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SNSコンテンツマーケティングとは?成果を出す戦略と成功事例を専門家が解説

SNSコンテンツマーケティングとは?成果を出す戦略と成功事例を専門家が解説

「SNSの投稿ネタが毎日尽きてしまう…」
「フォロワーは少しずつ増えても、なかなか売上には繋がらない」
「上司から『コンテンツが重要だ』と言われたけど、具体的に何をすればいいんだろう?」

このようなお悩みをお持ちのSNS運用担当者の方は、決して少なくありません。

この記事では、そんなお悩みを解決する鍵となる「SNSコンテンツマーケティング」について、その基本から具体的な実践方法、成功事例までを網羅的に解説します。
この記事を読み終える頃には、場当たり的な運用から脱却し、計画的かつ成果に繋がるアクションプランを描けるようになっているはずです。

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  • 施策の成功パターン
  • お問い合わせ数0件→168 件に増加したコンテンツマーケティング導入事例
  • コンテンツマーケティング成功の秘訣

「施策の優先度」を解説した上でどのような施策が「自社に最適なのか」についてご紹介していきます。「コンテンツマーケティング施策の始め方」をお気軽にダウンロードください。



まずは基本から!SNSコンテンツマーケティングとは?

SNSコンテンツマーケティングという言葉を聞いたことはあっても、その正確な意味を説明するのは難しいかもしれません。
まずは、このマーケティング手法がどのようなものなのか、その定義と目的から理解を深めていきましょう。
混同しやすい関連用語との違いも整理することで、全体像が明確になります。

SNSコンテンツマーケティングの定義と目的

SNSコンテンツマーケティングとは、SNSを主なプラットフォームとして活用するマーケティング手法の一つです。
その中核にあるのは、企業が伝えたいことを一方的に発信するのではなく、ユーザーにとって価値のある魅力的なコンテンツを継続的に提供することです。

これにより、ユーザーとの間に信頼関係を築き、エンゲージメント《えんげーじめんと》(いいね・コメント・シェアなどの反応)を高めます。
最終的な目的は、単なるフォロワーを自社の熱心な「ファン」へと育成し、購買やサービスの利用、さらには知人への推奨といった行動を促すことにあります。

用語読み意味
SNSコンテンツマーケティングえすえぬえすこんてんつまーけてぃんぐSNS上でユーザーに価値あるコンテンツを提供し続け、ファンを育成し、最終的に購買などのビジネス成果に繋げるマーケティング手法。

「SNSマーケティング」「コンテンツマーケティング」との違い

SNSコンテンツマーケティングをより深く理解するために、関連する用語との違いを整理しましょう。
これらの関係性は、下図のように考えると分かりやすいです。

用語関係性・特徴主な手法・考え方
SNSマーケティング「場所」がSNSであるマーケティング活動全般。・SNS広告の配信
・インフルエンサー施策
・キャンペーン実施
・アカウント運用(情報発信)
コンテンツマーケティング「手法」がコンテンツであるマーケティング思想。場所は問わない。・ブログ記事(オウンドメディア)
・動画(YouTubeなど)
・ホワイトペーパー
・メールマガジン
SNSコンテンツマーケティング上記2つの重複領域。SNSという場所でコンテンツという手法を用いること。・Instagramでのノウハウ投稿
・X(旧Twitter)での図解ポスト
・YouTubeでの商品レビュー動画

つまり、SNSマーケティングという広い活動領域の中で、特に「価値あるコンテンツの発信」に軸足を置いたものがSNSコンテンツマーケティングと言えます。

なぜ今、SNSコンテンツマーケティングが重要視されるのか

近年、SNSコンテンツマーケティングの重要性が急速に高まっています。
その背景には、消費者行動や市場環境の大きな変化があります。

  • 消費者の広告疲れと情報収集行動の変化
    • 多くの人がインターネット広告を意図的に避けるようになっています。
    • 情報を探す際、検索エンジンだけでなくSNSのハッシュタグ検索(#タグる)などを利用するのが一般的になりました。
  • 潜在的な顧客との接点創出
    • 自分の悩みをまだ明確に自覚していない「潜在層」に対し、広告ではアプローチが困難です。
    • 彼らの興味関心に寄り添うコンテンツなら、自然な形で「見つけてもらう」ことが可能です。
  • アルゴリズムによる情報の最適化
    • 各SNSのアルゴリズムは、ユーザー一人ひとりの興味に合わせて最適なコンテンツを表示します。
    • 質の高いコンテンツは、広告費をかけずともターゲット層へ効率的に届く可能性があります。

