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オウンドメディア立ち上げ完全ガイド|失敗しない手順と費用、成功の秘訣をプロが徹底解説

オウンドメディアを立ち上げる手順とは?3つのステップで徹底解説

「オウンドメディアを立ち上げたいけれど、何から手をつければ良いか分からない」
「費用や時間がどれくらいかかるのか不安で、一歩を踏み出せない」
「もし立ち上げても、失敗したらどうしよう…」

このようなお悩みをお持ちではありませんか。
広告費に依存しない集客やブランディングの手段として、オウンドメディアは非常に強力なツールです。
しかし、その立ち上げには計画的な準備が不可欠であり、多くの方が具体的な進め方に頭を悩ませています。

この記事では、BtoBマーケティング支援のプロであるテクロ株式会社が、オウンドメディア立ち上げの全ステップを徹底解説します。
目的設定からサイト構築、費用相場、そして失敗しないためのポイントまで、この記事を読めば、あなたの疑問や不安は解消され、自信を持ってオウンドメディア立ち上げのスタートラインに立てるでしょう。

なお、テクロ株式会社では「オウンドメディア作成マニュアル」資料を無料で配布しています。

マーケティング会社が実践しているオウンドメディアの作り方を知りたいBtoB企業様は、ぜひご確認ください。

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  • オウンドメディアの基礎知識
  • 担当者が抱えるオウンドメディアの課題
  • オウンドメディアを作る手順
  • オウンドメディアを作るにあたって大切なこと

オウンドメディアの基本から立ち上げまでの手順を解説しています。「オウンドメディア作成マニュアル」をお気軽にダウンロードください。

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そもそもオウンドメディアとは?基本を再確認しよう

オウンドメディアとは?

オウンドメディアの立ち上げを検討する前に、まずはその基本的な定義と役割を正確に理解しておくことが重要です。
「自社にとって本当に最適な手段なのか」を見極めるためにも、基本からしっかり確認しましょう。

オウンドメディアの定義と3つの役割

オウンドメディア《Owned Media》とは、その名の通り「自社が所有し、管理・運営するメディア」全般を指します。
具体的には、以下のようなものが含まれます。

  • 自社ブログ
  • コーポレートサイト内のコラムや導入事例ページ
  • メールマガジン
  • PDF資料(ホワイトペーパー)やパンフレット

Webマーケティングの世界では、このオウンドメディアに加えて「ペイドメディア」と「アーンドメディア」の3つを連携させる「トリプルメディア戦略」が重要とされています。

メディアの種類読み概要と具体例長所短所
オウンドメディアOwned Media自社で所有・管理するメディア。
(例: 自社ブログ、公式サイト、メルマガ)
・情報を自由にコントロールできる
・コンテンツが資産として蓄積される
・顧客との長期的な関係構築が可能
・成果が出るまでに時間がかかる
・集客力を持つまで継続的な運用が必要
ペイドメディアPaid Media費用を支払って利用する広告メディア。
(例: リスティング広告、SNS広告、TVCM)
・短期間で広範囲にリーチできる
・即効性が高い
・継続的な費用が発生する
・広告を止めると効果がなくなる
・広告色が強く、敬遠される場合がある
アーンドメディアEarned Mediaユーザーや第三者の評価・評判によって情報を獲得するメディア。
(例: SNSでの口コミ・シェア、レビューサイト、報道)
・信頼性が高く、拡散力が強い
・低コストで大きな影響力を持つ可能性がある
・情報をコントロールできない
・ネガティブな評判が広まるリスクがある

これら3つのメディアは独立しているのではなく、相互に連携させることで効果を最大化できます。
例えば、ペイドメディア(広告)でオウンドメディアへ集客し、そこで有益な情報を提供して信頼関係を築き、アーンドメディア(口コミ)の発生を促す、といった流れが理想的です。

