SEOキーワード選定の完全ガイド|初心者でも成果が出る方法を5ステップで解説

「自社サイトのアクセスを増やしたいけど、SEO対策って何から始めればいいの?」
「キーワード選定が大事って聞くけど、具体的にどうやるのか分からない…」
Webサイトの集客を担当する上で、このような悩みを抱えている方は少なくありません。
SEO対策は多岐にわたりますが、その全ての土台となるのが「キーワード選定」です。
ここで選ぶキーワードがずれていると、どれだけ質の高い記事を書いても読者には届かず、アクセスは増えません。
しかし、いざキーワード選定をしようにも、その手順は複雑で、本当にこのキーワードで良いのか不安になりますよね。
そこでこの記事では、BtoBマーケティング支援を専門とする弊社が、初心者の方でも成果を出せるキーワード選定の方法を5つのステップで徹底解説します。
この記事を読めば、具体的な手順から便利な無料ツールの使い方まで分かり、自信を持ってキーワード選定に取り組めるようになります。
なお、テクロ株式会社では「SEOのキーワード選定マニュアル」を無料で配布しています。
オウンドメディアで上位表示を獲得したいBtoB企業様はぜひご確認ください。
「SEOのキーワード選定マニュアル」をチェック!
- キーワード選定とは
- キーワード選定前に行うこと
- キーワード選定の手順
- キーワード選定の注意点
- おすすめのツール
BtoB企業様のオウンドメディアで実施しているテクロのキーワード選定の方法を公開しています。「SEOのキーワード選定マニュアル」をお気軽にダウンロードください。
目次
SEO対策の成果はキーワード選定で9割決まる!その重要性とは?
まずはじめに、なぜキーワード選定がこれほどまでに重要なのかを理解しましょう。
キーワード選定とは、自社のWebサイトで上位表示を狙う検索キーワードを、ビジネス目標やターゲットユーザーに合わせて戦略的に選び抜く作業のことです。
この作業がSEO対策の成果を大きく左右する理由は、主に3つあります。
サイトの方向性を決める羅針盤になる
選定したキーワードは、どのようなコンテンツを作成すべきかを示す道しるべとなります。
適切なキーワードを選ぶことで、サイト全体のテーマに一貫性が生まれ、専門性の高いサイトとして検索エンジンから評価されやすくなります。ユーザーのニーズを正確に理解できる
ユーザーが検索に使うキーワードには、その裏側にある悩みや知りたいこと(検索意図)が隠されています。
キーワードを選定するプロセスは、ターゲットユーザーのニーズを深く理解するプロセスそのものなのです。無駄なコンテンツ作成を防ぐ
誰にも検索されないキーワードや、ビジネスに全く繋がらないキーワードで記事を作成しても、労力が無駄になってしまいます。
戦略的にキーワードを選ぶことで、限られたリソースを成果につながるコンテンツ作成に集中させることができます。
つまり、キーワード選定は単なる単語選びではなく、SEO戦略の根幹をなす非常に重要な工程なのです。
【準備編】キーワード選定を始める前に必ずやるべき2つのこと
キーワードを探し始める前に、必ず行っておきたい準備が2つあります。
この準備を怠ると、せっかくキーワードを選んでも方向性がブレてしまい、成果につながりにくくなります。
少し面倒に感じるかもしれませんが、ここで土台を固めておくことが、後の成功への近道です。
1. ビジネスゴールとサイトの目的を明確にする
あなたのWebサイトは、最終的に何を目指していますか?
