SEO対策の記事数は何記事が目安?成果を出すための目標設定と戦略的増やし方をプロが解説

Web担当者として、「SEO対策のために記事を増やしたいけれど、一体何記事書けばいいのだろう?」と悩んでいませんか。
上司から「具体的な記事数の目標は?」と問われ、明確な根拠を示せずに困っている方も少なくないでしょう。
この記事では、BtoBマーケティング支援で数多くのオウンドメディアを成功に導いてきたテクロ株式会社の知見をもとに、SEOと記事数の正しい関係性を解説します。
この記事を読めば、データに基づいた目標記事数の設定方法が分かり、自信を持ってコンテンツ戦略を推進できるようになります。
なお、テクロ株式会社では「SEOのキーワード選定マニュアル」を無料で配布しています。
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- キーワード選定とは
- キーワード選定前に行うこと
- キーワード選定の手順
- キーワード選定の注意点
- おすすめのツール
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目次
【結論】SEOと記事数に直接的な関係はないが、間接的に極めて重要
まず結論からお伝えします。
SEOにおいて、Webサイトの記事数が検索順位に「直接」影響することはありません。
「100記事書けば必ず上位表示できる」といった単純な公式は存在しないのです。
Googleが一貫して重視しているのは、記事の「量」ではなく「質」です。
ユーザーの疑問や悩みを解決する、有益で信頼性の高いコンテンツこそが評価されます [1] 。
しかし、だからといって記事数が無関係というわけではありません。
質の高い記事を戦略的に増やしていくことは、サイト全体の評価を「間接的に」高める上で、極めて重要なのです。
次の章では、なぜ記事数を増やすことがSEOに良い影響を与えるのか、その具体的なメカニズムを解説します。
記事数が増えることで「E-E-A-T」が強化され、サイト全体の評価が向上する
Googleは、コンテンツの品質を評価する基準として「E-E-A-T」という考え方を重視しています。
これは、経験(Experience)、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)の頭文字を取ったものです。
E-E-A-Tの要素 | 内容 | 記事数を増やすことによる影響 |
---|---|---|
経験 (Experience) | コンテンツ制作者が、そのトピックについて実際に経験したことに基づいているか。 | 多くの記事を通じて、様々な角度からの体験談や事例を紹介できる。 |
専門性 (Expertise) | 特定のテーマについて、深く掘り下げた知識や情報を提供しているか。 | 関連性の高い記事が増えることで、サイト全体が特定のテーマに特化し、専門性が高まる。 |
権威性 (Authoritativeness) | その分野における第一人者、または信頼できる情報源として認識されているか。 | 質の高い記事が蓄積され、被リンクやサイテーション(言及)が増えることで権威性が向上する。 |
信頼性 (Trustworthiness) | 情報が正確で、サイトが安全に利用できるか。運営者情報が明確か。 | 網羅的で正確な情報を提供し続けることで、ユーザーや検索エンジンからの信頼を獲得できる。 |
質の高い記事を特定のテーマに沿って増やしていくことで、特に「専門性」が強化されます。
サイト全体で一貫したテーマを扱う情報が増えれば、Googleはそのサイトを「その分野の専門家」と認識し、評価を高めるのです。
これが、記事数がSEOに間接的に貢献する最大の理由です。
「量より質」が大前提!低品質な記事の量産がもたらす3つのリスク
記事数を増やすことの重要性を解説しましたが、それはあくまで「質の高い記事」であることが大前提です。
もし質を無視して記事を量産してしまうと、かえって逆効果になる可能性があります。
リスクの種類 | 具体的な内容 |
---|---|
サイト全体の評価低下 | 内容が薄く、ユーザーの役に立たない低品質な記事が増えると、サイト全体の平均的な質が下がり、Googleからの評価も低下してしまいます。 |
ユーザー体験の悪化 | 検索して訪れたユーザーが求める情報を見つけられなければ、すぐにサイトから離脱してしまいます。高い直帰率は、サイト評価を下げる一因となります [2] 。 |
メンテナンスコストの増大 | 記事は公開して終わりではありません。情報が古くなれば更新(リライト)が必要です。管理しきれないほどの記事を量産すると、将来的に大きな負債となります。 |
「とにかく記事数を増やそう」と焦る前に、まずは一本一本の記事がユーザーにとって本当に価値あるものかを見直すことが重要です。