オウンドメディアを立ち上げる5つの目的とメリット・デメリット

なぜ多くの企業が時間とコストをかけてオウンドメディアを立ち上げるのでしょうか。
その主な目的と、それに伴うメリット・デメリットを整理してみましょう。

目的メリットデメリット
1. 認知度向上検索エンジンやSNS経由で、これまで接点のなかった潜在顧客に自社を知ってもらえる。多くの人に読まれる影響力を持つまでには、質の高いコンテンツを継続的に発信する必要がある。
2. 見込み客(リード)獲得有益な情報を提供することで、自社の商品・サービスに関心を持つ見込み客を集められる。すぐに購入に繋がるわけではなく、メルマガなどで継続的に関係を深める(ナーチャリング)必要がある。
3. ブランディング専門的な情報発信を通じて、「この分野ならこの会社」という専門家としての地位を確立できる。一貫したメッセージと高品質なコンテンツが求められ、ブランドイメージを損なうリスクもある。
4. 採用強化会社の文化や働く人の様子を発信することで、価値観に共感する人材からの応募を増やせる。採用市場は競合も多く、他の採用チャネルとの連携や独自性のあるコンテンツ企画が不可欠。
5. 顧客エンゲージメント向上既存顧客に向けて有益な情報を提供し続けることで、ロイヤリティを高め、LTV(顧客生涯価値)を向上させる。顧客が何を求めているかを常に把握し、コンテンツをアップデートし続ける必要がある。

オウンドメディアは、広告のように短期的な成果を出すのは難しいですが、中長期的に見れば企業の強力な資産となります。
自社がどの目的を最も重視するのかを明確にすることが、成功への第一歩です。

【準備フェーズ】オウンドメディア立ち上げ前に決めるべき3つの最重要事項

戦略なき立ち上げは、羅針盤のない航海と同じです。
いきなりサイト制作に取り掛かるのではなく、立ち上げ前の「準備フェーズ」にこそ時間をかけるべきです。
ここで決める3つの項目が、あなたのオウンドメディアの成功を大きく左右します。

Step1. 目的(KGI/KPI)の明確化

まず最初に、「何のためにオウンドメディアをやるのか」という目的を具体的な数値目標に落とし込みます。
ビジネスの世界では、これをKGIとKPIという指標で管理します。

用語読み意味設定例
KGIKey Goal Indicator重要目標達成指標。プロジェクト全体の最終的なゴールを示す指標。・オウンドメディア経由の売上を年間1,000万円達成する
・月間の問い合わせ(SQL)数を30件獲得する
KPIKey Performance Indicator重要業績評価指標。KGIを達成するための中間的な目標を示す指標。・月間ページビュー数を10,000PVにする
・ホワイトペーパーのダウンロード数(MQL)を月間100件にする

「なんとなく集客できれば良い」という曖昧な状態では、施策の評価も改善もできません。
「誰がどう見ても達成・未達成が判断できる」具体的な数値を設定することが極めて重要です。1

Step2. ターゲット(ペルソナ)設定

次に、「誰に情報を届けたいのか」を具体的に定義します。
マーケティングでは、この理想のターゲット像をペルソナ《Persona》と呼びます。6

ペルソナを設定することで、チーム内でのターゲット像のズレがなくなり、コンテンツの方向性がブレにくくなります。
以下の項目を埋める形で、架空の人物を一人作り上げてみましょう。

  • 基本情報: 氏名、年齢、性別、居住地
  • 仕事: 会社規模、業種、役職、業務内容
  • 価値観・性格: どのようなことを大切にしているか
  • 課題・悩み: 仕事やプライベートで抱えている悩み
  • 情報収集の方法: 普段どのように情報を得ているか(Webサイト、SNS、書籍など)

顧客へのインタビューや営業担当者へのヒアリングを通じて、リアルな顧客像を反映させることが、ペルソナの解像度を高めるコツです。

Step3. コンセプトと発信テーマの決定

目的とターゲットが決まったら、いよいよ「何を、どのように伝えるのか」というメディアのコンセプトを固めます。
優れたコンセプトは、以下の3つの要素の重なりから生まれます。

