タクシー広告とは?出稿事例と成果を上げるためのコツ【配信1ヶ月で商談数が2倍に!?決裁者へリーチできるタクシー広告の活用法とは】
今回は2022年3月8日に開催された「配信1ヶ月で商談数が2倍に!?決裁者へリーチできるタクシー広告の活用法とは」のウェビナーレポを紹介します!
マーケティング全般に課題を感じている方、特に受注率やリードの長さに課題を感じている方はぜひ最後までご覧ください。
講師の紹介
遠藤 有亮(エンドウ ユウスケ)
株式会社テレシー 営業本部本部長
2005年(株)サイバードへ入社し、モバイル広告代理事業に従事。
2011年より(株)マイクロアドにてDSPサービス「BLADE」の営業統括・新規事業の事業責任者に従事。2019年より(株)セールスフォース・ドットコムにてSMB領域の営業を経て、2020年(株)テレシーに参画。現在はテレシーにて営業責任者として従事。
天野央登(アマノ ヒサト)
テクロ株式会社 代表取締役
テクロ株式会社CEO。大学2年生時に起業。留学メディア「交換留学ドットコム」を1年半ほど運⽤し事業売却。その後はコンテンツマーケティングの知見を活かして、Webマーケティングの顧問事業を開始。BtoBマーケティングを中心にSEO・MAツールに詳しい。
目次
本ウェビナーの趣旨について
タクシー広告は、経営層に認知拡大できる広告として近年注目を集めています。
今回は、株式会社テレシー営業本部本部長 遠藤 有亮様をお招きしタクシー広告の基本や活用方法などを紹介します。
以下の課題を持っている方におすすめです。
- 決裁者へ直接アピールできる認知施策を探している担当者様
- タクシー広告の上手な活用方法を知りたい方
- タクシー広告の実際の効果や実際に導入した会社のリアルな声が知りたい方
BtoB企業におすすめなタクシー広告の概要と実施の最適なタイミング
天野:まずはBtoB企業におすすめなタクシー広告の概要と、実施の最適なタイミングを遠藤さんにお話しいただきます。
株式会社テレシーの事業内容
遠藤:まず簡単に我々テレシーの紹介をします。
我々は主に2つの事業を展開しています。
1つは運用型のテレビ支援プラットフォームのテレシーというサービスです。
電通さんと共同で事業を実施しています。
もう1つは、タクシー広告を中心としたオフラインマーケティング事業です。
テレシーは、テレビCMの効果をCPA(顧客獲得単価)やCPI(消費者物価指数)で把握して、ネット広告と同じような感覚でPDCAを回せる運用型のテレビ支援プラットフォームです。
地上波のテレビCMを地方のエリアから最低100万円から実施できます。
なおかつネット広告と同じように、インプレッションから最終コンバージョンまで効果を計測してチューニングが可能です。
おかげさまで広告主様に関しても、
- EC
- ゲーム
- 人材
- SaaS
など幅広い業種のお客様にご利用いただいています。
2020年8月にサービスを開始してから、おかげさまで売上の方も順調に伸びております。
サービス開始1年で、四半期の売上9億円を超える規模まで成長しました。
2020年8月の比較的新しい時期からサービスを開始しており、当然サービスの認知が全くない状態からスタートしています。
そのような中でも、積極的にマーケティング施策を実施をしてきました。
サービス開始のタイミングでは、ネット広告を中心にスタートしています。
同じ年の12月からタクシー広告やエレベーター広告、テレビCMも実施しました。
他にも、タワーマンションのサイネージに動画を流したり、街中を走るアドトラックに広告を掲載したり、さまざまなマーケティング施策をこれまで広告主として実証してきました。
我々が非常に効果を実感した媒体は、効果を出すノウハウやポイントともに、タクシー広告を中心にメディアの取り扱いをしています。
タクシー広告は「Tokyo Prime」というメディアを主に取り扱っています。
四半期の売り上げで代理店として、日本で1番売れている状況です。
エレベーター広告に関しても「GRAND」というメディアを運営しておりまして、年間販売額で今1位を獲得しています。
つまり、タクシーとエレベーター広告では日本で1番売っている代理店です。
タクシー広告の概要
タクシー広告の効果が合うかどうかは主に3つのポイントがあります。
- BtoB事業であるか
