【完全ガイド】オウンドメディアの費用相場を徹底解説!内製・外注の料金内訳から費用対効果を高める秘訣まで

オウンドメディアを立ち上げたいけれど、一体どれくらいの費用がかかるのか見当もつかない。
社内の企画会議や稟議を通すために、具体的な費用感や投資対効果をどう説明すれば良いのか分からない。
そんなお悩みをお持ちのマーケティング担当者様は多いのではないでしょうか。
オウンドメディアの費用は、単なるWebサイト制作費とは異なり、その目的や規模、運用体制によって大きく変動します。
しかし、ご安心ください。
この記事を読めば、オウンドメディアにかかる費用の全体像から詳細な内訳、費用対効果を高めるための具体的な戦略まで、すべてを理解できます。
予算策定や社内提案に役立つ情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、テクロ株式会社では「オウンドメディア作成マニュアル」資料を無料で配布しています。
マーケティング会社が実践しているオウンドメディアの作り方を知りたいBtoB企業様は、ぜひご確認ください。
「オウンドメディア作成マニュアル」をチェック!
- オウンドメディアの基礎知識
- 担当者が抱えるオウンドメディアの課題
- オウンドメディアを作る手順
- オウンドメディアを作るにあたって大切なこと
オウンドメディアの基本から立ち上げまでの手順を解説しています。「オウンドメディア作成マニュアル」をお気軽にダウンロードください。
目次
【結論】オウンドメディアの費用は目的と規模で決まる!費用相場一覧表
まず結論からお伝えすると、オウンドメディアの費用は「何を目的とし、どのくらいの規模で運営するか」によって大きく変わります。
一概に「いくら」とは言えませんが、一般的なモデルケースとして、以下の費用相場を参考にしてください。
自社が目指す姿に近いモデルを見ることで、大まかな予算感を掴むことができます。
メディアの規模・目的 | 初期費用の相場 | 月額運用費用の相場 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
小規模(ブログ型) | 50万円~200万円 | 5万円~30万円 | WordPress等の既存CMSを活用。まずは情報発信を始めたい、スモールスタートしたい企業向け。 |
中規模(本格運用型) | 100万円~300万円 | 30万円~80万円 | オリジナルデザインで戦略的に構築。SEO対策やコンテンツマーケティングを本格的に行い、リード獲得を目的とする企業向け。 |
大規模(事業の柱型) | 300万円~1,000万円以上 | 80万円~数百万円 | 独自システム開発や高度な機能も実装。オウンドメディアを事業の中核と位置付け、ブランディングや採用、顧客エンゲージメントのハブとする企業向け。 |
この表はあくまで目安です。
なぜこれだけの費用がかかるのか、その詳細な内訳を次の章から詳しく見ていきましょう。
オウンドメディアの費用内訳を2大フェーズで解説
オウンドメディアの費用を正しく理解するためには、費用が発生するタイミングを大きく2つのフェーズに分けて考えることが重要です。
それは、メディアを立ち上げる際の「初期費用」と、公開後にメディアを育てていくための「運用費用」です。
この2つのフェーズで、それぞれどのような費用が発生するのかを把握することで、より正確な予算計画を立てられるようになります。
それでは、各フェーズの内訳を具体的に見ていきましょう。
フェーズ1:立ち上げにかかる「初期費用」の内訳と相場
オウンドメディアをゼロから作り上げる段階で発生するのが初期費用です。
サイトの土台を作るための重要な投資であり、主に以下の項目が含まれます。
項目 | 費用相場 | 主な内容 |
---|---|---|
戦略・コンセプト設計費 | 30万円~50万円 | 誰に、何を、どのように伝えるかを定義します。競合調査、ターゲット設定、ペルソナ設計、カスタマージャーニーマップ作成などが含まれます。メディアの成否を分ける最も重要な工程です。 |
CMS構築・サイト制作費 | 50万円~150万円 | 記事を投稿・管理するためのシステム(CMS)を構築し、Webサイトとして形にする費用です。WordPressのような既存CMSを使うか、独自に開発するかで費用が大きく変動します。 |
デザイン・コーディング費 | 30万円~100万円 | サイトの見た目や使いやすさをデザインし、プログラムで実装する費用です。既存のテンプレートを使えば安価に抑えられますが、ブランドイメージを反映したオリジナルデザインは高額になります。 |
