持って検索を行っています。
これらのニーズに対して適切に応えるコンテンツを制作することで、自社の商品やサービスに対してより温度感の高いユーザーを集客可能です。
自社の商品やサービスから想定されるニーズを見極めて、どのようなメディアを制作するのかを検討しましょう。
3.継続的な集客が見込める
オウンドメディアは、定期的にコンテンツを更新することで、新しい情報を提供し続けられます。
そのため、ユーザーが訪れる頻度を高め、継続的な集客ができる点もメリットです。
また、Web上に公開したコンテンツは、検索結果の表示順位に多少の変動があるものの、半永久的に残り続けます。
良質なメディアを制作することで、長期的な集客も可能です。
4.広告などに比べて費用対効果が高い
オウンドメディアは、広告などに比べて費用対効果が高い集客手段といえます。
例えばリスティング広告は、掲載されている広告が1度クリックされる度に料金が発生する仕組みです。
一方でオウンドメディアは、運用するためにはある程度の費用や人員が必要となるものの、一度作成したコンテンツは長期的に有効な資産となります。
そのため、長期的な目線で比較すると、オウンドメディアの方が費用対効果が高くなるケースがあります。
ただし、オウンドメディアは効果が出るまでに時間がかかる点がデメリットです。
そこで、広告とオウンドメディアを組み合わせるなどの運用も求められます。
5.作成した記事が資産になる
オウンドメディアで提供するコンテンツは、作成した時点から資産となります。
一度制作したオウンドメディアは、削除しない限りは半永久的にWeb上に残り続けるため、長期的な集客効果が期待できるでしょう。
また、データ解析などを行うことで改善点を見つけ出し、適切なメンテナンスを行うことで、より効果的な集客にもつながります。
オウンドメディアの集客方法8選
オウンドメディアに流入してくるユーザーは、サーチエンジンからの自然流入の他にも、SNSや動画プラットフォームなどのインターネットから訪れることが一般的です。
しかし他にも、紙媒体やプレスリリース、メルマガなどから流入するケースもあります。
より多くの読者に自社のオウンドメディアを読んでもらえるように、読者の流入経路について把握しておきましょう。
1.サーチエンジンからの自然流入
一般的に読者が最も流入しやすいのは、サーチエンジンからの流入です。
つまり、GoogleやYahoo!Japanといった検索エンジンを使い、検索結果に表示されたサイトに流入する方法です。
サーチエンジンから流入する場合、検索結果の上位に表示されるほどユーザーが訪問しやすくなります。
そのため、サイト内のSEOを行い、オウンドメディアが検索結果の上位に表示されるような工夫が必要です。
検索結果の順位は、コンテンツの質に基づく評価に基づいているため、良質なコンテンツを提供しているサイトが有利となります。
2.SNS
TwitterやFacebookなどのSNSを使って、自社のオウンドメディアの記事を共有することでもユーザーの流入を促せます。
SNSのアルゴリズムによって配信範囲が限定されることがあるため、フォロワー数やシェア数を増やすことが重要です。
オウンドメディアの新着記事をお知らせするなど、SNSと組み合わせて利用しましょう。
3.動画プラットフォーム
YouTubeやニコニコ動画などの動画プラットフォームに動画を投稿することで、オウンドメディアの集客につなげる方法もあります。
動画を使ったマーケティングは、文字や写真では伝えられない情報を届けられるため、商品やサービスの紹介に使われるケースがあります。
動画を使ったマーケティングは、再生数や再生時間、コメント数、高評価数などが重要な評価指標です。
ただし、動画を制作するためのコストがかかることに注意が必要です。
4.Web広告
Google AdWordsやFacebook広告、リスティング広告などを使って、オウンドメディアを宣伝することでアクセスを集める方法です。
例えば、リスティング広告を利用すれば、ユーザーが特定のキーワードを検索した際に、その検索結果の上位に表示させる効果があります。
Web広告を利用する場合は、広告のデザインや訴求文言が重要なポイントです。
ただし、検索エンジンを利用するユーザーが、上位に表示される広告を避ける傾向もあるので、費用対効果を検討して運用を決めましょう。
5.被リンク
被リンクとは、他のサイトやブログからのリンクを受けることで、オウンドメディアのアクセス数を増やす方法です。