- 対象の顧客が幅広い業界をターゲットにしているのか
- LTV(顧客生涯価値)が高いビジネスサービスか
3つが揃っていれば高確率でタクシー広告に関しては効果が合うと思われます。
我々が主に提供しているのが「Tokyo Prime」で、現在国内シェア76%でトップになっております。
サイネージの設置台数は6万台です。
主な特徴は、ビジネスの主要都市である東京や神奈川、埼玉、大阪、福岡など全国の主要12都市に展開をしています。
タクシー広告の大きな特徴は、役職者や決裁者に効率的にリーチができることです。
実際にタクシー広告経由で問い合わせいただくリードは、大半が部長職以上の役職者です。
決裁者に効率的なリーチを取りたいのであれば、タクシー広告は非常に優れたメディアと言えるでしょう。
実際タクシー広告を出稿するときには買い付けが必要です。
買い付けポイントは大きく2つあります。
- 乗ってから何番目の枠に出すのか
- どのエリアに出すのか
タクシー広告を出す枠で我々がおすすめしているのは、大体タクシーに乗ってから6〜7分程度経った後に流れる広告枠です。
赤枠で囲っている「Standard Video Ads」は、コスパを考えると非常におすすめな枠です。
我々も毎週ここに掲載しています。
エリアに関しては、以下の2パターンがあります。
- 12都市全てに出すパターン
- エリアを指定して放映するパターン
画像の赤枠がStandard Video Adsというメニューの概要です。
大きく分けてフルとハーフがあります。
フルは12都市にある6万台のタクシーに広告を出すメニューで、ハーフが半分の3万台に出します。
フルの方は6万台に出して、想定表示回数160万回で1週間500万円です。
ハーフの方は80万回の想定表示回数で、費用が280万円です。
エリアを指定するメニューもあり、画像に記載しているエリアを指定して放映できます。
東京は全台2万5,000台に出すパターンと、半分の1万2,500台に出すパターンがあります。
それ以外のエリアは全台出すメニューです。
今回テクロさまのように、京都や福岡にエリアを指定して実施するお客さまも多くいます。
東京都や全国の場合1週間で、数百万円ほどのご予算です。
札幌や千葉、埼玉などエリアを指定したパターンであれば、1週間15万円程度から実施が可能です。
まずは地方のエリアでタクシー広告が実際どんな効果が出るのかを試していただいて、その後に東京や全国で実施されるお客さまも多くいます。
タクシー広告の実績
広告主テレシーのリード獲得目的に、タクシー広告を運用した際の実績を紹介します。
初めてタクシー広告を実施したのは2020年の12月、そしてサービス認知はほぼない状態で約3週間で2,000万円くらい投資をしました。
結果、約4ヶ月で投資回収を実現しています。
以降は、毎週タクシー広告を出稿している状況です。
2番目はタクシー広告の大きな特徴であり、獲得したリードの7割以上が部長職以上からの直接のお問い合わせです。
全体の3割は社長からの問い合わせで、役職者からの問い合わせが非常に多いと感じられます。
また他のチャネルと比較した場合に、役職者の方がわざわざ問い合わせをするため、それなりに課題感やニーズがあります。
そのため、獲得したリードからの商談化率も2〜3倍ほどと商談に結び付けやすいのも大きな特徴です。
遠藤:先程来ていた「計測どのように実施しているのか」という質問についてお答えします。
弊社では、以下2つの方法でタクシー広告経由の効果を計測しています。
- 問い合わせページに「何をご覧になってお問い合わせ頂きましたか」という選択肢を設けている
- 初回商談の時に営業が必ず「何をご覧になりましたか」とヒアリングして、情報をSFAに登録する
2つのやり方でどのチャネルからの獲得だったのかを計測しています。
天野:企業さまによってKPIの立て方に違いはありますか。
遠藤:企業さまによって認知を取りに行くケースもあれば、リードを取りに行くケースもあります。
認知の場合は、オプションになりますが調査や計測も提供しています。
天野:新しく以下の質問も来ておりますね。
「タクシー広告経由での商談化率が他チャンネルと比較して高いとありましたが、他チャンネルはどんなものがありますか」
こちら、遠藤さんいかがでしょうか。
遠藤:そうですね。
主にWeb広告経由の商談化率が、今現状だと30%ほどですね。