このような理由から、企業からの一方的な「売り込み」ではなく、ユーザーに価値を提供する「プル型」のアプローチであるSNSコンテンツマーケティングが、現代のビジネスに不可欠となっているのです。

SNSコンテンツマーケティングに取り組む5つのメリット

SNSコンテンツマーケティングを実践することで、企業は多くの恩恵を受けることができます。
ここでは、代表的な5つのメリットをご紹介します。
これらのメリットを理解することで、自社で取り組む際の目的意識がより明確になるでしょう。

1. 潜在層へのアプローチと認知拡大

SNSコンテンツマーケティングは、まだ自社の商品やサービスを知らない「潜在顧客」《せんざいこきゃく》にアプローチするのに非常に効果的です。
ユーザーが検索するような具体的なキーワードだけでなく、彼らの悩みや興味関心に寄り添うコンテンツを発信することで、自然な形で自社の存在を知らせることができます。
有益なコンテンツはシェアされやすく、新たな層へと思わぬ形で情報が届くことも少なくありません。

2. 顧客エンゲージメントを通じたファン育成

SNSは、企業と顧客が双方向でコミュニケーションを取れる貴重な場です。
投稿への「いいね!」やコメント、質問への返信といった日々のやり取りを通じて、ユーザーとの心理的な距離を縮めることができます。
このような地道な交流を重ねることで、ユーザーは企業に対して親近感や信頼感を抱くようになり、単なるフォロワーから自社を応援してくれる熱心な「ファン」へと変わっていきます。

3. UGC(口コミ)による信頼性と拡散力の向上

質の高いコンテンツや満足度の高い体験は、ユーザーによる自発的な情報発信、すなわちUGC《ゆーじーしー》を生み出します。

用語読み意味
UGC (User Generated Content)ゆーじーしーユーザー生成コンテンツのこと。SNSでの投稿やレビューサイトの口コミなど、消費者によって作られるコンテンツ全般を指す。

企業による宣伝よりも、実際に利用したユーザーの「生の声」の方が信頼されやすいのは言うまでもありません。
UGCは、広告費をかけずに信頼性の高い情報を拡散してくれる、非常に強力なマーケティング資産となります。

4. ブランディングとロイヤリティの強化

SNSを通じて、自社の世界観や価値観、ブランドの個性を一貫して発信し続けることができます。
これにより、ユーザーは「この会社はこういう考えを持っているんだ」と深く理解し、共感してくれるようになります。
この共感がブランドへの愛着、すなわち「ロイヤリティ」を育て、価格競争に陥らない独自の強みとなります。

5. 低コストで始められる高い費用対効果

SNSアカウントの開設は基本的に無料であり、大規模な広告キャンペーンに比べて低コストで始められる点も大きなメリットです。
制作したコンテンツは、SNSプラットフォーム上に「資産」として蓄積されていきます。
時間が経っても検索されたり、おすすめに表示されたりすることで、長期的に集客や売上に貢献してくれるため、結果的に費用対効果(ROI)が高くなる傾向があります。

始める前に知っておきたいデメリットと対策

多くのメリットがある一方で、SNSコンテンツマーケティングには注意すべき点も存在します。
事前にデメリットと対策を理解しておくことで、「こんなはずではなかった」という事態を防ぎ、失敗のリスクを最小限に抑えることができます。

成果が出るまでの時間と継続的なリソースが必要

SNSコンテンツマーケティングは、種をまいてから収穫するまでに時間がかかる農作業に似ています。
数回の投稿で劇的な成果が出ることは稀で、効果を実感するまでには数ヶ月から1年以上の期間を要することも珍しくありません。

  • 必要となる主なタスク
    • 戦略・企画立案
    • コンテンツ制作(撮影、執筆、デザインなど)
    • 投稿作業
    • コメントやDMへの返信
    • 効果測定と分析