初期コンテンツ制作費 | 20万円~50万円 | メディア公開時に最低限必要な記事コンテンツを制作する費用です。通常、5本~10本程度の記事を用意します。記事の専門性や文字数、取材の有無などによって1記事あたりの単価が変わります。 |
サーバー・ドメイン取得費 | 年間数千円~数万円 | Webサイトを公開するための「土地(サーバー)」と「住所(ドメイン)」を準備する費用です。サイトの想定アクセス数によってサーバーのスペックを選ぶ必要があります。 |
特にデザインやCMS構築は、選択肢によって費用が大きく変わるポイントです。
テンプレートを活用してコストを抑えるのか、将来の拡張性を見据えてオリジナルでしっかり作り込むのか、目的や予算に応じて慎重に判断する必要があります。
フェーズ2:メディアを育てる「運用費用」の内訳と相場
オウンドメディアは作って終わりではありません。
継続的に価値のある情報を発信し、読者との関係を築いていくために、公開後の「運用費用」が発生します。
主な内訳は以下の通りです。
項目 | 費用相場 | 主な内容 |
---|---|---|
コンテンツ制作費 | 1記事あたり3,000円~10万円以上 | メディアの核となる記事を定期的に制作する費用です。記事の種類によって費用は大きく異なります。 – 簡易的なコラム記事: 3,000円~1万円 – SEO対策記事: 1万円~5万円 – 専門家取材・監修記事: 5万円~10万円以上 – 動画コンテンツ: 5万円~100万円以上 |
ディレクション費 | 月額20万円~50万円 | メディア全体の品質やスケジュールを管理する費用です。編集長やWebディレクターの人件費にあたります。キーワード選定、企画立案、ライター管理、編集・校正、効果測定、改善提案など、業務範囲は多岐にわたります。 |
サーバー・ドメイン維持費 | 月額数百円~数万円 | 初期費用で取得したサーバーとドメインを維持するための費用です。 |
SEO・分析ツール利用料 | 月額0円~5万円 | 検索順位のチェックやアクセス解析を行うためのツール費用です。Google Analyticsなどの無料ツールもありますが、より高度な分析には有料ツール(Ahrefs、SEMrushなど)の契約が必要になります。 |
保守・管理費 | 月額1万円~5万円 | WordPressのアップデート対応や、万が一の不具合発生時の対応など、サイトを安定して稼働させるための費用です。 |
運用費用の中でも、最も大きな割合を占めるのが「コンテンツ制作費」と「ディレクション費」です。
毎月何本の記事を、どのような品質で制作していくかというコンテンツ戦略が、月々の運用費用を大きく左右します。
【自社に合うのはどっち?】内製と外注(制作会社)の費用・メリット・デメリットを徹底比較
オウンドメディアの立ち上げ・運用を考える際、多くの企業が悩むのが「内製(自社でやる)か、外注(専門会社に任せる)か」という問題です。
どちらの選択が正しいということはなく、企業の状況や目的によって最適な方法は異なります。
ここでは、それぞれの費用感、メリット、デメリットを比較し、自社に合った体制を考えるヒントを提供します。
ケース1:内製(自社運用)の場合
社内のリソース(主に人材)を活用してオウンドメディアを運営するスタイルです。
一見コストを抑えられるように見えますが、「見えないコスト」である人件費を考慮する必要があります。
観点 | メリット | デメリット |
---|---|---|
費用 | 外部への支払いが最小限に抑えられる。 | 担当者の人件費がかかる。専門知識習得のための教育コストが発生する場合がある。 |
品質・専門性 | 自社製品や業界への深い理解を反映させやすい。 | WebマーケティングやSEOの専門知識が不足しがち。コンテンツの品質にばらつきが出やすい。 |
スピード・体制 | 社内での意思疎通が早く、迅速な意思決定が可能。 | 担当者が他の業務と兼任する場合、リソース不足に陥りやすい。担当者の退職でノウハウが途絶えるリスクがある。 |
ノウハウ | 運用を通じて、社内にマーケティングの知見が蓄積される。 | 成功するまでに時間がかかり、試行錯誤の期間が長くなる可能性がある。 |
▼こんな企業におすすめ
- 既に社内にWebマーケティングやコンテンツ制作の専門知識を持つ人材がいる。
- まずはコストを抑えてスモールスタートし、ノウハウを蓄積していきたい。
- 非常にニッチな業界で、外部のライターでは質の高い記事が書けない。
ケース2:外注(制作会社・代理店へ依頼)の場合