一方タクシー広告は、65%ぐらいを記録しています。
商談化率は、タクシー広告の方が2倍以上も高い結果となりました。
天野:ありがとうございます。
他にも「BtoC向けではない理由を教えてください」と質問をいただいています。
遠藤:BtoCの企業さまも相性が悪いわけではありませんが、業種が限定されるかなと思っていますね。
タクシーはそれなりの役職の方がよく利用されるため、BtoC向けでもハイブランド系の企業さまの出稿が非常に多いのが現状です。
天野:BtoCでも高価格帯や年収が高い人向けの商材がマッチするのですね。
コロナ禍のタクシー広告出稿事例〜導入までの流れと実施の効果〜
弊社でも2022年1月10日から2月6日までタクシー広告を流しておりました。
タクシー広告で実際にコンテンツを出稿するプロセスや、KPIを計測していくかは会社さまによって違ってくる可能性が高いです。
KPIとして最終目標をどういう形で着地していったのかをお話できればと思っております。
まずは、弊社の事業内容を紹介します。
テクロ株式会社の事業内容
弊社ではBtoBの見込み顧客をWebから連れてくる、いわゆるSEOを利用して見込み客をインバウンド式で拾ってくるオウンドディアを構築しています。
例えば「紙広告 資料」で検索したお客さまに記事を読んでもらい、ホワイトペーパーに誘導してリード獲得するといった流れで支援しています。
2年間で40社くらいのBtoB企業様にご利用いただいていますね。
基本的にBtoBの領域であればどのような業種にでも対応できまして、またコンテンツ制作に関しても我々のライターが担当しています。
弊社は、The Model型の考え方でリード獲得をしています。
The Model型は、アメリカのSalesForceマーケティングモデルを日本に当てはめたモデルです。
タクシー広告や電車広告、テレビCMなどは認知拡大になります。
この認知拡大は、1番商談からは遠い場所にあるマーケティング施策です。
我々が実施しているオウンドメディアのリード獲得は、比較的商談に近い部分ですね。
認知拡大の時点だと、まだ誰が会社のことを知っているかは分かりません。
リードを獲得した時点であれば、資料をダウンロードしているため、お客さまの名前や会社名は分かります。
リード育成は、例えば以下のような状態です。
- メルマガを開封してくれる
- ウェビナーにご参加いただける
そこから一定の基準で点数をつけて、有望なリードを初回商談へと繋げます。
その後は提案などを経た後に、成約となる「カスタマーサクセス」と呼ばれる領域になります。
1回売り切りの商品であればカスタマーサクセスは必要ありません。
例えばセールスフォースのような使い続けてもらうサービスは、契約の更新が必要です。
リニューアルや商品の追加購入やオプション購入などが案として出てきますよね。
他にもサービスの使い方をいち早く理解してもらうオンボーディングをしていかないといけないのが、カスタマーサクセスの領域です。
以下の3つの領域を、有機的にWeb上で実施するとThe Model型になります。
- マーケティング
- セールス
- カスタマーサクセス
上記のマーケティングの構築のご支援をしているのが弊社のビジネスモデルです。
我々はこの強みを使ってリード獲得を実施しており、今回は数字の部分のお話もできればと思います。
タクシー広告を実施した効果
上記の画像をご覧ください。
タクシー広告実施前の2021年は、リード獲得の施策に費用と時間を費やしました。
特に認知拡大の施策は、実施していませんでした。
2021年の1年間は新規リードがWeb経由だけで444件、CPAが大体3,500円という実績です。
リードの育成ではメールマガジンやウェビナーを実施しており、メルマガは月間2~4通程度、ウェビナーの集客分を除いて送っていました。
ウェビナーは自社・共催問わず1ヶ月1回は実施している状況でしたね。
2021年時点では、有望リードを選別していない点は問題だと考えていました。
予算が無いお客さまも商談まで流れてきてしまう状況が起きており、修正するべく2022年は対策をしていきましたね。
認知施策も実施していなかったので、実際どのぐらいの効果があるのかというのも確認したくて、タクシー広告を出稿ました。
2022年は、画像の赤字つけたところが変わったところかなと思っております。
