【2025年版】SEO上場会社おすすめ12選比較!失敗しない選び方とAI時代の最新動向

「自社のSEO対策を本格的に外部委託したいけれど、どの会社が信頼できるのか分からない」
「代理店選びで失敗したくないから、実績や安定性が確かな大手企業を探している」
「会社の稟議を通すために、上場企業のような客観的な信頼性を持つパートナーが必要だ」
このようなお悩みを抱えるWebマーケティング担当者や事業責任者の方は多いのではないでしょうか。
数多くのSEO会社の中から、長期的な視点で事業成長に貢献してくれる最適なパートナーを見つけ出すのは、非常に難しい課題です。
この記事では、そうしたお悩みを解決するため、信頼性と実績が豊富な「上場SEO会社」に焦点を当てて詳しく解説します。
この記事を最後まで読めば、以下の3つのことが明確になります。
- 信頼性の高い主要な上場SEO会社とその特徴が分かります。
- 自社の課題や目的に合った最適なパートナーを選ぶための具体的な基準が手に入ります。
- 生成AI時代に求められる最新のSEO戦略を理解し、将来を見据えた会社選びが可能になります。
会社選びで後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
なお、テクロ株式会社では「SEOのキーワード選定マニュアル」を無料で配布しています。
オウンドメディアで上位表示を獲得したいBtoB企業様はぜひご確認ください。
目次
なぜ今、SEO会社選びで「上場企業」が注目されるのか?
SEO対策のパートナーを選ぶ際、なぜ「上場企業」という基準が重要視されるのでしょうか。
それは、上場企業が持つ特性が、読者の皆様が抱える「会社選びのリスクを最小限にしたい」「稟議を通すための客観的な根拠が欲しい」といった潜在的なニーズに応えるからです。
ここでは、上場企業を選ぶことが合理的である理由を3つの観点から解説します。
1. 信頼性と事業の安定性:長期的なパートナーシップの基盤
SEO対策は、数ヶ月から1年以上かかる長期的な取り組みです。
そのため、パートナー企業の事業が安定していることは、プロジェクトを成功に導くための大前提となります。
上場企業は、厳しい審査基準をクリアしており、財務状況の健全性が客観的に担保されています。
これにより、契約期間中に倒産したり、事業が縮小したりするリスクが低く、安心して長期的なパートナーシップを築くことができます。
2. 豊富なリソースと実績:大規模プロジェクトへの対応力
中堅〜大手企業のウェブサイトは、ページ数が多く構造も複雑なため、SEO対策には多くのリソースが必要です。
上場企業は、優秀な人材、最新の技術、潤沢な資金といった豊富なリソースを保有しています。
そのため、大規模なウェブサイトの分析や、複雑な課題解決にも柔軟に対応することが可能です。
また、多くの企業を支援してきた実績が豊富であることも、信頼性の高い証と言えるでしょう。
3. 高いコンプライアンス意識と透明性:稟議も通りやすい客観的指標
上場企業には、厳格なコーポレートガバナンスと情報開示の透明性が求められます。
これは、契約内容や料金体系、施策の進捗報告などにおいても同様です。
サービス内容が明確で、透明性の高いレポートが期待できるため、安心して業務を任せられます。
そして何より、「上場企業である」という事実は、社内決裁(稟議)を通す際に、担当者の主観ではなく客観的で説得力のある根拠として機能します。
【重要】AI時代にSEO会社へ求めるべき役割の変化
信頼できるSEO会社を選ぶ上で、「上場企業」という基準は非常に有効です。
しかし、それだけでは十分ではありません。
なぜなら、生成AIの登場によって、SEO業界そのものが大きな変革の時代を迎えているからです。
これからのパートナー選びには、この変化にどれだけ対応できるかという視点が不可欠になります。
ここでは、AI時代にSEO会社に求められる役割の変化について解説します。
検索の未来:生成AIが変えるユーザー行動と「ゼロクリック検索」
ChatGPTに代表される生成AIは、ユーザーの検索行動を根底から変えつつあります。
これまでユーザーは、検索結果に表示されたウェブサイトをクリックして情報を探していました。
しかし、AIが検索結果を要約し、直接的な回答を提示する「AI Overviews」などが普及すると、ユーザーはウェブサイトを訪れることなく疑問を解決できてしまいます。
これは「ゼロクリック検索」と呼ばれ、ウェブサイトへのトラフィックが大幅に減少する可能性を秘めています。
もはや、従来の「検索順位を上げてクリックを増やす」というSEOの目標設定自体が、見直しを迫られているのです。
SEOからAIO/LLMOへ:新たな最適化概念を理解する
この激変の時代に対応するため、SEO業界では新しい最適化の概念が生まれています。
| 新しい最適化概念 | 概要 |
|---|---|
| AIO(AI Optimization) | ChatGPTやAI Overviewsなど、あらゆるAIに対するサイト最適化を目指す包括的なアプローチです。 |