戦略設計からコンテンツ制作、分析・改善まで、専門の制作会社や代理店に業務を委託するスタイルです。
高品質なメディアをスピーディーに立ち上げられる一方、当然ながら費用は高くなります。
観点 | メリット | デメリット |
---|---|---|
費用 | 高品質な成果物に対して費用が発生するため、投資対効果が見えやすい。 | 内製に比べて金銭的なコストは高くなる。 |
品質・専門性 | プロの知見やノウハウを活用でき、高品質なメディア構築・運用が期待できる。 | 自社の文化や細かなニュアンスを伝えるためのコミュニケーションコストが発生する。 |
スピード・体制 | 豊富なリソースと確立された手法により、スピーディーに立ち上げ・運用が可能。 | 依頼する業務範囲や契約内容のすり合わせに時間がかかる場合がある。 |
ノウハウ | 最新のトレンドや成功事例を取り入れた施策を実行できる。 | 業務を丸投げしてしまうと、社内にノウハウが蓄積されにくい。 |
▼こんな企業におすすめ
- 社内に専門人材やリソースがなく、何から手をつけて良いか分からない。
- スピーディーに成果を出し、事業成長を加速させたい。
- 競合がひしめく市場で、戦略的に優位性のあるメディアを構築したい。
投資を無駄にしない!オウンドメディアの費用対効果(ROI)を高める5つの戦略
オウンドメディアは決して安くない投資です。
だからこそ、「かけた費用を無駄にしたくない」「投資効果を最大化したい」と考えるのは当然のことです。
ここでは、単に費用を抑えるだけでなく、オウンドメディアの費用対効果(ROI)を高めるための5つの重要な戦略をご紹介します。
1. 目的とKPIを明確に設定する
なぜオウンドメディアをやるのか?その目的を明確にすることが全ての出発点です。
目的が曖昧なままでは、施策の良し悪しを判断できず、費用が無駄になってしまいます。
- KGI(最終目標)の例:
- BtoB:月間リード獲得数 50件、商談化率 20%
- ブランディング:特定キーワードでの指名検索数 30%増
- KPI(中間目標)の例:
- 月間PV数 10万回、オーガニック検索流入数 5万セッション
- 特定記事からのCVR 1%達成、キーワード順位TOP10入り 20本
このように具体的な数値を設定することで、施策の進捗を客観的に評価し、改善の方向性を定めることができます。
2. コンテンツの質を追求し、資産として再利用する
一度制作した質の高いコンテンツは、時間が経っても集客し続けてくれる「資産」となります。
この資産価値を最大化するために、コンテンツの再利用(リパーパス)を意識しましょう。
- ブログ記事 → 詳細なデータやノウハウを加えて「ホワイトペーパー」に
- セミナー動画 → 内容を書き起こして「レポート記事」に
- 複数の関連記事 → 体系的にまとめて「E-book(電子書籍)」に
1つのコンテンツを様々な形式で展開することで、制作コストを抑えながら、より多くのターゲットに情報を届けることができます。
3. SEO対策を徹底し、広告費を削減する
オウンドメディアの大きなメリットは、広告に頼らずにオーガニック検索(自然検索)から継続的に見込み顧客を集客できる点です。
SEO対策に初期投資をすることで、検索結果の上位に表示されれば、中長期的には広告費を大幅に削減できます。
これは、広告を止めると露出がゼロになる広告とは対照的です。
SEOによる集客は、費用対効果を飛躍的に高めるための最も重要な戦略と言えるでしょう。
4. 無料ツールやMAツールを活用し、分析・改善を効率化する
効果測定や分析は、費用対効果を高める上で不可欠です。
幸い、現代には強力なツールが揃っています。
- 無料ツール: Google AnalyticsやGoogle Search Consoleを使えば、サイトのアクセス状況や検索パフォーマンスを詳細に分析できます。まずはこれらの無料ツールを徹底的に活用しましょう。
- MAツール: HubSpotなどのマーケティングオートメーションツールを導入すれば、獲得したリードの情報を管理し、行動履歴に合わせて最適なコンテンツを自動で届けることができます。これにより、営業効率が向上し、商談化率アップに貢献します。
5. 内製と外注を適切に組み合わせる「ハイブリッド体制」
内製か外注か、という二者択一で考える必要はありません。
両者の良いところを組み合わせた「ハイブリッド体制」を構築することで、コストと品質の最適なバランスを実現できます。
- 戦略設計や専門性の高い記事 → 経験豊富な外部パートナーに依頼
- 日々の簡単な記事更新やSNS運用 → 社内担当者が行う
- デザインやシステム開発 → プロジェクト単位で外部に委託