認知拡大施策は、タクシー広告とYouTube広告を限定して流していました。
リード獲得は自社のオウンドメディア活用してSEOを実施していました。
この時期Facebookを止めましたが、1月は51件の新規リードを獲得できています。
2021年が444件だったので、51件×12ヶ月すると約600件と去年比較1.5倍ほどのペースでリードを獲得できています。
またメルマガやウェビナーだけではなくよりアウトバウンド寄りにするために、インサイドセールスもスタートしました。
メルマガとウェビナー、そしてインサイドセールスの3本セットで実施するのが非常に大事だと感じています。
有望リードの選別では、売上高3億円以上の企業や組織に絞りました。
タクシー広告を流しても受け皿がきちんと整っていないと効果が落ちるため、公式サイトをタクシー広告がスタートする直前にリニューアルしています。
これらの施策はそれぞれ別に見えて、実は有機的に結合しています。
有望リードのペルソナを綺麗に作るのは非常に大事だと考えていますね。
もし作らないと、タクシー広告で流すペルソナが一定化しません。
すると広告で訴求する内容もずれてしまし、ターゲットからずれている人が公式サイトを見に来ても意味がありません。
バラバラに見えて実はこれらの施策は結合していると言えます。
テクロ株式会社が実施したタクシー広告の概要
天野:ではどの程度タクシー広告を流したのか、何台に訴求したのかお話していきます。
弊社では、2022年の1月上旬から4週間京都と福岡で配信いたしました。
配信台数は約5,000台で、目的は決裁者への認知拡大にしました。
弊社では商談までは追えないだろうと予想して、KPIを以下の3つにしています。
- 指名検索
- サイトのPV数
- 新規のリードの数
3番目は計測しにくい項目のため、お問い合わせに「自社を知ったきっかけ欄」に「タクシー広告を見た」を追加しています。
さらに商談時に可能な限り、タクシー広告閲覧の有無をヒアリングしました。
結果は、指名検索が1.5倍、リード数1.5倍、商談数も2倍と好調な数値が並びました。
意外だったのが京都よりも福岡の方がパフォーマンスが良かったことですね。
福岡は3倍で、結局タクシー広告を見たから検索していただいたのかなと思います。
タクシー広告を配信するまでは、結構時間が掛かりました。
去年の夏ぐらいから実施すると決めており、動画の制作は社内で差し戻しもありながら制作会社さまと内容の相談やCMの撮影、編集段階のWeb施策の準備、動画入稿などを準備していました。
大体4ヶ月ほど期間があると良いのかなと思います。
頑張れば2ヶ月で作れないわけではありませんが、2番の部分に時間をかけた方がいいと思います。
当然ながら動画は綺麗に丁寧に作らないとターゲットがぶれますので、きちんと相手に伝わるものを作るのが大事です。
タクシー広告の成果を上げるために実施するべき施策
天野:動画を作る際には、まず対象地域を絞ってテストマーケティングをすることが非常に大事かなと思っています。
弊社もそれほど大きい会社ではないので、一旦地方でテストしたいというのはありました。
地方は実は1番狙い目だと我々は思っております。
また30秒の動画は短くて全然訴求できることがないので、訴求は1つに絞った方が良いかと思います。
1つのことに絞る際に必要なのは以下の2点です。
- 自社のサービスを言語化していく
- ターゲットを明確にする
また、タクシー広告だけに依存して数字を上げるのは厳しいので、Web経由でリードを獲得できるようにWeb広告を掛け合わせたマーケティング戦略がおすすめです。
タクシー広告だけやって、結果が出るわけではないと思いますね。
我々がなぜ配信地域に京都と福岡を選んだのかと言いますと、弊社のお客さまがいたためです。
京都に関しては取り組みが増えてきておりさらに認知を広めていきたいという意図で、福岡はBtoBのターゲット企業さまが多くいたため、費用対効果を考えて出稿しました。
ターゲットに刺さる広告を作るには、まずは売上高や従業員数、業種等で明確化することが必要です。
またどの地域に見込み客がいるのかを明確に調べる必要がありますよね。
現実的な予算、つまりいくらぐらいまで広告費を使えるかも考える必要があります。
これらを総合的に考えて、コストパフォーマンスに優れた地域と規模感を選んでいく必要があるかなと思います。
