コンテンツマーケティングの費用対効果を最大化!測定方法・費用相場・成功事例を徹底解説

「コンテンツマーケティングに興味はあるけど、費用対効果が不透明でなかなか一歩を踏み出せない…」
「上司や決裁者を説得するための、具体的なデータや成功事例が欲しい」
中小企業のWebマーケティング担当者様の中には、このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
広告費が高騰し続ける中、新たな顧客獲得の手段としてコンテンツマーケティングは非常に魅力的です。
しかし、その一方で「本当に効果があるのか」「どれくらいの費用がかかるのか」といった不安は尽きません。
この記事では、そうしたお悩みを解決するために、コンテンツマーケティングの費用対効果について徹底的に解説します。
- コンテンツマーケティングにかかる費用の具体的な内訳と相場
- 費用対効果を「見える化」するための測定方法と重要指標(KPI)
- 費用対効果を最大化するための5つの実践的ポイント
- 決裁者も納得する、具体的な数値に基づいたBtoB企業の成功事例
この記事を読み終える頃には、あなたはコンテンツマーケティングの費用対効果を深く理解し、自信を持って社内に施策を提案できるようになっているはずです。
なお、テクロ株式会社では「コンテンツマーケティング施策の始め方」資料を無料で配布しています。
これからコンテンツマーケティングを始めようと検討しているBtoB企業様は、ぜひご確認ください。
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- BtoBマーケティングの全体像と施策の優先度
- 施策の成功パターン
- お問い合わせ数0件→168 件に増加したコンテンツマーケティング導入事例
- コンテンツマーケティング成功の秘訣
「施策の優先度」を解説した上でどのような施策が「自社に最適なのか」についてご紹介していきます。「コンテンツマーケティング施策の始め方」をお気軽にダウンロードください。
目次
そもそもコンテンツマーケティングとは?費用対効果が高いと言われる理由
まず、コンテンツマーケティングの基本的な考え方からおさらいしましょう。
用語 | 読み | 意味 |
---|---|---|
コンテンツマーケティング | こんてんつまーけてぃんぐ | ユーザーにとって価値のある情報(コンテンツ)を継続的に提供することで、見込み顧客との信頼関係を築き、最終的に購買やファン化につなげるマーケティング手法。 |
コンテンツマーケティングは、単に商品やサービスを売り込むのではありません。
ブログ記事や動画、ホワイトペーパーといった有益なコンテンツを通じて、ユーザーが抱える課題を解決に導きます。
その結果、「この会社は頼りになる」という信頼感が生まれ、将来的な顧客になってもらうことを目指すのです。
では、なぜこの手法が「費用対効果が高い」と言われるのでしょうか。
その答えは、Web広告との決定的な違いに隠されています。
広告との決定的な違いは「資産性」
Webマーケティング施策は、大きく「フロー型」と「ストック型」に分けられます。
コンテンツマーケティングの費用対効果を理解する上で、この違いを知ることは非常に重要です。
施策 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
Web広告 (リスティング広告など) | フロー型 費用を投じている間だけ効果が発生 | ・短期間で成果が出やすい ・ターゲティング精度が高い | ・広告費をかけ続けないと効果がゼロになる ・広告費が高騰する傾向がある ・資産にならない |
コンテンツマーケティング (オウンドメディアなど) | ストック型 作成したコンテンツが資産として蓄積 | ・一度作れば継続的に集客できる ・長期的に見ると費用対効果が高い ・企業のブランディングにつながる | ・成果が出るまでに時間がかかる ・継続的な運用リソースが必要 |
Web広告は、出稿を止めればユーザーの目に触れる機会はなくなってしまいます。
一方で、コンテンツマーケティングで作成した記事や動画は、Web上に残り続けます。
つまり、一度作成したコンテンツが、24時間365日働き続ける営業担当者のように、継続的に見込み顧客を集めてくれる「資産」となるのです。
この「資産性」こそが、コンテンツマーケティングの費用対効果を長期的に高める最大の理由です。
長期的な視点が費用対効果を高める鍵
コンテンツマーケティングには、即効性がないという側面もあります。