自社の強みと弱みを把握し、コア業務に集中しながら、専門性が必要な部分だけを外部の力に頼るのが賢い方法です。
【費用対効果の証明】BtoBオウンドメディアの成功事例8選
「戦略は分かったが、本当に成果が出るのか?」
「稟議を通すために、説得力のある事例が欲しい」
そうお考えの方のために、オウンドメディアへの投資が大きな成果に繋がったBtoB企業の成功事例を5つご紹介します。具体的な数値を見ることで、費用対効果をリアルにイメージできるはずです。
テクロのオウンドメディア成功事例①:株式会社LGブレイクスルー「自治体ビジネスドットコム」
画像出典:自治体ビジネスドットコム
「自治体ビジネスドットコム」は、地方自治体や官公庁からの業務を受託するためのソリューションを提供している企業です。
以前からオウンドメディアを導入していましたが、Webでは企業との接点がないと考えており、オウンドメディアの運営が進められていない状態でした。
状態を打破するべくコンテンツマーケティングを実施し、半年経過した頃にはPVが約20倍まで成長しました。
ここまでの成長を遂げた理由は、コンテンツを作成する際に数値のデータとして変化を記録し、改善を模索したことです。
オウンドメディアを事業に活用するという目的も達成されました。
同社は小さな会社でありながら、オウンドメディアを活用することで営業の自動化に成功した事例です。
参考:【半年でPV20倍】オウンドメディアでサイト流入数を増加|株式会社LGブレイクスルー様
株式会社LGブレイクスルーのコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | 自治体ビジネスドットコム |
メディアURL | https://www.b2lg.co.jp/jichitai/ |
コンセプト・テーマ | 自治体ビジネスを成功に導くための情報発信 |
運営会社 | 株式会社LGブレイクスルー |
公開時期 | 2017年 |
目的 |
|
テクロのオウンドメディア成功事例②:株式会社ジェイアンドユー「PAPER AD」
画像出典:PAPER AD
広告代理店である株式会社ジェイアンドユー様はオウンドメディアの立ち上げから支援させていただいており、オウンドメディアの「PAPER AD」を立ち上げ、運用を続けたことで、これまで問い合わせのなかった業界からの新規リードの獲得することに成功しました。
その後、リード情報の管理やナーチャリングのためHubspotの導入支援をさせていただきました。
営業フローの整理やHubSpotの設定を行い、営業の一元管理と効率化に成功。営業や在庫の状況を可視化したことで売り上げが5%アップしました。
事例の詳細は以下からご覧いただけます。
参考:「オウンドメディアで他業種からの問い合わせと営業のモチベーションアップを実現|株式会社ジェイアンドユー様」
参考:「【売上5%UP】HubSpotの運用支援で営業の可視化に成功。売上・利益率が前年より大幅アップした施策とは|株式会社ジェイアンドユー様」
株式会社ジェイアンドユー様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | PAPER AD |
メディアURL | https://j-you.co.jp/blog/ |
コンセプト・テーマ | オフライン広告の情報を発信 |
運営会社 | 株式会社ジェイアンドユー |
公開時期 | 2020年 |
目的 |
|
テクロのオウンドメディア成功事例③:株式会社リロクラブ「RELO 総務人事タイムズ」
画像出典:「RELO 総務人事タイムズ」
株式会社リロクラブは福利厚生の代行サービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「RELO 総務人事タイムズ」を運営しています。
非常に強いドメインパワーとPVがありましたが、お問い合わせまでつながらないのが課題でした。
そこで弊社にオウンドメディアの運用代行を依頼いただき、CVを意識したキーワード選定やサイト改善を行い、問い合わせの増加に成功し、より売り上げに貢献できるメディアに成長しました。
CV最適化によって売り上げが伸びた成功事例です。
参考:商材に近いキーワード選定とサイト改善でメディアのCVを最適化。信頼と安心の伴走型サポートとは|株式会社リロクラブ様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | RELO 総務人事タイムズ |
メディアURL | https://www.reloclub.jp/relotimes/article |