SEO効果を最大化!戦略的に記事数を増やす4つのメリット
質の高い記事を戦略的に増やすことは、SEOにおいて多くのメリットをもたらします。
それは単に検索順位が上がるだけでなく、ビジネスの成長に直結する効果も期待できるのです。
ここでは、記事数を増やすことで得られる具体的な4つのメリットを解説します。
メリット | 概要 |
---|---|
対策キーワードの増加 | 記事ごとに異なるキーワードで上位表示を狙えるため、多様なニーズを持つユーザーとの接点が増える。 |
内部リンクの充実 | 記事同士を関連リンクで繋ぐことで、サイト内の回遊率が高まり、ユーザーの滞在時間が延びる。 |
サイトの専門性向上 | 特定のテーマに関する記事が増えることで、サイト全体の評価(ドメインパワー)が強くなる。 |
CVCでの集客機会増加 | より購入意欲の高いユーザーが検索するキーワードでの上位表示が可能になり、コンバージョンに繋がりやすくなる。 |
これらのメリットを理解することで、記事作成のモチベーションも高まるでしょう。
一つずつ詳しく見ていきます。
メリット1:対策キーワードが増え、多様なユーザーとの接点が生まれる
記事が1本しかなければ、対策できるキーワードは限られます。
しかし、記事が10本、50本、100本と増えていけば、その数だけ異なるキーワードで検索上位を狙うことが可能です [3] 。
これにより、様々な検索意図を持つユーザーをサイトに呼び込む「集客の入り口」を増やすことができます。
特に、「ロングテールキーワード」と呼ばれる複数の単語を組み合わせた具体的な検索キーワードは、ユーザーの悩みや目的が明確であるため、コンバージョンに繋がりやすい傾向があります [4] 。
質の高い記事を増やすことは、多様なニーズに応える窓口を広げることに他ならないのです。
メリット2:内部リンクが充実し、ユーザーの回遊率と滞在時間が向上する
サイト内に記事が増えると、関連性の高い記事同士を内部リンクで繋ぎやすくなります。
例えば、「SEO対策 記事数」という記事を読んでいるユーザーに対し、「関連記事」として「キーワード選定の方法」や「競合サイトの分析方法」といった記事へのリンクを設置します。
すると、ユーザーは次々と関連情報を読み進め、サイト内を長く回遊してくれる可能性が高まります。
ユーザーの滞在時間が延びることは、そのサイトがユーザーにとって有益である証拠と見なされ、Googleからの評価向上に繋がります。
記事数の増加は、内部リンク戦略を強化し、ユーザーエンゲージメントを高めるための土台となるのです。
メリット3:サイトの専門性が高まり、ドメイン全体の評価が強くなる
特定のテーマについて、様々な角度から深掘りした記事が増えていくと、Googleはそのサイトを「その分野における専門性の高いサイト」と認識します。
これにより、サイト全体の評価、いわゆる「ドメインパワー」が向上します。
ドメインパワーが強くなると、以下のような好循環が生まれます。
- 新しく公開した記事が、以前よりも早くインデックス(Googleに認識)されやすくなる。
- 競合が多いキーワードでも、上位表示を狙いやすくなる。
- サイト全体が安定して高い評価を受けるようになる。
一つのテーマを追求した記事を積み重ねることは、単体の記事評価だけでなく、サイト全体の信頼性を高めるための重要な戦略です。
メリット4:CVC(コンバージョンに近いキーワード)での集客機会が増加する
CVC(Conversion Centric Keyword)とは、「●● 料金」「●● 導入事例」「●● 比較」のように、商品やサービスの導入を具体的に検討しているユーザーが検索するキーワードのことです。
BtoBマーケティングにおいて、こうしたコンバージョンに近いキーワードで上位表示を獲得することは非常に重要です。
記事数を増やし、サイトの専門性や網羅性を高めていく過程で、ユーザーの様々な検討段階に合わせたコンテンツを提供できるようになります。
これにより、情報収集段階の潜在顧客から、比較・検討段階の見込み顧客まで、幅広い層にアプローチすることが可能となり、結果として商談や受注に繋がる機会を増やすことができるのです。
【何記事書けばいい?】データで考える、最適な目標記事数の設定ロードマップ3STEP
「記事数が重要なのは分かった。では、具体的に何記事を目指せばいいのか?」という疑問にお答えします。
残念ながら、「全業種共通で100記事書けばOK」のような魔法の数字はありません。
最適な記事数は、業界や競合の状況、そして自社のリソースによって大きく異なります。
ここでは、データに基づいて自社に最適な目標記事数を設定するための、具体的な3つのステップをご紹介します。
ステップ | 実施すること | 目的 |
---|---|---|
STEP1 | 競合サイトの記事数を調査する | 業界の基準値や、上位表示に必要なコンテンツボリュームの「相場」を把握する。 |