例えば、「自社製品の売上を月間100万円アップさせる」「サービスに関する問い合わせを月20件獲得する」といった具体的なビジネスゴール(KGI)があるはずです。
そして、そのゴールを達成するために、Webサイトが担うべき役割(KPI)を明確にします。
例えば、「製品ページのセッション数を月5,000にする」「問い合わせフォームへの遷移率を3%にする」といった数値目標です。
このように目的を明確にすることで、売上や問い合わせに繋がりやすいキーワードは何か、という視点で選定ができるようになります。
2. ターゲット顧客(ペルソナ)を具体的に描く
次に、「誰に」情報を届けたいのかを具体的にします。
これがペルソナ設定です。
漠然と「30代男性」と考えるのではなく、より詳細な人物像を描きましょう。
項目 | 設定例 |
---|---|
年齢 | 35歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 中小企業のマーケティング担当者(3年目) |
悩み | 上司からWebサイトのアクセス数を増やすよう言われたが、SEOの知識がなく何から手をつけていいか分からない。 |
情報収集の方法 | Webマーケティング関連のブログやSNSをチェックしている。専門用語が多いと少し戸惑う。 |
ゴール | 無料で使えるツールや、具体的な手順を知って、まずは自分でSEO対策を始めてみたい。 |
このようにペルソナを具体的に設定することで、その人がどのような言葉で検索するのかを想像しやすくなります。
「SEO 初心者 やり方」「キーワード選定 無料 ツール」といった、より具体的なキーワード候補が自然と浮かんでくるはずです。
【実践編】初心者でも簡単!成果につながるキーワード選定の5ステップ
準備が整ったら、いよいよキーワード選定の実践です。
ここからは、初心者の方でも迷わず進められるよう、5つのステップに分けて具体的に解説していきます。
- 軸となるキーワード(メインキーワード)を洗い出す
- 関連キーワードをツールで大量に抽出する
- キーワードを調査・分析し、分類(グルーピング)する
- 対策するキーワードの優先順位を決める
- 選定したキーワードをコンテンツに設定する
この手順通りに進めれば、誰でも戦略的なキーワード選定が可能です。
一つずつ見ていきましょう。
ステップ1:軸となるキーワード(メインキーワード)を洗い出す
まずは、自社のビジネスやサイトのテーマの「軸」となるキーワードを考えます。
これは、あなたのビジネスを一言で表すような、中心的で比較的検索ボリュームが大きい単語です。
例えば、オーガニックコスメのECサイトであれば「オーガニックコスメ」、Web制作会社であれば「ホームページ制作」などがメインキーワードの候補になります。
この段階では完璧でなくても構いません。
自社のサービス名、カテゴリ名、顧客がよく使う言葉などを参考に、思いつく限り書き出してみましょう。
- 自社の商品・サービス名
- 解決できる顧客の悩み
- 業界の専門用語
- 競合他社が使っている言葉
これらの視点から、5〜10個程度のメインキーワード候補を洗い出せれば十分です。
ステップ2:関連キーワードをツールで大量に抽出する
次に、ステップ1で洗い出したメインキーワードを元に、関連するキーワードをツールを使って大量に集めます。
ここでの目的は、ユーザーが実際に検索している具体的なキーワードの組み合わせを網羅的に把握することです。
メインキーワードだけでは競合が強く上位表示が難しい場合でも、より具体的な「ロングテールキーワード」であれば、初心者でも上位を狙える可能性が高まります。
ロングテールキーワードとは、「オーガニックコスメ 40代 混合肌 化粧水」のように、複数の単語を組み合わせた、より具体的で検索意図が明確なキーワードのことです。
この作業には、無料で使える「ラッコキーワード」が非常に便利です。
メインキーワードを入力するだけで、関連キーワード(サジェストキーワード)を瞬時に大量に抽出してくれます。 ^2
ステップ3:キーワードを調査・分析し、分類(グルーピング)する
大量に集めたキーワード候補の中から、実際にどのキーワードを狙うべきかを見極めるために、調査と分析を行います。
ただやみくもに記事を作るのではなく、データに基づいて戦略を立てることが重要です。
ここでは、主に以下の3つの観点でキーワードを分析し、似た検索意図を持つもの同士でグループ分け(グルーピング)します。
検索ボリュームと検索トレンドを調べる
そのキーワードが、月間どれくらい検索されているか(検索ボリューム)を調べます。
検索ボリュームは、Googleが公式に提供している「Googleキーワードプランナー」で確認するのが最も正確です。 ^1
一般的に、キーワードは検索ボリュームに応じて以下のように分類されます。
