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デジタルマーケティング施策21選|初心者でもわかる戦略の立て方とBtoB成功事例

デジタルマーケティング施策21選|初心者でもわかる戦略の立て方とBtoB成功事例

「デジタルマーケティングの施策を考えるように言われたけれど、何から手をつければ良いか分からない」
「Web広告やSEO、SNSなど、言葉は聞くけど違いがよく分からない」

企業のマーケティング担当者になったばかりの方や、これからデジタル領域を強化していきたいと考えている方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなお悩みを解決するために、デジタルマーケティングの代表的な施策を網羅的に解説します。
施策の全体像から、成果を出すための戦略の立て方、BtoB企業ならではの成功事例まで、初心者の方でも理解できるよう分かりやすく紹介します。

最後まで読めば、自社で次に何をすべきか、具体的なアクションプランを描けるようになるはずです。


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そもそもデジタルマーケティングとは?基本を理解しよう

デジタルマーケティングとは、その名の通りデジタル技術を使って実施されるマーケティング活動全般のことです。
インターネットにつながるパソコンやスマートフォン、SNSなどのデジタルチャネルを通じて顧客との接点を持ち、関係性を深めることを目指します1

従来のマスマーケティングとは異なり、データに基づいて効果を測定しやすく、顧客一人ひとりに合わせたアプローチが可能です。
現代のビジネスにおいて、顧客とのあらゆる接点でデジタル化が進んでいるため、その重要性はますます高まっています。

【施策一覧】代表的なデジタルマーケティング施策7分類21選

デジタルマーケティングには多岐にわたる施策が存在します。
ここでは、代表的な施策を7つのカテゴリに分類して紹介します。
まずは全体像を把握し、自社の目的や課題に合った施策はどれか、考えながら読み進めてみてください。

    1. Web広告
    1. Webサイト運用(オウンドメディア)
    1. コンテンツマーケティング
    1. SEO(検索エンジン最適化)
    1. メールマーケティング
    1. SNSマーケティング
    1. 動画マーケティング

1. Web広告|短期的な集客・認知度向上に

Web広告は、インターネット上の様々な媒体に出稿する広告の総称です。
特定のターゲット層に直接アプローチできるため、短期間での新規顧客獲得やブランドの認知度向上に効果的です。

広告の種類概要
リスティング広告ユーザーが検索したキーワードに連動して表示されるテキスト広告です。
ディスプレイ広告Webサイトやアプリの広告枠に表示される画像や動画の広告です。
SNS広告FacebookやInstagramなどのSNSプラットフォーム上に配信する広告です。
動画広告YouTubeなどの動画プラットフォームで配信される広告です。

Web広告は、狙ったユーザーに的確に情報を届けられる反面、広告費がかかり続けるという特徴があります。
ターゲティングを精緻に行い、広告クリエイティブを最適化し続けることが成功の鍵となります。

事例概要
成功事例(JTB)Facebook広告で「京都旅行」に関心のある層に絞って配信し、ROAS(広告費用対効果)400%を達成しました。
失敗事例(アパレル)ターゲットを絞らず広範囲にバナー広告を配信した結果、クリックはされても購入に繋がらず、広告費を回収できませんでした。

2. Webサイト運用(オウンドメディア)|資産となる情報発信拠点

自社のWebサイト、特にオウンドメディアは、情報をストックし続けることで会社の資産となる重要な拠点です。
単に作るだけでなく、ユーザーにとって価値のある情報を継続的に発信し、適切に運用することが求められます。

主な施策には、以下のようなものがあります。

  • UI/UX《ゆーざーいんたーふぇーす/ゆーざーえくすぺりえんす》改善: ユーザーがサイトを快適に使えるように、デザインや操作性を見直します。
  • CTA《こーるとぅーあくしょん》最適化: 「資料請求」や「問い合わせ」といった、ユーザーにとってほしい行動を促すボタンの配置や文言を改善します。
  • コンテンツの定期更新: 常に最新で有益な情報を提供し、ユーザーの再訪を促します。