  1. 自社の強み(Expertise): あなたの会社が持つ専門知識や独自のノウハウは何か。
  2. ターゲットのニーズ(Needs): ペルソナが抱える悩みや知りたいことは何か。
  3. 競合の状況(Competitor): 競合メディアがカバーできていない領域はどこか。

例えば、「中小企業のマーケティング担当者」というペルソナに対して、自社が「BtoBのSEOに強い」という強みを持つなら、「中小企業でも実践できるBtoB向けSEOノウハウ」といったコンセプトが考えられます。
競合がテクニカルな情報ばかり発信しているなら、こちらは「成功事例」や「具体的な手順」を中心に据えることで差別化できます。

【実践フェーズ】オウンドメディア立ち上げの具体的な7ステップ

ステップ1:オウンドメディアの戦略を設計する

準備が整ったら、いよいよメディアを形にしていく実践フェーズです。
ここでは、具体的な立ち上げ手順を7つのステップに分けて解説します。
専門用語も出てきますが、一つひとつ丁寧に進めれば、初心者の方でも必ず乗り越えられます。

Step4. キーワード選定とコンテンツ企画

ペルソナが悩みを解決するために、どんな言葉で検索するかを想像し、具体的なキーワードをリストアップします。
この作業には、以下のようなツールが役立ちます。

  • Googleキーワードプランナー: Google広告のアカウントがあれば無料で利用可能。検索ボリュームの目安が分かる。
  • ラッコキーワード: 無料で関連キーワードを大量に取得できる。アイデア出しに最適。
  • Ahrefs / SEMrush: 有料だが、競合サイトが獲得しているキーワードを分析できる高機能ツール。

キーワードを選定したら、そのキーワードで検索するユーザーが「何を知りたいか」を考え、答えとなるコンテンツを企画します。
一つのキーワードに対して、一つの記事で答えるのが基本です。

Step5. サイト設計(ドメイン・サーバー・CMS選定)

オウンドメディアという「家」を建てるための「土地」と「住所」を用意するステップです。

  • ドメイン(住所): https://example.com の部分です。会社名やサービス名を含んだ、短く覚えやすいものにしましょう。
  • サーバー(土地): サイトのデータを置いておく場所です。最初は月額1,000円程度のレンタルサーバーで十分です。
  • CMS(家の構造): CMS《Contents Management System》とは、プログラミング知識がなくてもサイトの作成や更新ができるシステムです。特にこだわりがなければ、世界で最も利用されている WordPress《ワードプレス》 を選ぶのがおすすめです。10

WordPressは無料で利用でき、デザインテンプレート(テーマ)や拡張機能(プラグイン)が豊富なため、初心者でも比較的簡単に本格的なサイトを構築できます。

Step6. コンテンツ制作体制の構築

オウンドメディアは継続が命です。
誰が、どのくらいの頻度でコンテンツを作成するのか、あらかじめ体制を整えておく必要があります。
選択肢は主に以下の3つです。

体制メリットデメリット
完全内製・コストを抑えられる
・社内にノウハウが溜まる
・情報の正確性が高い
・担当者の負担が大きい
・ライティングスキルが必要
・継続が難しい場合がある
一部外注・内製と外注の良いとこ取りができる
・コア業務に集中できる
・ディレクションコストが発生する
・外部パートナーとの連携が重要
完全外注・プロの品質が期待できる
・リソースを大幅に削減できる
・費用が高額になりやすい
・自社の意図が伝わりにくいリスクがある

自社のリソースや予算、求めるクオリティに応じて、最適な体制を選択しましょう。

Step7. サイト構築と初期コンテンツの投入

サーバーにWordPressをインストールし、サイトのデザインや基本的な設定を行います。
そして、サイトを公開する前に、最低でも5〜10記事程度の初期コンテンツを用意しておくことが重要です。
何もない空っぽの状態で公開しても、読者はすぐに離脱してしまいます。