例えば、他社のオウンドメディアが数値的な根拠を示す際に、自社のオウンドメディアで掲載した調査結果などを引用して紹介するケースがあります。
また、リンク元のサイトの質が高ければ高いほど評価が高いとされます。
被リンクを獲得するためには、良質なコンテンツ作りがポイントです。
サイトの信用度を高める結果にもなりますので、ぜひ被リンクを獲得できるコンテンツを制作してみましょう。
6.プレスリリース
オウンドメディアをプレスリリースとして発信し、マスメディアに取り上げてもらうのも一つの手です。
特に、オウンドメディアを立ち上げたばかりの頃に、ユーザーの認知を獲得する手段として用いられます。
プレスリリースを配信する場合は、専門性や新規性、社会的意義などの要素が評価指標となります。
7.メルマガ
読者に対して定期的にメールマガジンを配信し、オウンドメディアの記事を紹介する方法もあります。
すでにメールマガジンで関係性のあるユーザーに対して、オウンドメディアの認知を広められるのがメリットです。
また、オウンドメディアへの流入の他、メルマガによる顧客との関係性を継続させる効果もあります。
メルマガを配信する場合は、購読者数の増加や配信率の向上が重要なポイントです。
メルマガの効果については、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:メルマガって本当に効果あるの?具体的な効果やメリットを紹介
8.会社発行の紙媒体
会社で発行する冊子やパンフレット、カタログなどにオウンドメディアの存在を周知することも有効な手段です。
最近では紙媒体を使用するケースは減りましたが、名刺でメディアを紹介している企業もあります。
特に営業担当者は、自社の商品やサービスを紹介する業務の都合上、かなり親和性が高いといえます。
オウンドメディアで集客をする5つのステップ
ここからは、オウンドメディア集客のための手順を5つのステップで紹介します。
集客の手順は、主に以下の5つです。
- オウンドメディア集客のための戦略立案
- ペルソナ設定
- キーワード選定
- サイト設計
- SEOコンテンツの作成
それぞれのステップについて詳しく解説します。
ステップ1:オウンドメディア集客のための戦略立案
オウンドメディアを使って集客するためには、戦略的なアプローチが必要です。
まずは自社のビジネス目標に合わせたオウンドメディアの目的を明確にし、戦略を立てましょう。
また、競合他社との差別化を明確にし、オウンドメディアを通じてどのような価値を提供するかを決定します。
オウンドメディアは、長期的な運用で効果を発揮していくマーケティング手法です。
計画的に運用できる戦略を立案し、効果的に運用できるようにしましょう。
ステップ2:ペルソナ設定
オウンドメディアを通じてターゲットユーザーを集めるには、ユーザー像を明確にする必要があります。
この段階で、少なくとも1つのターゲットユーザーグループに焦点を当て、ペルソナを設定しましょう。
ペルソナは、年齢、性別、職業、趣味、ライフスタイルなど、ユーザー像を細かく分析することによって作成されます。
より細かく設定することで、鮮明にターゲットを意識できるようになり、質の高いコンテンツの制作ができます。
ステップ3:キーワード選定
オウンドメディアのコンテンツを検索結果で上位に表示させるためには、適切なキーワード選定が必要です。
まずは、ペルソナの興味や関心を反映したキーワードをリサーチし、競争度が低く、検索ボリュームが高いキーワードを選定しましょう。
ただし、選択するキーワードによっては、すでに競合の記事が多く掲載されていて、検索の上位が取れない可能性もあります。
狙いたいキーワードを選択したら、実際に検索エンジンで調べてみるなど、競合の情報もチェックしましょう。
キーワード選定の方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:SEO対策におけるキーワードの選定方法 | 手順やおすすめツールを紹介
ステップ4:サイト設計
オウンドメディアのサイト設計は、コンバージョン率を高めるために非常に重要な役割を果たします。
まずは、視覚的に魅力的でわかりやすいデザインを作り、ユーザーがコンテンツにアクセスしやすいようにナビゲーションを整えましょう。
また、多言語対応やレスポンシブデザインなど、必要な機能を追加することも大切です。
ステップ5:SEOコンテンツの作成
オウンドメディアにアクセスしてもらえるためには、SEOが必須です。