Web施策①FacebookやTwitterを使った告知
我々タクシー広告を始める前から、FacebookやTwitterなどで告知をいたしました。
投稿を見た人にFacebookやTwitterで共有してもらい、もう1度弊社に対する認知を改めてもらえましたね。
このように副次的な効果を狙っていくのは、非常に重要だなと感じています。
Web施策②YouTube広告の配信
また、YouTube広告も同じ動画を使って配信しました。
5万円で実施し、表示回数が10万回ほど表示されて視聴回数は8,000回でした。
YouTube広告はターゲットをある程度絞れ、少ない費用で出稿できるためおすすめです。
タクシー広告を含め全体的な施策を検討いただけると、より各社様のマーケティングが前進するのではと考えています。
テクロの強み
このようにBtoBマーケティングの全体戦略を組み立てるのが弊社の強みです。
弊社が1番得意としているのは、コンテンツ制作です。
コンテンツ制作に課題感がある企業さまは、1度ご相談いただければと思っています。
1例ではありますが、2年間程契約しているお客さまは、月間1.5万PVから130万PVまで増やせました。
毎月200件近いリードも取れています。
弊社ではホワイトペーパーの制作もしているので、リード獲得だけではなく、見込み客をSFAで運用していくまで支援できます。
質疑応答
天野:ここからはいただいた質問に回答します。
今年のタクシー広告の埋まり具合はいかがでしょうか
遠藤:今年も今ちょうど4〜9月の半年分が販売されましたが、1週間ほどで半年分がほぼ全て売れてしまいました。
市場環境的には需給バランスが崩れている状況で、出稿したい企業さまは多いのですがタクシーの台数が限られているため、実施したくてもできない方が多いのが現状です。
天野:東京枠がすぐ売れるのでしょうか。
遠藤:そうですね。
東京が最初に埋まってしまいますね。
最近の傾向は、地方の枠も埋まりが早くなってきています。
地方からテストマーケティングを実施する企業さまも増えてきているのがあります。
タクシー広告の商談率が高い要因は決裁者以外にありますか。また受注率の違いも詳しく教えてください
遠藤:そうですね。
要因はお問合せいただく方の役職が比較的高いことと、タクシー広告の大きな特徴にある単純な資料請求が少ないことですね。
資料請求と個別の問い合わせの2つがありますが、タクシー広告の場合問い合わせフォームから個別具体的なお問い合わせをもらうケースが多いです。
それなりに課題感やニーズがあって問い合わせをもらえるため、商談に結びつきやすいというのが大きな特徴かなと思います。
受注率も、他のチャネルと比べるとタクシー広告は高いです。
最初の商談から社長や役員である場合が多いので、話も早いので受注率も上がります。
また、受注までのリードタイムが短くなりますね。
タクシー広告以外のチャネルの場合、初回商談から受注までが約3ヶ月程度かかります。
タクシー広告経由なら平均すると、2ヶ月程度がリードタイムですね。
天野:稟議の違いですか?
遠藤:そうですね。
稟議を上げる回数も変わってきます。
1〜2回目の商談で現場の方から上げるプロセスが、タクシー広告経由の場合なくなることが多いため、話が早く進みますね。
天野:なるほど。
受注率の違いはどうでしょうか。
遠藤:タクシー広告経由の場合、高くなります。
具体的な数値はすぐに出てこないのですが、受注率は1.5倍ほどにはなっているかと。
受注率の改善にも、タクシー広告は大きく貢献しています。
テレビCMに絞っている意図はありますか
遠藤:そうですね。
分かりやすく訴求できているからという理由はありますね。
天野さんが動画30分の中で伝えたいことは1つに絞るべきと仰っていました。
我々のサービスの場合「100万円からテレビCMできます!」という比較的刺さりの良い訴求点があります。
訴求ポイントは全面に打ち出して実施していますね。
天野:そうですよね。
地方に行ったときにタブレットを見ていると、枠の違いよりも動画の質によって伝わるか否かが変わってくるなと思いました。
見ている人のリテラシーもあると思いますが、何度も繰り返し言わないと伝わらないと思います。
遠藤:どのように興味を持ってもらうかは考えていかなければいけないですね。
天野:遠藤さん、本日はありがとうございました!
遠藤:ありがとうございました!