初期コンテンツとしては、以下のような記事がおすすめです。

  • ターゲットの基本的な悩みに答える記事
  • 自社の事業領域の全体像がわかる解説記事
  • 自社の想いやビジョンを伝える記事

Step8. サイト公開とプロモーション

サイトを公開したら、その存在をターゲットに知ってもらうための活動を開始します。
黙っていても誰も来てくれないので、積極的に宣伝活動を行いましょう。

  • SNSでの告知: 公式アカウントや社員の個人アカウントで新記事をシェアする。
  • プレスリリース配信: メディアの立ち上げをニュースとして配信し、報道に繋げる。
  • 既存顧客への案内: メールマガジンなどで既存顧客に知らせ、初期のアクセスを集める。
  • Web広告: 短期的にアクセスを集めたい場合に、SNS広告やリスティング広告を活用する。

Step9. 効果測定と改善(PDCAサイクル)

オウンドメディアは「作って終わり」ではありません。
公開後、データを分析し、改善を繰り返していくことで、メディアは成長していきます。
この一連の流れをPDCAサイクルと呼びます。

  • Plan(計画): 目的・目標設定
  • Do(実行): コンテンツ制作・公開
  • Check(評価): データ分析による効果測定
  • Action(改善): コンテンツのリライトや新規企画

分析には、Googleが無料で提供している以下のツールが必須です。

  • Google Analytics 4 (GA4): サイトのアクセス数やユーザーの行動を分析する。
  • Google Search Console: どんなキーワードで検索されているか、検索結果での表示順位などを分析する。

これらのツールを使って定期的に成果を振り返り、次のアクションに繋げていくことが成功の鍵です。

オウンドメディア立ち上げ・運用の費用相場は?【内製・外注別】

ステップ2:オウンドメディアの記事を作成する

多くの担当者が気になるのが「結局、いくらかかるのか?」という費用面でしょう。
オウンドメディアの費用は、初期費用(サイト構築)と月額運用費(ランニングコスト)に大別できます。
また、どこまでを自社で行うか(内製)によっても大きく変動します。

初期費用(サイト構築費)の目安:数万円〜200万円以上

サイトを立ち上げる際に一度だけかかる費用です。

項目内製の場合(目安)外注の場合(目安)備考
ドメイン・サーバー代年間 1〜2万円年間 1〜2万円必須の費用。
WordPressテーマ代0〜2万円0〜2万円無料テーマもあるが、有料テーマの方が高機能。
ロゴ制作費0〜5万円5〜20万円自作するか、クラウドソーシングや制作会社に依頼するかで変動。
サイト設計・デザイン費0円20〜100万円以上内製なら人件費のみ。外注の場合、規模やこだわりに比例して高額に。
サイト構築費0円20〜100万円以上内製なら人件費のみ。外注の場合、機能要件によって変動。
合計数万円〜50〜200万円以上 

内製で、無料のテンプレートなどを活用すれば数万円に抑えることも可能ですが、デザインや機能にこだわる場合は外注費用が大きくかかります。

月額運用費(ランニングコスト)の目安:数万円〜100万円以上

メディアを継続的に運営していくために毎月かかる費用です。

項目内製の場合(目安)外注の場合(目安)備考
サーバー維持費月額 1,000〜5,000円月額 1,000〜5,000円アクセス数が増えると上位プランへの変更が必要。
有料ツール利用料月額 0〜5万円月額 0〜5万円SEOツールやMAツールなど、必要に応じて契約。
コンテンツ制作費人件費月額 10〜100万円以上最も大きな変動費。記事単価や本数によって決まる。
合計数万円〜10〜100万円以上 

内製の場合は担当者の人件費が主ですが、外注する場合はコンテンツ制作費が大きな割合を占めます。7
月2〜4本の記事作成を外注する場合、安くても月額10万円以上は見ておくと良いでしょう。