一般的に、成果を実感できるまでには、少なくとも半年から1年程度の時間が必要です。
しかし、この「時間がかかる」という点が、実は大きなメリットにもなります。
成果が出るまで根気強く継続する必要があるため、競合他社が簡単に真似できない「参入障壁」となるのです。
一度軌道に乗れば、広告費の増減に一喜一憂することなく、安定した集客基盤として企業の成長を支えてくれます。
コンテンツマーケティングは短距離走ではなく、ゴールに向かって着実に進むマラソンのような施策なのです。
【完全ガイド】コンテンツマーケティングにかかる費用の内訳と相場
では、実際にコンテンツマーケティングを始めるには、どれくらいの費用を見込んでおけば良いのでしょうか。
費用は、社内で運用する「内製」か、専門の会社に依頼する「外注」かによって大きく異なります。
ここでは、それぞれのパターンにおける費用の内訳と相場を詳しく見ていきましょう。
【内製】社内リソースで運用する場合の費用
内製でコンテンツマーケティングを行う場合、主な費用は「人件費」と「ツール費」です。
人件費
- プロジェクト全体の責任者、コンテンツの企画・編集者、ライター、デザイナーなどの人件費です。
- 例えば、担当者1名の月給が40万円で、業務の50%をコンテンツマーケティングに充てる場合、月20万円が人件費となります。
ツール費
- コンテンツの作成や分析を効率化するためのツール費用です。
- 具体的には、以下のようなツールが挙げられます。
ツールの種類 | 費用相場(月額) | 主な用途 |
---|---|---|
CMS (WordPressなど) | 0円〜数万円 | ブログ記事の作成・管理 |
SEOツール | 3万円〜10万円 | キーワード調査、競合分析、順位計測 |
分析ツール (Google Analyticsなど) | 0円〜 | アクセス解析、ユーザー行動分析 |
MAツール | 5万円〜15万円 | リード管理、メルマガ配信、スコアリング |
内製は外注に比べてコストを抑えやすいですが、専門的なスキルやノウハウを持つ人材の確保が成功の鍵となります。
【外注】制作会社や支援会社に依頼する場合の費用
専門知識やリソースが不足している場合は、外部の支援会社に依頼するのも有効な選択肢です。
依頼する業務範囲によって、費用は大きく変動します。
外注先の種類 | 依頼できる業務範囲 | 費用相場(月額) |
---|---|---|
戦略コンサルティング | 戦略立案、KPI設計、キーワード選定、効果測定など | 10万円〜50万円 |
コンテンツ制作代行 | ブログ記事、ホワイトペーパー、動画などの制作のみ | 5万円〜30万円(制作量による) |
オウンドメディア運用代行 | 戦略立案から制作、分析、改善まで一括して依頼 | 30万円〜100万円以上 |
自社の課題やリソース状況に合わせて、「戦略だけ専門家に相談したい」「記事制作だけ手伝ってほしい」「丸ごとお願いしたい」といったように、最適な外注先を選ぶことが重要です。
【施策別】コンテンツ制作の費用相場(記事・動画・ホワイトペーパー)
外注する場合、コンテンツの種類によっても制作費用は大きく異なります。
ここでは、代表的な3つのコンテンツの費用相場をご紹介します。
コンテンツ種類 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
記事コンテンツ | 1記事あたり3万円〜20万円 | ・文字単価(2円〜10円以上)で計算されることが多い。 ・専門性や取材の有無によって変動。 |
動画コンテンツ | 1本あたり20万円〜100万円以上 | ・企画、撮影、編集、アニメーションの有無などで変動。 ・インタビュー動画か、作り込んだ紹介動画かで大きく異なる。 |
ホワイトペーパー | 1本あたり10万円〜30万円 | ・調査や専門家への取材が必要な場合は高くなる。 ・デザイン費も含まれる。 |
予算を計画する際は、どの種類のコンテンツを、どれくらいの品質と量で制作したいのかを具体的に考える必要があります。
費用対効果を「見える化」する!効果測定の計算式と重要KPI
「コンテンツマーケティングは効果が見えにくい」という不安を解消するには、成果を客観的な数値で「見える化」することが不可欠です。
これにより、施策の正当性を証明し、継続的な予算獲得や改善活動につなげることができます。
ここでは、費用対効果を測定するための基本的な計算式と、設定すべき重要指標(KPI)について解説します。
基本の計算式「ROI(投資利益率)」とは?