SEOのためには、Googleのアルゴリズムに適応した良質なコンテンツの作成が欠かせません。
また、コンテンツに適切なキーワードを入れて、検索エンジンに表示しやすくすることも重要です。
ステップ6:メディアの分析と改善
オウンドメディアは、コンテンツを作成して公開すれば終わりというものではありません。
公開して3か月以降から、クリック率やアクセス数などを見ながら分析して、改善していきます。
データを集めるためには、Google Search ConsoleやGoogle Analyticsなどが必要なため、オウンドメディアの立ち上げ時に導入しておいてください。
コンテンツの更新や分析、改善を長期的に繰り返すことで、オウンドメディアの質が高まります。
より詳しいコンテンツの作り方は、以下の記事でも解説しています。
関連記事:失敗しないオウンドメディアの作り方!おすすめの計測ツールも紹介
ぜひ本記事とあわせて参考にしてみてください。
オウンドメディア集客を成功させる6つのコツ
オウンドメディア集客を成功させるための6つのコツがあります。
- トリプルメディアを意識する
- 目標の設定する
- カスタマージャーニーを作成する
- .運営リソースを確保する
- コンバージョンまでの導線を考える
- コンバージョン後のフォローをする
オウンドメディアを成功させるために重要となるため、それぞれ詳しく解説します。
コツ1.トリプルメディアを意識する
オウンドメディアは記事の作成はもちろんのこと、他のメディアと組み合わせて活用することも重要です。
なかでもトリプルメディアを意識することは重要なポイントです。
トリプルメディアとは、企業と消費者をつなぐメディアを
- オウンドメディア
- ペイドメディア
- アーンドメディア
3つのメディアを組み合わせて相互に効果を発揮することで、オウンドメディアを軸として、集客からユーザーの育成、情報の拡散などをスムーズに行えることが魅力です。
例えば、アーンメディアで収集した口コミを、オウンドメディアで紹介することで、記載している情報の信頼性を高められます。
オウンドメディアやペイドメディアについては、以下の記事でも紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
関連記事:オウンドメディアとペイドメディアの違いや効果的な組み合わせ方法とは?コツ2.目標の設定する
オウンドメディアは、単に情報を提供するだけではなく、顧客の心をつかむことが必要です。
そのためには目標を設定し、目指すべき行動を定めることが大切です。
例えば、SNSでのシェアやコメント数増加、問い合わせフォームからの問い合わせ増加など、明確な指標を設定して、それに向けた記事作成や運用を行いましょう。
コツ3.カスタマージャーニーを作成する
オウンドメディアは、顧客にとっての情報源でもあるとともに、自社の商品やサービスを購入してもらうためのマーケティングツールでもあります。
そのため、オウンドメディアを立ち上げる際はカスタマージャーニーの策定が重要です。
カスタマージャーニーとは、ユーザーが自社の商品やサービスを認知してから購入に至るまでの道筋のことを指します。
サイトに流入したユーザーがオウンドメディアでどのようなことを知り、最終的にどのように自社のサービスや商品を購入するのかをしっかりと検討しましょう。
カスタマージャーニーを作成するためには、リサーチやアンケートなどで顧客を把握し、それに合った記事作成を行いましょう。
コツ4.運営リソースを確保する
オウンドメディアを運営するためには、時間や人員などのリソースが必要です。
記事作成やマルチメディアコンテンツの制作、運用など、多くの作業が必要となります。
そのためには、運営チームを確保したり、外部の専門家を採用することも考えましょう。
また、運営のための予算も必要になるため、企業の予算配分や広告収益など、適切な資金配分も必要となります。
コツ5.コンバージョンまでの導線を考える
オウンドメディアでの集客を成功させるためには、コンバージョン(CV)までの導線を考えることが重要です。
まずはコンバージョンの設定を行いましょう。
例えば、オウンドメディアに流入したユーザーが、記事を読み終えたあとに以下のようなアクションを起こせるように導線を作ります。
- 商品やサービスを購入できるECサイトへの遷移
- 自社サービスへの登録
- ホワイトペーパー(資料)のダウンロード
- メールマガジンの登録
- お問い合わせフォームからの連絡