成功のポイントは、常にユーザー目線でサイトを改善し続けることです。
例えば、金融機関の三井住友銀行は、専門的な金融コンテンツを充実させ、サイト構造を最適化したことでアクセス数を50%増加させました。
一方で、デザイン性だけを重視してユーザーの使いやすさを無視した結果、リニューアル後に離脱率が悪化してしまった失敗事例もあります。

3. コンテンツマーケティング|顧客との信頼関係を築く

コンテンツマーケティングとは、ブログ記事やホワイトペーパーなど、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することで、見込み客を惹きつけ、最終的にファンになってもらう手法です。
売り込み感を出すのではなく、顧客の課題解決に寄り添うことで、長期的な信頼関係を構築します。

コンテンツの種類概要
ブログ記事顧客の悩みや疑問に答える記事を継続的に発信し、検索エンジンからの流入を狙います。
ホワイトペーパー業界の調査レポートや専門的なノウハウをまとめた資料で、リード獲得に繋げます。
導入事例実際に製品やサービスを利用した顧客の成功体験を紹介し、信頼性と説得力を高めます。

ソフトウェア会社のAdobeは、製品のTIPSなど顧客に役立つブログ記事を配信し続け、Webサイトへのトラフィックを70%増加させました。
逆に、自社製品の宣伝ばかりのブログは誰にも読まれず、投資が無駄になるだけでなく、ブランドイメージの低下にも繋がります。

4. SEO(検索エンジン最適化)|継続的な自然流入を獲得

SEO《えすいーおー》とは、Googleなどの検索エンジンでユーザーが検索した際に、自社サイトを上位に表示させるための一連の施策です。
広告とは異なり費用がかからず、一度上位表示されれば継続的に自然なユーザー流入が見込めるため、非常に重要な施策となります。

SEO対策は、主に以下の3つに分けられます。

  • 内部対策: サイトの構造を検索エンジンに分かりやすく伝え、クローラーが巡回しやすいように最適化します。
  • 外部対策: 他の質の高いサイトからリンクを獲得し、サイトの信頼性を高めます。
  • コンテンツSEO: ユーザーの検索意図を満たす、質の高いコンテンツを作成します。

不動産会社が「渋谷 マンション」といった地域キーワードで対策を行い、問い合わせを30%増加させた成功事例があります。
しかし、キーワードの乱用など、Googleのガイドラインに違反するブラックハットSEOを行うと、ペナルティを受けて検索順位が大幅に下落するリスクがあるため注意が必要です。

5. メールマーケティング|既存顧客・見込み客へのアプローチ

メールマーケティングは、獲得した顧客リストに対してメールを配信し、直接コミュニケーションをとる手法です。
顧客との関係性を維持・深化させ、再購入や上位サービスの利用を促す(アップセル・クロスセル)ことを目的とします。

施策の種類概要
メールマガジン定期的に新製品情報や役立つコンテンツを配信し、顧客との接点を保ちます。
ステップメール資料請求や会員登録などのアクションを起点に、あらかじめ用意した複数のメールを段階的に自動配信します。
セグメント配信顧客の属性や購買履歴に基づいてグループ分けし、それぞれに最適化されたメールを配信します。

あるオンライン教育プラットフォームでは、顧客の興味に合わせたパーソナライズメールを配信することで、開封率を20%向上させました。
一方で、全ての顧客に同じ内容のメールを送り続けると、スパムと判断されて配信停止が増え、効果が低迷してしまいます。

6. SNSマーケティング|ファンを増やし、拡散を狙う

SNSマーケティングは、InstagramやTwitter、Facebookなどのソーシャルメディアを活用して、ブランドの認知度向上や顧客とのエンゲージメント強化を目指す手法です。
ユーザーによる「いいね」や「シェア」を通じて情報が拡散されやすいのが大きな特徴です。

各SNSプラットフォームには異なる特徴があり、ターゲット層に合わせて使い分けることが重要です。

  • Instagram: ビジュアル重視。アパレルやコスメ、食品などと相性が良いです。
  • Twitter (X): リアルタイム性と拡散力が高い。キャンペーンや速報性の高い情報発信に向いています。
  • Facebook: 実名登録制で、ビジネス向けの機能が豊富。BtoBマーケティングでも活用されます。
  • LinkedIn: ビジネス特化型SNS。BtoBのリード獲得や採用活動で利用されます。