これらの業務を継続的に行うための人的、時間的リソースを確保できるか、事前に計画しておくことが重要です。

炎上リスクとその予防策

SNSは情報が瞬時に拡散する特性を持つため、常に「炎上」のリスクが伴います。
不適切な表現や誤った情報、担当者の個人的な見解などが、意図せずブランドイメージを大きく損なう可能性があります。
このリスクを管理するために、事前の対策が不可欠です。

対策具体的なアクション例
投稿ガイドラインの策定・使用してはいけない表現や言葉のリストアップ
・政治や宗教など、触れるべきでない話題の明確化
・著作権や肖像権に関するルールの共有
複数人によるチェック体制・投稿前に必ず第三者が内容を確認するフローを構築
・誤字脱字だけでなく、多角的な視点で不快感を与えないかチェック
緊急時の対応フロー・問題が発生した際の報告ルートを明確化
・謝罪文の基本的なテンプレートを用意
・誰がどのような対応を取るかを事前に決めておく

【5ステップで実践】SNSコンテンツマーケティングの始め方

理論を学んだら、次はいよいよ実践です。
「何から手をつければいいのか分からない」という方のために、ここからはSNSコンテンツマーケティングを始めるための具体的な手順を5つのステップに分けて解説します。
この通りに進めれば、誰でも計画的にスタートを切ることができます。

Step1:目的(KGI)と目標(KPI)を明確にする

まず最初に、「何のためにSNSコンテンツマーケティングを行うのか」という最終的な目的(KGI)を明確に設定することが最も重要です。
目的が曖昧なままでは、施策がブレてしまい、成果を正しく評価することもできません。

目的が決まったら、その達成度を測るための具体的な数値目標(KPI)を設定します。

最終目的(KGI)の例追うべき中間目標(KPI)の例
認知度の向上・インプレッション数(表示回数)
・リーチ数(投稿を見た人数)
・フォロワー増加数
・ハッシュタグの検索数
ファンの育成・エンゲージメント率(いいね、コメント、保存など)
・プロフィールへのアクセス数
・UGCの発生数
Webサイトへの集客・投稿からのURLクリック数
・SNS経由のセッション数
売上の向上・SNS経由のコンバージョン数(商品購入、問い合わせ)
・コンバージョン率

Step2:ターゲット(ペルソナ)を具体的に設定する

次に、「誰に情報を届けたいのか」というターゲット像を具体的にします。
この架空の人物像を「ペルソナ」《ぺるそな》と呼びます。
ペルソナを詳細に設定することで、どのようなコンテンツが響くのか、どのような言葉遣いが適切なのかが明確になります。

  • ペルソナ設定の項目例
    • 年齢、性別、居住地
    • 職業、役職、年収
    • ライフスタイル、価値観
    • 抱えている悩みや課題
    • どのような情報を、どのSNSで収集しているか
    • 休日の過ごし方

「すべての人」に向けたコンテンツは、結果的に誰にも響きません。
たった一人のペルソナに深く刺さるコンテンツを目指すことが、成功への近道です。

Step3:自社に合ったプラットフォーム(SNS)を選ぶ

ペルソナが設定できたら、そのペルソナが最もよく利用しているSNSをメインの活動場所に選びます。
各SNSにはそれぞれ異なる特徴とユーザー層があります。

SNS名主なユーザー層特徴・強み適したコンテンツ形式
Instagram10代~30代の女性が中心ビジュアル重視。世界観を伝えやすい。ショッピング機能との連携が強力。写真、リール(短尺動画)、ストーリーズ
X (旧Twitter)20代~40代の男女リアルタイム性と拡散力が高い。短文でのコミュニケーションが中心。テキスト、画像、短い動画、速報
Facebook30代~50代以上の男女実名登録制で信頼性が高い。ビジネス利用やコミュニティ形成に向いている。テキスト、リンク付き投稿、イベント告知
YouTube全世代動画による情報伝達に特化。使い方やノウハウなど、深く伝えたい内容に最適。長尺動画、ショート動画
TikTok10代~20代短尺動画がメイン。音楽やトレンドを活かしたエンタメ性の高いコンテンツが人気。短尺動画、ライブ配信
LINE全世代クローズドな環境での1対1コミュニケーション。顧客との関係維持に強い。クーポン、お知らせ、個別メッセージ