キーワードの種類 | 月間検索ボリューム(目安) | 特徴 |
---|---|---|
ビッグキーワード | 10,000回以上 | 検索数が多く流入が見込めるが、競合が非常に強く上位表示が難しい。 |
ミドルキーワード | 1,000~10,000回 | 競合は多いが、ビッグキーワードよりは上位表示の可能性がある。 |
ロングテールキーワード | 1,000回未満 | 検索数は少ないが、競合が弱く上位表示しやすい。ユーザーの意図が明確でCVに繋がりやすい。 |
初心者のうちは、まずロングテールキーワードから狙っていくのが定石です。
また、「Googleトレンド」を使えば、キーワードの検索需要が時期によって変動するかどうかも確認できます。
ユーザーの検索意図(クエリ)を理解する
キーワードの裏側にある、ユーザーの「目的」を理解することが非常に重要です。
検索意図は、大きく4つに分類できます。
- Know(知りたい):「〇〇とは」「〇〇 方法」など、情報を求めるクエリ。
- Go(行きたい):「〇〇 会社名」「〇〇 近くのカフェ」など、特定の場所やサイトへ行きたいクエリ。
- Do(やりたい):「〇〇 無料 ダウンロード」「〇〇 テンプレート」など、何かをしたいクエリ。
- Buy(買いたい):「〇〇 通販」「〇〇 おすすめ」など、購入を検討しているクエリ。
自社のビジネスゴールに合わせて、どの検索意-図を持つユーザーにアプローチすべきかを考えましょう。
最も簡単な方法は、実際にそのキーワードで検索してみて、上位に表示されているサイトの内容を確認することです。
競合性を分析する
狙いたいキーワードで、すでに上位表示されている競合サイトがどれくらい強いのかを分析します。
簡単な分析方法としては、Google検索で allintitle:キーワード
と入力してみることです。
これにより、タイトルにそのキーワードを完全な形で含んでいるページの数(=本気でそのキーワードを狙っている競合の数)が分かります。
この数が少ないほど、競合が弱いと判断でき、新規参入のチャンスがあります。
より詳しく分析するには、後述する有料ツールが必要になります。
ステップ4:対策するキーワードの優先順位を決める
調査・分析が終わったら、どのキーワードから対策していくか優先順位を決めます。
全てのキーワードを一度に対策するのは現実的ではありません。
優先順位は、以下の3つの軸で判断するのがおすすめです。
- 検索ボリューム:ある程度の検索数が見込めるか。
- 競合性:上位表示できる現実的な可能性があるか。
- コンバージョンへの近さ:そのキーワードで流入したユーザーが、自社の製品購入や問い合わせに繋がる可能性が高いか。
初心者の方は、**「検索ボリュームは月間100〜1,000回程度で、競合性が低く、コンバージョンに近いロングテールキーワード」**から優先的に対策を始めると、成果を実感しやすいでしょう。
ステップ5:選定したキーワードをコンテンツに設定する
対策するキーワードを決めたら、最後にそのキーワードをコンテンツ(記事)内に適切に配置します。
検索エンジンに「この記事はこのキーワードについての記事です」と正しく認識させるためです。
主に以下の4箇所に、キーワードを自然な形で含めることを意識しましょう。
- タイトル(titleタグ):最も重要です。キーワードはできるだけ左側(文頭)に配置しましょう。
- 見出し(h1, h2, h3タグ):h1タグ(記事タイトル)には必ず含め、h2以下の見出しにも関連キーワードを不自然にならないように含めます。
- 本文:キーワードを意識しすぎず、ユーザーにとって分かりやすい文章を心がけましょう。キーワードの詰め込み(キーワードスタッフィング)は、かえって評価を下げる原因になります。
- メタディスクリプション:検索結果のタイトルの下に表示される説明文です。クリック率に影響するため、キーワードを含めつつ、記事の内容が魅力的に伝わる文章を作成します。
これらのポイントを押さえることで、選定したキーワードの効果を最大限に引き出すことができます。
キーワード選定を効率化する無料・有料ツール5選
ここまで解説したキーワード選定の各ステップは、ツールを活用することで大幅に効率化できます。
ここでは、初心者からプロまで広く使われている、おすすめのツールを5つ紹介します。
ツール名 | 料金 | 主な機能 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
ラッコキーワード | 無料 | 関連・サジェストキーワード抽出 | キーワードのアイデアを網羅的に洗い出したい人 |
Googleキーワードプランナー | 無料 | 検索ボリューム調査、競合性調査 | 正確な検索ボリュームを知りたい人 |
Googleサーチコンソール | 無料 | 自サイトの表示キーワード分析 | すでにサイトを運営しており、改善点を見つけたい人 |