立ち上げにかかる期間の目安は?【最短3ヶ月~が現実的】

「いつになったら公開できるの?」というスケジュール感も気になるところです。
企画からサイト公開まで、リソースが十分にあり、スムーズに進んだ場合でも最低3ヶ月はかかると考えるのが現実的です。

フェーズ期間目安主なタスク
1. 準備フェーズ1ヶ月目的設定、ペルソナ設計、コンセプト決定、キーワード調査、体制構築
2. 制作・構築フェーズ1〜2ヶ月サイト設計、デザイン、サイト構築、初期コンテンツ制作(5〜10本)
3. 公開・初期運用フェーズ1ヶ月〜サイト公開、プロモーション開始、効果測定と改善サイクルの開始

特に準備フェーズを疎かにすると、後工程で手戻りが多く発生し、結果的に時間がかかってしまいます。
焦らず、各ステップを丁寧に進めることが、結果的に近道となります。

オウンドメディア立ち上げで失敗しないための3つの心構え

立ち上げの手順や費用が分かっても、なお「失敗したらどうしよう」という不安は残るかもしれません。
最後に、よくある失敗を避け、成功確率を高めるための3つの心構えをお伝えします。

Point1. 最初から完璧を目指さない(スモールスタート)

特にリソースが限られている中小企業や個人の場合、最初から大規模で完璧なメディアを目指す必要はありません。
まずは最低限の機能とデザインでスタートし、読者の反応やデータを基に改善を繰り返していく「スモールスタート」がおすすめです。8

これにより、初期投資を抑え、失敗したときのリスクを最小限にできます。
何よりも、「継続すること」がオウンドメディアでは最も重要です。

Point2. 短期的な成果を求めすぎない(中長期視点)

オウンドメディアは、Web広告のようにすぐ効果が出る施策ではありません。
良質なコンテンツがGoogleに評価され、検索結果の上位に表示されるようになるまでには、早くても半年から1年はかかります。

このタイムラグを理解せず、短期的な成果を求めすぎると、途中で「効果が出ない」と判断して挫折してしまいます。
社内、特に経営層には「オウンドメディアは中長期的な資産形成の取り組みである」というコンセンサスを事前に得ておくことが不可欠です。

Point3. 常に「読者ファースト」と「E-A-T」を意識する

オウンドメディアで最もやってはいけないのが、自社の宣伝ばかりの記事を量産することです。
読者は自分の悩みや課題を解決したくて検索しており、企業の宣伝には興味がありません。

常に「この記事は読者の役に立つか?」という読者ファーストの視点を持ちましょう。
そして、Googleがコンテンツの品質を評価する上で重視している「E-A-T」を意識することが重要です。

  • E (Expertise): 専門性。その分野の専門家として詳しい情報が書かれているか。
  • A (Authoritativeness): 権威性。誰が書いている情報か、その分野で認められているか。
  • T (Trustworthiness): 信頼性。情報源は正確か、サイトは信頼できるか。

読者のための質の高い情報発信が、結果として検索エンジンからの評価と読者からの信頼に繋がります。3

【事例で学ぶ】オウンドメディア立ち上げの成功事例3選

成功のイメージを具体的にするために、優れたオウンドメディアの事例を3つご紹介します。
自社の目的に近い事例を参考に、成功へのヒントを掴みましょう。

【BtoB支援事例】リード獲得200%増!テクロ株式会社のオウンドメディア運用

手前味噌ではありますが、私たちテクロ株式会社がご支援したBtoB企業の事例です。
映像制作会社のサムシングファン様では、オウンドメディアの立ち上げ・運用支援により、以下のような成果を達成しました。