費用対効果を測る最も代表的な指標が、ROI《アールオーアイ》(Return On Investment)です。
これは、投資した費用に対してどれくらいの利益が生まれたかを示す指標です。
- ROIの計算式
ROI(%) = (利益 - 投資額) ÷ 投資額 × 100
ROIが100%を超えていれば、投資額を上回る利益が出ていることになり、施策は成功と判断できます。
コンテンツマーケティングにおける「利益」と「投資額」には、以下のような項目が含まれます。
- 利益の例
- コンテンツ経由で増加した売上
- リード獲得単価の削減によるコスト削減額
- 採用コストの削減額
- 投資額の例
- 担当者の人件費
- 外部への制作依頼費
- 各種ツール利用料
事業フェーズごとに設定すべきKPI例
ROIは最終的な成果を測る重要な指標ですが、効果が出るまでに時間がかかるコンテンツマーケティングでは、それだけを追いかけるのは現実的ではありません。
そこで重要になるのが、最終目標(KGI)達成までの中間目標となるKPI《キーパフォーマンスインジケーター》(Key Performance Indicator)です。
事業のフェーズに応じて、適切なKPIを設定し、進捗を追いかけていきましょう。
①売上向上フェーズのKPI(CV数、CVR、顧客獲得単価(CAC))
施策の目的が、直接的な売上向上である場合に重視すべきKPIです。
KPI | 読み | 意味 |
---|---|---|
CV数 | コンバージョンすう | 資料請求、問い合わせ、商品購入など、設定した成果に至った数。 |
CVR | コンバージョンりつ | サイト訪問者のうち、CVに至った割合。(CV数 ÷ サイト訪問者数) |
CAC | シーエーシー (顧客獲得単価) | 1人の顧客を獲得するためにかかった費用のこと。(費用 ÷ 新規顧客数) |
②リード獲得フェーズのKPI(リード数、リード獲得単価(CPL)、LTV)
特にBtoBマーケティングで重要となる、見込み顧客(リード)の獲得を目的とする場合のKPIです。
KPI | 読み | 意味 |
---|---|---|
リード数 | りーどすう | 獲得した見込み顧客の連絡先(メールアドレスなど)の数。 |
CPL | シーピーエル (リード獲得単価) | 1件のリードを獲得するためにかかった費用のこと。(費用 ÷ リード数) |
LTV | エルティーブイ (顧客生涯価値) | 1人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす総利益のこと。 |
③認知拡大フェーズのKPI(PV数、UU数、指名検索数、SNSエンゲージメント)
施策の初期段階や、ブランドの認知度向上を目的とする場合に設定するKPIです。
KPI | 読み | 意味 |
---|---|---|
PV数 | ページビューすう | Webページが閲覧された回数。 |
UU数 | ユニークユーザーすう | 特定期間内にサイトを訪れた、重複しないユーザーの数。 |
指名検索数 | しめいけんさくすう | 会社名やサービス名で直接検索された回数。 |
SNSエンゲージメント | えすえぬえすえんげーじめんと | SNS投稿に対する「いいね」「シェア」「コメント」などの反応数。 |
費用対効果を最大化する5つの実践的ポイント
コンテンツマーケティングの費用や測定方法を理解したところで、次はその効果を最大化するための具体的なポイントを見ていきましょう。
これからご紹介する5つのポイントを意識することで、施策の成功確率を格段に高めることができます。
①戦略設計:目的とターゲットを明確にする
何よりもまず、コンテンツマーケティングを通じて「誰に」「何を伝え」「最終的にどうなってほしいのか」を明確に定義することが重要です。
- 目的(KGI)の明確化:売上向上、リード獲得、ブランディングなど、最終的なゴールを設定します。
- ターゲット(ペルソナ)の設定:自社の顧客となる理想の人物像を具体的に描き、その人物が抱える課題やニーズを深く理解します。
- KPIの設定:KGI達成に向けた中間指標を設定し、進捗を測れるようにします。
この最初の戦略設計が、後のすべての活動の質と方向性を決定づけます。
②コンテンツ制作:ユーザーの課題を解決する高品質なコンテンツ
戦略が決まったら、次はいよいよコンテンツ制作です。
費用対効果の高いコンテンツとは、小手先のSEOテクニックを駆使したものではなく、ターゲットユーザーの課題や疑問に真摯に寄り添い、その解決策を提示する「高品質なコンテンツ」です。
