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デジタルトランスフォーメーションへの取り組みが失敗する5つの理由

2021.03.18

日本でも取り組む企業が増え始めてきているデジタルトランスフォーメーション。

そのため、「我が社もデジタルトランスフォーメーションの推進を……!」と考えている企業も多いのではないでしょうか?

ただ、勢いだけでデジタルトランスフォーメーションへの取り組みを進めてしまうと失敗してしまいかねないため注意が必要です。

そこでこの記事では、デジタルトランスフォーメーションへの取り組みが失敗してしまう理由について紹介していきます。

失敗の理由だけでなく、取り組みを成功させるためのポイントについても紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

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デジタルトランスフォーメーションに取り組んだ企業の95%が失敗している

デジタルトランスフォーメーションに取り組んだ企業の95%が失敗している

デジタルトランスフォーメーションを推進しているのは日本の企業だけではありません。

むしろ日本はデジタルトランスフォーメーションの後進国で、世界の国々では、日本の何倍ものスピードで取り組みが進められています。

しかし、その内の実に9割以上がデジタルトランスフォーメーションの推進に失敗していることをご存知でしょうか?

東京都内でおこなわれた「デジタル・イノベーション・カンファレンス2019」において、「DX実行戦略」などの著者でDXの専門家として知られるマイケル・ウェイド氏は、「デジタルトランスフォーメーションに取り組んだ企業の95%が失敗している」と発言しています。

95%もの企業がデジタルトランスフォーメーションの推進に失敗している理由についてはこの後詳しく紹介していきますが、それだけ取り組みを成功させるのは難しいと言えるわけです。

そのため、これからデジタルトランスフォーメーションへの取り組みを推進していきたいと考えているのであれば、失敗する理由と成功させるためのポイントの把握がとても重要になってきます。

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みが失敗してしまう5つの理由

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みが失敗してしまう5つの理由

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みが失敗してしまう企業にはいくつか共通点があります。

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みを始める場合、その共通点を把握しておくことで取り組みが失敗に終わってしまうリスクを下げることが可能になります。

ここからは、デジタルトランスフォーメーションへの取り組みが失敗してしまう企業に共通する5つのポイントについてみていきましょう。

理由1. 経営層がデジタルトランスフォーメーションのことを正しく理解できていない

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みを成功させるためには、理解が必要不可欠です。

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みは全社的な取り組みです。

そのため、すべての社員がデジタルトランスフォーメーションについて正しく理解する必要がありますが、会社の経営の舵取りを担う経営層は特に正しく理解しておかなくてはいけません。

しかし、失敗している企業の多くはデジタルトランスフォーメーションについて深く知ろうとせず見切り発車でスタートさせてしまいがちです。

その結果、デジタルトランスフォーメーションの推進が上手くいかず、失敗に終わってしまいます。

デジタルトランスフォーメーションを具体的に実施するのは現場や推進チームですが、推進するための道筋は経営層が示してあげる必要があります。

そのため、取り組みを進めていく場合は、経営層が正しく理解し、ビジョンを示すところから始めることが大切になってくるわけです。

理由2. 組織で取り組むという意識が欠けてしまっている

経営層がデジタルトランスフォーメーションについて正しく理解できていないと現場のスタッフやチームに対して根拠のある説明ができず、組織全体で一丸となって推進する意識が欠如してしまいます。

現場のスタッフやデジタルトランスフォーメーションを推進するチームのメンバーが、デジタルトランスフォーメーションを推し進める意味やその大切について理解できなくなってしまい、意識が欠如してしいます。

デジタルトランスフォーメーションはビジネスに変革をもたらす全社的な取り組みです。

一つの部門や部署だけで取り組むようなものではありません。

そのため、誰か一人でも意識が欠如しているとゴールまでの道筋がぶれてしまいます。

よって、組織で一丸となって推進するのが難しくなり、結果的にデジタルトランスフォーメーションへの取り組みそのものが失敗してしまうわけです。

理由3. 間違ったゴールを設定してしまっている

デジタルトランスフォーメーションの推進に失敗する企業の多くが、ゴールを誤って設定してしまっている傾向にあります。

デジタルトランスフォーメーションは、デジタル技術の導入によってビジネスの変革を目指す取り組みですが、失敗する企業の多くがIT化をゴールに設定してしまいがちです。

デジタル技術の導入はデジタルトランスフォーメーションのスタートであってゴールではありません。

導入したデジタル技術をどうビジネスの変革に活用していくかが、デジタルトランスフォーメーションの肝です。

最先端の技術を取り入れることで満足してしまうと、推進は失敗する可能性が高くなってしまいます。

理由4. デジタルトランスフォーメーションを推進するための人材が足りていない

デジタルトランスフォーメーションを推進するためには、

  • プロデューサー
  • ビジネスデザイナー
  • アーキテクト
  • データサイエンティスト
  • エンジニア・プログラマー
  • UI・UXデザイナー