自社の商材や伝えたいコンテンツの特性と、ペルソナの利用実態を照らし合わせて、最適なプラットフォームを選びましょう。

Step4:コンテンツ戦略を策定する(コンテンツピラー設計)

場当たり的な投稿でネタ切れに陥らないために、発信する内容の「柱」となるテーマを決めます。
これを「コンテンツピラー」と呼びます。
ペルソナの悩みや興味関心を基に、自社が専門家として価値提供できる大きなテーマを3〜5つ設定しましょう。

例えば、BtoBマーケティング支援会社であれば、以下のようなコンテンツピラーが考えられます。

  • コンテンツピラーの例
    1. オウンドメディア運用ノウハウ
    2. SEO対策の基本
    3. リード獲得の具体策
    4. マーケティングツールの比較
    5. BtoBマーケティング成功事例

この柱(ピラー)から、「SEO記事の書き方」「リードナーチャリングの方法」といった具体的な投稿テーマ(枝葉)へと展開していきます。
この設計により、発信内容に一貫性が生まれ、専門家としてのポジションを確立しやすくなります。

Step5:運用体制を整えコンテンツカレンダーを作成する

最後に、誰が・いつ・何をするのかを明確にし、計画的に運用するための体制を構築します。
個人で運用する場合でも、役割を意識することが重要です。

  • 主な役割
    • 企画担当: コンテンツピラーに基づき、具体的な投稿ネタを考案する。
    • 制作担当: テキスト執筆、画像・動画の編集を行う。
    • 投稿担当: スケジュール通りに投稿し、誤りがないか最終確認する。
    • 分析・改善担当: 投稿後の数値を分析し、次回の企画に活かす。

そして、これらの計画を「コンテンツカレンダー」に落とし込みます。
スプレッドシートなどで簡単に作成でき、投稿予定日、担当者、投稿内容、ハッシュタグなどを一覧で管理することで、継続的な運用が格段に楽になります。

【ネタ切れ解消】成果に繋がるSNSコンテンツの種類と作り方

SNS運用担当者にとって最大の悩みの一つが「投稿ネタ切れ」です。
ここでは、その悩みを解決し、かつ成果に繋がりやすいコンテンツの「型」を具体的にご紹介します。
これらの型を組み合わせることで、コンテンツのバリエーションが豊かになり、ユーザーを飽きさせません。

ユーザーの心を掴む4つのコンテンツタイプ

コンテンツは、その役割に応じて大きく4つのタイプに分類できます。
これらのタイプをバランス良く発信することが、ファン育成の鍵となります。

  1. 教育・お役立ち系コンテンツ
  2. 共感・ストーリー系コンテンツ
  3. 参加・交流系コンテンツ
  4. 信頼・実績系コンテンツ

①教育・お役立ち系コンテンツ(How-to、ノウハウ)

これは、ターゲットが抱える悩みや疑問を解決するための専門的な情報を提供するコンテンツです。
例えば、「初心者でも分かる〇〇の選び方」「プロが教える△△の裏技5選」といった形式が挙げられます。
ユーザーに「このアカウントをフォローしておくと得をする」と感じさせ、専門家としての信頼を獲得する上で最も基本となるコンテンツタイプです。

②共感・ストーリー系コンテンツ(舞台裏、失敗談)

商品開発の裏側、創業者の想い、社員の日常、過去の失敗談といった、企業の「人間味」を感じさせるコンテンツです。
完成された姿だけでなく、その裏にある努力や葛藤を共有することで、ユーザーは親近感を抱き、感情的な繋がりが生まれます。
「完璧ではないけれど、応援したい」と思わせることが、熱心なファンを作るきっかけになります。

③参加・交流系コンテンツ(キャンペーン、Q&A)

ユーザーが受け身で見るだけでなく、能動的にアクションを起こせるように設計されたコンテンツです。
「フォロー&いいねキャンペーン」や「ストーリーズでの質問募集」「ライブ配信でのQ&Aコーナー」などがこれにあたります。
エンゲージメントを直接的に高める効果があり、アカウントの活性化に繋がります。また、ユーザーを巻き込むことで、UGCの創出も期待できます。