STEP2 | キーワード戦略から必要な記事数を逆算する | 自社が対策すべきキーワードの総数から、網羅性を担保するために必要な記事数を算出する。 |
STEP3 | 事業フェーズとリソースから現実的な公開ペースを決める | 理想と現実のバランスを取り、継続可能なKPI(重要業績評価指標)を設定する。 |
このロードマップに沿って進めることで、「なんとなく」ではなく、根拠のある目標を設定できるようになります。
STEP1:競合サイトの記事数を調査し、業界の基準値を知る
まず、自社が狙っている主要なキーワードで検索し、上位表示されている競合サイトをいくつかリストアップします。
そして、それらのサイトがどれくらいの記事を保有しているかを調査します。
調査方法 | 手順 |
---|---|
手動での確認 | 1. 競合サイトにアクセスし、「ブログ」「コラム」などのセクションを探す。 2. サイトマップ(sitemap.xml)を確認し、URLの数を数える。 3. Googleで「site:ドメイン名」と検索し、インデックスされているページ数を確認する。 |
ツールの活用 | 1. AhrefsやSEMrushといったSEO分析ツールを使用する。 2. 競合ドメインを入力し、オーガニック検索で上位表示されているページの数やキーワードの数を確認する。 |
この調査により、「この業界で上位表示するには、最低でも〇〇記事程度のコンテンツボリュームが必要そうだ」という大まかな基準値、つまり「相場観」を掴むことができます。
これが、目標設定の第一歩となります。
STEP2:キーワード戦略から必要な記事数を逆算する
次に、自社が対策したいキーワード群を洗い出します。
ここでは、「トピッククラスターモデル」という考え方が役立ちます。
これは、中心となる大きなテーマ(親記事)と、それに関連する具体的なサブテーマ(子記事)をグループ化してコンテンツを作成する戦略です。
例えば、「BtoBマーケティング」を親記事とするなら、子記事には以下のようなものが考えられます。
- BtoBマーケティング 成功事例
- BtoBマーケティング 始め方
- オウンドメディア 運用方法
- ホワイトペーパー 作成 ガイド
- ウェビナー 集客 コツ
このように、対策したい親テーマの数と、各テーマを網羅するために必要な子記事の数を考えることで、サイト全体で必要な記事数を論理的に算出することができます。
例えば、5つの主要テーマをそれぞれ10本の子記事で網羅する場合、「5 × (1+10) = 55記事」が一つの目標となります。
STEP3:事業フェーズとリソースから現実的な公開ペースを決める
算出した目標記事数を、いつまでに達成するかを計画します。
その際、自社の事業フェーズや利用できるリソース(人員、予算、時間)を考慮することが不可欠です。
事業フェーズ | 目的 | 記事作成のペース(目安) |
---|---|---|
立ち上げ期 | サイトの土台を築き、専門性を示す | まずは30〜50記事を集中して投下。質を担保しつつ、できるだけ短期間で公開する。 |
成長期 | 対策キーワードの領域を拡大し、流入を増やす | 月に8〜12本程度のペースで、継続的に新規記事を公開し、既存記事のリライトも行う。 |
成熟期 | 既存記事の価値を最大化し、安定した地位を築く | 新規記事は月に数本に留め、リライトや情報更新を中心に、コンテンツの質を高めることに注力する。 |
理想の目標だけを掲げても、リソースが伴わなければ計画倒れに終わってしまいます。
「月に何本なら、品質を維持しながら公開し続けられるか」という現実的な視点で、継続可能なKPIを設定しましょう。
記事数を増やす際の5つの注意点|知らないと評価が下がる落とし穴
記事数を増やすプロセスには、注意しないとSEO評価をかえって下げてしまう「落とし穴」が存在します。
ここでは、初心者が特に陥りがちな5つの注意点とその対策を解説します。
注意点 | 概要 | 主な対策 |
---|---|---|
キーワードカニバリゼーション | 似たキーワードで複数の記事が作られ、評価が分散してしまう現象。 | 記事作成前のキーワードマップ設計、Search Consoleでの定期的なチェック、記事の統合・リライト。 |
重複コンテンツ | 他サイトからのコピーはもちろん、サイト内での意図しない内容の重複。 | コピペチェックツールの利用、各記事の独自性・切り口を明確にする。 |
専門性の欠如とテーマの散逸 | 手当たり次第に様々なジャンルの記事を作成し、サイトの専門性が薄まること。 | 特定のカテゴリに絞り、一つのテーマを深掘りする。 |
メンテナンスコストの増大 | 作成した記事の情報が古くなり、放置されてしまうこと。 | 定期的なコンテンツ監査の実施、リライト計画の策定。 |