| LLMO(Large Language Model Optimization) | 大規模言語モデル(GPTなど)にコンテンツを正しく理解させ、回答の引用元として選ばれることを目指す最適化です。 |
| GEO(Generative Engine Optimization) | AIが回答を生成するエンジンに最適化されたコンテンツ戦略です。 |
| AEO(Answer Engine Optimization) | AIが生成する回答や推奨に、自社のコンテンツが選ばれることを目指す最適化です。 |
これからのSEOは、単に検索エンジンで上位表示を目指すだけでなく、AIに「信頼できる情報源」として認識され、引用されることが新たな目標となるのです。
AIに「選ばれる」コンテンツの条件とは?E-E-A-Tと構造化データの重要性
では、どうすればAIに「信頼できる情報源」として選ばれるのでしょうか。
その鍵を握るのが、コンテンツの「質」と「構造」です。
Googleが重要視するE-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)は、AI時代においてさらにその重要性を増します。
- 一次情報や独自のデータ
- 専門家による監修
- 明確な著者情報
これらの要素は、AIがコンテンツの信頼性を判断する上で不可欠です。
加えて、AIがコンテンツの内容を正確に理解できるよう、技術的な工夫も必要になります。
「構造化データ(スキーママークアップ)」を適切に実装することで、AIはコンテンツの文脈を正しく把握し、回答に引用しやすくなります。
AI時代を勝ち抜くためには、こうした高度な知見と技術力を持つパートナーが不可欠です。
【一覧比較】主要SEO上場会社11選!特徴と強みを徹底解説
ここからは、信頼性と実績を兼ね備え、AI時代の変化にも対応する主要なSEO上場会社を11社、厳選してご紹介します。
各社の特徴や強み、そして生成AIへの戦略を比較し、自社に最適なパートナーを見つけるための参考にしてください。
まずは、今回ご紹介する企業の特徴を一覧表で確認しましょう。
| 企業名 | 上場市場 | 強み・特徴 | AI戦略・対応 |
|---|---|---|---|
| テクロ株式会社 | 福岡証券取引所 | BtoBマーケティングに特化したオウンドメディア運用支援・MA/SFAツール運用支援 | |
| Hakuhodo DY ONE | 東証プライム | 広告・SEO・データを統合した総合提案力 | 広告とSEOを一体最適化し、検索市場の変化に対応 |
| サイバーエージェント | 東証プライム | 自社メディア運営のノウハウ、SEO研究機関 | 生成AI時代の最適化を研究する専門組織「GEO Lab.」を設立 |
| セプテーニ | 東証プライム | デジタルマーケティングの総合力、大規模案件に対応 | AI時代の新たなマーケティング手法を積極的に模索 |
| ナイル | 東証グロース | 2,000社超の実績、高い顧客継続率、コンテンツSEO | メディア運営におけるAI活用を推進 |
| Speee | 東証スタンダード | 18年以上の歴史、データドリブンなDX推進 | 社内AIセンターを通じAEO(AI最適化)に対応 |
| アウンコンサルティング | 東証スタンダード | 日本初のSEO事業会社、海外向けSEOに強み | AIOコンサルティングサービスを専門会社と提携し提供 |
| アピリッツ | 東証スタンダード | Webシステム開発とマーケティングの融合 | 技術力を活かし、AI組込み型のソリューションを開発 |
| ジオコード | 東証スタンダード | Webマーケティングのワンストップ提供、MEOにも強み | AIO/LLMO、広告・SFA連携など包括的なAI戦略を支援 |
| GMO TECH | 東証グロース | テクニカルSEO、GMOグループの信頼性 | 英国の専門機関と連携し、グローバルなAIO/LLMO知見を導入 |
| Faber Company | 東証グロース | 自社開発ツール「ミエルカ」とコンサルティング | AI活用ツール「ミエルカ」で効率的な分析・改善を支援 |
| note | 東証グロース | CtoCプラットフォーム運営、クリエイター支援 | AI子会社を設立し、クリエイター向けのAIサポートツールを開発 |
1.BtoB特化型で急成長!注目の上場SEO会社「テクロ株式会社」
これまでご紹介してきた大手総合企業とは一線を画し、特定の領域で急成長を遂げている注目企業があります。
それが、BtoB(企業間取引)マーケティングに特化した支援を行うテクロ株式会社です。
同社は2024年12月に福岡証券取引所へ上場し、その専門性と成長性で注目を集めています。
BtoBビジネスのWebマーケティングに課題を抱える企業にとって、非常に有力な選択肢となるでしょう。