Ahrefs / SEMrush / SERanking | 有料 | 競合サイト分析、被リンク調査など高機能 | 本格的にSEOに取り組み、競合と差をつけたい人 |
【無料】ラッコキーワード:関連キーワードの網羅的な抽出に
軸となるキーワードを入力するだけで、サジェストキーワードや共起語などを瞬時に大量に取得できるツールです。
ユーザーがどのような関連キーワードで検索しているかを把握するのに非常に役立ち、キーワードのアイデア出し段階では必須のツールと言えるでしょう。
ユーザー登録も不要で、誰でもすぐに使える手軽さも魅力です。
【無料】Googleキーワードプランナー:正確な検索ボリューム調査に
Google広告の機能の一部として提供されている公式ツールです。
キーワードの月間平均検索ボリュームや、広告出稿における競合性を確認できます。
Googleのデータに基づいているため、検索ボリュームの数値は最も信頼性が高いと言えます。
利用するにはGoogle広告アカウントが必要ですが、広告を出稿しなくても無料で利用可能です。
【無料】Googleサーチコンソール:自サイトの表示キーワード分析に
自社サイトがGoogle検索で「どのようなキーワードで」「何回表示され」「何回クリックされたか」「平均掲載順位はいくつか」といった貴重なデータを確認できるツールです。
すでにサイトを運営している場合は、ユーザーが実際に流入してきているキーワードや、表示されているのにクリックされていない「お宝キーワード」を発見できます。
コンテンツのリライトや新規記事のテーマ選定に非常に役立ちます。
【有料】Ahrefs / SEMrush / SERanking:競合サイトの流入キーワード丸裸に
これらは世界中のSEOプロフェッショナルが利用する高機能な有料ツールです。
自社サイトの分析はもちろん、競合サイトのURLを入力するだけで、どのようなキーワードでどれくらいのアクセスを集めているか、どのようなサイトからリンクをもらっているかなどを詳細に分析できます。
月額料金はかかりますが、競合との差をつけ、本気でSEOで成果を出したい企業にとっては、強力な武器となります。
弊社テクロでも、顧客の成果を最大化するためにこれらのツールを駆使してデータ分析を行っています。
【事例】BtoBマーケティングのプロはこう選ぶ!キーワード選定の成功事例
「理論は分かったけど、実際のところはどうなの?」と感じる方もいるでしょう。
ここでは、私たちテクロ株式会社が実際に支援させていただいた企業の成功事例を2つ紹介します。
データに基づいたキーワード選定が、いかにビジネスの成果に繋がるかをご覧ください。
【テクロ支援】 キーワード選定の成功事例①:株式会社LGブレイクスルー「自治体ビジネスドットコム」
画像出典:自治体ビジネスドットコム
「自治体ビジネスドットコム」は、地方自治体や官公庁からの業務を受託するためのソリューションを提供している企業です。
以前からオウンドメディアを導入していましたが、Webでは企業との接点がないと考えており、オウンドメディアの運営が進められていない状態でした。
状態を打破するべくコンテンツマーケティングを実施し、半年経過した頃にはPVが約20倍まで成長しました。
ここまでの成長を遂げた理由は、コンテンツを作成する際に数値のデータとして変化を記録し、改善を模索したことです。
オウンドメディアを事業に活用するという目的も達成されました。
同社は小さな会社でありながら、オウンドメディアを活用することで営業の自動化に成功した事例です。
参考:【半年でPV20倍】オウンドメディアでサイト流入数を増加|株式会社LGブレイクスルー様
株式会社LGブレイクスルーのコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | 自治体ビジネスドットコム |
メディアURL | https://www.b2lg.co.jp/jichitai/ |
コンセプト・テーマ | 自治体ビジネスを成功に導くための情報発信 |
運営会社 | 株式会社LGブレイクスルー |
公開時期 | 2017年 |
目的 |
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【テクロ支援】キーワード選定の成功事例②:株式会社ジェイアンドユー「PAPER AD」
画像出典:PAPER AD
広告代理店である株式会社ジェイアンドユー様はオウンドメディアの立ち上げから支援させていただいており、オウンドメディアの「PAPER AD」を立ち上げ、運用を続けたことで、これまで問い合わせのなかった業界からの新規リードの獲得することに成功しました。
その後、リード情報の管理やナーチャリングのためHubspotの導入支援をさせていただきました。