文字数(ワード数)の罠 | 「文字数が多ければ良い」という誤解から、中身のない文章を書いてしまうこと。 | 検索意図を満たすことを最優先し、冗長な表現を避ける。 |
これらの注意点を理解し、一つ一つの記事を丁寧に作成・管理していくことが、長期的な成功の鍵となります。
注意点1:キーワードカニバリゼーション(記事同士の共食い)
キーワードカニバリゼーション(通称:カニバリ)とは、自社サイト内の複数の記事が、同じようなキーワードで評価され、お互いの順位を奪い合ってしまう状態のことです [5] 。
例えば、「SEO対策 記事数 目安」と「SEO対策 記事数 考え方」という2つの記事を作成した場合、Googleはどちらをより評価すべきか迷ってしまい、結果的にどちらの順位も中途半端になる可能性があります。
これを防ぐには、記事作成前にキーワードマップを作成し、どの記事でどのキーワードを狙うかを明確に設計しておくことが重要です。
もしカニバリが発生してしまった場合は、Google Search Consoleで確認し、記事を一つに統合(リライト&リダイレクト)するか、それぞれの記事のターゲットキーワードをより明確に分けるといった対処が必要です。
注意点2:重複コンテンツによるペナルティ
重複コンテンツとは、他のサイトの情報をコピー&ペーストしたものや、サイト内でほとんど同じ内容のページが複数存在することを指します。
Googleは、ユーザーに多様で価値のある情報を提供することを目指しているため、オリジナリティのない重複コンテンツを非常に嫌います。
意図的でなくても、例えばECサイトで色違いの商品ページがそれぞれ同じ商品説明文を使っている場合なども、重複コンテンツと見なされる可能性があります。
悪質な場合はペナルティを受け、検索順位が大幅に下落することもあります。
記事を作成する際は、必ずオリジナルの文章で執筆し、必要であればCopyContentDetectorのようなコピペチェックツールを活用しましょう。
注意点3:専門性の欠如とテーマの散逸
「とにかく記事数を増やしたい」という思いから、手当たり次第に様々なジャンルの記事を作成してしまうのは危険です。
例えば、BtoBマーケティングのサイトなのに、突然「おすすめのキャンプグッズ」といった記事を公開しても、サイトの専門性は高まりません。
むしろ、テーマが散逸することで「このサイトは何の専門家なのか分からない」とGoogleに判断され、サイト全体の評価が下がってしまう可能性があります。
まずは自社の強みが活かせる特定のカテゴリに絞り、そのテーマに関する記事を深掘りしていくことで、確固たる専門性を築き上げましょう。
注意点4:記事のメンテナンスコストの増大
公開した記事は、一度作ったら終わりではありません。
情報は時間とともに古くなり、価値が失われていきます。
例えば、ツールの使い方を解説した記事は、バージョンアップによって内容が古くなるかもしれません。
統計データも、最新のものに更新しなければ信頼性を失います。
記事数が増えれば増えるほど、こうしたリライトや情報更新といったメンテナンス業務の負担も大きくなります。
全ての記事の品質を維持するためには、定期的にコンテンツを見直し、改善していく運用体制をあらかじめ計画しておくことが不可欠です [6] 。
注意点5:文字数(ワード数)の罠
「SEOに強い記事を書くには、最低でも5,000文字は必要ですか?」といった質問をよく受けます。
確かに、上位表示されている記事は文字数が多い傾向にありますが、それは「文字数が多いから評価された」のではありません。
「ユーザーの検索意図に網羅的に答えた結果、自然と文字数が多くなった」というのが正しい理解です。
文字数を稼ぐためだけに、無関係な情報を付け加えたり、同じ内容を繰り返し述べたりするのは、ユーザーの時間を奪うだけであり、SEOにとって逆効果です。
大切なのは、ユーザーが何を知りたいのかを深く理解し、その答えを簡潔かつ分かりやすく提供することです。
文字数はあくまで結果であり、目的ではないことを肝に銘じましょう。
【事例紹介】BtoB企業のオウンドメディアを成功に導いたテクロ社の支援実績
ここまで、SEOと記事数に関する理論や戦略を解説してきました。
ここでは、そうした考え方が実際のビジネスでどのように成果に結びついたのか、テクロ株式会社の支援実績から具体的な事例をご紹介します。
理論だけでなく、実践的な成果を知ることで、より深くご理解いただけることでしょう。
【テクロ支援】 SEO対策の成功事例①:株式会社LGブレイクスルー「自治体ビジネスドットコム」
画像出典:自治体ビジネスドットコム
「自治体ビジネスドットコム」は、地方自治体や官公庁からの業務を受託するためのソリューションを提供している企業です。
以前からオウンドメディアを導入していましたが、Webでは企業との接点がないと考えており、オウンドメディアの運営が進められていない状態でした。