  • 月間の資料ダウンロード数が50件から168件に増加
  • 商談数が30%増加
  • 受注率が15%向上

BtoB特有の顧客心理を理解したキーワード選定と、課題解決に繋がる質の高いコンテンツ制作で、着実に見込み客を獲得し、事業成長に貢献しています。1

【ブランディング事例】専門性の高い情報発信で業界の第一人者に「First Round Review」

米国のベンチャーキャピタル「First Round」が運営するオウンドメディアです。
スタートアップの経営者や投資家に向けて、他では読めない非常に専門的で深い洞察に満ちた記事を提供しています。

単なる情報発信に留まらず、業界のオピニオンリーダーとしての地位を確立し、「First Round」というブランドの価値を飛躍的に高めることに成功している好例です。

【採用目的事例】カルチャー発信で応募者増「mercan(メルカン)」

フリマアプリで有名な株式会社メルカリが運営するオウンドメディアです。
メルカリで働く「人」にフォーカスし、社員インタビューや社内イベントのレポートなどを通じて、企業のカルチャーや価値観を生き生きと伝えています。

これにより、事業内容だけでなく、その背景にある「働きがい」や「文化」に共感した人材からの応募を集めることに成功し、採用ブランディングの観点から大きな成果を上げています。

自社だけでは難しい?オウンドメディア立ち上げの支援会社と選び方

ステップ3:オウンドメディアを運用する

「やるべきことは分かったけれど、自社だけではリソースやノウハウが足りない…」
そう感じるのは、決してあなただけではありません。
そんな時は、外部の専門家の力を借りる「支援会社(制作会社・コンサルティング会社)」の活用も有効な選択肢です。

失敗しない支援会社の選び方と比較ポイント

しかし、支援会社は数多く存在し、どこに頼めば良いか迷ってしまうのも事実です。
パートナー選びで失敗しないために、以下のポイントを必ずチェックしましょう。

  • 実績の豊富さ: 自社の業界や、達成したい目的(リード獲得、ブランディングなど)に近い成功実績があるか。
  • 支援範囲の明確さ: 戦略設計からコンテンツ制作、効果測定まで、どこからどこまでをサポートしてくれるのか。
  • 担当者との相性: 一緒にプロジェクトを進めるパートナーとして、円滑なコミュニケーションが取れるか。レスポンスの速さや提案の質も重要。
  • 料金体系の透明性: 何にいくらかかるのか、見積もりが明確で分かりやすいか。

複数の会社から話を聞き、これらの点を総合的に比較検討することが、良いパートナーを見つけるための鍵となります。2

BtoBのオウンドメディア立ち上げならテクロ株式会社へご相談ください

もし、あなたがBtoB企業のマーケティング担当者で、オウンドメディアを通じた見込み客獲得にお悩みなら、ぜひ一度テクロ株式会社にご相談ください。

私たちは、BtoBマーケティングに特化した「伴走型支援」を強みとしています。
単に制作を代行するだけでなく、お客様のチームの一員として、戦略立案からコンテンツ制作、データ分析、改善提案まで、二人三脚で成果を追求します。

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まずはお気軽にお問い合わせください。

まとめ:計画的な準備でオウンドメディア立ち上げを成功させよう

この記事では、オウンドメディアの立ち上げについて、その定義から具体的な手順、費用、そして成功のための心構えまでを網羅的に解説しました。

最後に、重要なポイントを振り返ります。

  • 目的とターゲットを明確に: 「なぜ」「誰に」を最初に決めることが成功の9割を占める。
  • 手順を一つずつ着実に: 準備から公開、改善までのステップを着実に踏む。
  • 中長期的な視点を持つ: すぐに結果は出ない。継続することが最大の力になる。
  • 読者ファーストを貫く: 自社の宣伝ではなく、読者の課題解決に役立つコンテンツを提供する。

オウンドメディアの立ち上げは決して簡単な道のりではありませんが、計画的に準備を進め、粘り強く運用を続ければ、必ずや企業の強力な資産となります。
まずはこの記事を参考に、「目的設定」という最初の一歩から踏み出してみてはいかがでしょうか。

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  • オウンドメディアを作るにあたって大切なこと

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