コンセプト・テーマ | 総務人事に関する情報発信 |
運営会社 | 株式会社リロクラブ |
代行時期 | 2023年 |
目的 |
|
テクロのオウンドメディア成功事例④:株式会社NTT印刷「カチアルサポート」
画像出典:「カチアルサポート」
株式会社NTT印刷はBPOサービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「カチアルサポートオウンドメディア」を運営しています。
社内のリソースが限られるなかで月1~2回の展示会出展など他の施策も回しながら、オウンドメディアに各種コンテンツを用意しなければならなかったので、リソース面でも知見の面でもパートナーが必要だと考えられていました。
オウンドメディア運用の外注により、社内工数を削減しながら、結果を出した成功事例です。
参考:本質的なコンテンツ作成でPV、CVアップに成功。担当者への丁寧な寄り添いと豊富な知見による支援とは | NTT印刷株式会社様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | カチアルサポートオウンドメディア |
メディアURL | https://kachiarusupport.nttprint.com/column |
コンセプト・テーマ | BPOサービスに関するサービス紹介 |
運営会社 | 株式会社NTT印刷 |
代行時期 | 2024年 |
目的 |
|
テクロのオウンドメディア成功事例⑤:株式会社JAFメディアワークス「JAFトレコラム」
画像出典:「JAFトレコラム」
株式会社JAFメディアワークスはJAF交通安全トレーニングを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「JAFトレコラム」を運営しています。
社内にマーケティング部がない状態。集客に取り組んでみたものの、「これで効果が出ているのだろうか」「どんな施策が一番効果があるのだろう」といった悩みがありました。
そこでテクロのオウンドメディア支援にご依頼いただき、メディアの立ち上げからPVとCV獲得までサポート。コンテンツを通したリード獲得に成功しています。
参考:オウンドメディアの新規立ち上げからPV、CV獲得まで伴走。依頼の決め手となったデータドリブンな提案とは | 株式会社JAFメディアワークス様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | JAFトレコラム |
メディアURL | https://jaf-training.jp/column/ |
コンセプト・テーマ | 交通安全に関する情報発信 |
運営会社 | 株式会社JAFメディアワークス |
代行時期 | 2024年〜 |
目的 |
|
オウンドメディア成功事例⑥:HR NOTE様|5年で年数万件の法人リード獲得メディアへ
人事担当者向けのメディア「HR NOTE」は、「人事の課題解決」という明確な軸でコンテンツを制作。
愚直に運用を続けた結果、1年後には単月100件、5年後には年数万件の法人リードを獲得する国内有数のメディアへと成長しました。
SFA(営業支援システム)との連携で営業部門との情報共有を強化し、高い受注率を実現している点も、BtoBマーケティングの成功モデルとして参考になります。
オウンドメディア成功事例⑦:SAKIYOMI様|半年でリード数50倍!CTA改善とリライトで成果を最大化
Instagram運用支援を行うSAKIYOMI様は、既存メディアの課題であった「成果に繋がる導線の弱さ」を克服するため、CTA(行動喚起)の改善と戦略的なリライト施策を実行。
その結果、わずか半年で月間リード獲得数を10件から500件へと50倍に増加させました。
新規コンテンツだけでなく、既存のコンテンツ資産を見直し、改善することの重要性を示す好例です。
オウンドメディア成功事例⑧:レイビー様|2年で数億円の受注を生むメディアへ成長させたKPI設定
不動産投資メディアのレイビー様は、成果から逆算したKPI設定が成功に繋がりました。
まず「毎月10本の記事を公開する」という行動量をKPIに設定して運用を開始し、キーワードの上位表示を増加。
さらにCTAの設計やインサイドセールスを強化することで、運用開始から2年で総額数億円の受注を創出するメディアへと成長させました。集客から受注までのプロセスを一気通貫で設計することの重要性を示しています。
失敗しないオウンドメディア制作会社の選び方3つのポイント
オウンドメディアの成否は、共に走るパートナー選びで大きく左右されます。