などの人材の存在が必要不可欠です。

人材にはデジタル技術に関する豊富な知識と高いスキルが求められます。

しかし、デジタルトランスフォーメーションの推進に失敗してしまう企業の多くがそのポイントを理解しておらず、適性も確認しないまま担当者を決めたりチームを編成してしまう傾向にあります。

それにより、デジタルトランスフォーメーションへの取り組みが上手く進められず失敗してしまうわけです。

理由5.失敗を恐れてPoCばかりで終わってしまう

新しい技術の導入によって本当に効果が得られるのかどうかを実証したり、アイディアが実現可能なものかを実証するためにおこなわれる、PoC(Proof of Concept)。

デジタルトランスフォーメーションの推進においてPoCの実施は必須と言えますが、失敗を恐れるあまりPoCばかりで終わってしまうと、取り組みを前に進めることができなくなってしまいます。

そうなると思うような成果が得られず、結果的にデジタルトランスフォーメーションの推進に失敗してしまいます。

デジタルトランスフォーメーションを成功させるために知っておきたい3つのポイント

デジタルトランスフォーメーションを成功させるために知っておきたい3つのポイント

デジタルトランスフォーメーションの推進を成功させるためには、失敗する理由を把握するのはもちろん、成功するためのポイントについて知っておく必要があります。

ポイントを知っておくことで、デジタルトランスフォーメーションへの取り組みのハードルを下げられるでしょう。

ここからは、成功させるために知っておくべき3つのポイントについて解説していきます。

ポイント1. スモールスタートを意識する

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みを成功させたい場合、スモールスタートを意識しながら進めるようにしましょう。

例えば、いきなり全社的にシステムを導入して大々的に進めるのではなく、まずは一つの部署から始めてみるといったイメージです。

小規模で始めながら意見や課題を抽出し、それらを改善しながら少しずつ取り組む幅を広げていくと、失敗を最小限に抑えつつ効率的にデジタルトランスフォーメーションを推進できるようになります。

ポイント2. デジタルトランスフォーメーションを正しく理解する

前述の失敗する理由の項目でもあげさせてもらいましたが、デジタルトランスフォーメーションを成功させるためには、正しく理解する必要があります。

舵取り役である経営層は、より深い理解が求められると言っていいでしょう。

経営層がデジタルトランスフォーメーションの必要性をうまく説明できないままだと、現場で働くスタッフやチームも必要性を理解しないまま、進めてしまうことになりかねません。

  • 概要
  • 取り組むべき理由
  • 取り組むことで得られるメリット
  • 取り組むことで実現できること

など、必要な知識を著書やウェブサイト、セミナーから取り入れるようにしてください。

ポイント3. デジタルトランスフォーメーション人材の育成を並行して進める

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みを推進するのと並行して、人材の育成も進めていくようにしましょう。

デジタルトランスフォーメーションの推進は、一度の実施で終わるようなものではありません。

PDCAサイクルを回し、長期的なスパンで取り組んでいかなくてはいけません。

デジタルトランスフォーメーション人材については以下の記事で詳しく解説しています。

ぜひこちらもチェックしてみてください。

>>デジタルトランスフォーメーション人材に必要な7つのスキルと育成方法

まとめ:デジタルトランスフォーメーションへの取り組みの失敗は「理由」を把握して回避しよう

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みの失敗は「理由」を把握して回避しよう

デジタルトランスフォーメーションへの取り組みを推進する企業は増加していますが、そのほとんどが思うような結果を出せていないのが現状です。

推進に失敗している企業は全体の95%にも及びます。

しかし、だからといって推進を怖がる必要はありませんし、保留する必要もありません。

なぜなら、デジタルトランスフォーメーションへの取り組みの失敗は、「失敗する理由」を把握すれば回避できるからです。

この記事で紹介してきた5つの理由と成功させるための3つのポイントを意識しながらデジタルトランスフォーメーションを推進すれば、失敗を回避できるのはもちろん、大きな成果をあげられるはずです。

テクロ株式会社では、デジタルトランスフォーメーションの支援をおこなっています。

導入に関して不安がある方は「お問い合わせ」よりお気軽にご相談ください。

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