④信頼・実績系コンテンツ(導入事例、お客様の声)

自社の商品やサービスを実際に利用した顧客の声や、具体的な導入事例、メディアでの掲載実績などを紹介するコンテンツです。
企業が自ら「良い商品です」と言うよりも、第三者からの客観的な評価の方が、はるかに高い信頼性を持ちます。
購入を迷っているユーザーの背中を押す、最後の一手として非常に有効です。

プラットフォーム別|コンテンツ作成のポイント

同じ内容でも、SNSの特性に合わせて見せ方を変える「最適化」が重要です。

  • Instagram: とにかくビジュアルが命。統一感のある美しい写真や、リール動画でのテンポの良い情報提供が好まれます。文字情報は画像内に分かりやすく入れるか、キャプションで補足します。
  • X (旧Twitter): 速報性と簡潔さが求められます。箇条書きや図解を用いて、一目で内容が理解できるように工夫しましょう。有益な情報はスレッド形式で深掘りするのも効果的です。
  • YouTube: ユーザーは腰を据えて情報を得ようとしているため、ある程度尺の長い、網羅的な解説動画が向いています。テロップや効果音を効果的に使い、視聴者を飽きさせない工夫が必要です。
  • TikTok: トレンドの音源やエフェクトを積極的に活用し、エンタメ性を高めることが重要です。最初の2秒で興味を引けるかが勝負となります。

【事例に学ぶ】SNSコンテンツマーケティングの成功法則

理論や手法を学んだ後は、実際の成功事例を見ることで、自社での活用イメージがより具体的になります。
ここでは、BtoBとBtoCの領域から、参考になる事例をご紹介します。

テクロのコンテンツマーケティング成功事例①:株式会社LGブレイクスルー「自治体ビジネスドットコム」

画像出典:自治体ビジネスドットコム

自治体ビジネスドットコム」は、地方自治体や官公庁からの業務を受託するためのソリューションを提供している企業です。

以前からオウンドメディアを導入していましたが、Webでは企業との接点がないと考えており、オウンドメディアの運営が進められていない状態でした。

状態を打破するべくコンテンツマーケティングを実施し、半年経過した頃にはPVが約20倍まで成長しました。

ここまでの成長を遂げた理由は、コンテンツを作成する際に数値のデータとして変化を記録し、改善を模索したことです。

オウンドメディアを事業に活用するという目的も達成されました。

同社は小さな会社でありながら、オウンドメディアを活用することで営業の自動化に成功した事例です。

参考:【半年でPV20倍】オウンドメディアでサイト流入数を増加|株式会社LGブレイクスルー様

株式会社LGブレイクスルーのコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。

メディア名

自治体ビジネスドットコム

メディアURL

https://www.b2lg.co.jp/jichitai/

コンセプト・テーマ

自治体ビジネスを成功に導くための情報発信

運営会社

株式会社LGブレイクスルー

公開時期

2017年

目的

  • リードの獲得
  • 新規顧客獲得

テクロのコンテンツマーケティング成功事例②:株式会社ジェイアンドユー「PAPER AD」

画像出典:PAPER AD

広告代理店である株式会社ジェイアンドユー様はオウンドメディアの立ち上げから支援させていただいており、オウンドメディアの「PAPER AD」を立ち上げ、運用を続けたことで、これまで問い合わせのなかった業界からの新規リードの獲得することに成功しました。

その後、リード情報の管理やナーチャリングのためHubspotの導入支援をさせていただきました。

営業フローの整理やHubSpotの設定を行い、営業の一元管理と効率化に成功。営業や在庫の状況を可視化したことで売り上げが5%アップしました。

事例の詳細は以下からご覧いただけます。

参考:「オウンドメディアで他業種からの問い合わせと営業のモチベーションアップを実現|株式会社ジェイアンドユー様」

参考:「【売上5%UP】HubSpotの運用支援で営業の可視化に成功。売上・利益率が前年より大幅アップした施策とは|株式会社ジェイアンドユー様」

株式会社ジェイアンドユー様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。

メディア名

PAPER AD

メディアURL

https://j-you.co.jp/blog/

コンセプト・テーマ

オフライン広告の情報を発信

運営会社

株式会社ジェイアンドユー

公開時期

2020年

目的

  • リードの獲得
  • 新規顧客獲得

テクロのコンテンツマーケティング成功事例③:株式会社リロクラブ「RELO 総務人事タイムズ」

画像出典:「RELO 総務人事タイムズ

株式会社リロクラブは福利厚生の代行サービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「RELO 総務人事タイムズ」を運営しています。