ユーザーが「この記事を読んでよかった」「役に立った」と感じるような、価値ある情報を提供することを常に心がけましょう。
③SEO・プロモーション:作ったコンテンツを確実に届ける
どれだけ素晴らしいコンテンツを作成しても、ターゲットユーザーに見てもらえなければ意味がありません。
- SEO《エスイーオー》(検索エンジン最適化)
- ユーザーが検索するであろうキーワードを適切に盛り込み、Googleなどの検索結果で上位表示を目指します。
- プロモーション活動
- SNSでの発信、メルマガでの告知、Web広告の活用など、様々なチャネルを通じてコンテンツの存在を知らせ、読者を呼び込みます。
コンテンツ制作とプロモーションは、車の両輪と考えるべきです。
④効果測定と改善:データに基づきPDCAを回す
コンテンツは「公開して終わり」ではありません。
むしろ、公開してからが本当のスタートです。
Googleアナリティクスなどのツールを使って、設定したKPIが達成できているかを定期的に分析します。
そして、「なぜこの記事は読まれているのか」「なぜこの記事からは問い合わせにつながらないのか」といった仮説を立て、コンテンツの修正や改善(リライト)を繰り返します。
このデータに基づいたPDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)を回し続けることが、費用対効果を最大化する鍵です。
⑤ツールの活用:MAツールなどで運用を効率化する
限られたリソースで成果を出すためには、ツールの活用が不可欠です。
特に、獲得したリードの情報を管理し、顧客の検討度合いに合わせて自動でアプローチしてくれるMA《マーケティングオートメーション》ツールは、BtoBのコンテンツマーケティングにおいて非常に強力な武器となります。
メルマガ配信の自動化や見込み顧客のスコアリングなどを活用し、営業部門との連携をスムーズにすることで、運用全体の効率と効果を高めることができます。
【決裁者も納得】費用対効果を証明するBtoB企業の成功事例
理論やポイントを理解しても、「本当に自社でうまくいくのか」という不安は残るかもしれません。
ここでは、実際にコンテンツマーケティングで大きな成果を上げたBtoB企業の成功事例を、具体的な数値とともにご紹介します。
テクロのコンテンツマーケティングの成功事例①:株式会社LGブレイクスルー「自治体ビジネスドットコム」
画像出典:自治体ビジネスドットコム
「自治体ビジネスドットコム」は、地方自治体や官公庁からの業務を受託するためのソリューションを提供している企業です。
以前からオウンドメディアを導入していましたが、Webでは企業との接点がないと考えており、オウンドメディアの運営が進められていない状態でした。
状態を打破するべくコンテンツマーケティングを実施し、半年経過した頃にはPVが約20倍まで成長しました。
ここまでの成長を遂げた理由は、コンテンツを作成する際に数値のデータとして変化を記録し、改善を模索したことです。
オウンドメディアを事業に活用するという目的も達成されました。
同社は小さな会社でありながら、オウンドメディアを活用することで営業の自動化に成功した事例です。
参考:【半年でPV20倍】オウンドメディアでサイト流入数を増加|株式会社LGブレイクスルー様
株式会社LGブレイクスルーのコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | 自治体ビジネスドットコム |
メディアURL | https://www.b2lg.co.jp/jichitai/ |
コンセプト・テーマ | 自治体ビジネスを成功に導くための情報発信 |
運営会社 | 株式会社LGブレイクスルー |
公開時期 | 2017年 |
目的 |
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テクロのコンテンツマーケティングの成功事例②:株式会社ジェイアンドユー「PAPER AD」
画像出典:PAPER AD
広告代理店である株式会社ジェイアンドユー様はオウンドメディアの立ち上げから支援させていただいており、オウンドメディアの「PAPER AD」を立ち上げ、運用を続けたことで、これまで問い合わせのなかった業界からの新規リードの獲得することに成功しました。
その後、リード情報の管理やナーチャリングのためHubspotの導入支援をさせていただきました。
