デジタルマーケティングの事例20選!成功のポイントも解説
2020.12.04

昨今、多くの企業がデジタルマーケティングに取り組んでいます。
一方で、「期待したような成果を出せていない」「効果的な施策を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
成功事例には、集客からコンバージョンに繋げるための多くのヒントが隠されています。
成果を上げている企業の事例を分析することで、新たな視点で自社の施策を評価できるようになるでしょう。
この記事では、デジタルマーケティングで苦戦している方のために、手法別に成功事例をご紹介します。
デジタルマーケティングを成功に導くためのヒントを探している方は、ぜひご覧ください。
目次
デジタルマーケティングとは
デジタルマーケティングとは、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を用いたマーケティングを指します。
デジタルマーケティングの最大の特徴は、データの収集・活用が容易な点です。
収集したデータにもづいて、ユーザーごとにアプローチ方法を最適化できるため、効率的にユーザーとの接触機会を増やすことができます。
一口にデジタルマーケティングと言っても、リスティング広告やSNSマーケティング、コンテンツマーケティングなど、さまざまな手法が存在するため、適切な手法を選択することが重要です。
コンテンツマーケティングの事例5選
コンテンツマーケティングは、ユーザーの興味を引くコンテンツを用意して集客を行う手法です。
まずは、コンテンツマーケティングの成功事例をご紹介しましょう。
事例①TOYOINK1050+
<特徴>
- クリエイティブ職向けのコンテンツ
- 実用的な記事で集客
- 活用事例を紹介してコンバージョンへ繋げている
東洋インキ株式会社は、デザイナーなどのクリエイティブ職向けに、「TOYOINK1050+」というオウンドメディアを運営しています。
「仕事で使える色彩学」や「イメージカラー検索」などの実用的なコンテンツに加えて、 アーティストやクリエイターのインタビュー記事を掲載。
ユーザーが興味を持ちそうなコンテンツを掲載しつつ、自社製品の活用事例を紹介することで、コンバージョンに繋げています。
ユーザーに役立つコンテンツを用意して、集客を行うコンテンツマーケティングのお手本のような事例です。
事例②ニキペディア
<特徴>
- ニキビに特化したオウンドメディア
- 専門的な見地からニキビを解説
- 「ユーザーが知りたいこと」を軸にした構成
ザ・プロアクティブカンパニー株式会社は、「ニキペディア」というニキビに特化したオウンドメディアを運営しています。
専門的な見地からニキビについて解説した記事を掲載しており、同社のニキビケア用品プロアクティブのブランディング強化に寄与しています。
メーカー運営のオウンドメディアではあるものの、自社製品だけではなく、他社製品に関する記事を掲載している点も特徴です。
単に自社製品のプロモーションを行うのではなく、「ユーザーが知りたいこと」を軸にメディアを構築することで集客に成功した事例と言えるでしょう。
事例③くらしの良品研究所
<特徴>
- 生活に役立つ情報を掲載
- ユーザーが欲しい商品をメディア上でリクエストできる
- メディア上のユーザーの意見をもとに商品を開発
「くらしの良品研究所」は、株式会社良品計画が運営しているオウンドメディア。
日々の生活に役立つ情報をコラムで紹介しているほか、「IDEAPARK」というユーザーと一緒に無印良品の製品を考えるコンテンツも掲載しています。
ユーザーは、無印良品で欲しいと思う商品や意見をリクエストとして投稿することができます。
一方的に情報を発信するのではなく、ユーザーを巻き込んでいる点が最大の特徴と言えるでしょう。
ユーザーの意見をもとに商品を開発し、商品が完成したことをメディア上で報告。
報告記事からネットショップへ誘導して、コンバージョンに繋げています。
事例④Hubspot
<特徴>
- 学習用コンテンツが充実
- リードの70%以上はWeb経由
- ebookでリードを獲得
「Hubspot」は、インバウンドマーケティング用のサービスやソフトウェアを販売している会社です。
マーケティング資料やノウハウを紹介する学習コンテンツで集客を行っています。