状態を打破するべくコンテンツマーケティングを実施し、半年経過した頃にはPVが約20倍まで成長しました。
ここまでの成長を遂げた理由は、コンテンツを作成する際に数値のデータとして変化を記録し、改善を模索したことです。
オウンドメディアを事業に活用するという目的も達成されました。
同社は小さな会社でありながら、オウンドメディアを活用することで営業の自動化に成功した事例です。
参考:【半年でPV20倍】オウンドメディアでサイト流入数を増加|株式会社LGブレイクスルー様
株式会社LGブレイクスルーのコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | 自治体ビジネスドットコム |
メディアURL | https://www.b2lg.co.jp/jichitai/ |
コンセプト・テーマ | 自治体ビジネスを成功に導くための情報発信 |
運営会社 | 株式会社LGブレイクスルー |
公開時期 | 2017年 |
目的 |
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【テクロ支援】 SEO対策の成功事例②:株式会社ジェイアンドユー「PAPER AD」
画像出典:PAPER AD
広告代理店である株式会社ジェイアンドユー様はオウンドメディアの立ち上げから支援させていただいており、オウンドメディアの「PAPER AD」を立ち上げ、運用を続けたことで、これまで問い合わせのなかった業界からの新規リードの獲得することに成功しました。
その後、リード情報の管理やナーチャリングのためHubspotの導入支援をさせていただきました。
営業フローの整理やHubSpotの設定を行い、営業の一元管理と効率化に成功。営業や在庫の状況を可視化したことで売り上げが5%アップしました。
事例の詳細は以下からご覧いただけます。
参考:「オウンドメディアで他業種からの問い合わせと営業のモチベーションアップを実現|株式会社ジェイアンドユー様」
参考:「【売上5%UP】HubSpotの運用支援で営業の可視化に成功。売上・利益率が前年より大幅アップした施策とは|株式会社ジェイアンドユー様」
株式会社ジェイアンドユー様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | PAPER AD |
メディアURL | https://j-you.co.jp/blog/ |
コンセプト・テーマ | オフライン広告の情報を発信 |
運営会社 | 株式会社ジェイアンドユー |
公開時期 | 2020年 |
目的 |
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【テクロ支援】 SEO対策の成功事例③:株式会社リロクラブ「RELO 総務人事タイムズ」
画像出典:「RELO 総務人事タイムズ」
株式会社リロクラブは福利厚生の代行サービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「RELO 総務人事タイムズ」を運営しています。
非常に強いドメインパワーとPVがありましたが、お問い合わせまでつながらないのが課題でした。
そこで弊社にオウンドメディアの運用代行を依頼いただき、CVを意識したキーワード選定やサイト改善を行い、問い合わせの増加に成功し、より売り上げに貢献できるメディアに成長しました。
CV最適化によって売り上げが伸びた成功事例です。
参考:商材に近いキーワード選定とサイト改善でメディアのCVを最適化。信頼と安心の伴走型サポートとは|株式会社リロクラブ様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | RELO 総務人事タイムズ |
メディアURL | https://www.reloclub.jp/relotimes/article |
コンセプト・テーマ | 総務人事に関する情報発信 |
運営会社 | 株式会社リロクラブ |
代行時期 | 2023年 |
目的 |
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【テクロ支援】 SEO対策の成功事例④:株式会社NTT印刷「カチアルサポート」
画像出典:「カチアルサポート」
株式会社NTT印刷はBPOサービスを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「カチアルサポートオウンドメディア」を運営しています。
社内のリソースが限られるなかで月1~2回の展示会出展など他の施策も回しながら、オウンドメディアに各種コンテンツを用意しなければならなかったので、リソース面でも知見の面でもパートナーが必要だと考えられていました。
オウンドメディア運用の外注により、社内工数を削減しながら、結果を出した成功事例です。