BtoBマーケティングに特化した「伴走型支援」という価値
テクロ社の最大の価値は、単なる作業代行に留まらない「伴走型」の支援モデルにあります。
顧客企業のビジネスモデルや市場環境を深く理解し、まるで自社のマーケティング部門の一員であるかのように、戦略立案から実行まで深くコミットします。
この姿勢が顧客との強固な信頼関係を築き、88%以上という高い継続率に繋がっています。
月間1,200本のコンテンツ制作力とデータドリブンなツール活用
BtoBマーケティングでは、決裁者や担当者の課題を解決する質の高いコンテンツが不可欠です。
テクロ社は、月間1,200本という業界トップクラスの記事制作能力を誇ります 。
さらに、HubSpotなどのMA/SFAツール活用支援にも長けており、データに基づいたマーケティング・営業活動の最適化を実現します。
これにより、リード(見込み客)の量と質を両立させ、顧客の売上向上に直接貢献します。
福岡証券取引所上場が示す信頼性と成長性
2024年12月の上場は、同社の事業モデルと成長性が外部の資本市場からも高く評価されていることの証です。
上場企業としての信頼性と、BtoB特化という専門性を兼ね備えている点は、パートナーとして選定する上で大きな安心材料となるでしょう 。
【テクロ支援】 成功事例①:株式会社LGブレイクスルー「自治体ビジネスドットコム」

| メディア名 | 自治体ビジネスドットコム |
| メディアURL | https://www.b2lg.co.jp/jichitai/ |
| コンセプト・テーマ | 自治体ビジネスを成功に導くための情報発信 |
| 運営会社 | 株式会社LGブレイクスルー |
| 公開時期 | 2017年 |
| 目的 | ・リードの獲得 ・新規顧客獲得 |
「自治体ビジネスドットコム」は、地方自治体や官公庁からの業務を受託するためのソリューションを提供している企業です。
以前からオウンドメディアを導入していましたが、Webでは企業との接点がないと考えており、オウンドメディアの運営が進められていない状態でした。
状態を打破するべくコンテンツマーケティングを実施し、半年経過した頃にはPVが約20倍まで成長しました。
ここまでの成長を遂げた理由は、コンテンツを作成する際に数値のデータとして変化を記録し、改善を模索したことです。
オウンドメディアを事業に活用するという目的も達成されました。
同社は小さな会社でありながら、オウンドメディアを活用することで営業の自動化に成功した事例です。
参考:【半年でPV20倍】オウンドメディアでサイト流入数を増加|株式会社LGブレイクスルー様
株式会社LGブレイクスルー様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
【テクロ支援】成功事例②:株式会社ジェイアンドユー「PAPER AD」

| メディア名 | PAPER AD |
| メディアURL | https://j-you.co.jp/blog/ |
| コンセプト・テーマ | オフライン広告の情報を発信 |
| 運営会社 | 株式会社ジェイアンドユー |
| 公開時期 | 2020年 |
| 目的 | ・リードの獲得 ・新規顧客獲得 |
広告代理店である株式会社ジェイアンドユー様はオウンドメディアの立ち上げから支援させていただいており、オウンドメディアの「PAPER AD」を立ち上げ、運用を続けたことで、これまで問い合わせのなかった業界からの新規リードの獲得することに成功しました。
その後、リード情報の管理やナーチャリングのためHubspotの導入支援をさせていただきました。
営業フローの整理やHubSpotの設定を行い、営業の一元管理と効率化に成功。営業や在庫の状況を可視化したことで売り上げが5%アップしました。
事例の詳細は以下からご覧いただけます。
参考:「オウンドメディアで他業種からの問い合わせと営業のモチベーションアップを実現|株式会社ジェイアンドユー様」
参考:「【売上5%UP】HubSpotの運用支援で営業の可視化に成功。売上・利益率が前年より大幅アップした施策とは|株式会社ジェイアンドユー様」
株式会社ジェイアンドユー様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
【テクロ支援】 成功事例③:株式会社リロクラブ「RELO 総務人事タイムズ」

| メディア名 | RELO 総務人事タイムズ |
| メディアURL | https://www.reloclub.jp/relotimes/article |
| コンセプト・テーマ | 総務人事に関する情報発信 |
| 運営会社 | 株式会社リロクラブ |
| 代行時期 | 2023年 |
| 目的 | ・リードの獲得 ・新規顧客獲得 |
株式会社リロクラブは福利厚生の代行サービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「RELO 総務人事タイムズ」を運営しています。