同社のメディアの月間訪問者数は30万人を超えており、リードの70%以上はWeb経由とされ、リードの獲得にはeBookを活用。
効果的なリードの獲得方法を模索している方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
事例⑤石鹸百科
<特徴>
- 石鹸に特化したオウンドメディア
- 記事の下部にCTAを設置
- SEO強い競合が存在する場合でも採用できる手法
「石鹸百科」は、株式会社生活と科学社が運営しているオウンドのメディアです。
名前の通り石鹸をテーマにしたメディアで、石鹸に関する基礎知識から使い方まで、幅広い記事を掲載しています。
記事の下部にCTAを設置して石鹸の活用方法を紹介しつつ、自社製品のプロモーションを行うという構成になっています。
他社製品との競争が激しく、ECサイトへの自然流入がなかなか増えないという方は、同じ手法を取り入れてみると良いでしょう。
また、会社を立ち上げたばかりで、社名や製品の知名度が低いという場合も参考になる事例なのではないでしょうか。
SNSマーケティングの事例5選
続いては、SNSマーケティングの事例をご紹介します。
SNSマーケティングは、SNSでユーザーとコミュニケーションを取りながら、自社ブランドのファン獲得を目指す手法です。
中でも特に有名な5つの事例をご紹介します。
事例⑥フセハツ工業株式会社
<特徴>
- 製造ラインの様子をFacebookに投稿
- 製品がどのように生産されているのかを紹介
フセハツ工業株式会社では、「ばねとくらす」というFacebookページを運営しています。
同社では、さまざまなバネを製造しており、製造ラインの様子を数日おきにFacebookに投稿して、製品がどのように生産されているのかを紹介。
製造業の見込み客は発注先を選ぶ際、製品の品質だけではなく、信頼できるメーカーかどうかもチェックしています。
製造現場の様子をSNSでうまく発信できれば、自社のイメージアップに繋がります。
SNSを活用したいと考えている製造業界の方は、参考にすると良いでしょう。
事例⑦バンクーバーアイランド大学
<特徴>
- Instagramを活用して知名度アップに成功
- 在学生による投稿が主体
- 2014 IABC Gold Quill awardでExcellenceを受賞
バンクーバーアイランド大学では、知名度アップを目的にInstagramを活用しています。
在学生に「#ilearnhere」のハッシュタグで校内の写真を投稿してもらうことで、 60万のインプレッションを獲得。
6週間で700名の新規フォロワーも獲得したとされています。
同校の取り組みは、2014 IABC Gold Quill awardでExcellenceを受賞し、高い評価を得ています。
Instagramは写真や動画がメインのSNSのため、ユーザーに対して視覚的に訴求したい場合に有効なSNSです。
文章だけでは伝わりにくい自社の雰囲気を、伝えたい場合に活用するとよいでしょう。
事例⑧土屋鞄製作所
<特徴>
-
- SNSマーケティングの成功事例として有名
- Facebookでは30万件のいいねを獲得
- 違和感なくプロモーションへと繋げている
土屋鞄製作所のFacebookページは、SNSマーケティングの成功事例として知られています。
同社は、鞄などの革製品の製造・販売を行っている会社で、Facebookでは30万件のいいねを獲得しています。
自社のこだわりが伝わるように、職人が製品を作り上げる様子などを紹介。
単なる製品の紹介ではなく、季節に合わせた投稿を行うことで、ユーザの興味を引きながら違和感なくプロモーションへと繋げている点が特徴です。
SNSを活用したプロモーションのお手本のような事例と言えるでしょう。
事例⑨株式会社デンソー
<特徴>
- 自社の取り組みや社員をInstagramで紹介
- 日本語と英訳を記載
株式会社デンソーは、Instagramを活用したブランディングに取り組んでいます。
自社の取り組みを紹介するほか、社員にフォーカスした投稿も行なっています。
また、同社のアカウントでは日本語の投稿だけではなく、英訳や英語のハッシュタグも記載。
海外向けのSNSの運用方法を学びたい方は、参考にすると良いでしょう。
事例⑩クラシル
<特徴>
- レ̪シピ動画メディア
- 1分以内の短いレシピ動画を投稿
- 200万人以上のフォロワーを獲得