非常に強いドメインパワーとPVがありましたが、お問い合わせまでつながらないのが課題でした。

そこで弊社にオウンドメディアの運用代行を依頼いただき、CVを意識したキーワード選定やサイト改善を行い、問い合わせの増加に成功し、より売り上げに貢献できるメディアに成長しました。

CV最適化によって売り上げが伸びた成功事例です。

参考:商材に近いキーワード選定とサイト改善でメディアのCVを最適化。信頼と安心の伴走型サポートとは|株式会社リロクラブ様

株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。

メディア名

RELO 総務人事タイムズ

メディアURL

https://www.reloclub.jp/relotimes/article

コンセプト・テーマ

総務人事に関する情報発信

運営会社

株式会社リロクラブ

代行時期

2023年

目的

  • リードの獲得
  • 新規顧客獲得

テクロのコンテンツマーケティング成功事例④:株式会社NTT印刷「カチアルサポート」

カチアルサポート

画像出典:「カチアルサポート

株式会社NTT印刷はBPOサービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「カチアルサポートオウンドメディア」を運営しています。

社内のリソースが限られるなかで月1~2回の展示会出展など他の施策も回しながら、オウンドメディアに各種コンテンツを用意しなければならなかったので、リソース面でも知見の面でもパートナーが必要だと考えられていました。

オウンドメディア運用の外注により、社内工数を削減しながら、結果を出した成功事例です。

参考:本質的なコンテンツ作成でPV、CVアップに成功。担当者への丁寧な寄り添いと豊富な知見による支援とは | NTT印刷株式会社様

株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。

メディア名

カチアルサポートオウンドメディア

メディアURL

https://kachiarusupport.nttprint.com/column

コンセプト・テーマ

BPOサービスに関するサービス紹介

運営会社

株式会社NTT印刷

代行時期

2024年

目的

  • リードの獲得
  • 新規顧客獲得

テクロのコンテンツマーケティング成功事例⑤:株式会社JAFメディアワークス「JAFトレコラム」

JAFメディアワークス_JAF交通安全トレーニング_テクロ事例

画像出典:「JAFトレコラム

株式会社JAFメディアワークスはJAF交通安全トレーニングを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「JAFトレコラム」を運営しています。

社内にマーケティング部がない状態。集客に取り組んでみたものの、「これで効果が出ているのだろうか」「どんな施策が一番効果があるのだろう」といった悩みがありました。

そこでテクロのオウンドメディア支援にご依頼いただき、メディアの立ち上げからPVとCV獲得までサポート。コンテンツを通したリード獲得に成功しています。

参考:オウンドメディアの新規立ち上げからPV、CV獲得まで伴走。依頼の決め手となったデータドリブンな提案とは | 株式会社JAFメディアワークス様

株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。

メディア名

JAFトレコラム

メディアURL

https://jaf-training.jp/column/

コンセプト・テーマ

交通安全に関する情報発信

運営会社

株式会社JAFメディアワークス

代行時期

2024年〜

目的

  • リードの獲得
  • 新規顧客獲得


【BtoC】業界別に見る成功事例3選

BtoC領域では、よりクリエイティブで多様な成功事例が見られます。

  • 事例1:アパレル業界「A社」
    • 成功のポイント: 店舗スタッフがモデルとなり、日々のコーディネートを投稿。親しみやすいキャラクターとリアルな着こなしが人気を博し、投稿で紹介された商品がECサイトで即完売する現象を生んだ。ライブ配信での質問コーナーもファンとの距離を縮めた。
  • 事例2:食品メーカー「B社」
    • 成功のポイント: 自社製品を使ったアレンジレシピを、プロの料理家ではなく一般の主婦目線で開発し、リール動画で投稿。「簡単・時短・美味しい」が共感を呼び、保存数が急増。ユーザーが作ったレシピを「#B社アレンジレシピ」で投稿するUGCの連鎖を生み出した。
  • 事例3:コスメブランド「C社」
    • 成功のポイント: 新商品の開発プロセスをSNSで公開。フォロワーにアンケートを取り、パッケージデザインや色の名前に意見を反映させた。「自分たちが育てた商品」という意識がユーザーに芽生え、発売日には指名買いが殺到した。