営業フローの整理やHubSpotの設定を行い、営業の一元管理と効率化に成功。営業や在庫の状況を可視化したことで売り上げが5%アップしました。
事例の詳細は以下からご覧いただけます。
参考:「オウンドメディアで他業種からの問い合わせと営業のモチベーションアップを実現|株式会社ジェイアンドユー様」
参考:「【売上5%UP】HubSpotの運用支援で営業の可視化に成功。売上・利益率が前年より大幅アップした施策とは|株式会社ジェイアンドユー様」
株式会社ジェイアンドユー様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | PAPER AD |
メディアURL | https://j-you.co.jp/blog/ |
コンセプト・テーマ | オフライン広告の情報を発信 |
運営会社 | 株式会社ジェイアンドユー |
公開時期 | 2020年 |
目的 |
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【テクロ支援】キーワード選定の成功事例③:株式会社リロクラブ「RELO 総務人事タイムズ」
画像出典:「RELO 総務人事タイムズ」
株式会社リロクラブは福利厚生の代行サービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「RELO 総務人事タイムズ」を運営しています。
非常に強いドメインパワーとPVがありましたが、お問い合わせまでつながらないのが課題でした。
そこで弊社にオウンドメディアの運用代行を依頼いただき、CVを意識したキーワード選定やサイト改善を行い、問い合わせの増加に成功し、より売り上げに貢献できるメディアに成長しました。
CV最適化によって売り上げが伸びた成功事例です。
参考:商材に近いキーワード選定とサイト改善でメディアのCVを最適化。信頼と安心の伴走型サポートとは|株式会社リロクラブ様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | RELO 総務人事タイムズ |
メディアURL | https://www.reloclub.jp/relotimes/article |
コンセプト・テーマ | 総務人事に関する情報発信 |
運営会社 | 株式会社リロクラブ |
代行時期 | 2023年 |
目的 |
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【テクロ支援】キーワード選定の成功事例④:株式会社NTT印刷「カチアルサポート」
画像出典:「カチアルサポート」
株式会社NTT印刷はBPOサービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「カチアルサポートオウンドメディア」を運営しています。
社内のリソースが限られるなかで月1~2回の展示会出展など他の施策も回しながら、オウンドメディアに各種コンテンツを用意しなければならなかったので、リソース面でも知見の面でもパートナーが必要だと考えられていました。
オウンドメディア運用の外注により、社内工数を削減しながら、結果を出した成功事例です。
参考:本質的なコンテンツ作成でPV、CVアップに成功。担当者への丁寧な寄り添いと豊富な知見による支援とは | NTT印刷株式会社様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | カチアルサポートオウンドメディア |
メディアURL | https://kachiarusupport.nttprint.com/column |
コンセプト・テーマ | BPOサービスに関するサービス紹介 |
運営会社 | 株式会社NTT印刷 |
代行時期 | 2024年 |
目的 |
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【テクロ支援】キーワード選定の成功事例⑤:株式会社JAFメディアワークス「JAFトレコラム」
画像出典:「JAFトレコラム」
株式会社JAFメディアワークスはJAF交通安全トレーニングを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「JAFトレコラム」を運営しています。
社内にマーケティング部がない状態。集客に取り組んでみたものの、「これで効果が出ているのだろうか」「どんな施策が一番効果があるのだろう」といった悩みがありました。
そこでテクロのオウンドメディア支援にご依頼いただき、メディアの立ち上げからPVとCV獲得までサポート。コンテンツを通したリード獲得に成功しています。