前述の通り、オウンドメディアはあくまでも流入したユーザーに、次のアクションを起こしてもらうためのマーケティングツールです。
ユーザーにとって有益な情報を届けるとともに、ユーザーが自社の顧客や見込客となるように導線を整えましょう。
コツ6.コンバージョン後のフォローをする
オウンドメディアの最終的な目的は、コンバージョンではありません。
コンバージョンしたユーザーが、顧客や見込客になるまでが最終的な目標になります。
例えば、オウンドメディアを読んだユーザーが、資料請求などのコンバージョンを達成するだけではなく、実際に自社の製品やサービスを購入したかどうかが最も重要視されるべきです。
そこで、コンバージョン後の顧客フォローを考える必要があります。
コンバージョン後の顧客フォローは、顧客視点で考えることがポイントです。
例えば、顧客が入手できるホワイトペーパーは有益なものか、メールマガジンの登録はスムーズにできるのかなど、コンバージョンしたユーザーの目線に立って検討しましょう。
オウンドメディアの集客に成功した事例
最後に、オウンドメディアの集客で成功を収めた事例を紹介します。
本記事で紹介しているような手法を用いて、効果的な運用を行っている事例もありますので、細かくチェックしていきましょう。
株式会社FLUED
引用:営業DX.jp
株式会社FLUEDでは、BtoBマーケティングのコンサルティングを提供している会社です。
営業のDX化をテーマに、インサイドセールスやテレワークの仕組みづくりを行う「営業DX.jp」において、オウンドメディアを展開しています。
オウンドメディアでは、営業のDX化に関する記事を中心に、営業手法の解説やツールの紹介を行っています。
このメディアでは、記事内にお問い合わせフォームに遷移するリンクが設置されていて、ユーザーの導線が整っていることがポイントです。
ユーザーに有益な情報を提供しつつ、自社のサービス紹介へつなげられる好事例といえます。
株式会社FLUEDの事例の詳しい内容は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:【PV数の伸び実感】先読みをしたサポートでサイト流入を獲得|株式会社FLUED様
株式会社グローバル・リンク・マネジメント
引用:レイビー
株式会社グローバル・リンク・マネジメントは、不動産投資に関する事業を行う会社で、不動産メディアに関する情報を発信するメディア「レイビー」を運営しています。
「不動産投資を初心者がゼロから理解できる」をコンセプトに、不動産投資の判断基準や投資物件の選び方にフォーカスしたメディアが特徴です
このオウンドメディアでは、記事内に無料のセミナーを紹介するCTAを設置しています。
不動産などのすぐに購入ができないような商品やサービスの場合は、このようにCVをセミナーなどにつなげることが有効です。
さらにユーザーニーズに則ったコンテンツ作りに力を入れていることも一つの要因です。
株式会社バーグハンバーグバーグ・株式会社アイデム
引用:ジモコロ
地元に関するローカルな情報を提供するメディア「ジモコロ」は、株式会社バーグハンバーグバーグと株式会社アイデムが運営するメディアです。
グルメや観光などの情報を中心にローカルな情報を提供しているメディアで、独自の取材やインタビューなどのユニークな記事が魅力です。
一見すると情報メディアですが、じつは各記事には株式会社アイデムのあるバイト探しにつながるCTAが設置されています。
結果的にイーアイデムの求人に応募するユーザーの10%ジモコロからの訪問者となりました。
オウンドメディアの事例については、以下の記事でも紹介しています。
関連記事:マーケターが厳選したオウンドメディアの成功事例12選!ポイントも解説
オウンドメディアを活用して効果的な集客を目指そう
今回は、オウンドメディアでの集客について解説しました。
オウンドメディアは、長期的に集客ができる便利なマーケティング手段です。
一方で、オウンドメディアの運用には適切な戦略立案やキーワード選定、良質な記事の作成などリソースが必要です。
広告の運用や営業で獲得する顧客の数など、多方面から検討したうえでオウンドメディアでの集客の有効性を考えましょう。
また、外部の企業にオウンドメディアの運用を委託することも有効な手段です。
なお、テクロ株式会社では「Webメディア作成マニュアル」資料を無料で配布しています。
マーケティング会社が実践しているWebメディアの作り方を知りたいBtoB企業様は、ぜひご確認ください。