「クラシル」は、株式会社delyが運営する動画メディアで、Instagramのアカウントも運営しています。
1分以内に要点をまとめたレシピ動画を公開しており、レシピ動画の再生回数で世界一を達成したことも。
Instagramには多数の料理系のアカウント存在していおり、レシピ動画で注目を集めるのは容易ではありません。
しかし、クラシルは200万人以上のフォロワーを獲得することに成功。
クオリティの高い投稿は多くのユーザーから支持を集めています。
ユーザーに評価されるコンテンツ作りのヒントが欲しい方は、チェックしましょう。
Web広告を活用した事例4選
Web広告には、リスティング広告やリターゲティング広告、動画広告などさまざまな媒体が存在します。
ここでは、Web広告を活用したデジタルマーケティングの事例4つをご紹介します。
事例⑪八面六臂株式会社
<特徴>
- 飲食業界で早くからWeb広告を採用
- 新規顧客の半数以上がWeb広告経由
八面六臂株式会社は、業務用の生鮮食品を取り扱う会社です。
飲食業界でデジタルマーケティングが普及していない時期から、Web広告を活用した集客に着手。
スマートフォン利用者の増加に合わせて、「業務用」などの飲食業界の仕入れ担当者が検索しそうなキーワードで広告を出稿することで、新規顧客の獲得に成功しています。
現在では、同社の新規顧客の半数以上がWeb広告経由とされています。
同業他社よりもいち早く、デジタルマーケティングを取り入れて成功した事例と言えるでしょう。
マーケティングのデジタル化が進んでいない業界で、 デジタルマーケティングを取り入れたいと考えている方は、参考にすると良いでしょう。
事例⑫株式会社 Global Assist
<特徴>
- 広告手段を折り込みチラシからWeb広告へシフト
- リスティング広告で集客の費用対効果を2倍に
株式会社Global Assistは個別指導塾を運営している会社です。
広告手段を折込チラシからリスティング広告に切り替えることで、費用対効果を2倍にすることに成功しました。
リスティング広告では、広告を配信するターゲットを細かく設定できるため効果的にプロモーションを行えます。
また、費用対効果を測定しやすいため、運用期間が長くなるにつれて精度も上がっていきます。
費用対効果の高い集客手段を探している方は、Web広告の出稿も検討してみると良いでしょう。
事例⑬アウディ
<特徴>
- 5秒の短い動画を制作
- R8の加速性能をアピール
アウディは、R8という高性能なスポーツカーのプロモーションに、YouTubeのインストリーム広告を活用しました。
インストリーム広告は、5秒経つとスキップされてしまうため、動画の冒頭でユーザーの心を掴まなければなりません。
R8のインストリーム広告では、5秒掛からずに停止状態から時速100キロまで加速できる加速性能をアピール。
同モデルがいかに高性能なのかを訴求することに成功しています。
加えて、インストリーム広告は30秒以上動画が再生されるか、ユーザーが行動を起こさない限り費用は発生しないため、動画を5秒にまめることで費用対効果を高めることにも成功しています。
製品の特徴をフルに活かした動画広告の事例と言えるでしょう。
事例⑭株式会社プロフェッショナルエナジー
<特徴>
- ターゲットをスマートフォンユーザーへ切り替えた
- 費用対効果の改善に成功
株式会社プロフェッショナルエナジーは、プライベートジムを運営している会社で、ターゲットを切り替えることで集客に成功しました。
同社はもともとパソコンユーザーをターゲットに広告を出稿していましたが、ターゲットの大半がスマートフォンユーザーであることが判明。
ターゲットをスマートフォンユーザーに切り替えることで、Web広告の費用対効果を高めることに成功しました。
Googleがモバイルファーストインデックスを採用して以降、モバイル対応はもはや必須になりつつあります。
スマホユーザーをターゲットに広告を出稿する場合は、必ずラインディングページもモバイル対応にしておきましょう。
BtoBデジタルマーケティングの事例6選
BtoBマーケティングでは、BtoC以上に業界の構造・特性を踏まえた施策が求められます。
ここからは、BtoB分野におけるデジタルマーケティングの成功事例をご紹介します。
事例⑮水野産業株式会社
<特徴>
- 会員登録フォーム・注文カートを改善
- コンバージョン率が向上