参考:オウンドメディアの新規立ち上げからPV、CV獲得まで伴走。依頼の決め手となったデータドリブンな提案とは | 株式会社JAFメディアワークス様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | JAFトレコラム |
メディアURL | https://jaf-training.jp/column/ |
コンセプト・テーマ | 交通安全に関する情報発信 |
運営会社 | 株式会社JAFメディアワークス |
代行時期 | 2024年〜 |
目的 |
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キーワード選定で失敗しないための3つの注意点
最後に、SEO初心者がキーワード選定で陥りがちな失敗パターンと、それを避けるための注意点を3つ紹介します。
これを意識するだけで、失敗のリスクを大きく減らすことができます。
ビッグキーワードばかり狙わない
検索ボリュームが大きいキーワードは魅力的ですが、その分、大企業などの強力な競合がひしめいています。
初心者がいきなり挑戦しても上位表示は非常に困難です。まずは、より具体的で競合の少ないロングテールキーワードから着実に成果を積み上げていきましょう。キーワードカニバリゼーションを避ける
カニバリゼーションとは、自サイト内の複数のページが同じようなキーワードで評価され、お互いの順位を食い合ってしまう現象です。
1つのキーワードに対して、対策するページは1つに絞るのが基本です。新しい記事を作る前に、同じキーワードで対策している既存記事がないか必ず確認しましょう。定期的にキーワードを見直す
キーワード選定は一度やったら終わりではありません。
ユーザーのニーズや検索トレンドは常に変化します。Googleサーチコンソールなどで定期的にパフォーマンスを確認し、順位が落ちてきたキーワードはリライトする、新しく需要が出てきたキーワードで新規記事を作成するなど、継続的な見直しと改善が不可欠です。
まとめ:正しいキーワード選定でビジネスを成長させよう
この記事では、SEO初心者の方でも成果を出せるキーワード選定の具体的な方法を、準備段階から実践の5ステップ、便利なツール、成功事例まで交えて解説しました。
キーワード選定は、SEO対策の成功を左右する最も重要な工程です。
時間と手間がかかる作業ですが、ここを正しく行うことで、その後のコンテンツ制作が無駄にならず、着実にビジネスの成果へと繋がっていきます。
まずは本記事で紹介した無料ツールを使い、自社のビジネスの軸となるキーワードと、そこから広がる関連キーワードの洗い出しから始めてみてください。
そして、ユーザーの検索意図を深く考え、競合状況を見極めながら、戦略的に対策キーワードを選び抜きましょう。
もし、「より深いノウハウを知りたい」「専門家に伴走支援してほしい」と感じた方は、弊社のeラーニングサービス「マーケブル」や、無料相談もご検討ください。
正しいキーワード選定で、あなたのビジネスを共に成長させていきましょう。
テクロ株式会社では、「【上位表示を目指すなら必見!】SEOのキーワード選定マニュアル」を無料で発行しています。
キーワード選定に課題をお持ちの方は、ぜひダウンロードしてみてください。
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- キーワード選定の注意点
- おすすめのツール
BtoB企業様のオウンドメディアで実施しているテクロのキーワード選定の方法を公開しています。「SEOのキーワード選定マニュアル」をお気軽にダウンロードください。
キーワードを選定する際に注意すべきポイントは何ですか?
キーワード選定では、自社の目的とターゲット像を明確にし、競合を参考にしつつ、一つのコンテンツには一つのキーワードを設定し、過剰なキーワードや重複を避けることが重要です。
SEOキーワードを選定する際の具体的な手順は何ですか?
キーワード選定の手順は、サイトの目的と検索ニーズの整理、メインキーワードの設定、関連キーワードの収集と選定、検索ボリュームの確認、競合分析の5つのステップで進めます。
効果的なキーワード選定のために利用できるツールは何ですか?
キーワード選定には、Googleの無料ツールであるキーワードプランナーやラッコキーワード、有料のSE RankingやSEOチェキ!などがあり、これらを使って検索ボリュームや関連キーワードの分析が可能です。
検索キーワードの種類とその分類基準は何ですか?
検索キーワードは、ユーザーの検索動機に基づく分類と検索ボリュームによる分類の2つに分かれ、前者は知りたい、解決したい、行きたい、買いたいの4つに、後者はビッグ、ミドル、スモール(ロングテール)に区別されます。
SEO対策におけるキーワードの選定方法とは何ですか?
SEO対策のキーワード選定は、ターゲット層に適切に届くよう、自社サイトの目的に沿って検索ニーズの分析や検索ボリュームの確認、競合分析を行うことを含みます。