非常に強いドメインパワーとPVがありましたが、お問い合わせまでつながらないのが課題でした。
そこで弊社にオウンドメディアの運用代行を依頼いただき、CVを意識したキーワード選定やサイト改善を行い、問い合わせの増加に成功し、より売り上げに貢献できるメディアに成長しました。
CV最適化によって売り上げが伸びた成功事例です。
参考:商材に近いキーワード選定とサイト改善でメディアのCVを最適化。信頼と安心の伴走型サポートとは|株式会社リロクラブ様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
【テクロ支援】 成功事例④:株式会社NTT印刷「カチアルサポート」

| メディア名 | カチアルサポートオウンドメディア |
| メディアURL | https://kachiarusupport.nttprint.com/column |
| コンセプト・テーマ | BPOサービスに関するサービス紹介 |
| 運営会社 | 株式会社NTT印刷 |
| 代行時期 | 2024年 |
| 目的 | ・リードの獲得 ・新規顧客獲得 |
株式会社NTT印刷はBPOサービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「カチアルサポートオウンドメディア」を運営しています。
社内のリソースが限られるなかで月1~2回の展示会出展など他の施策も回しながら、オウンドメディアに各種コンテンツを用意しなければならなかったので、リソース面でも知見の面でもパートナーが必要だと考えられていました。
オウンドメディア運用の外注により、社内工数を削減しながら、結果を出した成功事例です。
参考:本質的なコンテンツ作成でPV、CVアップに成功。担当者への丁寧な寄り添いと豊富な知見による支援とは | NTT印刷株式会社様
株式会社NTT印刷様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
【テクロ支援】 成功事例⑤:株式会社JAFメディアワークス「JAFトレコラム」

| メディア名 | JAFトレコラム |
| メディアURL | https://jaf-training.jp/column/ |
| コンセプト・テーマ | 交通安全に関する情報発信 |
| 運営会社 | 株式会社JAFメディアワークス |
| 代行時期 | 2024年〜 |
| 目的 | ・リードの獲得 ・新規顧客獲得 |
株式会社JAFメディアワークスはJAF交通安全トレーニングを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「JAFトレコラム」を運営しています。
社内にマーケティング部がない状態。集客に取り組んでみたものの、「これで効果が出ているのだろうか」「どんな施策が一番効果があるのだろう」といった悩みがありました。
そこでテクロのオウンドメディア支援にご依頼いただき、メディアの立ち上げからPVとCV獲得までサポート。コンテンツを通したリード獲得に成功しています。
参考:オウンドメディアの新規立ち上げからPV、CV獲得まで伴走。依頼の決め手となったデータドリブンな提案とは | 株式会社JAFメディアワークス様
株式会社JAFメディアワークス様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
2. Hakuhodo DY ONE(博報堂DYホールディングス傘下)
Hakuhodo DY ONEは、博報堂DYグループのデジタルマーケティング中核企業です。
広告代理店としての総合力と、旧アイレップから受け継いだSEOの専門性を融合させています。
会社概要と強み
最大の強みは、広告、SEO、データ解析を統合した戦略的なソリューションを提供できる点です。
旧アイレップ時代から培った20年以上の運用知見を基に、特に大手・中堅企業の複雑な課題に対して、広告と連携した包括的なSEO施策を提案できるのが特徴です 。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
同社は、広告とSEOを一体で最適化することで、生成AIがもたらす検索市場の変化に対応する戦略を掲げています。
ユーザーの検索行動が多様化する中で、複数のチャネルを横断した最適なコミュニケーション設計を目指しています。
3. サイバーエージェント
サイバーエージェントは、国内トップクラスのインターネット広告事業を主軸とする企業です。
「Ameba」などの自社メディア運営で培った豊富なノウハウを、SEO支援サービスに活かしています。
会社概要と強み
社内に「SEOラボ」という専門の研究機関を設置するなど、常に最先端の技術動向を追求する姿勢が強みです。
広告やメディア戦略とSEOを一体化させ、ビジネス全体の成長を促進したい大手企業にとって、強力なパートナーとなるでしょう 。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