水野産業株式会社は、 飲食店向けに業務用商材や容器、食材などを販売している会社です。
「カイコム」というECサイトを運営しており、購入率の低さに悩まされていました。
会員登録フォームや注文カートの改善を実施することで、コンバージョン率の改善に成功。
ECサイトでは、商品を購入するまでのプロセスが長くなるほど、離脱が増える傾向にあります。
特に離脱が発生しやすいのが、会員登録と購入手続きの段階です。
ECサイトでの離脱が多い場合は、会員登録や注文までの手続きを簡略化できないか検討してみましょう。
事例⑯株式会社加藤製作所
<特徴>
- 製造現場と営業の情報共有のためにSFAを導入
- 仕入れの無駄を削減
株式会社加藤製作所は、クレーンなどの建設機械の製造・販売を行なっている会社です。
同社で扱う製品はオプションが多く、工場で生産する6ヶ月前には部品を仕入れておく必要があります。
また、1つの部品が1,000万円前後するため、営業の見込みにズレがあると経営状況に大きな影響を与えます。
以前は、引き合い管理をグループウェアで行っていましたが、営業と工場で見込みデータを正確に共有する必要があると判断し営業支援システムのSFAを導入。
仕入れの無駄を削減することに成功しています。
事例⑰株式会社中村屋
<特徴>
- SFA導入で少人数による全国営業を実現
- 営業メンバー間のスケージュール・案件共有が容易に
株式会社中村屋は、和菓子などの食品製造やレストランを運営している会社です。
SFAを導入することで営業業務を効率化し、少人数で全国をカバーすることに成功しています。
スケジュールを営業メンバーで共有できるため、商談が重なってしまった場合でも、予定の空いているメンバーがいないかすぐにチェックすることができます。
少人数で効率的に営業を行う方法を模索している方は、参考にするとよいでしょう。
事例⑱株式会社村田製作所
<特徴>
- マーケティングオートメーションツールを導入
- ナーチャリングを強化
株式会社村田製作所は、世界中で事業を展開している電子部品メーカーです。
同社では、プロモーション活動の連携が取れていないという課題を解決するために、マーケティングオートメーションツール「マルケト」を導入。
顧客行動の「見える化」「データベース化」を行い、顧客へのアプローチを最適化することで、効果的なナーチャリングを実現しています。
マーケティングオートメーションツールの導入を検討中の方は、参考になるのではないでしょうか。
事例⑲株式会社マネーフォワード
<特徴>
- バックオフィス業務に関する情報を発信
- 90%は自然流入
- SEOを強化して集客に成功
株式会社マネーフォワードは、会計ソフトや勤怠管理システムなどを提供している会社です。
同社は、「Money Forward Bizpedia」というオウンドメディアを運営しており、会計や人事労務など、バックオフィス業務に役立つ情報を発信しています。
公認会計士や税理士などの専門家が記事を監修しているため、コンテンツのクオリティが非常に高い点が特徴です。
月間100万ページビューを超えており、内90%は自然流入とされています。
SEOを強化することで、集客に成功した事例と言えるでしょう。
事例⑳株式会社トヨタケーラム
<特徴>
- Webサイトをリード獲得ツールとしてリニューアル
- 資料請求数が7.3倍に
株式会社トヨタケーラムは自動車をはじめ、家電や家具などの設計を行っている会社です。
もともと同社ではWebサイトを、情報公開のためのツールと位置付けていましたが、2006年にWebサイト経路のリード獲得を目指して改修を実施。
問い合わせフォームと導線を見直すことで、資料請求を増加させることに成功しました。
改修当初は資料請求数を1.5倍に増やすことを目標にしていましたが、最終的に7.3倍にまで伸ばしています。
インターネット経由でリードを獲得したい方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
デジタルマーケティングを成功させる6つのポイント
デジタルマーケティングを成功させるには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
ここでは、ポイントを6つに絞って解説します。
【ポイント①】目的を明確にする
デジタルマーケティングに取り組む前に、目的を明確にしておきましょう。