効果測定と改善で成果を最大化するPDCAサイクル

SNSコンテンツマーケティングは、「投稿して終わり」ではありません。
施策の効果をデータで客観的に振り返り、次のアクションに活かす「PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Action)」を回し続けることが、成果を最大化する上で不可欠です。

見るべき主要指標(KPI)とおすすめ分析ツール

どの数値を見るべきかは、Step1で設定した「目的」によって異なります。
闇雲に全てのデータを見るのではなく、目的に合ったKPIに注目しましょう。

目的主に注目すべきKPI(指標)
認知拡大リーチ数、インプレッション数、フォロワー増加数
エンゲージメント向上いいね数、コメント数、保存数、シェア数、エンゲージメント率
Webサイトへの送客プロフィールクリック数、URLクリック数、CTR(クリック率)
コンバージョンSNS経由の問い合わせ件数、商品購入数、CVR(転換率)

これらのデータは、各SNSに標準で備わっている「インサイト」や「アナリティクス」といった無料の分析ツールで確認できます。
まずはこれらのツールを定期的にチェックし、どの投稿が伸びたのか(あるいは伸びなかったのか)を分析する習慣をつけましょう。

BtoBのSNS運用にお悩みならテクロ株式会社へ

ここまでSNSコンテンツマーケティングの進め方を解説してきましたが、「理論は分かったけど、自社で実行するリソースがない」「より専門的な戦略で成果を加速させたい」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

私たちテクロ株式会社は、BtoBマーケティングに特化したWebマーケティング支援会社です。[3]
SNS運用はもちろん、その受け皿となるオウンドメディアの構築やSEO対策、Web広告まで、一気通貫で貴社のマーケティング活動をサポートします。

  • テクロの強み
    • BtoB特化の深い知見: BtoBビジネスの複雑な購買プロセスを理解した上で、最適な戦略を立案します。
    • オウンドメディア運用力: 多数のBtoB企業のオウンドメディアを成功に導いた実績とノウハウがあります。
    • データとAIの活用: 感覚だけに頼らず、データ分析やAI技術を駆使して効果的な施策を提案します。[2]
    • 一貫したサポート体制: 戦略立案からコンテンツ制作、効果測定まで、専門知識を持つコンサルタントが一貫して伴走します。

もしBtoB企業のSNS運用やコンテンツマーケティングにお悩みでしたら、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
貴社の課題に合わせた最適なご提案をさせていただきます。

まとめ:計画的なSNSコンテンツマーケティングでファンを増やし、ビジネスを成長させよう

この記事では、SNSコンテンツマーケティングの基本から実践的なノウハウ、成功事例までを詳しく解説しました。

  • 本記事のポイント
    • SNSコンテンツマーケティングは、ユーザーに価値を提供しファンを育てる長期的な戦略である。
    • 始める前に「目的」と「ターゲット」を明確にすることが成功の鍵。
    • 4つのコンテンツタイプを理解し、バランス良く発信することでネタ切れを防げる。
    • 投稿しっぱなしにせず、データを基にしたPDCAサイクルを回し続けることが重要。

なんとなく投稿を続ける場当たり的な運用から脱却し、計画的な戦略に基づいたコンテンツを発信することで、SNSは単なる情報発信ツールから、ビジネスを力強く成長させるエンジンへと変わります。
ぜひ本記事を参考に、自社のファンを増やし、ビジネスを飛躍させる第一歩を踏み出してください。

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天野 央登 代表取締役
テクロ株式会社CEO。シンガポール国立大学・インド工科大学留学、データサイエンスを学ぶ。大学2年⽣時に起業、留学メディア「交換留学ドットコム」を1年半ほど運⽤し事業売却。その後はコンテンツマーケティングの知⾒を活かして、BtoBマーケティング支援事業を開始。BtoBマーケティングを中心にSEO・MAツールに詳しい。

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BtoBマーケティングの入門書

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