生成AI時代の最適化を専門に研究する「GEO Lab.」を設立しています。
膨大なデータ分析とAI活用を組み合わせることで、アルゴリズムの変動に左右されない先進的なSEO戦略を展開しています。
4. セプテーニ(セプテーニ・ホールディングス傘下)
セプテーニは、デジタルマーケティング全般を手がける総合企業です。
SEO単体だけでなく、デジタル広告やSNS、CRMなど、幅広いソリューションを提供しています。
会社概要と強み
多岐にわたるサービスラインナップにより、企業のデジタルマーケティング戦略全体を設計・実行できる総合力が強みです。
特に、複数の施策を連携させる必要がある大規模なコンペ案件などにおいて、その実力を発揮します。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
同社は、特定の技術に固執するのではなく、顧客の多様なニーズに応えることを重視しています。
AI時代の新たなマーケティング手法を積極的に模索し、常に最適なソリューションを提供することを目指しています。
5. ナイル
ナイルは、デジタルマーケティング支援、特にコンテンツSEOの領域で高い評価を得ている企業です。
自社で運営する巨大メディア「Appliv」で培った実践的なノウハウが、コンサルティングの質を支えています。
会社概要と強み
2,000社を超える豊富な支援実績と、90%以上という非常に高い顧客継続率が、同社の信頼性を物語っています 。
単に順位を上げるだけでなく、事業成果に繋がるコンテンツ戦略の立案・実行を得意としています。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
ナイルは、常にユーザーの行動や検索エンジンのアルゴリズム変化に合わせて、柔軟なSEO提案を行うことを重視しています。
自社メディア運営においてもAI活用を積極的に推進しており、その知見を顧客支援にも還元しています。
6. Speee
Speeeは、18年以上の長い歴史を持つ、データドリブンなDX・デジタルマーケティング企業です。
SEOコンサルティングを事業の中核に据え、企業の事業成長を力強く支援しています。
会社概要と強み
SEO領域で3,000社を超える支援実績を持ち、戦略設計から実装、改善までを一貫してサポートできる体制が強みです。
コンテンツSEO、UI/UX最適化、広告運用までを包括的に支援し、データに基づいたDXを推進します 。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
社内に「AIリサーチ&イノベーションセンター」を設置し、AEO(AI最適化)などの先進的な領域に積極的に取り組んでいます。
常に技術の最前線を走り、顧客に最新のソリューションを提供することを目指しています。
7. アウンコンサルティング
アウンコンサルティングは、1999年に日本で初めてSEOを事業化した、まさに業界のパイオニアです。
長年の歴史で培った知見と、グローバルな視点が同社の特徴です。
会社概要と強み
SEO業界の黎明期から事業を展開してきた豊富な経験と知見が最大の強みです。
特に、48の国と地域に対応可能な海外向けSEO(グローバルSEO)においては、国内随一の実績を誇ります。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
生成AI時代への対応も迅速です。
専門企業であるAI Hack社と業務提携し、「AIOコンサルティング」や、SEOのAI最適化調査を行う「AIOリサーチ」といった具体的なサービスをいち早く提供開始しています。
8. アピリッツ
アピリッツは、Webシステムの受託開発とデジタルマーケティング支援を両輪で展開するユニークな企業です。
技術力とマーケティング力を融合させたサービス提供が可能です。
会社概要と強み
Webシステム開発の知見を活かし、技術的な側面からSEO課題を解決できる点が最大の強みです。
サイトの表示速度改善や、複雑なサイト構造の改修など、テクニカルなSEOが重要となるプロジェクトで特に力を発揮します。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
同社は、その高い技術力を活かし、AI技術を組み込んだ新たなデジタルマーケティングソリューションの開発を進めています。
単なるAIの活用に留まらず、顧客のビジネス課題を解決するための独自システムの構築を目指しています。
9. ジオコード
ジオコードは、Webマーケティングをワンストップで提供する上場企業です。
SEOサービスからWeb広告、Webサイト制作まで、企業のデジタルマーケティング活動を幅広く支援しています。
会社概要と強み
戦略立案からコンテンツ制作、被リンク対策、さらには顧客企業が自社でSEOを行うための内製化支援まで、非常に幅広いサービス範囲が特徴です。