参考:本質的なコンテンツ作成でPV、CVアップに成功。担当者への丁寧な寄り添いと豊富な知見による支援とは | NTT印刷株式会社様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | カチアルサポートオウンドメディア |
メディアURL | https://kachiarusupport.nttprint.com/column |
コンセプト・テーマ | BPOサービスに関するサービス紹介 |
運営会社 | 株式会社NTT印刷 |
代行時期 | 2024年 |
目的 |
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【テクロ支援】 SEO対策の成功事例⑤:株式会社JAFメディアワークス「JAFトレコラム」
画像出典:「JAFトレコラム」
株式会社JAFメディアワークスはJAF交通安全トレーニングを提供する会社で、自社のオウンドメディアとして「JAFトレコラム」を運営しています。
社内にマーケティング部がない状態。集客に取り組んでみたものの、「これで効果が出ているのだろうか」「どんな施策が一番効果があるのだろう」といった悩みがありました。
そこでテクロのオウンドメディア支援にご依頼いただき、メディアの立ち上げからPVとCV獲得までサポート。コンテンツを通したリード獲得に成功しています。
参考:オウンドメディアの新規立ち上げからPV、CV獲得まで伴走。依頼の決め手となったデータドリブンな提案とは | 株式会社JAFメディアワークス様
株式会社リロクラブ様のコンテンツマーケティングを担当した株式会社テクロの実績は「実績ページ」で紹介しています。
メディア名 | JAFトレコラム |
メディアURL | https://jaf-training.jp/column/ |
コンセプト・テーマ | 交通安全に関する情報発信 |
運営会社 | 株式会社JAFメディアワークス |
代行時期 | 2024年〜 |
目的 |
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まとめ:記事数は「手段」。戦略的な目標設定でSEOの成果を最大化しよう
本記事では、SEO対策における記事数の重要性と、成果を出すための戦略的な考え方について解説しました。
最後に、重要なポイントを振り返ります。
- SEOと記事数に直接的な因果関係はないが、質の高い記事を増やすことは「E-E-A-T」を高め、間接的にサイト評価を向上させる。
- 記事数を増やすことには、「対策キーワードの増加」や「サイトの専門性向上」など、多くのメリットがある。
- 最適な目標記事数は、競合調査やキーワード戦略、自社のリソースから論理的に算出する。
- 「カニバリゼーション」や「重複コンテンツ」など、記事を増やす際の注意点を理解し、質の低い記事の量産は避ける。
記事数は、あくまでユーザーの課題を解決し、ビジネス目標を達成するための「手段」に過ぎません。
大切なのは、自社の状況に合わせた戦略的な目標を設定し、一本一本の記事の品質にこだわり続けることです。
もし、オウンドメディアの戦略設計や記事制作でお困りのことがあれば、ぜひ私たちテクロ株式会社にご相談ください。
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効果的なSEO記事の特徴は何ですか?
効果的なSEO記事は、ユーザーの検索ニーズを満たし、情報を網羅し、E-E-A-Tの基準を意識した内容であり、適切なキーワード選定や競合分析を行い、構成や本文の質を高めることが重要です。
記事数を増やす際に注意すべきリスクは何ですか?
キーワードのカニバリゼーションや重複コンテンツ、テーマの散逸、メンテナンスコストの増大、そして文字数や記事の質の低下などに注意し、各記事の品質を保ちながら戦略的に増やすことが成功のポイントです。
最適な記事数を設定するにはどうすればいいですか?
競合サイトの調査やキーワード戦略を基に、業界の相場や自社のリソースを考慮し、段階的に現実的な目標を設定することが重要です。具体的には、競合のサイト規模やターゲットキーワードの数から逆算し、自社の事業フェーズと能力に合わせて計画を立てます。
なぜ記事数を増やすことがSEOに良い影響を与えるのですか?
記事数を増やすことで、多様なキーワードでの上位表示が狙えたり、内部リンクを充実させてユーザーの回遊性を高めたり、サイトの専門性や信頼性を向上させたりするため、結果としてSEOのパフォーマンスが向上します。
SEO対策において記事数はどの程度重要ですか?
SEOにおいて記事数そのものが検索順位に直接的な影響を与えるわけではありませんが、質の高い記事を戦略的に増やすことは、E-E-A-Tの向上やサイトの専門性の強化に寄与し、間接的に評価を高める重要な要素です。