飲料メーカーのコカ・コーラは、ハッシュタグを活用した参加型キャンペーンでフォロワー数を50%増加させました。
しかし、SNSでは不適切な発言が「炎上」に繋がり、ブランドイメージを大きく損なうリスクもあるため、慎重な運用が求められます。

7. 動画マーケティング|情報量と訴求力で差をつける

YouTubeやTikTokなどのプラットフォームを活用した動画マーケティングは、テキストや画像だけでは伝わりにくい製品の魅力や使い方を、分かりやすく伝えることができます。
情報量が多く、視聴者の感情に訴えかける力も強いため、非常に効果的な施策です。

活用方法には、以下のようなものがあります。

  • 商品・サービス紹介動画: 製品の特長やベネフィットを動画で紹介します。
  • How-to動画: 製品の使い方や、関連するノウハウを解説し、顧客の課題解決を支援します。
  • ウェビナー: オンライン上でセミナーを配信し、見込み客の獲得や育成に繋げます。

自動車メーカーのトヨタは、ストーリー性のある動画で製品の魅力を伝え、YouTubeチャンネルの登録者数を大幅に増やしました。
成功の鍵は、高品質な動画コンテンツを制作し、ターゲット顧客を明確に設定することにあります。

成果を出すためのデジタルマーケティング戦略の進め方【4ステップ】

ここまで様々な施策を紹介してきましたが、やみくもに手を出しても成果は出ません。
ここでは、デジタルマーケティングで成果を出すための基本的な戦略の立て方を、4つのステップに分けて解説します。
この流れに沿って考えれば、初心者の方でも筋道の通った計画を立てることができます。

STEP1:目的とKGI・KPIの明確化

まず最初に、「何のためにデジタルマーケティングを行うのか」という目的を明確にします。
そして、その最終目標を数値で表したものがKGI《きーごーるいんでぃけーたー》(Key Goal Indicator)です。

用語読み意味
KGIきーごーるいんでぃけーたー重要目標達成指標。最終的に達成すべき目標(例:売上、利益)。
KPIきーぱふぉーまんすいんでぃけーたー重要業績評価指標。KGI達成のための中間目標(例:PV数、CVR)。

例えば、KGIを「ECサイトの売上を前年比120%にする」と設定した場合、それを達成するための中間指標であるKPI《きーぱふぉーまんすいんでぃけーたー》を「サイトへのアクセス数30%増」「購入率(CVR)1.5%達成」のように具体的に設定します。

STEP2:ターゲット(ペルソナ)設定

次に、「誰に情報を届けたいのか」を具体的に定義するペルソナを設定します。
ペルソナとは、自社の製品やサービスの典型的なユーザー像を、架空の人物として詳細に設定したものです。

ペルソナを設定することで、チーム内でのターゲット像の認識が統一され、施策の精度が高まります。

  • 氏名、年齢、性別
  • 職種、役職、業種
  • 抱えている業務上の課題
  • 情報収集の方法(Webサイト、SNSなど)
  • 価値観、ライフスタイル

これらの項目を具体的に描くことで、ターゲットの心に響くメッセージやコンテンツを考えることができます。

STEP3:施策・チャネルの選定と実行

設定した目的(KGI・KPI)とターゲット(ペルソナ)に基づいて、最も効果的だと思われる施策と、それを行うチャネル(媒体)を選定します。

目的ペルソナ効果的な施策・チャネルの例
BtoBサービスの新規リード獲得IT企業の30代マネージャー– 課題解決型のホワイトペーパーを作成し、Webサイトで公開
– SEO対策で関連キーワードの上位表示を狙う
– LinkedIn広告でターゲティング配信
若者向けアパレルブランドの認知度向上10代〜20代の女性– InstagramやTikTokでのインフルエンサーマーケティング
– ユーザー参加型のハッシュタグキャンペーン

このように、目的とターゲットに応じて施策を組み合わせることで、より高い効果が期待できます。

STEP4:効果測定と改善(PDCA)

施策を実行したら、それで終わりではありません。
設定したKPIが達成できているかを定期的に測定し、データに基づいて改善を繰り返すPDCA《ぷらん・どぅ・ちぇっく・あくしょん》サイクルを回すことが非常に重要です。