また、実店舗ビジネスに重要なMEO(ローカルSEO)にも強みを持っています 6。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
AIO/LLMOといった最新のAI最適化に対応するだけでなく、Web広告やSFA(営業支援システム)との連携も視野に入れた、包括的なデジタル戦略を支援する体制を整えています。
10. GMO TECH
GMO TECHは、GMOインターネットグループの一員として、SEO対策を専門に手掛ける企業です。
特に、サイトの技術的な基盤を最適化する「テクニカルSEO」に強みを持ちます。
会社概要と強み
検索エンジンのアルゴリズム変動に左右されにくい、健全で持続可能なWebサイト構築を支援することを得意としています。
また、MEO(ローカルSEO)やASO(アプリストア最適化)など、多角的な集客支援も展開しています 7。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
英国の専門機関であるLumar社と連携し、グローバルな最新の知見を取り入れながらAIOやLLMOに対応しています。
AI時代のSEO戦略に関するセミナーを積極的に開催するなど、業界全体の知識向上にも貢献しています。
11. Faber Company
Faber Companyは、独自に開発したSEOプラットフォーム「ミエルカ」シリーズと、専門家によるコンサルティングを組み合わせた支援で知られる企業です。
会社概要と強み
1,900社以上の豊富なコンサルティング支援実績と、「ミエルカ」という強力なツールが強みです。
執行役員の鈴木謙一氏が運営する「海外SEO情報ブログ」は業界で非常に有名であり、企業の高い専門性を示しています 。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
同社は、主力ツールである「ミエルカ」にAI技術を積極的に活用しています。
AIによる効率的なデータ分析と改善提案により、顧客企業のデータに基づいた迅速な意思決定を支援しています。
12. note
noteは、厳密にはSEO会社ではありませんが、クリエイターがコンテンツを投稿・販売できるプラットフォームを運営する上場企業です。
プラットフォームへの集客手段として、SEO/SEMに非常に注力しています。
会社概要と強み
クリエイターエコノミーを牽引する巨大プラットフォーム「note」そのものが最大の強みです。
企業や個人がnoteを活用して情報発信を行うことで、プラットフォームが持つ強力なドメインパワーの恩恵を受け、SEO効果を高めることができます。
生成AI(AIO/LLMO)への戦略
AI関連技術への投資を強化しており、子会社「note AI creative株式会社」を設立しました。
AIを活用した創作サポートツールの開発・提供を通じて、クリエイターの活動を支援するというユニークな形でAI時代に対応しています。
失敗しないSEO上場会社の選び方5つのチェックポイント
ここまで様々な上場SEO会社を紹介してきましたが、「結局、自社にはどこが合うのか」と迷われる方もいるでしょう。
最終的に最適な一社を選ぶためには、紹介された情報を鵜呑みにするのではなく、自社の状況と照らし合わせる客観的な視点が必要です。
ここでは、失敗しないための5つのチェックポイントを解説します。
1. 自社の事業課題とSEOの目的を明確にする
まず最初に、SEO会社に依頼する前に、自社内で目的を明確にすることが最も重要です。
- 新規のリード獲得数を増やしたいのか
- 特定のサービスの認知度を高めたい(ブランディング)のか
- ECサイトの売上を直接向上させたいのか
目的が曖昧なままでは、適切な会社選びはできません。
具体的な数値目標(KPI)まで設定しておくことで、提案内容の評価や契約後の成果測定がスムーズになります。
2. 企業の得意領域と自社の業界・課題との相性を見極める
一口にSEO会社と言っても、各社には得意な領域があります。
- BtoBビジネスに強い会社
- 大規模なECサイトに強い会社
- 技術的な課題解決(テクニカルSEO)に強い会社
自社の業界での支援実績があるか、自社が抱える課題(例:コンテンツ不足、サイト構造の問題など)と、相手企業の強みが合致しているかを確認しましょう。
3. 実績と成功事例を「質」で判断する
多くの会社がウェブサイトで「実績多数」とアピールしていますが、その「質」を吟味することが重要です。
- どのような業界の、どのような課題を抱えた企業を支援したのか
- 具体的にどのような施策を行い、どう改善したのか
- 最終的にどのような成果(売上向上、リード獲得数増加など)に繋がったのか
具体的な数値で成果を示している事例があるか、自社のケースと近い事例があるかを確認しましょう。
4. 担当者との相性とコミュニケーション体制を確認する
SEOは長期にわたるプロジェクトのため、担当者との相性はプロジェクトの成否を左右する重要な要素です。