ご紹介したように、デジタルマーケティングにはさまざまな手法が存在し、手法ごとにメリット・デメリットが異なります。
また、デジタルマーケティングを外注する場合、目的が曖昧な状態では、マーケティング企業側も効果的な施策を提案することができません。
まずは、「ECサイトの売上を2倍に伸ばす」「資料請求数を1.5倍にする」など、具体的な目的を決めておきましょう。
【ポイント②】ターゲットを設定する
目的を明確にした後は、ターゲットを設定しましょう。
年齢や性別など可能な限り具体的に設定し、BtoB分野でデジタルマーケティングを行う場合は、業種や部署なども設定してペルソナを作成。
具体的なターゲットを設定することで、検索しそうなキーワードや利用しそうなメディアを推測できます。
そのほか、すでに十分な実績がある会社であれば、既存の顧客をモデルにターゲットを設定するのも良いでしょう。
【ポイント③】適切な手法を選択する
デジタルマーケティングでは、適切な手法を選択することが重要です。
例えば、金融商品などの無形の商品は、一般のユーザーには違いが分かりにくいため、商品を認知してもらえたとしても、すぐに成約に繋がるケースは少ないでしょう。
自社の商品が他社とどのように違うのかを知ってもらうためには、ユーザーを教育して見込み客へと育てていく必要があります。
そのため、上記のようなケースではオウンドメディアなど、ある程度ボリュームのあるコンテンツが必要と判断できます。
目的やターゲットを明確にしておけば、どの手法を採用すべきかある程度絞り込めるでしょう。
【ポイント④】費用を見積もる
デジタルマーケティングに取り組むにあたって、どの程度費用が掛かるのかチェックしておきましょう。
ここでは、外注した場合の料金相場をご紹介します。
Web広告運用 |
|
---|---|
コンテンツマーケティング |
|
SEO対策 |
|
SNS運用 | 20万~30万円/月 |
コンサルティング | 10万~100万円 |
同じ手法であってもマーケティング会社によって、料金に大きな差が出る場合もあるので、サービスの内容をしっかり確認しておきましょう。
複数の会社に見積りを依頼する場合は、同一の条件で依頼することも大切です。
【ポイント⑤】効果測定
施策を実行した後は、必ず効果測定を行いましょう。
効果測定にはアクセス解析ツールを使用して、どの程度アクセスを集められているか、どの程度コンバージョンに繋がっているかを確認します。
マーケティング戦略を立てる段階で、どの指標を重視するのか決めておくと良いでしょう。
また、効果測定を行う際には、施策ごとにチェックすることも大切です。
複数のWeb広告を出稿しているのであれば、広告ごとのパフォーマンスを個別に評価しなければ、状況を正確に把握することはできません。
ミクロとマクロ両方の視点から、効果測定を行いましょう。
【ポイント⑥】運用方法の改善
デジタルマーケティングでは戦略を立案し、実行して終わりというわけではありません。
アクセス解析などで効果測定を行いながら、定期的に運用方法を見直す必要があります。
改善を行う際には、成果へのインパクトが大きい施策を優先すると良いでしょう。
検証と改善を繰り返しながら、徐々に費用対効果を高めて行きましょう。
まとめ:デジタルマーケティングを成功させるには運用方法が重要
デジタルマーケティングの成功事例をご紹介しました。
最後に記事の要点をまとめておきましょう。
- デジタルマーケティングとはデジタル機器を活用したマーケティング
- 目的を明確にしておくことが重要
- 適切な手法を選択しなければ成果に繋がらない
- 定期的に運用方法を見直す必要がある
デジタルマーケティングに取り組んだとしても、すぐに成果が出るとは限りません。
また、時間が経つにつれてトレンドや競合他社の状況も変化していくため、定期的に運用を見直していく必要があります。
マーケットの変化に対応できるよう、競合他社のメディアやコンテンツをこまめにチェックするよう心掛けましょう。
デジタルマーケティングについての知識を付けたい方は本で学ぶのもおすすめです。
ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
>>【2020年版】デジタルマーケティングの勉強におすすめの本30選!
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