営業フローの整理やHubSpotの設定を行い、営業の一元管理と効率化に成功。営業や在庫の状況を可視化したことで売り上げが5%アップしました。
事例の詳細は以下からご覧いただけます。
参考:「オウンドメディアで他業種からの問い合わせと営業のモチベーションアップを実現|株式会社ジェイアンドユー様」
参考:「【売上5%UP】HubSpotの運用支援で営業の可視化に成功。売上・利益率が前年より大幅アップした施策とは|株式会社ジェイアンドユー様」
株式会社ジェイアンドユー様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | PAPER AD |
メディアURL | https://j-you.co.jp/blog/ |
コンセプト・テーマ | オフライン広告の情報を発信 |
運営会社 | 株式会社ジェイアンドユー |
公開時期 | 2020年 |
目的 |
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テクロのコンテンツマーケティングの成功事例③:株式会社リロクラブ「RELO 総務人事タイムズ」
画像出典:「RELO 総務人事タイムズ」
株式会社リロクラブは福利厚生の代行サービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「RELO 総務人事タイムズ」を運営しています。
非常に強いドメインパワーとPVがありましたが、お問い合わせまでつながらないのが課題でした。
そこで弊社にオウンドメディアの運用代行を依頼いただき、CVを意識したキーワード選定やサイト改善を行い、問い合わせの増加に成功し、より売り上げに貢献できるメディアに成長しました。
CV最適化によって売り上げが伸びた成功事例です。
参考:商材に近いキーワード選定とサイト改善でメディアのCVを最適化。信頼と安心の伴走型サポートとは|株式会社リロクラブ様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | RELO 総務人事タイムズ |
メディアURL | https://www.reloclub.jp/relotimes/article |
コンセプト・テーマ | 総務人事に関する情報発信 |
運営会社 | 株式会社リロクラブ |
代行時期 | 2023年 |
目的 |
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テクロのコンテンツマーケティングの成功事例④:株式会社NTT印刷「カチアルサポート」
画像出典:「カチアルサポート」
株式会社NTT印刷はBPOサービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「カチアルサポートオウンドメディア」を運営しています。
社内のリソースが限られるなかで月1~2回の展示会出展など他の施策も回しながら、オウンドメディアに各種コンテンツを用意しなければならなかったので、リソース面でも知見の面でもパートナーが必要だと考えられていました。
オウンドメディア運用の外注により、社内工数を削減しながら、結果を出した成功事例です。
参考:本質的なコンテンツ作成でPV、CVアップに成功。担当者への丁寧な寄り添いと豊富な知見による支援とは | NTT印刷株式会社様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | カチアルサポートオウンドメディア |
メディアURL | https://kachiarusupport.nttprint.com/column |
コンセプト・テーマ | BPOサービスに関するサービス紹介 |
運営会社 | 株式会社NTT印刷 |
代行時期 | 2024年 |
目的 |
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テクロのコンテンツマーケティングの成功事例⑤:株式会社JAFメディアワークス「JAFトレコラム」
画像出典:「JAFトレコラム」
株式会社JAFメディアワークスはJAF交通安全トレーニングを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「JAFトレコラム」を運営しています。
社内にマーケティング部がない状態。集客に取り組んでみたものの、「これで効果が出ているのだろうか」「どんな施策が一番効果があるのだろう」といった悩みがありました。