  • Plan(計画): KPIを設定し、施策を計画する。
  • Do(実行): 計画に沿って施策を実行する。
  • Check(評価): Google Analyticsなどのツールを使い、KPIの進捗を確認・分析する。
  • Act(改善): 分析結果に基づき、次の改善策を考え、実行する。

このサイクルを継続的に回すことで、マーケティング活動は着実に成果へと近づいていきます。

【BtoB企業向け】特有のデジタルマーケティング施策と成功のポイント

BtoB(企業向けビジネス)のマーケティングは、BtoC(消費者向けビジネス)とは異なる特徴があります。
検討期間が長く、複数の決裁者が関わるため、より論理的で信頼性の高い情報提供が求められます。
ここでは、BtoBに特化したデジタルマーケティングのポイントを解説します。

アカウントベースドマーケティング(ABM)

ABM《あかうんとべーすどまーけてぃんぐ》とは、不特定多数ではなく、特定の優良企業群(アカウント)をターゲットとして、戦略的にアプローチするマーケティング手法です。
マーケティング部門と営業部門が連携し、ターゲット企業一社一社に最適化されたアプローチを行います。

 ABM (BtoB)マスマーケティング (BtoC)
ターゲット特定の企業(アカウント)不特定多数の個人
アプローチ個別最適化されたコンテンツ汎用的なメッセージ
ゴールターゲット企業との関係構築・受注大量の販売

エンタープライズソフトウェア企業のSAP社は、ABMの実施によってターゲットアカウントからの商談数を40%増加させました。

インテントベースドマーケティング

インテントベースドマーケティングは、顧客がWeb上で行う行動(特定のキーワードでの検索、競合サイトの閲覧など)から、その「購買意図(インテント)」を分析する手法です。
そして、購買意欲が高まったと判断されるタイミングを狙って、最適なアプローチを行います。
データに基づき、「今、この製品を求めている」可能性が高い企業にアプローチできるため、非常に効率的です。

あるSaaS企業では、この手法を用いることで、インテントデータに基づいたリードの商談化率が通常のリードの2倍になったという事例もあります。

質の高いコンテンツと営業部門との連携

BtoBの意思決定者は、製品を選ぶ際に慎重に情報収集を行います。
そのため、専門性や信頼性を示す、質の高いコンテンツが不可欠です。

  • 導入事例: 具体的な課題と解決策、導入後の成果を数値で示す。
  • ホワイトペーパー: 業界動向や専門的なノウハウを提供し、課題解決能力をアピールする。
  • 製品比較資料: 競合製品との違いを客観的に示し、意思決定をサポートする。

また、マーケティング部門がコンテンツを通じて獲得したリード(見込み客)を、営業部門へスムーズに引き渡す仕組み(SMarketing《すまーけてぃんぐ》)を構築することが、商談化率の向上に直結します。

【BtoB成功事例】テクロ株式会社に学ぶ!データドリブンな施策で成果を出す方法

「理屈は分かったけど、具体的な成功イメージが湧かない」
「上司を説得できるような、説得力のある事例が知りたい」

そんな声にお応えして、ここではBtoBマーケティング支援で数々の実績を持つテクロ株式会社の事例を紹介します。
同社はBtoBに特化し、データに基づいた戦略で顧客のビジネス成長を支援しています。
何が成功の要因なのか、詳しく見ていきましょう。