価格の安さだけで選んでしまうと、「作っただけで成果が出ない」という最悪の事態に陥りかねません。
ここでは、事業の成功に貢献してくれる信頼できる制作会社・運用代行会社を見極めるための3つのポイントをご紹介します。
1. BtoBマーケティングの実績は豊富か
BtoBとBtoCでは、顧客の購買プロセスや意思決定者が全く異なります。
BtoBでは、顧客の検討期間が長く、複数の担当者が合理的な判断を下すため、課題解決に繋がる専門的で信頼性の高いコンテンツが不可欠です。
そのため、Webサイトのデザイン性だけでなく、BtoBビジネスの特性を深く理解し、リード獲得から商談化までの戦略を描ける会社を選ぶことが極めて重要です。
2. 戦略設計から実行・改善まで伴走してくれるか
「サイトを作って納品したら終わり」という制作会社では、オウンドメディアを成功に導くことはできません。
重要なのは、公開後の運用フェーズです。
目的(KGI・KPI)を共有し、コンテンツ制作、効果測定、データ分析、改善提案というPDCAサイクルを一緒に回してくれる「伴走型」のパートナーを選びましょう。
定期的なミーティングで、成果を報告し、次の打ち手を共に考えてくれる姿勢があるかどうかが見極めのポイントです。
3. 具体的な成功事例や数値を公開しているか
「お任せください」「頑張ります」といった抽象的な言葉ではなく、過去の実績を具体的な数値で示せるかどうかを確認しましょう。
「どのくらいの期間で、PV数やリード数を何倍にしたのか」
「どのような課題に対し、どういった施策で解決したのか」
といった成功事例を明確に提示できる会社は、実力と透明性があり、信頼に値します。本記事でご紹介したような事例を自社のこととして語れるかどうかが、一つの試金石となります。
BtoBオウンドメディアの費用でお悩みならテクロ株式会社へご相談ください
ここまでお読みいただき、オウンドメディアの費用や成功への道のりについて、理解を深めていただけたかと思います。
もし、貴社がBtoB企業であり、オウンドメディアの立ち上げや運用、費用について具体的なお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度、私たちテクロ株式会社にご相談ください。
テクロは、BtoBマーケティングに特化した伴走型の支援会社です。
- BtoB特化の豊富なノウハウ: これまで50社以上のBtoB企業のマーケティングを支援してきた実績があります。
- 圧倒的なコンテンツ制作体制: 専門性の高いコンテンツを月間1,200記事制作できる体制を構築しています。
- 高い顧客継続率: 6ヶ月以上のプロジェクト継続率は88%を誇り、多くのお客様と長期的な信頼関係を築いています。
貴社の事業内容や課題を丁寧にヒアリングし、費用対効果を最大化するための最適な戦略と具体的なお見積もりをご提案します。
まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ:オウンドメディアの費用は未来への投資。目的達成のために最適な選択を
本記事では、オウンドメディアにかかる費用について、相場から内訳、費用対効果の高め方まで網羅的に解説しました。
最後に、重要なポイントを振り返ります。
- オウンドメディアの費用は、目的と規模によって50万円~1,000万円以上と大きく変動する。
- 費用は「初期費用」と「運用費用」の2つに大別され、それぞれの内訳を理解することが重要。
- 「内製」と「外注」には一長一短があり、自社のリソースや目的に応じた選択が必要。
- 費用対効果を高めるには、明確な目的設定と継続的な分析・改善が不可欠。
オウンドメディアへの投資は、単なるコストではありません。
広告のように消費されるものではなく、良質なコンテンツを通じて顧客との信頼関係を築き、長期的に集客し続ける「未来への資産」を構築するための戦略的な投資です。
この記事で得た知識が、貴社にとって最適な一歩を踏み出すための助けとなれば幸いです。
なお、テクロ株式会社では「オウンドメディア作成マニュアル」資料を無料で配布しています。
マーケティング会社が実践しているオウンドメディアの作り方を知りたいBtoB企業様は、ぜひご確認ください。
「オウンドメディア作成マニュアル」をチェック!
- オウンドメディアの基礎知識
- 担当者が抱えるオウンドメディアの課題
- オウンドメディアを作る手順
- オウンドメディアを作るにあたって大切なこと
オウンドメディアの基本から立ち上げまでの手順を解説しています。「オウンドメディア作成マニュアル」をお気軽にダウンロードください。