そこでテクロのオウンドメディア支援にご依頼いただき、メディアの立ち上げからPVとCV獲得までサポート。コンテンツを通したリード獲得に成功しています。
参考:オウンドメディアの新規立ち上げからPV、CV獲得まで伴走。依頼の決め手となったデータドリブンな提案とは | 株式会社JAFメディアワークス様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | JAFトレコラム |
メディアURL | https://jaf-training.jp/column/ |
コンセプト・テーマ | 交通安全に関する情報発信 |
運営会社 | 株式会社JAFメディアワークス |
代行時期 | 2024年〜 |
目的 |
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【海外事例】高品質なコンテンツで業界の第一人者となった事例(HubSpot, Backlinkoなど)
コンテンツマーケティングの本場である海外に目を向けると、さらにスケールの大きな成功事例があります。
MAツールを提供するHubSpot社や、SEO情報サイトを運営するBacklinkoは、その代表格です。
彼らは、自社の専門分野に関する膨大かつ非常に質の高いコンテンツ(ブログ記事、無料ツール、調査レポートなど)を継続的に発信し続けることで、世界中のマーケターから絶大な信頼を得ています。
そして、その信頼を基盤に、自社サービスへの登録や購入へとつなげているのです。
これは、コンテンツマーケティングが単なる集客手法にとどまらず、業界の第一人者としてのブランドを確立する強力な手段であることを示しています。
投資を無駄にしない!コンテンツマーケティングで陥りがちな3つの注意点
最後に、これからコンテンツマーケティングを始めるあなたが投資を無駄にしないために、よくある失敗パターンと、それを避けるための注意点をご紹介します。
注意点1:短期的な成果を求めすぎてしまう
これまで繰り返しお伝えしてきた通り、コンテンツマーケティングは中長期的な施策です。
広告のように、始めてすぐに売上が倍増するようなことはありません。
最も多い失敗パターンが、この特性を理解せず、成果が出ないことに焦って数ヶ月で施策を止めてしまうことです。
効果を実感するには最低でも半年から1年。社内、特に決裁者とは事前にこの時間軸について共通認識を持っておくことが極めて重要です。
注意点2:「作りっぱなし」で改善が行われない
コンテンツは、公開したら終わりではありません。
市場の動向やユーザーのニーズは常に変化しますし、競合も新たなコンテンツを投入してきます。
公開した記事のパフォーマンスを定期的に分析し、情報が古くなっていたり、順位が下がってきたりした場合は、リライト(加筆・修正)を行って内容をアップデートし続ける必要があります。
手間はかかりますが、この地道な改善活動がコンテンツの価値を維持し、長期的な費用対効果を高めるのです。
まとめ:自社の状況に合わせた戦略でコンテンツマーケティングの費用対効果を高めよう
本記事では、コンテンツマーケティングの費用対効果について、費用相場から測定方法、成功のポイント、成功事例まで網羅的に解説してきました。
- コンテンツマーケティングは「資産性」が高く、長期的に見ると費用対効果に優れた施策である。
- 費用は内製か外注か、また制作するコンテンツの種類によって大きく異なるため、自社のリソースと目的に合わせて計画する必要がある。
- ROIやKPIといった指標を用いて効果を「見える化」し、データに基づいたPDCAを回し続けることが成功の鍵。
- 短期的な成果を求めず、「作りっぱなし」にしないことが、失敗を避けるための重要なポイント。
コンテンツマーケティングの費用対効果は、正しい知識を持ち、自社の目的に合った戦略を立て、中長期的な視点で継続することで必ず高めていくことができます。
もし、自社だけでの運用に不安を感じたり、より確実に成果を出したいとお考えでしたら、専門家の力を借りるのも有効な選択肢です。
私たちテクロ株式会社は、100社以上の支援実績を持つBtoBマーケティングの専門家集団です。
戦略設計から高品質なコンテンツ制作、MAツール導入支援まで、ワンストップで貴社の課題解決をサポートします。
まずはお気軽にご相談ください。
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