- 定例会はどのくらいの頻度で行われるのか
- レポートはどのような形式で、どのくらいの頻度で提出されるのか
- 質問や緊急時の連絡は、どのような手段でスムーズに行えるのか
契約前の打ち合わせで、担当者の専門性や人柄、コミュニケーションのしやすさをしっかり確認しましょう。
5. 契約内容とレポーティングの透明性を確認する
契約を結ぶ前に、サービス内容と費用の詳細を必ず確認しましょう。
- 契約期間の縛りはどうなっているか
- 提示された料金には、どこまでの作業が含まれているのか
- 追加で費用が発生する可能性がある作業は何か
また、施策の進捗や成果が客観的なデータで分かる、透明性の高いレポートが提供されるかどうかも、信頼できる会社を見極めるための重要なポイントです。
SEO対策のメリット・デメリット再確認
最後に、社内でSEO対策導入の意思決定を進める上で、改めてそのメリットとデメリットを客観的に整理しておきましょう。
光と影の両側面を理解することで、現実的な期待値を持ち、長期的な視点でプロジェクトに取り組むことができます。
| 観点 | メリット(光) | デメリット(影) |
|---|---|---|
| コスト | 一度上位表示されれば、広告費をかけずに継続的な集客が可能(高い費用対効果)。 | 成果が出るまでに時間がかかり、その間の継続的な投資が必要。 |
| 集客 | 購買意欲の高いユーザーに直接アプローチでき、質の高いリードを獲得しやすい。 | Googleのアルゴリズム変動により、突然順位が下落するリスクがある。 |
| 資産性 | 作成したコンテンツはウェブサイトに蓄積され、企業の永続的なデジタル資産となる。 | 常に最新の知識が必要で、専門知識がないと効果が出にくい、あるいは逆効果になる。 |
| 信頼性 | 検索上位に表示されることで、企業の専門性や権威性が高まり、ブランディングに繋がる。 | 「必ず1位」などをうたう悪質な業者が存在し、業者選びを間違うと大きな損害を被る。 |
メリット:費用対効果の高さと継続的な資産形成
SEO対策の最大のメリットは、広告とは異なり、一度軌道に乗れば追加費用をかけずに継続的な集客が見込める点にあります 12。
ウェブサイトに蓄積された質の高いコンテンツや専門的なノウハウは、時間とともに企業の価値を高めるデジタル資産となります 13。
検索結果で上位に表示されることは、ユーザーからの信頼獲得やブランディングにも直結します。
デメリット:成果が出るまでの時間と専門知識の必要性
一方で、SEO対策は即効性のある施策ではありません。
成果を実感できるまでには、一般的に数ヶ月から1年以上の時間と継続的な努力が必要です。
また、Googleのアルゴリズムは常にアップデートされるため、常に最新の専門知識が求められます。
知識が不足したまま誤った対策を行うと、順位が下がるどころか、ペナルティを受けてしまうリスクさえあります。
だからこそ、信頼できる専門家のパートナーシップが重要になるのです。
要注意!契約前に見極めたい悪質なSEO業者の特徴
残念ながら、SEO業界には専門知識がない企業をターゲットにする悪質な業者も存在します。
「代理店選びで失敗したくない」という不安を解消するため、契約前に必ずチェックしたい悪質業者の共通点を3つご紹介します。
これらの特徴に当てはまる場合は、契約を慎重に検討すべきです。
1. 「必ず1位」「絶対上がる」など成果を保証する
検索順位は、最終的にGoogleのアルゴリズムによって決定されます。
そのため、いかなる専門家であっても「100%の成果」を保証することは不可能です。
「必ず1位にします」といった過度な保証をうたう業者は、SEOの仕組みを理解していないか、意図的に顧客を欺こうとしている可能性が高いと言えます。
2. 施策内容や料金体系が不透明
「具体的にどのような作業をしてくれるのか」「料金の内訳はどうなっているのか」といった質問に対して、明確な回答を避ける業者は要注意です。
信頼できるパートナーであれば、施策の根拠や作業内容、料金の内訳について、透明性の高い説明を必ず行います。
「弊社のノウハウなので」といった言葉で説明を濁す場合は、警戒した方が良いでしょう。
3. Googleのガイドラインに反する手法を提案する
短期的に順位を上げるため、意図的に作られた質の低いウェブサイトから大量のリンクを購入する、といった手法を提案する業者も存在します。
これらは「ブラックハットSEO」と呼ばれ、Googleのガイドラインに明確に違反する行為です。
一時的に順位が上がることがあっても、いずれはGoogleからペナルティを受け、検索結果に表示されなくなるなど、回復が困難な致命的なダメージを受けるリスクがあります。
SEO上場会社に関するよくある質問(Q&A)
最後に、SEO上場会社を選ぶ際によく寄せられる質問とその回答をまとめました。
皆様の疑問や不安を解消するための一助となれば幸いです。
Q1. 上場企業であれば、どの会社に依頼しても安心ですか?