テクロのデジタルマーケティング施策成功事例①:株式会社LGブレイクスルー「自治体ビジネスドットコム」

画像出典:自治体ビジネスドットコム

自治体ビジネスドットコム」は、地方自治体や官公庁からの業務を受託するためのソリューションを提供している企業です。

以前からオウンドメディアを導入していましたが、Webでは企業との接点がないと考えており、オウンドメディアの運営が進められていない状態でした。

状態を打破するべくコンテンツマーケティングを実施し、半年経過した頃にはPVが約20倍まで成長しました。

ここまでの成長を遂げた理由は、コンテンツを作成する際に数値のデータとして変化を記録し、改善を模索したことです。

オウンドメディアを事業に活用するという目的も達成されました。

同社は小さな会社でありながら、オウンドメディアを活用することで営業の自動化に成功した事例です。

参考:【半年でPV20倍】オウンドメディアでサイト流入数を増加|株式会社LGブレイクスルー様

株式会社LGブレイクスルーのコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。

メディア名

自治体ビジネスドットコム

メディアURL

https://www.b2lg.co.jp/jichitai/

コンセプト・テーマ

自治体ビジネスを成功に導くための情報発信

運営会社

株式会社LGブレイクスルー

公開時期

2017年

目的

  • リードの獲得
  • 新規顧客獲得

テクロのデジタルマーケティング施策成功事例②:株式会社ジェイアンドユー「PAPER AD」

画像出典:PAPER AD

広告代理店である株式会社ジェイアンドユー様はオウンドメディアの立ち上げから支援させていただいており、オウンドメディアの「PAPER AD」を立ち上げ、運用を続けたことで、これまで問い合わせのなかった業界からの新規リードの獲得することに成功しました。

その後、リード情報の管理やナーチャリングのためHubspotの導入支援をさせていただきました。

営業フローの整理やHubSpotの設定を行い、営業の一元管理と効率化に成功。営業や在庫の状況を可視化したことで売り上げが5%アップしました。

事例の詳細は以下からご覧いただけます。

参考:「オウンドメディアで他業種からの問い合わせと営業のモチベーションアップを実現|株式会社ジェイアンドユー様」

参考:「【売上5%UP】HubSpotの運用支援で営業の可視化に成功。売上・利益率が前年より大幅アップした施策とは|株式会社ジェイアンドユー様」

株式会社ジェイアンドユー様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。

メディア名

PAPER AD

メディアURL

https://j-you.co.jp/blog/

コンセプト・テーマ

オフライン広告の情報を発信

運営会社

株式会社ジェイアンドユー

公開時期

2020年

目的

  • リードの獲得
  • 新規顧客獲得

テクロのデジタルマーケティング施策成功事例③:株式会社リロクラブ「RELO 総務人事タイムズ」

画像出典:「RELO 総務人事タイムズ

株式会社リロクラブは福利厚生の代行サービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「RELO 総務人事タイムズ」を運営しています。

非常に強いドメインパワーとPVがありましたが、お問い合わせまでつながらないのが課題でした。

そこで弊社にオウンドメディアの運用代行を依頼いただき、CVを意識したキーワード選定やサイト改善を行い、問い合わせの増加に成功し、より売り上げに貢献できるメディアに成長しました。

CV最適化によって売り上げが伸びた成功事例です。

参考:商材に近いキーワード選定とサイト改善でメディアのCVを最適化。信頼と安心の伴走型サポートとは|株式会社リロクラブ様

株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。

メディア名

RELO 総務人事タイムズ

メディアURL

https://www.reloclub.jp/relotimes/article

コンセプト・テーマ

総務人事に関する情報発信

運営会社

株式会社リロクラブ

代行時期

2023年

目的

  • リードの獲得
  • 新規顧客獲得

テクロのデジタルマーケティング施策成功事例④:株式会社NTT印刷「カチアルサポート」

カチアルサポート

画像出典:「カチアルサポート

株式会社NTT印刷はBPOサービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「カチアルサポートオウンドメディア」を運営しています。

社内のリソースが限られるなかで月1~2回の展示会出展など他の施策も回しながら、オウンドメディアに各種コンテンツを用意しなければならなかったので、リソース面でも知見の面でもパートナーが必要だと考えられていました。

オウンドメディア運用の外注により、社内工数を削減しながら、結果を出した成功事例です。

参考:本質的なコンテンツ作成でPV、CVアップに成功。担当者への丁寧な寄り添いと豊富な知見による支援とは | NTT印刷株式会社様

株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。

メディア名

カチアルサポートオウンドメディア

メディアURL

https://kachiarusupport.nttprint.com/column

コンセプト・テーマ

BPOサービスに関するサービス紹介

運営会社

株式会社NTT印刷

代行時期

2024年

目的

  • リードの獲得
  • 新規顧客獲得

テクロのデジタルマーケティング施策成功事例⑤:株式会社JAFメディアワークス「JAFトレコラム」

JAFメディアワークス_JAF交通安全トレーニング_テクロ事例

画像出典:「JAFトレコラム

株式会社JAFメディアワークスはJAF交通安全トレーニングを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「JAFトレコラム」を運営しています。

社内にマーケティング部がない状態。集客に取り組んでみたものの、「これで効果が出ているのだろうか」「どんな施策が一番効果があるのだろう」といった悩みがありました。

そこでテクロのオウンドメディア支援にご依頼いただき、メディアの立ち上げからPVとCV獲得までサポート。コンテンツを通したリード獲得に成功しています。

参考:オウンドメディアの新規立ち上げからPV、CV獲得まで伴走。依頼の決め手となったデータドリブンな提案とは | 株式会社JAFメディアワークス様

株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。

メディア名

JAFトレコラム

メディアURL

https://jaf-training.jp/column/

コンセプト・テーマ

交通安全に関する情報発信

運営会社

株式会社JAFメディアワークス

代行時期

2024年〜

目的

  • リードの獲得
  • 新規顧客獲得

これらの事例から、質の高いコンテンツを継続的に発信することが、いかに大きな成果に繋がるかが分かります。

成功の秘訣:BtoB特化の専門性とデータに基づく戦略立案

テクロ株式会社が成果を出し続けられる背景には、明確な強みがあります。

  1. BtoBマーケティングへの特化:
    BtoB特有の購買プロセスや課題を深く理解しているため、的確な戦略を立てることができます。製造業からSaaSまで、多様な業界での支援実績がその専門性を裏付けています。

  2. データに基づく戦略立案:
    Google AnalyticsやSEMrushなどのツールを駆使し、勘や経験だけに頼らないデータドリブンな意思決定を徹底しています。これにより、顧客のマーケティングROI(投資対効果)を最大化します。

  3. 高いKPI達成率と顧客満足度:
    戦略立案から実行までを一貫してサポートし、顧客のKPI達成率は平均90%以上を誇ります。この高い成果が、90%以上という顧客満足度に繋がっています。

【2025年最新】押さえておきたいデジタルマーケティングのトレンド

「競合と同じような施策では差がつかない」
「マーケターとして、もっと先のキャリアを見据えたい」

そんな向上心のある方のために、ここではデジタルマーケティングの最新トレンドを3つ紹介します。
これらの動向を把握しておくことで、一歩先を行く戦略を立てるヒントになります。

AI(人工知能)の活用

AIは、マーケティングのあらゆる場面で活用が始まっています。
AIを活用することで、これまで人手では難しかった高度なパーソナライゼーションや業務の自動化が可能になります。

  • 広告コピーやブログ記事の自動生成
  • 顧客一人ひとりに合わせたWebサイトの表示内容の最適化
  • AIチャットボットによる24時間365日の顧客対応

例えば、化粧品ブランドのSephoraは、AIで顧客の肌状態を分析し、最適な商品を提案することで顧客満足度を15%向上させました。

データドリブンマーケティングの深化

データを活用したマーケティングは以前から言われていますが、その重要性はさらに増しています。
Google Analytics 4 (GA4) のような新しいツールを使いこなし、顧客の行動をより深く理解することが求められます。

例えば、ECサイト大手のAmazonは、顧客の購買履歴や閲覧履歴から精度の高い「おすすめ商品」を提案することで、レコメンデーション経由の売上を30%増加させています。
これからは、データを集めるだけでなく、どう分析し、どうアクションに繋げるかが勝負の分かれ目となります。

Web3・没入型体験(AR/VR)

Web3《うぇぶすりー》とは、ブロックチェーン技術を基盤とした次世代のインターネットの概念です。
NFT(非代替性トークン)やメタバースといった技術は、新しい顧客との関係構築やブランド体験を生み出す可能性を秘めています。