いいえ、必ずしもそうとは限りません。
上場していることは、事業の安定性や透明性を示す重要な指標の一つですが、それがSEO施策の成功を保証するわけではありません。
最終的には、本記事で紹介した「選び方の5つのチェックポイント」を参考に、自社の事業課題や業界との相性、担当者とのコミュニケーションなどを総合的に判断することが最も重要です。
Q2. SEO対策の費用相場はどのくらいですか?
費用は、依頼する作業範囲(戦略コンサルティングのみ、コンテンツ制作まで、サイト改修も含むなど)によって大きく変動します。
一概には言えませんが、本記事で紹介したような大手の上場企業に依頼する場合、戦略的なコンサルティングを含むと月額50万円以上が一つの目安となることが多いです。
まずは複数の企業から見積もりを取り、サービス内容と費用を比較検討することをおすすめします。
Q3. 成果が出るまで、どのくらいの期間を見れば良いですか?
これもサイトの現状や競合の状況、対策キーワードの難易度などによって異なりますが、一般的には最低でも6ヶ月〜1年程度の期間を見る必要があります。
SEOは、ウェブサイトの価値を時間をかけて高めていく、中長期的な投資です。
短期的な成果を求めるのではなく、腰を据えて取り組む姿勢が重要です。
Q4. SEO業界で働く人の年収水準はどのくらいですか?
SEOは専門性が高い職種のため、Webマーケティング業界の中でも年収水準は比較的高い傾向にあります。
経験やスキル、役職によって大きく異なりますが、例えばSEOコンサルタントの場合、経験者であれば年収500万円〜800万円程度、マネージャークラスやトップコンサルタントになると1,000万円を超えることも珍しくありません。
まとめ:AI時代を勝ち抜くための最適なSEOパートナー選び
この記事では、信頼性と実績を重視する企業担当者様に向けて、SEO上場会社に焦点を当て、その選び方やAI時代の最新動向について詳しく解説しました。
- 信頼性を求めるなら、上場企業は有力な選択肢
事業の安定性や透明性が高く、長期的なパートナーシップを築く上で安心材料となります。 - AI時代の到来で、パートナー選びの基準は変化している
これからは、AIOやLLMOといった新たな最適化に適応できる、先進的な知見と技術力を持つ企業を選ぶことが不可欠です。 - 最終的な決め手は「自社との相性」
企業の得意領域や実績、担当者とのコミュニケーションなどを総合的に見極め、自社の事業成長に真に貢献してくれるパートナーを慎重に選びましょう。
SEO対策は、もはや単なる集客手段ではなく、企業のデジタル資産を築き、持続的な成長を実現するための根幹的な経営戦略です。
本記事が、皆様にとって最適なパートナーを見つけるための一助となれば幸いです。
なお、テクロ株式会社では「SEOのキーワード選定マニュアル」を無料で配布しています。
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上場企業のSEO会社を選ぶメリットは何ですか?
上場企業のSEO会社を選ぶことで、信頼性や事業の安定性、豊富なリソースや実績、透明性とコンプライアンス意識の高さから、長期的な成功とリスク低減が期待できます。
AI時代におけるSEO会社に求められる役割の変化について教えてください。
AI登場により、検索行動や市場の変化に対応するため、SEOは従来の検索順位向上から信頼できる情報源としてAIに認識される戦略へと進化しており、AI最適化やコンテンツの質と構造の向上が重要となっています。
信頼できる上場SEO会社を選ぶ際の具体的な基準は何ですか?
企業の信頼性、長期的な安定性、豊富なリソースと実績、透明性の高いレポートや情報開示、生成AIへの対応力などが基準となります。
生成AIによる検索の未来とSEO戦略にはどのような影響がありますか?
生成AIが情報提供の主流となることで、従来のSEOの目標は変わり、AIに信頼され引用されるコンテンツや構造化データの重要性が増し、新たな最適化概念に対応することが求められます。
長期的な視点でパートナーとして最適なSEO会社を見極めるポイントは何ですか?
信頼性と実績、最新技術への適応力、長期的な安定性、透明性、AI最適化や未来の検索動向への対応力を総合的に評価することが重要です。