また、AR《かくちょうげんじつ》(拡張現実)やVR《かそうげんじつ》(仮想現実)を活用した没入型体験も注目されています。

  • Nike: NFTを活用したバーチャルスニーカーを販売。
  • IKEA: ARアプリで、自宅に家具を仮想的に配置して試せるサービスを提供。

これらの技術は、まだ発展途上ですが、今後のマーケティングに大きな変革をもたらすでしょう。

施策の実行を加速させる!おすすめデジタルマーケティングツール

ここまで様々な施策や戦略を解説してきましたが、これらを実行するには適切なツールの活用が不可欠です。
ツールを導入することで、煩雑な作業を自動化・効率化し、本来注力すべき戦略立案やクリエイティブな業務に時間を使えるようになります。
ここでは、代表的なツールをカテゴリ別に紹介します。

MA・CRMツール(HubSpot、Salesforceなど)

MA《まーけてぃんぐおーとめーしょん》やCRM《しーあーるえむ》は、見込み客の獲得から顧客管理、関係構築までを一貫して支援するプラットフォームです。

ツール分類役割代表的なツール
MA見込み客の行動を追跡し、メール配信などを自動化して育成する。HubSpot, Marketo, Pardot
CRM顧客情報を一元管理し、営業活動やサポートを効率化する。Salesforce, Zoho CRM

これらのツールを導入することで、マーケティング部門と営業部門の連携を強化し、組織全体で顧客に対応することができます。

SEO・SNS・分析ツール(SEMrush、Hootsuiteなど)

各施策をより専門的に、かつ効率的に進めるためのツールも数多く存在します。

施策カテゴリ役割代表的なツール
SEO対策キーワード調査、競合分析、サイトの技術的な問題点の発見などを支援する。SEMrush, Ahrefs, Moz
SNS管理複数のSNSアカウントへの投稿予約や効果測定を一元管理する。Hootsuite, Buffer
データ分析・可視化収集したデータをグラフなどで分かりやすく可視化し、分析を助ける。Tableau, Google Data Studio

自社の課題やリソースに合わせて、これらのツールを組み合わせることで、マーケティング活動の質を大きく向上させることができます。

注意点:知っておくべきデジタルマーケティングの倫理とプライバシー

デジタルマーケティングを推進する上で、忘れてはならないのが倫理的な配慮とプライバシーの保護です。
データを活用できるからこそ、その取り扱いには細心の注意を払わなければ、顧客からの信頼を失いかねません。

特に、以下の点には注意が必要です。

  • 個人情報保護法やGDPR《じーでぃーぴーあーる》の遵守: 各国の法規制を正しく理解し、顧客データの収集・利用は同意を得た上で適切に行う必要があります。
  • Cookie規制への対応: 近年、プライバシー保護の観点からCookieの利用が制限されています。Cookieに頼らないデータ計測やアプローチ方法を模索する必要があります。
  • AIの倫理的活用: AIの学習データに偏りがあると、意図せず差別的な結果を生む可能性があります。AIの判断プロセスを透明化し、公平性を保つ努力が求められます。

短期的な成果を追い求めるあまり、顧客のプライバシーを軽視するような施策は、長期的にはブランド価値を大きく損ないます。誠実な姿勢こそが、持続的な成長の土台となります。

まとめ:自社に合った施策を見つけ、スモールスタートから始めよう

この記事では、デジタルマーケティングの代表的な施策から戦略の立て方、成功事例、最新トレンドまでを網羅的に解説しました。
非常に多くの施策があるため、一度に全てを理解し、実行するのは難しいと感じたかもしれません。

大切なのは、いきなり全ての施策に手を出すのではなく、自社の目的や課題、リソースに立ち返ることです。
そして、最も効果が出そうだと考えられる施策に優先順位をつけ、まずは小さな成功体験を積む「スモールスタート」を心がけましょう。

本記事を参考に、まずは自社の現状を整理し、ターゲットとなる顧客は誰なのかを考えるところから始めてみてください。
そこから、あなたの会社のデジタルマーケティングは、確かな一歩を踏み出すはずです。

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天野 央登 代表取締役
テクロ株式会社CEO。シンガポール国立大学・インド工科大学留学、データサイエンスを学ぶ。大学2年⽣時に起業、留学メディア「交換留学ドットコム」を1年半ほど運⽤し事業売却。その後はコンテンツマーケティングの知⾒を活かして、BtoBマーケティング支援事業を開始。BtoBマーケティングを中心にSEO・MAツールに詳しい。

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